親知らずの7番への影響と抜歯の必要性
相談者:
キヌさん (21歳:女性)
投稿日時:2009-01-18 23:31:10
こんにちは、お世話になります。
先月中旬より、歯茎のしみ、顎関節が金槌で打たれているような痛みがあり、歯医者さんへ行くことになりました。
歯茎の痛みは右下5番〜7番の舌側の歯茎で、周りが赤く熟れたような状態で、右下7番は一箇所黒い部分があり、その日に歯石を取っていただきました。
黒い歯石を右下7番から除去後、2日に分けて下顎、上顎全体の歯石除去を行っていただき、歯茎のマッサージと薬をポケットに入れていただく処置をとり歯茎のしみは落ち着きました。
しかしどうしても以前歯髄近く進行していた歯を治療した右下7番(現在銀のインプラントを入れていただいています)の咬合痛が残り、顎の痛みも増すばかりで一度他の歯医者さんで見てもらうことにしました。
レントゲンを撮っていただいたところ、右下7番奥に、完全に歯茎に埋まった状態(7番へ持たれかかるような形)の親知らずが左右に見つかりました。
「親知らずは生えてていいことないから、抜いてしまった方がいいかもしれないね…親知らずが7番を押しているかもしれない。
右の方が歯並びが悪いし、7番の痛みもそのせいかもしれない。
いちお大学病院の紹介状を出すから、抜いてみたらどうかな」
とおっしゃっていました。
親知らずを抜いてください。という形ではなく
「抜くなら抜いたほうがいいかも〜」
ということでしたので、その日はいちを紹介状をいただき、右上7番と右下7番の咬合痛を感じる部分を削っていただきました。
削っている最中もある一定のポイントに当たると体がハネるくらいの痛さが走りとても痛かったです…
その時は右顎関節と、右の顎下リンパが腫れていて首をひねるだけで痛かったのですが、しばらくして顎関節とリンパの痛みはなくなりました。
結局予約を入れていた日にどうしても抜けられない仕事が入り、親知らずを抜歯できないまま、かかりつけ医での診察の日となりました。
私的にもし抜かなくていいのであれば、お仕事も簡単に抜けられないので…という思いでかかりつけ医に相談したところ
「今ちょうど20歳なので、親知らずが動く時期。
親知らずは動いてはとまり、動いてはとまりを繰り返すから、その都度噛みあわせ調整を行うと大丈夫。
今すぐどうこというわけでなく、もう抜くしか方法がない!という時に抜けば大丈夫」
と言われました。
その後歯石除去、噛み合わせの調整をしていただいているうちに、ピーク時の痛いときより大変楽になり左で噛み砕いてやわらくなったものであれば、右下7番でもゆっくり噛めるようになりました。
しかし右下7番をかばって、左側の歯で熱いものなどを噛み続けいたあまり、最近左下4番あたりの歯茎が熱い物も冷たいものもしみます。
その状況を説明したのですが、結局歯茎マッサージとポケットへの薬の注入のみの処置であまり改善されていない気もします…
が、一番の問題は右下7番の咬合痛です。
噛み合わせ調整をしていただいて、なるべく寝ている時に歯をかみ締めない様、枕の調整等をして安静にしているのですが、衝撃を右下7番に与えたときの痛痒いというか、圧迫痛?がどうしても消えません。
一度右下7番を指で押してみたのですが、全体を押すとあまり痛みは感じませんが、親知らず側の部分を押すと(上から垂直にではなく、親知らず側に歯の内側から押すような形で)少し強めの痛みを感じます。
あとは6番と当たっている部分の少しの痛み。
何度削っていただいても、また歯が浮いてくる感覚です。
この痛みはもう、親知らずを抜くことでしか完全に消えることはないのでしょうか?
しかし、ピーク時は5時間置きに痛み止めを飲まないと生活できないくらいだったものが、今では痛み止めも飲まず、ある程度は無理なく食事もできます。
そんな状態からここまで回復できたということもあり、このままかかりつけのお医者さんと頑張っていくか、親知らずを抜くかで悩んでいます。
親知らずの抜歯が大変な手術であり、私のような完全に埋没した、しかも下顎の親知らず除去が一番難しいとも聞いています。
正直恐怖感があって、なるべく抜きたくないのが本音です。
しかしながら、完治せずこのままというのも困るのは間違いないことですし…
皆様のご意見を頂戴できればと思います。
先月中旬より、歯茎のしみ、顎関節が金槌で打たれているような痛みがあり、歯医者さんへ行くことになりました。
歯茎の痛みは右下5番〜7番の舌側の歯茎で、周りが赤く熟れたような状態で、右下7番は一箇所黒い部分があり、その日に歯石を取っていただきました。
黒い歯石を右下7番から除去後、2日に分けて下顎、上顎全体の歯石除去を行っていただき、歯茎のマッサージと薬をポケットに入れていただく処置をとり歯茎のしみは落ち着きました。
しかしどうしても以前歯髄近く進行していた歯を治療した右下7番(現在銀のインプラントを入れていただいています)の咬合痛が残り、顎の痛みも増すばかりで一度他の歯医者さんで見てもらうことにしました。
レントゲンを撮っていただいたところ、右下7番奥に、完全に歯茎に埋まった状態(7番へ持たれかかるような形)の親知らずが左右に見つかりました。
「親知らずは生えてていいことないから、抜いてしまった方がいいかもしれないね…親知らずが7番を押しているかもしれない。
右の方が歯並びが悪いし、7番の痛みもそのせいかもしれない。
いちお大学病院の紹介状を出すから、抜いてみたらどうかな」
とおっしゃっていました。
親知らずを抜いてください。という形ではなく
「抜くなら抜いたほうがいいかも〜」
ということでしたので、その日はいちを紹介状をいただき、右上7番と右下7番の咬合痛を感じる部分を削っていただきました。
削っている最中もある一定のポイントに当たると体がハネるくらいの痛さが走りとても痛かったです…
その時は右顎関節と、右の顎下リンパが腫れていて首をひねるだけで痛かったのですが、しばらくして顎関節とリンパの痛みはなくなりました。
結局予約を入れていた日にどうしても抜けられない仕事が入り、親知らずを抜歯できないまま、かかりつけ医での診察の日となりました。
私的にもし抜かなくていいのであれば、お仕事も簡単に抜けられないので…という思いでかかりつけ医に相談したところ
「今ちょうど20歳なので、親知らずが動く時期。
親知らずは動いてはとまり、動いてはとまりを繰り返すから、その都度噛みあわせ調整を行うと大丈夫。
今すぐどうこというわけでなく、もう抜くしか方法がない!という時に抜けば大丈夫」
と言われました。
その後歯石除去、噛み合わせの調整をしていただいているうちに、ピーク時の痛いときより大変楽になり左で噛み砕いてやわらくなったものであれば、右下7番でもゆっくり噛めるようになりました。
しかし右下7番をかばって、左側の歯で熱いものなどを噛み続けいたあまり、最近左下4番あたりの歯茎が熱い物も冷たいものもしみます。
その状況を説明したのですが、結局歯茎マッサージとポケットへの薬の注入のみの処置であまり改善されていない気もします…
が、一番の問題は右下7番の咬合痛です。
噛み合わせ調整をしていただいて、なるべく寝ている時に歯をかみ締めない様、枕の調整等をして安静にしているのですが、衝撃を右下7番に与えたときの痛痒いというか、圧迫痛?がどうしても消えません。
一度右下7番を指で押してみたのですが、全体を押すとあまり痛みは感じませんが、親知らず側の部分を押すと(上から垂直にではなく、親知らず側に歯の内側から押すような形で)少し強めの痛みを感じます。
あとは6番と当たっている部分の少しの痛み。
何度削っていただいても、また歯が浮いてくる感覚です。
この痛みはもう、親知らずを抜くことでしか完全に消えることはないのでしょうか?
しかし、ピーク時は5時間置きに痛み止めを飲まないと生活できないくらいだったものが、今では痛み止めも飲まず、ある程度は無理なく食事もできます。
そんな状態からここまで回復できたということもあり、このままかかりつけのお医者さんと頑張っていくか、親知らずを抜くかで悩んでいます。
親知らずの抜歯が大変な手術であり、私のような完全に埋没した、しかも下顎の親知らず除去が一番難しいとも聞いています。
正直恐怖感があって、なるべく抜きたくないのが本音です。
しかしながら、完治せずこのままというのも困るのは間違いないことですし…
皆様のご意見を頂戴できればと思います。
回答1
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2009-01-18 23:40:58
キヌさん、こんにちは。
文面からの想像だけで回答させていただきますが、親知らずは抜歯されたほうが良いでしょう。
確かに埋まった親知らずを抜くのは少し大変だとは思いますが、そこに親知らずがあることによって、起きる症状や状況を考えると抜歯が良いと思います。
確かに恐怖心はあるかもしれませんが、口腔外科で抜歯を行えば問題なく処置ができると思います。がんばってください。
>しかしどうしても以前歯髄近く進行していた歯を治療した右下7番(現在銀のインプラントを入れていただいています)の咬合痛が残り、顎の痛みも増すばかりで一度他の歯医者さんで見てもらうことにしました。
インプラントというのは骨にチタン製(あるいは他の材質のこともありますが)のネジを直接、打ち込んでそれを土台として歯を作るやり方のことを言いますので、この場合は「メタルコア」というものだと思われます。
ご参考に
文面からの想像だけで回答させていただきますが、親知らずは抜歯されたほうが良いでしょう。
確かに埋まった親知らずを抜くのは少し大変だとは思いますが、そこに親知らずがあることによって、起きる症状や状況を考えると抜歯が良いと思います。
確かに恐怖心はあるかもしれませんが、口腔外科で抜歯を行えば問題なく処置ができると思います。がんばってください。
>しかしどうしても以前歯髄近く進行していた歯を治療した右下7番(現在銀のインプラントを入れていただいています)の咬合痛が残り、顎の痛みも増すばかりで一度他の歯医者さんで見てもらうことにしました。
インプラントというのは骨にチタン製(あるいは他の材質のこともありますが)のネジを直接、打ち込んでそれを土台として歯を作るやり方のことを言いますので、この場合は「メタルコア」というものだと思われます。
ご参考に
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-01-19 07:05:48
キヌ さまおはようございます。
親知らずの抜歯をするかどうか悩んでいらっしゃるのですね。
畑田先生が仰っているように、今後のことを考えると抜歯なさったほうがいいように思います。
少し気になるのは右下7番の咬合痛です、この咬合痛が親知らずに起因するものなのか、7番が原因なのかそれとももっと他の原因が考えられるのか鑑別する必要があります。
また左下4番あたりの冷温痛についても、その原因を調べておいたほうがいいように思います。
お大事になさいませ。
親知らずの抜歯をするかどうか悩んでいらっしゃるのですね。
畑田先生が仰っているように、今後のことを考えると抜歯なさったほうがいいように思います。
少し気になるのは右下7番の咬合痛です、この咬合痛が親知らずに起因するものなのか、7番が原因なのかそれとももっと他の原因が考えられるのか鑑別する必要があります。
また左下4番あたりの冷温痛についても、その原因を調べておいたほうがいいように思います。
お大事になさいませ。
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-01-19 11:57:32
僕もお二人の先生方と同意見ですね。
口腔外科医に抜歯してもらった方が、今後の事を考えると良いような気がします。
特に若い女性の場合、結婚、妊娠、出産、授乳など歯科治療が困難となる時期がありますからね‥。
お大事にどうぞ。
口腔外科医に抜歯してもらった方が、今後の事を考えると良いような気がします。
特に若い女性の場合、結婚、妊娠、出産、授乳など歯科治療が困難となる時期がありますからね‥。
お大事にどうぞ。
相談者からの返信
相談者:
キヌさん
返信日時:2009-01-20 09:05:21
畑田先生>>
歯に詰め物をすることをインプラントと呼ぶと認識していました(恥ずかしい・・・)
勉強になりました、ありがとうございます。
親知らずの抜歯は大学病院とのことでしたので、来月予約を取って行こうかと思っています。
ご親切にありがとうございました。
山田先生>>
日によって痛くなく右下7番で紙一枚を噛んだようななんとも表現しがたい違和感がある日もあるのですが、痛痒い感じの日もあります。
不思議と歯医者さんに行く寸前に治るという不思議な現象です;
冷温痛と共にもう一度かかりつけのお医者さんに診ていただこうと思います。
ご親切にありがとうございました。
タイヨウ先生>>
なるほど…今抜けるうちに抜いていた方がいいのですね。
恐怖感がやはり抜けませんが、来月あたりに予約を取れればと思います。
ご親切にありがとうございました。
歯に詰め物をすることをインプラントと呼ぶと認識していました(恥ずかしい・・・)
勉強になりました、ありがとうございます。
親知らずの抜歯は大学病院とのことでしたので、来月予約を取って行こうかと思っています。
ご親切にありがとうございました。
山田先生>>
日によって痛くなく右下7番で紙一枚を噛んだようななんとも表現しがたい違和感がある日もあるのですが、痛痒い感じの日もあります。
不思議と歯医者さんに行く寸前に治るという不思議な現象です;
冷温痛と共にもう一度かかりつけのお医者さんに診ていただこうと思います。
ご親切にありがとうございました。
タイヨウ先生>>
なるほど…今抜けるうちに抜いていた方がいいのですね。
恐怖感がやはり抜けませんが、来月あたりに予約を取れればと思います。
ご親切にありがとうございました。
タイトル | 親知らずの7番への影響と抜歯の必要性 |
---|---|
質問者 | キヌさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 21歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 親知らずの抜歯 親知らずの隣の歯(7番)への影響 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。