[写真あり] 歯周病で矯正は困難、するならコルチトコミー併用と診断
相談者:
レイナさん (28歳:女性)
投稿日時:2009-03-02 15:48:45
先日、矯正(前歯の叢生で全体的に出っ歯)をするにあたっての診察を受けたところ、歯周病で歯茎がかなり下がっている状態なので矯正は困難と診断されてしまいました。
矯正の事しか考えておらず、歯周病に関しては無知で急遽勉強し、できるだけの知識は得たのですが、今まで歯周病治療に当たっての説明が何もなく、またこちらからも質問などはしなかった為、現在自分の歯がどのような状態なのか(ポケットの深さや程度、今後の治療について等)次回の治療(3月5日)に行き、詳しく訊かないと分からない状況です。
分かっているのは
・下の左右1と2がかなり歯茎が下がっている(レントゲンでは埋まっている歯の長さは半分以下だったと思います)が動揺は殆ど無い。
・左上の4〜7に動揺がみられる。
矯正の先生の話では、すきっ歯のような少し歯を寄せるだけの症状であれば治せるが、私の場合は抜歯をして歯を並べる方法なので、移動距離が長い為、歯が抜けるリスクが極めて高く、自分では引き受けられないとの事でした。
自分は引き受けられないが、知り合いの開業医数人(歯周病専門では無く普通の矯正の開業医)にこれくらいの症状で矯正できるかどうか訊いてみて、できるようであれば紹介状を書くとの事。
(その先生は私が通っている歯医者に月一回矯正にこれらていて、普段は大学で研究をされているそうです。)
そして、もし矯正できるのであればコルチコトミーを併用する事で、歯が抜けるリスクが下がるとの事でした。
質問をまとめますと、
1.私の症状では本当に矯正は不可能なのでしょうか?
(実際口の中を見てみないと判断し辛いと思いますが、分かる範囲で結構ですのでお願いします)
2.歯周病で歯茎が下がっている場合の矯正に、コルチコトミーを取り入れるのは一般的なのでしょうか?
また、それによってかなりの効果(歯が抜けるリスクが著しく下がる等)が期待できますか?
3.自分ではできないが、知り合いの開業医に訊いてみるとはどう言う意味でしょう?
自らも矯正医なのだからわざわざ他の医者に訊かなくても診察をすれば、一般的に矯正できるレベルかどうかは判断できると思うので、不信に思いました。
月一回大学から矯正にきているような先生は、毎日患者を診ている開業医に比べて、経験が無い分腕は落ちるのでしょうか?
長文で申し訳ありませんがどうかよろしくお願い致します。
画像1 画像2
矯正の事しか考えておらず、歯周病に関しては無知で急遽勉強し、できるだけの知識は得たのですが、今まで歯周病治療に当たっての説明が何もなく、またこちらからも質問などはしなかった為、現在自分の歯がどのような状態なのか(ポケットの深さや程度、今後の治療について等)次回の治療(3月5日)に行き、詳しく訊かないと分からない状況です。
分かっているのは
・下の左右1と2がかなり歯茎が下がっている(レントゲンでは埋まっている歯の長さは半分以下だったと思います)が動揺は殆ど無い。
・左上の4〜7に動揺がみられる。
矯正の先生の話では、すきっ歯のような少し歯を寄せるだけの症状であれば治せるが、私の場合は抜歯をして歯を並べる方法なので、移動距離が長い為、歯が抜けるリスクが極めて高く、自分では引き受けられないとの事でした。
自分は引き受けられないが、知り合いの開業医数人(歯周病専門では無く普通の矯正の開業医)にこれくらいの症状で矯正できるかどうか訊いてみて、できるようであれば紹介状を書くとの事。
(その先生は私が通っている歯医者に月一回矯正にこれらていて、普段は大学で研究をされているそうです。)
そして、もし矯正できるのであればコルチコトミーを併用する事で、歯が抜けるリスクが下がるとの事でした。
質問をまとめますと、
1.私の症状では本当に矯正は不可能なのでしょうか?
(実際口の中を見てみないと判断し辛いと思いますが、分かる範囲で結構ですのでお願いします)
2.歯周病で歯茎が下がっている場合の矯正に、コルチコトミーを取り入れるのは一般的なのでしょうか?
また、それによってかなりの効果(歯が抜けるリスクが著しく下がる等)が期待できますか?
3.自分ではできないが、知り合いの開業医に訊いてみるとはどう言う意味でしょう?
自らも矯正医なのだからわざわざ他の医者に訊かなくても診察をすれば、一般的に矯正できるレベルかどうかは判断できると思うので、不信に思いました。
月一回大学から矯正にきているような先生は、毎日患者を診ている開業医に比べて、経験が無い分腕は落ちるのでしょうか?
長文で申し訳ありませんがどうかよろしくお願い致します。
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回答1
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-03-02 16:01:27
実際に診察しないと解らないので、やはり一般論程度の答えになりますので、ご了承ください。
?誰にも責任を持って答えることは不可能です。
最低でも診察とレントゲン撮影、模型がないと答えられないですね。
歯を支える骨の量がカギでしょうから、レントゲンが是非とも必要です。
?コルチコトミー
これが適応なのかどうかも診察なしではなんとも言えませんが、歯周病で骨が無くなっている部分を切るのは、 私には???です。
?開業医に聞くというのは、他に意見を求めるという意味だけで別に不思議には思いませんよ。
『月一回大学から矯正にきているような先生は、毎日患者を診ている開業医に比べて、経験が無い分腕は落ちるのでしょうか?』
大学でも毎日診ている人はいるでしょうから、そういう意味ではないでしょう。
経験値の話なら、開業医と大学では症例が違うので、一概に、どちらがいいか?比べられません。
やっぱり診察してレントゲン診て、歯周ポケット測らないと、なんとも言えません。
うがった見方をすると。
営業上、薦めたいでしょうけど、歯周病がネックで積極的にはやりたくないのでしょうね?
?誰にも責任を持って答えることは不可能です。
最低でも診察とレントゲン撮影、模型がないと答えられないですね。
歯を支える骨の量がカギでしょうから、レントゲンが是非とも必要です。
?コルチコトミー
これが適応なのかどうかも診察なしではなんとも言えませんが、歯周病で骨が無くなっている部分を切るのは、 私には???です。
?開業医に聞くというのは、他に意見を求めるという意味だけで別に不思議には思いませんよ。
『月一回大学から矯正にきているような先生は、毎日患者を診ている開業医に比べて、経験が無い分腕は落ちるのでしょうか?』
大学でも毎日診ている人はいるでしょうから、そういう意味ではないでしょう。
経験値の話なら、開業医と大学では症例が違うので、一概に、どちらがいいか?比べられません。
やっぱり診察してレントゲン診て、歯周ポケット測らないと、なんとも言えません。
うがった見方をすると。
営業上、薦めたいでしょうけど、歯周病がネックで積極的にはやりたくないのでしょうね?
回答2
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-03-02 17:15:12
簡単に。
本当に歯周病で歯槽骨頂縁が下がっていれば、皮質骨(コルチコ)は下がっていて、相手がいなくなってます。
コルチコトミーは??!!です。
単に思いつきをしゃべったようにしか思えません。
コルチコトミーは歯の移動を早めたいときにする便宜法です。
本当に歯周病で歯槽骨頂縁が下がっていれば、皮質骨(コルチコ)は下がっていて、相手がいなくなってます。
コルチコトミーは??!!です。
単に思いつきをしゃべったようにしか思えません。
コルチコトミーは歯の移動を早めたいときにする便宜法です。
回答3
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-03-03 06:27:44
レイナさまおはようございます。
叢生と軽い出っ歯を治すために、矯正治療を考えていらっしゃるのですね。
写真を拝見した所、中等度くらいの歯周病がありそうに思います。
先ず歯周病の治療を優先なさって、治してから矯正治療を始められるのがいいと思います。
歯周病の程度が写真だけでは十分評価できませんが、歯周病が治癒しないまま矯正治療を始めてしまうと、悪化することが考えられます。
歯周病が悪化すれば、場合によっては抜歯することにもなりかねません。
コルチコトミーについては経験がないのでわかりかねますが、おそらくしなくても矯正治療は可能だと思います。
他のDrの意見を聴くことについては、特別問題は無いように思います。
一般的な症例については経験があっても全ての症例の経験があるとは限りませんし、微妙に違っていることはよく経験します。
このような場合は他のDrの意見を聴いてみることは私も時々あります、そのことだけを取り上げて腕が落ちるとは言い切れないと思います。
心配なさっているようなので、レイナさまがそのDrをどう感じたか直感を大切になさったらいいと思います。
直感は案外当たっているものです。
参考になさってください。
歯周病
http://yamadashika.jp/perio.html
叢生と軽い出っ歯を治すために、矯正治療を考えていらっしゃるのですね。
写真を拝見した所、中等度くらいの歯周病がありそうに思います。
先ず歯周病の治療を優先なさって、治してから矯正治療を始められるのがいいと思います。
歯周病の程度が写真だけでは十分評価できませんが、歯周病が治癒しないまま矯正治療を始めてしまうと、悪化することが考えられます。
歯周病が悪化すれば、場合によっては抜歯することにもなりかねません。
コルチコトミーについては経験がないのでわかりかねますが、おそらくしなくても矯正治療は可能だと思います。
他のDrの意見を聴くことについては、特別問題は無いように思います。
一般的な症例については経験があっても全ての症例の経験があるとは限りませんし、微妙に違っていることはよく経験します。
このような場合は他のDrの意見を聴いてみることは私も時々あります、そのことだけを取り上げて腕が落ちるとは言い切れないと思います。
心配なさっているようなので、レイナさまがそのDrをどう感じたか直感を大切になさったらいいと思います。
直感は案外当たっているものです。
参考になさってください。
歯周病
http://yamadashika.jp/perio.html
回答4
ひたちの矯正歯科医院(茨城県牛久市)の秋山です。
回答日時:2009-03-03 09:16:34
>1.私の症状では本当に矯正は不可能なのでしょうか?
歯周病で歯槽骨が下がっており歯の支えが少ないようであれば、矯正治療で歯を大きく動かす事が困難になるのですが、これに関してはレントゲン写真を確認しないと全くお答えのしようがありません。
ただ記述の状態から推測すると、歯周病の進行具合が中等度あり、小臼歯抜歯ケースでは無理なようですね。
>2.歯周病で歯茎が下がっている場合の矯正にコルチコトミーを取り入れるのは一般的なのでしょうか?
>また、それによってかなりの効果(歯が抜けるリスクが著しく下がる等)が期待できますか?
これに関しては、佐藤先生、松山先生の意見に同意です。
追加しますとコルチコトミーは、歯槽骨に外科的な処置を加える手法なのです。
状態がよくない歯周組織にそのような処置を施すと、更なる骨吸収を招く恐れがあるように思いますのであまりお勧めはしません。
>3.自分ではできないが、知り合いの開業医に訊いてみるとはどう言う意味でしょう?
>自らも矯正医なのだからわざわざ他の医者に訊かなくても診察をすれば、一般的に矯正できるレベルかどうかは判断できると思うので、不信に思いました。
>月一回大学から矯正にきているような先生は、毎日患者を診ている開業医に比べて、経験が無い分腕は落ちるのでしょうか?
大学病院の先生で優秀な先生は沢山いらっしゃいます。
肩書きではなく、全てはその人によるという事ではないでしょうか?
レイナさんが納得した治療を受けられるといいですね。
何かありましたらまたご相談下さい。
歯周病で歯槽骨が下がっており歯の支えが少ないようであれば、矯正治療で歯を大きく動かす事が困難になるのですが、これに関してはレントゲン写真を確認しないと全くお答えのしようがありません。
ただ記述の状態から推測すると、歯周病の進行具合が中等度あり、小臼歯抜歯ケースでは無理なようですね。
>2.歯周病で歯茎が下がっている場合の矯正にコルチコトミーを取り入れるのは一般的なのでしょうか?
>また、それによってかなりの効果(歯が抜けるリスクが著しく下がる等)が期待できますか?
これに関しては、佐藤先生、松山先生の意見に同意です。
追加しますとコルチコトミーは、歯槽骨に外科的な処置を加える手法なのです。
状態がよくない歯周組織にそのような処置を施すと、更なる骨吸収を招く恐れがあるように思いますのであまりお勧めはしません。
>3.自分ではできないが、知り合いの開業医に訊いてみるとはどう言う意味でしょう?
>自らも矯正医なのだからわざわざ他の医者に訊かなくても診察をすれば、一般的に矯正できるレベルかどうかは判断できると思うので、不信に思いました。
>月一回大学から矯正にきているような先生は、毎日患者を診ている開業医に比べて、経験が無い分腕は落ちるのでしょうか?
大学病院の先生で優秀な先生は沢山いらっしゃいます。
肩書きではなく、全てはその人によるという事ではないでしょうか?
レイナさんが納得した治療を受けられるといいですね。
何かありましたらまたご相談下さい。
回答5
回答日時:2009-03-03 10:20:35
こんにちは。
私も他の先生方と同じ意見です。
で少し視点を変えて・・
原則的に、「歯周病+矯正」という組み合わせは、処置の難易度が高いです。
盲目的に禁忌と判断される場合もありますし、矯正期間中に歯磨きがしにくくなると言う問題からも、確かにコントロールが難しいです。(担当医にとってもご本人にとっても)
また、レイナさんが20代でありながら、歯周病が中等度以上に進んでいるのではないか?と文面からは読めますが、ここもネックの気がします。
おそらく、歯並びも最近になって悪化してきた様な印象はないでしょうか?
単純な叢生なら、歯の大きさと顎の骨の大きさの不調和から起きますが、レイナさんの場合、今、もしくは将来起きるかも知れないのは、歯周病によって歯が後方から倒れて押してきたことによる叢生?かも知れませんね。
つまり、顎の大きさをベンチと例えるなら、6人がけのベンチに6人座るのが理想のところ、実は5人がけのベンチ(→普通の叢生)、歯周病絡みの場合は6人がけなんだけどみんなが居眠りしてもたれ合ってる感じ(→歯周病の場合の叢生)です。
(伝わりますかね?)
ちなみにこういう変化を病的歯牙移動【PTM】と呼び、歯周病患者の30%〜56%に見られると言う報告もあります。
参考⇒2年前から徐々に3番が出てきた(歯が伸びてきた)
(※↑ちょうどレイナさんと同じ年齢の方のご相談です)
ですので現在の(もしくは今後起こりうる)主な問題点は、単純に歯並びとか見た目だけの問題ではなくて、歯周病の方なのではないかと思います。
もしも時間や予算が限られるなら、当然歯周病の治療に注力されるべきだと思いますよ。
それだけでも難易度は高い方だと思いますが、良い先生を見つけて一緒に頑張れれば、きちんと進行は防げると思います。
個人的な意見ですが、矯正専門医が歯周治療をする訳ではないですし、今はまず歯周治療の得意そうな先生を探すか紹介してもらうかして相談して、矯正については歯周治療の見通しが立った場合の「オプション」程度に思われた方が良い様な気がしますよ^^
資料がないので見当違いなことを書いてるかも知れませんが、もしも予想通りだったとすると、早い年齢で歯周病に気づくことが出来たなら良かったのではないでしょうか?
私も他の先生方と同じ意見です。
で少し視点を変えて・・
原則的に、「歯周病+矯正」という組み合わせは、処置の難易度が高いです。
盲目的に禁忌と判断される場合もありますし、矯正期間中に歯磨きがしにくくなると言う問題からも、確かにコントロールが難しいです。(担当医にとってもご本人にとっても)
また、レイナさんが20代でありながら、歯周病が中等度以上に進んでいるのではないか?と文面からは読めますが、ここもネックの気がします。
おそらく、歯並びも最近になって悪化してきた様な印象はないでしょうか?
単純な叢生なら、歯の大きさと顎の骨の大きさの不調和から起きますが、レイナさんの場合、今、もしくは将来起きるかも知れないのは、歯周病によって歯が後方から倒れて押してきたことによる叢生?かも知れませんね。
つまり、顎の大きさをベンチと例えるなら、6人がけのベンチに6人座るのが理想のところ、実は5人がけのベンチ(→普通の叢生)、歯周病絡みの場合は6人がけなんだけどみんなが居眠りしてもたれ合ってる感じ(→歯周病の場合の叢生)です。
(伝わりますかね?)
ちなみにこういう変化を病的歯牙移動【PTM】と呼び、歯周病患者の30%〜56%に見られると言う報告もあります。
参考⇒2年前から徐々に3番が出てきた(歯が伸びてきた)
(※↑ちょうどレイナさんと同じ年齢の方のご相談です)
ですので現在の(もしくは今後起こりうる)主な問題点は、単純に歯並びとか見た目だけの問題ではなくて、歯周病の方なのではないかと思います。
もしも時間や予算が限られるなら、当然歯周病の治療に注力されるべきだと思いますよ。
それだけでも難易度は高い方だと思いますが、良い先生を見つけて一緒に頑張れれば、きちんと進行は防げると思います。
個人的な意見ですが、矯正専門医が歯周治療をする訳ではないですし、今はまず歯周治療の得意そうな先生を探すか紹介してもらうかして相談して、矯正については歯周治療の見通しが立った場合の「オプション」程度に思われた方が良い様な気がしますよ^^
資料がないので見当違いなことを書いてるかも知れませんが、もしも予想通りだったとすると、早い年齢で歯周病に気づくことが出来たなら良かったのではないでしょうか?
回答6
相談者からの返信
相談者:
レイナさん
返信日時:2009-03-03 16:09:37
解答ありがとうございます。
先生方の解答を読んでいると、歯周病でコルチコトミーをするのは一般的ではないようですので、ますます矯正の先生に対する不信感が沸いてきました。
前回相談に行ったのが2月21日でまだ連絡がきません・・・。
毎月一回矯正に来られるようなので、今月来られる時にもう一度詳しく相談してみます。
コルチコトミーは歯槽骨に切りこみを入れると言うことですが、きちんと歯周病治療をして歯周病が改善された後でも、この手術をしてもよくないのでしょうか?
『年齢から考えて矯正が難しいような歯周病があるのは、ちょっと普通ではない』
と言うことは、侵襲性歯周炎の可能性が高いと言うことになるのでしょうか?!
侵襲性歯周炎か普通の歯周病かどうかは歯周病の専門医でなくても、歯科医師なら誰でも見分けがつくようなものなのでしょうか?
今回、
「歯周病なのでその治療をします」
と言われただけでそれ意外の説明(今後の治療の仕方、歯周病の程度、ポケットの深さなど)は何もありませんでした。
普通はそんなものですか?
患者が聞かなければ説明などはしないのが当たり前なのでしょうか?
渡辺先生
前歯の叢生は最近気になりだしたのですが、六年前(22歳)の写真を見ても同じような状態になっていました。
歯のアップの写真がないのでよく分からないのですが、今の方が少し酷くなっているような気もします。
隙間がないスペースに親知らずが生えた(左上は普通に生え、右上は少しだけ出ていました。下は左は斜めに少しだけ生え、右は7番に向かって斜めに完全埋伏)為、押されて叢生が酷くなってきたのかと思っていました。
因みに矯正を考えていたので親知らずは全て抜歯しました。
今の状態が病的歯牙移動【PTM】かどうかの見分け方などはありますか?
先生方の解答を読んでいると、歯周病でコルチコトミーをするのは一般的ではないようですので、ますます矯正の先生に対する不信感が沸いてきました。
前回相談に行ったのが2月21日でまだ連絡がきません・・・。
毎月一回矯正に来られるようなので、今月来られる時にもう一度詳しく相談してみます。
コルチコトミーは歯槽骨に切りこみを入れると言うことですが、きちんと歯周病治療をして歯周病が改善された後でも、この手術をしてもよくないのでしょうか?
『年齢から考えて矯正が難しいような歯周病があるのは、ちょっと普通ではない』
と言うことは、侵襲性歯周炎の可能性が高いと言うことになるのでしょうか?!
侵襲性歯周炎か普通の歯周病かどうかは歯周病の専門医でなくても、歯科医師なら誰でも見分けがつくようなものなのでしょうか?
今回、
「歯周病なのでその治療をします」
と言われただけでそれ意外の説明(今後の治療の仕方、歯周病の程度、ポケットの深さなど)は何もありませんでした。
普通はそんなものですか?
患者が聞かなければ説明などはしないのが当たり前なのでしょうか?
渡辺先生
前歯の叢生は最近気になりだしたのですが、六年前(22歳)の写真を見ても同じような状態になっていました。
歯のアップの写真がないのでよく分からないのですが、今の方が少し酷くなっているような気もします。
隙間がないスペースに親知らずが生えた(左上は普通に生え、右上は少しだけ出ていました。下は左は斜めに少しだけ生え、右は7番に向かって斜めに完全埋伏)為、押されて叢生が酷くなってきたのかと思っていました。
因みに矯正を考えていたので親知らずは全て抜歯しました。
今の状態が病的歯牙移動【PTM】かどうかの見分け方などはありますか?
回答7
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-03-06 17:13:38
侵襲性歯周炎の歯周炎があるのか否か?
ここでは判別不可能ですし、一般の人が感じうる情報で判断するのは困難でしょう。
お近くの歯周病の専門医での、セカンドオピニオンをお勧めします。
日本歯周病学会HP
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsp2/special/index.htm
あんまりご自身で考え過ぎると、情報過多で不幸になられるパターンにハマり込んでしまわれますので、この辺でネット情報はこれ以上ランダムに調べられて採用しない方が、トータルで相談者の為になると思います。
ここでは判別不可能ですし、一般の人が感じうる情報で判断するのは困難でしょう。
お近くの歯周病の専門医での、セカンドオピニオンをお勧めします。
日本歯周病学会HP
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsp2/special/index.htm
あんまりご自身で考え過ぎると、情報過多で不幸になられるパターンにハマり込んでしまわれますので、この辺でネット情報はこれ以上ランダムに調べられて採用しない方が、トータルで相談者の為になると思います。
回答8
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2009-03-06 17:16:37
コルチコトミーが最近流行りなので、そこでひとこと。
正しいコルチコトミーをするときは、
・頬側から歯茎をめくって骨を切って
・後日、舌側から歯茎をめくって骨を切ります。
そうすることで、両方から骨を確実に切ることで、なおかつ、場合によっては軽く骨折させます。
そうやることで、骨と歯がブロックになって動きやすくなります。
ただ最近の歯科の雑誌に載っているのはその殆どが、骨をチョロっと傷つけているだけで、とてもコルチコトミーと呼べるものではありませんし、このような方法でコルチコトミーを受けた方のCTをとると、骨の外に歯が飛び出しているのを良く見かけます。
ですので、このあたりをよく熟慮している歯科医師かどうかを見極める必要があります
正しいコルチコトミーをするときは、
・頬側から歯茎をめくって骨を切って
・後日、舌側から歯茎をめくって骨を切ります。
そうすることで、両方から骨を確実に切ることで、なおかつ、場合によっては軽く骨折させます。
そうやることで、骨と歯がブロックになって動きやすくなります。
ただ最近の歯科の雑誌に載っているのはその殆どが、骨をチョロっと傷つけているだけで、とてもコルチコトミーと呼べるものではありませんし、このような方法でコルチコトミーを受けた方のCTをとると、骨の外に歯が飛び出しているのを良く見かけます。
ですので、このあたりをよく熟慮している歯科医師かどうかを見極める必要があります
相談者からの返信
相談者:
レイナさん
返信日時:2009-03-09 14:57:37
タイトル | [写真あり] 歯周病で矯正は困難、するならコルチトコミー併用と診断 |
---|---|
質問者 | レイナさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 28歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯周病(歯槽膿漏)治療 歯周病その他 歯列矯正の治療法 歯列矯正(矯正歯科)その他 その他(写真あり) 外科矯正 叢生(ガタガタの歯並び) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。