保険治療だがレジンベースをしてから詰め物をしてもらいたい

相談者: 花子さん (26歳:女性)
投稿日時:2009-01-21 21:41:27
こんばんわ

詰め物が外れてしまった、の治療が終わっておらず、治療の選択を迷っております。アドバイスいただけますでしょうか?

参考:過去のご相談
二次カリエスになりにくいインレーでの修復方法を教えてください
インレーが外れ仮止めのままの2週間で虫歯が進行しないか心配です



セラミックが一番よいのはわかっているのですが、予算的に手が届かず、保険内で治療を希望しております。

通院中の歯科医を選んだ理由は、銀の詰め物でもレジンベースをしてくださる事と、マイクロスコープを設備なさってる理由からでした。

初回、先生とお話したときは、銀の詰め物だともう少し削らないと、またとれてしまいやすいとのことでしたので、私としては、健康な歯質を削ることに抵抗があり、先生も欠けてしまうことを覚悟でレジンのみでの、治療もあるとおっしゃっていました。


先日、衛生士さんより、難易な形なので自費レジン充填があると聞かされました。

保険では時間がかけれないとのことで、その理由の中に、マイクロスコープや防湿や材料・歯の形・かみ合わせの再現諸々がありました。

レジンは隙間がどうしてもでき虫歯になるとのことでした。
価格はセラミックより少し安価という感じでした。


なんせ予算がないので、正直期待していた部分が治療に対する不安感を持ってしまって、何をどうしたらいいかわからなくなって、衛生士さんに

「保険内でも一応きちんと着けてはもらえるんですよね」

と聞いてしまい、

「きちんととはどういうことですか!?」

といわれ、(そらそうだと)勉強不足で???がとんでしまったのですか。

「別にどっち(保険内・外)でもいい」

といわれました。


私は、レジン+レジンベースを希望してますが、保険内と思うなら、こういう場合は銀インレー+レジンベースの方が丁寧な治療をしていただけるのでしょうか?

そもそも、自費でなければどのような仕上がりになるのか?
レジンベースすら意味がないのでしょうか?


直接通院中の歯科医に聞くべきかと思いますが、こんな安い治療にごちゃごちゃ言ってと思われそうで、また勉強不足が“患者の質問自体が意味不明(?)”になりかねないので、恥ずかしながら、相談させていただきます。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-01-21 22:11:26
基本的に保険治療はどこで受けられても一律の治療ですから、レジンベースを特にしなくてもなんらおかしいことはありません。
しない方が当たり前で、する方がレアですから^^;

基本的に保険治療ではレジンベースのレジンの治療費は算定できないので、赤字でその治療を行わなければなりません。
まず保険治療でそのようなことを行う歯科医院は、かなり稀と言っていいと思います。


厳しい見方ですが、赤字で全ての患者さんにレジンベースが出来ると思いますか!?^^;

私は出来ないと思います。
もし、している歯科医院があればそれは、自費患者さんの治療費の中からそのレジンの材料費が出ているかですね。


私は全てのケースのインレーにレジンベースを行いますが、それは私が自費専門医でレジンベースの費用を治療費の中に含め、患者さんに負担してもらうので成立している訳です。

どこかで回収するシステムが出来ていない限り、赤字で治療を行い続けることは出来ませんよ。




セラミックが一番よいのはわかっているのですが、

私はセラミックインレーが優れているとは思いませんが^^;
これもたぶん間違えて捕えていると思いますよ。



>私は、レジン+レジンベースを希望してますが、保険内と思うなら、こういう場合は銀インレー+レジンベースの方が丁寧な治療をしていただけるのでしょうか?

保険で

>銀インレー+レジンベース

OKと言うことならそちらの方がいいと思いますよ。
ちなみにレジン+レジンベースというのは存在しないと思います。

レジンを同日に詰める訳ですからレジン治療です。



>そもそも、自費でなければどのような仕上がりになるのか?
>レジンベースすら意味がないのでしょうか?

これは担当の先生に聞いてみてください。


レジンベースと言いますが、レジン充填用のレジンで接着処理を行いベースを行えば、歯質との接着は他の材料に比べ優れていると言うことはいえますが、接着処理のないベース用レジンもあります。
こちらを用いた場合にはさほど接着は期待できません。

以前、保険治療で使用していたのですが、仮封を取る時にレジンが一緒に取れてきた経験もあります。

でもこれでベースしてもレジンベースです。


あまり単語に踊らされずに、先生に

「出来る範囲で良い治療をお願いします」

でいいと思いますよ^^
  

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-01-21 22:11:43
レジンで充填するなら、保険指定のレジンで詰めるだけですから
それ以外やりようがありません。

雑に詰めても、丁寧に詰めてもレジン充填はレジン充填なので、保険診療では二者の区別はありません。


ただ、丁寧な治療を希望されていることですが、主治医次第なのでなんとも言えません。

自費であれば希望のレベルを達成することは可能ですが、自費の材料だから必ず高いレベルでもないし、保険の治療だから絶対貧弱でもありません。

ただ、必要最低限度のことは保険で行えるはずです。
しかし、多くの日本人の最低限度がそれを最低限度と考えられないので、それ以上が要求レベルであれば、やはり自費診療となるでしょう。


削るのは駄目、銀は駄目、レジンベースで無いとダメ、丁寧に詰めて!(丁寧の概念とはどのへんですか?)
これは最低限度の医療行為とは言えないと私は思います。


情報過多で、ここは困った問題ですが、レジンベースなど無い、昔の治療でも、何十年ももっている充填もありますよ。

単に材料や、治療法の名前に振り回されて、ネット発の不幸にならないで下さいね。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-01-22 00:00:07
レジンベースなど無い、昔の治療でも、何十年ももっている充填もありますよ。
>単に材料や、治療法の名前に振り回されて、ネット発の不幸にならないで下さいね。

佐藤先生もおっしゃっているように振り回されないように、ご注意ください。

私は、保険保険外も神経と距離をとる時にはレジンを使います。
皆さんが言っているレジンベースと違うと思います。

確かに、赤字です。

特に、崇高な志があるわけではありません。
大学で学んだ結果です。
大学では基本に忠実が基本です。

本来は、アイオノマーなどのセメントでもいいと思いますが、自分の実験結果にしたがっているだけなんです。


回答者の先生方もそれぞれ自分の方法を確立されており、そこに忠実なだけです。

どうしても自分の考えているような治療を望まれるなら、さがすしかないと思います。



>必要最低限度のことは保険で行えるはずです。
>しかし、多くの日本人の最低限度がそれを最低限度と考えられないので、それ以上が要求レベルであれば、やはり自費診療となるでしょう。

これも佐藤先生の言葉ですが、このへんを良くお考えください。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-01-22 09:25:52
僕もお三人の先生方と同意見です。


保険での治療を希望されるのであれば

削るのは駄目 → (強度的な問題は無視して)インレーにはしない
銀は駄目   → レジン充填のみで
レジンベース → 諦める
丁寧に詰めて → 担当の先生次第


これが「保険での必要最低限の治療」では無いでしょうか。


もし

削るのは駄目 → マイクロでMIを考えた窩洞形成を行い
レジンベース → 当然行い
銀は駄目   → ハイブリッドセラミックスなど
丁寧に詰めて → 担当の先生次第

‥これは「保険ではカバーできない治療である」と言う事はご理解いただいた方がよろしいかと思います。


>単に材料や、治療法の名前に振り回されて、ネット発の不幸にならないで下さいね。

まさにその通りですね。


>正直期待していた部分が治療に対する不安感を持ってしまって

残念ながら「過剰な期待だった」と割り切られた方が良いと思います。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2009-01-22 10:28:54
あちゃー、厳しいご意見が揃いましたね。。。

でもね、考えてみて下さい。
ポッケに500円しかない、でも美味しいものが食べたい。
美味しい日本料理ということで、クルクル回るお寿司。
美味しい肉料理ということで、牛丼かハンバーガー。

でもこれでも十分美味しい肉料理であり日本料理なわけですよ。
もちろん、もっと凄いごはんも世の中にはあるわけです。

それ以上に美味しいものが食べたいなら、その分払わないといけないのは共通認識だと思います。


* * * * * *


日本のほとんどの歯科医院というのは、健康保険の収入がメインの医院なのです。

例えると学校給食が健康保険の治療なのです。

学校給食を作る人は、懸命に美味しいイイものを目指して頑張っておられますが、予算という壁があります。

そこで、クオリティを予算以上に求められても対応の使用がありません。

また、経験も設備も給食用なので、いきなり凄いリクエストをされてもほとんどの先生は対応できないです。


* * * * * *


人生って二者択一の連続ですが、
どっちも選択って出来ないですよ。
どっちかですよ。

何かを選んで、何かを諦めること。
これが人生だと思います。


ちなみに、税務署の人との雑談でしたが。

健康保険の料金で、保険以上のクオリティの診療をすれば、それは患者さんに対する贈与になると言われました。。。

なので、クオリティにあった、料金をチャージするよう、やんわり厭味を言われたことがあります。
うちも儲かってないので、、、

*   *   *   *   *

このサイトでたびたび話題ですが。
自費だから品質が非常に高いと言えるわけでもなく。
また、患者さんは、ほとんどの場合、材料でしか評価してくれない。

大したことのない、自費治療もたくさんあり。
健康保険とは思えないような綺麗な治療もたくさんあります。
じゃあ、それを見分ける簡単で公平な方法があるかといえば、現実にはありません。

だから、このサイトの存在意義があるわけですが、目新しい単語に振り回されないで、サイトの中の書き込みの本質の部分をよく理解して頂いて下さいね。

その上で、ご自身の体のことなので、ご自身の得心のいく方法を選んで頂ければ宜しいかと存じます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 花子さん
返信日時:2009-01-24 18:27:11
なかなか拝見することができなくて、御礼の返信が遅くなってしまってすみません。
多くの先生がご回答くださりありがとうございました。


自分でも金額と治療法と何に疑問を感じ不安を感じているのか整理できず、迷走していたので、"厳しいご意見が揃った"みたいですが、大変ありがたいです。

でも、難しいですね。
先生にもどう説明したらよいのか。
マイクロに関しては確かに先生が必要に応じて使用するもんだと思っていたので、私が過剰期待でした・・・。

レジンベースは接着の際、菌からの感染がないからと先生の方から言われたので、私が無理にお願いし始めたわけではないですよ。

しかし、レジンベースしても私の窩洞からすると自費の処置をしないと、結果的に接着の際に唾液が入ってしまったり、しないかなぁと・・・。

レジン充填しても保険内で時間をかけたくないからと、安易な形成をされてかみ合わせが合わなくなったり、歯並びに影響を与えるようなら、困ります。

それなら、健康な歯質を削ることは意に反しますが、銀のインレーの方がまだ、今後の私の歯にとって良い処置をしてくれるかなぁと・・・どれがおすすめかなぁと・・・


私は、最低限でよいのです。
ただその最低限がどの程度なのか・・・わからなかったので

佐藤先生がおっしゃる通り、どちらかを選択しなければならないので、

井上先生の

>保険で
>銀インレー+レジンベース
>OKと言うことならそちらの方がいいと思いますよ。

OKって患者側が(銀インレーでも)?先生が(保険でレジンベースでも)?どちらがなのでしょうか?


>ちなみにレジン+レジンベースというのは存在しないと思います。
>レジンを同日に詰める訳ですからレジン治療です。

衛生士さんは、中と外のコンポジットレジンは別だと言っていましたが、いろいろあるのかもしれないですね。
みなさんのおっしゃるレジンベースとはちがうのかもですね。


また長く書いてしまって申し訳ありません。

>「出来る範囲で良い治療をお願いします」

全ては担当医次第ですから、それ以外ないですね。。。
(保険治療を希望している患者が「きちんと」「丁寧」という言葉を使うと、あいまいすぎて、やっかいですね)
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2009-01-24 19:53:38
レジンベースは接着の際、菌からの感染がないからと先生の方から言われたので

ちょっと意味が分かりませんね^^;


>OKって患者側が(銀インレーでも)?先生が(保険でレジンベースでも)?どちらがなのでしょうか?

レジンベースをしてもらって、インレーを作ってみてはどうでしょう。


衛生士さんは、中と外のコンポジットレジンは別だと言っていましたが、いろいろあるのかもしれないですね。
>みなさんのおっしゃるレジンベースとはちがうのかもですね。

考え方としては、接着処理のないレジンと、接着操作ありのレジンの2つと言う考え方でいいですよ。

ただ中と外に違った種類のレジンを詰めるメリットがよく分かりませんね^^;

 

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 花子さん
返信日時:2009-01-27 11:28:59
井野先生
ご回答ありがとうございました。

なかなかインターネットができないず、のびのびになってしまって申し訳ありませんが、

私はレジンベースの利点は、今度インレーがとれてしまった際、を削らずレジンベースの上のインレーのみを交換できると思っていたのですが。

以前のご回答で

>レジンベースと言いますが、レジン充填用のレジンで接着処理を行いベースを行えば歯質との接着は他の材料に比べ優れていると言うことはいえますが、接着処理のないベース用レジンもあります。
>こちらを用いた場合にはさほど接着は期待できません。

>以前、保険治療で使用していたのですが、仮封を取る時にレジンが一緒に取れてきた経験もあります。

とあったのですが、

>考え方としては、接着処理のないレジンと、接着操作ありのレジンの2つと言う考え方でいいですよ。

ということは、接着処理ないのレジンを使用した場合、密着性も弱く、また、細菌が入りやすく、今度インレー交換の時に歯を削らなくては成らなくなるのでしょうか?


こちらのサイトを拝見していると銀のインレーは毛嫌いされているように思えたのですが、何か理由があるのでしょうか?
(銀のインレーを薦めてくださってるのに質問が変なんですが、すみません)
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2009-01-27 14:24:24
>こちらのサイトを拝見していると銀のインレーは毛嫌いされているように思えたのですが、何か理由があるのでしょうか?

いや。
単に、歯科用金属で物性的(硬さや適合性など)に良いと思われるものは、高カラット金合金または白金加金(プラチナ)です(用途により異なります)。

銀(金銀パラジウム合金)はあくまでも「代替金属」でしかありませんので‥。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 花子さん
返信日時:2009-01-27 17:08:56
タイヨウ先生

ご回答ありがとうございます。
銀事態が、その場に適合して柔軟に変形したりしないから、その他の金属より好まれないということだけなんですかね。
(勝手に解釈してます)

特に悪影響を及ぼすわけではないのですね。
(接着力がおちるとか)
何か大きな欠点がるのかと思っていました。

それだけで、銀のインレーは「ない」って感じになるんですね。
こちらのサイトの先生はほんとに高度ですね。


私の返信を読んでくださり、答えてくださってありがとうございました。
回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2009-01-27 18:22:14
>それだけで、銀のインレーは「ない」って感じになるんですね。
>こちらのサイトの先生はほんとに高度ですね。


ん〜。
「高度」とかって言う事とは違うんですけどね‥。

誰だって
「自分だったらこうされたい」
と思うのが普通だと思うんですよね。

AとBを比べて明らかにAの方が劣っていると思う物は、他人には勧めないはずです。

歯科の知識を学んだ人で「金合金よりパラの方がいい」と言う人はいないと思います。

事実、僕の知る限り、自分自身、自分の家族、身内の治療に「パラを使うドクター」はほとんどいません(若干数名いらっしゃい‥)。



回答7では詳しくは書きませんでしたが、パラジウム合金は

 1 硬さ
 2 辺縁適合性
 3 金属アレルギーのリスク
 4 (適合性の結果)二次カリエスのリスク

と言う点において、金合金に比べて明らかに劣ります。


もちろん、他のスレッドでも多数書かれている通り「材料よりもドクター、技工士の腕」の方が重要です。

 上手なパラ >>>> 下手なゴールド

であるのは事実ですが、

 上手なゴールド >> 上手なパラ

である事は事実です。


なので「技術が同じ」として考えると、材料に関して書く場合「銀のインレーはよろしくない」なのです。

ご理解いただけましたか?

回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2009-01-27 18:39:33
同感、同感、

『 上手なゴールド >> 上手なパラ である事は事実です。』

私もそう思いますし、家族、友人、にパラを入れるようなことはしませんね。

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2009-01-27 18:51:14
あ、あと‥

>特に悪影響を及ぼすわけではないのですね。
>(接着力がおちるとか)何か大きな欠点がるのかと思っていました。

と、書かれていますが

「適合性が劣る」

と言うのは「ものすごく大きな欠点」ですよ。

だって

適合性が悪い = 二次カリエスになりやすい = をダメにする

ですから。

これは花子さんにとっては大きな問題とはならないのでしょうか‥。

回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2009-01-27 19:05:23
『何か大きな欠点がるのかと思っていました。』

金のような延性が無いのは結構大きな欠点ですよ。
下手な歯科医師が形成、接着しても補える可能性が出てきますが、パラだとその可能性もちっちゃくなる可能性がありますので。


あと、こんなことしていて、治療進んでいますか?
そっちの方が気になります。

保険で挑まれるのでしたら、あまり情報過多になると、まともに治療が進まないのではないか?気になります。

回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2009-01-27 22:12:33
井野先生>

>>レジンベースは接着の際、菌からの感染がないからと先生の方から言われたので

>ちょっと意味が分かりませんね^^;

2次カリエスセメントが脱落し面が露出して始まるとすると、その露出する歯面をレジンで覆っているので2次カリエスになり難い、といった発想だったと思います。


上手な技工士さんが丁寧につくれば

上手なゴールド ≒ 上手なパラ

理由は、保険のパラのほうが難しいから。
優秀な技工士さんがやろうと思えば、おおむね同じレベルの技工物はできるはず。

ただ、現実的には、上手な技工士さんが(しかも丁寧につくることは)ありえないので、

(根拠があやふやでアバウトな指標ですが)「ゴールドは保険のパラよりもおおむね2倍もつ」というような感覚かと思います。

2倍もつというのはなかなか微妙なもんで、たとえば2倍長生きする薬があったとして、0歳で余命20年が40年になるのなら1億円でも出す人がある程度いると思いますが、80歳で余命1年が2年になるといったら、1億出す人はほんとに少ないんじゃないでしょうか。
このへんは、患者さんの感覚次第だと思います。


歯の修復処置のもちに関しては、その欠損の大きさや状況、術者の能力、患者さんの管理にも強く影響を受けますから、材料や方法の選択というのはその一要素に過ぎません。

保険でも条件が良く上手な歯科医師が適切に行えば20年以上持つ場合もありますし、保険外でも条件や選択が悪かったり、能力のない歯科医師が行えば2年ともたない場合もあり得ます。


ですので、あまりその材料や治療法にのみ強くこだわるのは得策ではないと思います。

回答 回答13
  • 回答者
回答日時:2009-01-27 22:36:57
いつも思うのですが、
決め手は、歯科医師の質なのですが、
これが患者さんには判断できない。

できるのは材料や商品名のみ。

この問題をなんとか解決したいのですが、
自分にはいい方法が思いつかないので、
患者さんにはご迷惑をかけているな〜〜
と思います。

あんまり材料や方法にこだわらないで下さい。
私もそれは得策ではないと思います。

回答 回答14
  • 回答者
回答日時:2009-01-27 23:19:11
途中からですが・・

回答13の佐藤先生のご意見に賛成です。

>決め手は、歯科医師の質なのですが、
>これが患者さんには判断できない。
>できるのは材料や商品名のみ。
>この問題をなんとか解決したいのですが、
>自分にはいい方法が思いつかないので、
>患者さんにはご迷惑をかけているな〜〜
>と思います。

です。


ですから材料の話はほんの枝葉の部分なのですが、今回の混乱を整理するのに、

・金属とはくっつかない
レジンと歯はくっつけられる
(・セラミックと歯は、くっつけられないこともないんだけど、非常に難しい)

と言うのがポイントではないかなーと思いました。


でも「決め手」は佐藤先生の書かれた通りです。



ご参考までに。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 花子さん
返信日時:2009-01-28 15:38:03
先生方、ご回答くださってありがとうございます。



私の認識不足でとぼけた返答をするばかりに、私の混乱が書き込みにも反映されてしまって、大変申し訳ありません。

ゴールドの適合性の良さという意味も今さらですが、わかって来ました。

歯科医師の質」の大切さも比較していただくとわかりやすかったです。



>上手な技工士さんが丁寧につくれば
>上手なゴールド ≒ 上手なパラ
>理由は、保険のパラのほうが難しいから。
>優秀な技工士さんがやろうと思えば、おおむね同じレベルの技工物はできるはず。

>ただ、現実的には、上手な技工士さんが(しかも丁寧につくることは)ありえないので、

ちょっとがっかりしましたが^^;


佐藤先生
毎回たくさん回答下さってありがとうございます。

治療は予約が先の方でしか取れず、考える時間がたっぷりあったもので、(ちょっと嫌がられてるのかもしれませんが・・・)
気にかけていただき本当にありがとうございました。

少しずつ良いことも悪いことも情報が自分の中に入る度、安心します。
(ネット発の不幸になる場合もありますが)

知らなくてより知ってる方がよいです。
またみなさんの様に、患者の質問に答えようとしてくださる先生がいらっしゃることにもいつも安心いたします。

ありがとうございました。
回答 回答15
  • 回答者
回答日時:2009-01-28 17:26:21
いえいえ、お役に立てることは嬉しい事ですよ。
解ってもらえない時はさみし〜〜〜いですが、


御快癒を御祈念しておりますね。




タイトル 保険治療だがレジンベースをしてから詰め物をしてもらいたい
質問者 花子さん
地域 非公開
年齢 26歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ レジン(白いプラスチック)
保険のインレー(銀・金属)
詰め物、インレーその他
材料・機材関連
お勧めの詰め物・インレー
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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