[写真あり] 根の炎症のために痛みがあり根管治療をすることについて (タイ)
相談者:
スピンキーさん (25歳:女性)
投稿日時:2009-01-28 22:11:58
以前も相談させていただいた者です。
参考:前回のご相談
〔右上1番の差し歯に痛みがでて日本で治療したが違和感が残る (タイ)〕
2ケ月ほど前、右上一番の差し歯(15年ほど前に虫歯治療でつけた。神経は抜いてある)に、強い痛みがあり、根が炎症を起こしているとの診断を受けました。
その際には抗生物質と痛み止めの服用とで症状が改善されましたが、鼻の下あたりに違和感が残り、振動が響くような状態が続いていました。
2日ほど前から、心配していた痛みが再び出はじめてしまいました。
物を噛むと痛みがあり、鼻の下辺りを触ると、やはり痛みがあります。
現在タイに留学中で、こちらで治療することはできれば避けたかったのですが、前回は同じような症状のあとに、何もしなくても激痛がするようになりましたので、心配になり、診察を受けました。
日本語ができるタイ人がいる歯科の評判がよかったので、そこを受診したのですが、やはり完全には言葉が通じないので、治療の説明が不安です。
<診断内容>
・根の細菌は神経の入り口にまで達しており、いつ激痛が起きても不思議ではない
・日本へ帰国してから(5月)ではなく、すぐに治療した方がいい
・差し歯を外す
→仮歯の型をとって仮歯を作る
→神経を再びとる
→除菌治療(1回〜数ヶ月)
→ セラミック歯をつける
という手順で治療する。
・今の差し歯を外して治療をはじめれば、痛みはなくなる
(治療期間中も痛みはほとんどない)
*********
上記のような内容でした。
この診断は妥当なものでしょうか。
もしもタイでの治療を希望しないのであれば、痛みが出ない保障はないが、炎症を抑える薬を処方してもらえるとのことでした。
タイへは勉強のために来ているので、もしも治療期間中にも強い痛みを伴うのであれば、勉強の障害になりますので、薬でなんとか痛みを抑えて日本での治療というのも考えています。
ただ、タイで治療をすれば保険のない私でも、セラミック歯の料金も含めて、全部で6万5千円程度とのことでしたので、上記の診断内容が妥当なものであるということであれば、こちらでの治療も検討してみたいと思っています。
ご意見をお聞かせください。
画像1
参考:前回のご相談
〔右上1番の差し歯に痛みがでて日本で治療したが違和感が残る (タイ)〕
2ケ月ほど前、右上一番の差し歯(15年ほど前に虫歯治療でつけた。神経は抜いてある)に、強い痛みがあり、根が炎症を起こしているとの診断を受けました。
その際には抗生物質と痛み止めの服用とで症状が改善されましたが、鼻の下あたりに違和感が残り、振動が響くような状態が続いていました。
2日ほど前から、心配していた痛みが再び出はじめてしまいました。
物を噛むと痛みがあり、鼻の下辺りを触ると、やはり痛みがあります。
現在タイに留学中で、こちらで治療することはできれば避けたかったのですが、前回は同じような症状のあとに、何もしなくても激痛がするようになりましたので、心配になり、診察を受けました。
日本語ができるタイ人がいる歯科の評判がよかったので、そこを受診したのですが、やはり完全には言葉が通じないので、治療の説明が不安です。
<診断内容>
・根の細菌は神経の入り口にまで達しており、いつ激痛が起きても不思議ではない
・日本へ帰国してから(5月)ではなく、すぐに治療した方がいい
・差し歯を外す
→仮歯の型をとって仮歯を作る
→神経を再びとる
→除菌治療(1回〜数ヶ月)
→ セラミック歯をつける
という手順で治療する。
・今の差し歯を外して治療をはじめれば、痛みはなくなる
(治療期間中も痛みはほとんどない)
*********
上記のような内容でした。
この診断は妥当なものでしょうか。
もしもタイでの治療を希望しないのであれば、痛みが出ない保障はないが、炎症を抑える薬を処方してもらえるとのことでした。
タイへは勉強のために来ているので、もしも治療期間中にも強い痛みを伴うのであれば、勉強の障害になりますので、薬でなんとか痛みを抑えて日本での治療というのも考えています。
ただ、タイで治療をすれば保険のない私でも、セラミック歯の料金も含めて、全部で6万5千円程度とのことでしたので、上記の診断内容が妥当なものであるということであれば、こちらでの治療も検討してみたいと思っています。
ご意見をお聞かせください。
画像1
回答1
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2009-01-28 22:27:45
スピンキー さん、こんにちは。
タイでの生活の中での歯の痛み不安なことと思います。
>この診断は妥当なものでしょうか。
そうですね。概ね私も同じような治療方針を立てますが、私であれば・・・
レントゲン写真を見るとかなり根先部の病変が大きく見えますので、土台まですべてはずして根管治療を行い必要に応じて歯根端切除を行うと思います。
治療費についてですが、根管治療からセラミック(どのようなものかがわかりませんが)まですべてということであれば、日本ではもっとかかると思います。
参考にしてください
タイでの生活の中での歯の痛み不安なことと思います。
>この診断は妥当なものでしょうか。
そうですね。概ね私も同じような治療方針を立てますが、私であれば・・・
レントゲン写真を見るとかなり根先部の病変が大きく見えますので、土台まですべてはずして根管治療を行い必要に応じて歯根端切除を行うと思います。
治療費についてですが、根管治療からセラミック(どのようなものかがわかりませんが)まですべてということであれば、日本ではもっとかかると思います。
参考にしてください
回答2
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2009-01-28 22:52:25
>上記のような内容でした。
>この診断は妥当なものでしょうか。
そうですね、この歯に関しては根の治療を行った方がいいですね。
私も畑田先生同様同じ治療方針をたてます。
ただ大きな土台が入っているので次の治療が最後の治療になるかもしれませんから、しっかり先生を吟味した方がいいですよ^^
日本だとセラミックだけでも10万近くかかりますから、6万円は安いですね。
先生の説明がしっかりしていれば、治療を受けてみてもいいのではないでしょうか!?
それでもし病変が治らなければ、日本で歯根端切除術を受けるのも1つの方法ですね。
>この診断は妥当なものでしょうか。
そうですね、この歯に関しては根の治療を行った方がいいですね。
私も畑田先生同様同じ治療方針をたてます。
ただ大きな土台が入っているので次の治療が最後の治療になるかもしれませんから、しっかり先生を吟味した方がいいですよ^^
日本だとセラミックだけでも10万近くかかりますから、6万円は安いですね。
先生の説明がしっかりしていれば、治療を受けてみてもいいのではないでしょうか!?
それでもし病変が治らなければ、日本で歯根端切除術を受けるのも1つの方法ですね。
回答3
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-01-29 03:02:51
スピンキーさまこんばんわ。
また急性炎症が出てきたのですね、今後のことが心配になりますよね。
診断については間違いはないでしょう、後は腕の問題です。
腕がよければきれいに治るでしょう、腕と言っても根管治療としてはそれほど難しいとは思えないのですが。
腕のいい先生に治療してもらえばなんら問題は起きないように思います。
お大事になさいませ。
また急性炎症が出てきたのですね、今後のことが心配になりますよね。
診断については間違いはないでしょう、後は腕の問題です。
腕がよければきれいに治るでしょう、腕と言っても根管治療としてはそれほど難しいとは思えないのですが。
腕のいい先生に治療してもらえばなんら問題は起きないように思います。
お大事になさいませ。
回答4
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-01-29 14:22:58
僕も畑田先生、井野先生と同じ考えです。
6万円であれば安いと思います。
(日本の健康保険は破格に安いので比較対象にできませんが)
キーポイントは「メタルコア(金属の土台)除去」ですね。
丁寧に行ってもらえるのであれば、治療を受けられても良いのではないでしょうか。
6万円であれば安いと思います。
(日本の健康保険は破格に安いので比較対象にできませんが)
キーポイントは「メタルコア(金属の土台)除去」ですね。
丁寧に行ってもらえるのであれば、治療を受けられても良いのではないでしょうか。
相談者からの返信
相談者:
スピンキーさん
返信日時:2009-01-29 23:35:56
畑田先生、井野先生、山田先生、タイヨウ先生ありがとうございます。
こちらへの相談と同時に、日本の主治医にも、レントゲン写真を送って意見を求めたのですが、
「根の治療については説明済み。
治療をしていないのだから、また痛み出したのは自然なことで、それを現地で治療するか日本で治療するかは、患者が決めること。
ただし、時間がたてば症状は悪くなる」
というメールが返ってきました。
根の治療の説明は聞きましたが、日本での診断は、痛みの原因が感染根幹であるという特定はできないが、その可能性もある・・・・
というものであったと私は理解していました。
タイでまた痛み出す可能性については、何度も確認しました。
しかし、痛みは一過性の炎症の可能性もあり、服薬で痛みが治まれば今回は積極的な治療は必要ない。
また痛み出す可能性もさほど高くない。
という説明だったのですが・・・。
レントゲンにも、それと断定できるものは写っていないと確かに言われたと思います。
日本にいるうちに根の治療が必要なことが特定できていたなら、
状況は違っていたのに・・・・。
と思うと、主治医への不信感ばかりが高まってしまいました。
こちらで治療をはじめたとしても、帰国した後アフターケアなどをお願いしたいと思いましたので、その辺りも相談してみましたが、特に回答はなく、「お大事に」の一言すらなく・・・・
患者がメールで医師に相談をすることが非常識だったとは思いますが、もう一度同じ医師にかかる気持ちになれなくなってしまいました。
タイでは差し歯を外すところは日本の歯科大卒の医院長が担当し、根の治療は神経の専門医が担当して下さるそうです。
説明も親切でしたので、こちらで治療する方向で考えてみたいと思います。
次回の診察で、ラバーダムを使用してもらえるのか、質問してみたいと思います。
私の治療の場合でも、ラバーダムを利用するのが、理想的ということでよいのでしょうか?
また、使用しないといわれた場合には、別の医院もあたってみるべきでしょうか?
こちらへの相談と同時に、日本の主治医にも、レントゲン写真を送って意見を求めたのですが、
「根の治療については説明済み。
治療をしていないのだから、また痛み出したのは自然なことで、それを現地で治療するか日本で治療するかは、患者が決めること。
ただし、時間がたてば症状は悪くなる」
というメールが返ってきました。
根の治療の説明は聞きましたが、日本での診断は、痛みの原因が感染根幹であるという特定はできないが、その可能性もある・・・・
というものであったと私は理解していました。
タイでまた痛み出す可能性については、何度も確認しました。
しかし、痛みは一過性の炎症の可能性もあり、服薬で痛みが治まれば今回は積極的な治療は必要ない。
また痛み出す可能性もさほど高くない。
という説明だったのですが・・・。
レントゲンにも、それと断定できるものは写っていないと確かに言われたと思います。
日本にいるうちに根の治療が必要なことが特定できていたなら、
状況は違っていたのに・・・・。
と思うと、主治医への不信感ばかりが高まってしまいました。
こちらで治療をはじめたとしても、帰国した後アフターケアなどをお願いしたいと思いましたので、その辺りも相談してみましたが、特に回答はなく、「お大事に」の一言すらなく・・・・
患者がメールで医師に相談をすることが非常識だったとは思いますが、もう一度同じ医師にかかる気持ちになれなくなってしまいました。
タイでは差し歯を外すところは日本の歯科大卒の医院長が担当し、根の治療は神経の専門医が担当して下さるそうです。
説明も親切でしたので、こちらで治療する方向で考えてみたいと思います。
次回の診察で、ラバーダムを使用してもらえるのか、質問してみたいと思います。
私の治療の場合でも、ラバーダムを利用するのが、理想的ということでよいのでしょうか?
また、使用しないといわれた場合には、別の医院もあたってみるべきでしょうか?
回答5
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2009-01-29 23:46:42
いろいろと大変な状況であることお察しいたします。
私は上顎の1番であればラバーの有無は重要でないと思います。
使うに越したことはありませんが、ラバーを使ったから根管治療がうまくいくのではないことをご理解ください。
私は上顎の1番であればラバーの有無は重要でないと思います。
使うに越したことはありませんが、ラバーを使ったから根管治療がうまくいくのではないことをご理解ください。
回答6
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2009-01-30 01:06:18
>日本にいるうちに根の治療が必要なことが特定できていたなら、状況は違っていたのに・・・・。
>と思うと、主治医への不信感ばかりが高まってしまいました。
お気持ちは分りますが、触れば治ると言う状態でもないですし、何より症状なく経過していた歯を触り大きく痛みが出たり、腫れたりして逆に信用を失う原因にもなるから症状が出ていない歯は触らないかもしれません。
症状のなかった歯の土台を除去中に破折などもありますしね^^;
日本の保険制度では、初めて神経を取る抜髄に比べ相当手間のかかる感染根管処置の費用が抜髄より安いと言うところにも問題があると思います。
奥歯に銀歯が多い人は注意された方がいいでしょうね。
殆どのケースで病変がある時が多いです。
ですが、根の病変は慢性疾患でありほとんど症状なく経過していますので自覚はほとんどありません。
>患者がメールで医師に相談をすることが非常識だったとは思いますが、
主治医と患者の関係なら、なんら問題ないと思いますよ。
私の所なんて電話で
「○○県の腕の良い根の治療を行っている先生を教えて下さい」
などたまにありますよ。
(メールも・・・、お願いですから止めてください)
これは非常識ですが、
今回のメールは特に常識の範囲内だと思います。
>私の治療の場合でも、ラバーダムを利用するのが、理想的ということでよいのでしょうか?
どのレベルで治療を求められるかだと思います。
最上級の治療を求められるのであればしてもらった方がいいでしょう。
私は99%ラバーダムはしますが、上の前歯であればそこまで大きな差は出ないような気はします。
(本音が出てしまいました^^;)
>また、使用しないといわれた場合には、別の医院もあたってみるべきでしょうか?
そこまで気を使わなくてもいいと思いますよ。
先生との相性も大事だと思います。
タイですからね・・・
全くそちらの事情が分りませんが、感染対策などに気を使っているかなどを調べられた方がいいのではないでしょうか!?
たぶん日本と同じ水準でしていると言うことであれば、大きな問題はないと思います。
>と思うと、主治医への不信感ばかりが高まってしまいました。
お気持ちは分りますが、触れば治ると言う状態でもないですし、何より症状なく経過していた歯を触り大きく痛みが出たり、腫れたりして逆に信用を失う原因にもなるから症状が出ていない歯は触らないかもしれません。
症状のなかった歯の土台を除去中に破折などもありますしね^^;
日本の保険制度では、初めて神経を取る抜髄に比べ相当手間のかかる感染根管処置の費用が抜髄より安いと言うところにも問題があると思います。
奥歯に銀歯が多い人は注意された方がいいでしょうね。
殆どのケースで病変がある時が多いです。
ですが、根の病変は慢性疾患でありほとんど症状なく経過していますので自覚はほとんどありません。
>患者がメールで医師に相談をすることが非常識だったとは思いますが、
主治医と患者の関係なら、なんら問題ないと思いますよ。
私の所なんて電話で
「○○県の腕の良い根の治療を行っている先生を教えて下さい」
などたまにありますよ。
(メールも・・・、お願いですから止めてください)
これは非常識ですが、
今回のメールは特に常識の範囲内だと思います。
>私の治療の場合でも、ラバーダムを利用するのが、理想的ということでよいのでしょうか?
どのレベルで治療を求められるかだと思います。
最上級の治療を求められるのであればしてもらった方がいいでしょう。
私は99%ラバーダムはしますが、上の前歯であればそこまで大きな差は出ないような気はします。
(本音が出てしまいました^^;)
>また、使用しないといわれた場合には、別の医院もあたってみるべきでしょうか?
そこまで気を使わなくてもいいと思いますよ。
先生との相性も大事だと思います。
タイですからね・・・
全くそちらの事情が分りませんが、感染対策などに気を使っているかなどを調べられた方がいいのではないでしょうか!?
たぶん日本と同じ水準でしていると言うことであれば、大きな問題はないと思います。
回答7
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-01-30 11:19:49
畑田先生、井野先生にまったくの同意です。
>患者がメールで医師に相談をすることが非常識だったとは思いますが
常識の範囲だと思います。
僕は「何かあったらメールくださいね」と全ての患者さんに伝えています(あ、ご高齢でコンピューター環境の無い方には‥)。
むしろ、電話で長々質問される方が僕としては困ってしまいますね。
メールであれば手の空いた時にゆっくり、カルテやレントゲンを検証しながらお返事できますから。
>上の前歯であればそこまで大きな差は出ないような気はします。
あ、言っちゃいましたね>井野先生 (^。^)
でも、僕もそう思います(笑)。
>患者がメールで医師に相談をすることが非常識だったとは思いますが
常識の範囲だと思います。
僕は「何かあったらメールくださいね」と全ての患者さんに伝えています(あ、ご高齢でコンピューター環境の無い方には‥)。
むしろ、電話で長々質問される方が僕としては困ってしまいますね。
メールであれば手の空いた時にゆっくり、カルテやレントゲンを検証しながらお返事できますから。
>上の前歯であればそこまで大きな差は出ないような気はします。
あ、言っちゃいましたね>井野先生 (^。^)
でも、僕もそう思います(笑)。
タイトル | [写真あり] 根の炎症のために痛みがあり根管治療をすることについて (タイ) |
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質問者 | スピンキーさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 25歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
神経の無い(神経を取った)歯の痛み 根管治療の治療法 その他(写真あり) タイ 根の病気(根尖病変・根尖病巣) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。