埋伏親知らずとのう胞、抜歯のリスクを仕事と妊娠の関係で悩んでます
相談者:
スージーさん (42歳:女性)
投稿日時:2009-04-12 09:50:38
はじめまして
掲示板は以前のものも読ませていただきました。
現在埋まってる親知らずが3本。
全て横向きに生えてます。
上の一本は5年前に少し痛みがあり抜いてます。
どれも痛みは現在ないのですが、右下の親知らずと7番の間にのう胞があるのが、偶然レントゲンで見つかり大学病院を紹介されました。
大学病院の先生からは、神経にだいぶ近いので、リスクについて
説明を受け、また、こちらのサイトでも勉強をさせていただきました。
仕事が接客業であるのでリスクを考えると慎重になっています。
以前、顎関節症になったとき、必要以上にあごの音について神経質になってしまった経緯があり、ちょっとした違和感にも神経質に又なるのでは?と心配です。
又、二人目の妊娠を希望しているので、妊娠中にいたんだりすることが多いのもこのサイトで知り、大変迷ってます。
そこで参考にさせていただきたいのですが、妊娠中、又、授乳中症状が出た場合、それは、痛みだったり、腫れだったりといったものなのでしょうか?
又、抗生剤が飲めないとなると、どのように処置されるのでしょうか?
のう胞は骨を溶かす、ということで、実際、7番の根のところも少し溶けてきてるとレントゲンを見て言われました。
お忙しいところ大変恐縮でございますが、どうか宜しくお願い致します。
掲示板は以前のものも読ませていただきました。
現在埋まってる親知らずが3本。
全て横向きに生えてます。
上の一本は5年前に少し痛みがあり抜いてます。
どれも痛みは現在ないのですが、右下の親知らずと7番の間にのう胞があるのが、偶然レントゲンで見つかり大学病院を紹介されました。
大学病院の先生からは、神経にだいぶ近いので、リスクについて
説明を受け、また、こちらのサイトでも勉強をさせていただきました。
仕事が接客業であるのでリスクを考えると慎重になっています。
以前、顎関節症になったとき、必要以上にあごの音について神経質になってしまった経緯があり、ちょっとした違和感にも神経質に又なるのでは?と心配です。
又、二人目の妊娠を希望しているので、妊娠中にいたんだりすることが多いのもこのサイトで知り、大変迷ってます。
そこで参考にさせていただきたいのですが、妊娠中、又、授乳中症状が出た場合、それは、痛みだったり、腫れだったりといったものなのでしょうか?
又、抗生剤が飲めないとなると、どのように処置されるのでしょうか?
のう胞は骨を溶かす、ということで、実際、7番の根のところも少し溶けてきてるとレントゲンを見て言われました。
お忙しいところ大変恐縮でございますが、どうか宜しくお願い致します。
回答1
あらきデンタルクリニック(香川県坂出市)の荒木です。
回答日時:2009-04-12 09:57:08
>二人目の妊娠を希望しているので、妊娠中にいたんだりすることが多いのもこのサイトで知り、大変迷ってます。
ということはまだ妊娠されていないのですよね?
個人的意見ですが、妊娠される前に親知らずの抜歯を含めた歯科治療を行っておくことをオススメいたします。
当院は近く(50mくらい笑)に総合病院があり、そのの産婦人科から入院中の妊婦さんの歯科治療を時々依頼されます。
妊娠中は服薬可能な薬剤に制限がありますので効果が出にくい(弱めのお薬しか飲めない)状態となります。
痛みに耐えるのは母子ともにストレスになりますから、元気な赤ちゃんを産むためにも早急に処置を開始される方がよいでしょう。
ということはまだ妊娠されていないのですよね?
個人的意見ですが、妊娠される前に親知らずの抜歯を含めた歯科治療を行っておくことをオススメいたします。
当院は近く(50mくらい笑)に総合病院があり、そのの産婦人科から入院中の妊婦さんの歯科治療を時々依頼されます。
妊娠中は服薬可能な薬剤に制限がありますので効果が出にくい(弱めのお薬しか飲めない)状態となります。
痛みに耐えるのは母子ともにストレスになりますから、元気な赤ちゃんを産むためにも早急に処置を開始される方がよいでしょう。
回答2
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-04-12 10:18:28
回答3
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-04-12 10:34:56
そうですね、上記のお二人の先生方のご意見が正しい方向であると私も思います。
十分に腫れの対策をとり、恐怖も和らぐ様なお薬を使い、CTで根っこの先と神経の管の関係を確認してもらえば、恐れるに足らずです。
妊娠中の心配って、意味ないですよ。
その心配をするくらいなら、抜いちゃいましょう!
十分に腫れの対策をとり、恐怖も和らぐ様なお薬を使い、CTで根っこの先と神経の管の関係を確認してもらえば、恐れるに足らずです。
妊娠中の心配って、意味ないですよ。
その心配をするくらいなら、抜いちゃいましょう!
相談者からの返信
相談者:
スージーさん
返信日時:2009-04-13 00:49:28
先生方お忙しい中ご丁寧にありがとうございました。
お礼が遅くなりまして申しわけございません。
大変参考になりました。
しかしながら、仕事の関係上、麻痺などのリスクがある中、抜く決意が出来ないで居ます。
でも、だいぶ前のご回答で中本先生が、のう胞は大きくなると下顎の大部分の骨を切り取り、人工物をつけ、見た目の問題も出てくるというのを拝見し、のう胞もあるというのはそんなリスクもあることを知りました。
でも、例えば、半年に一回とかレントゲンで大きさを確認して経過を見ることはできないのでしょうか?
でも妊娠したとなると一年近くレントゲン確認が出来なくなる・・とはいえ、1年でそんなに大きくなることはあるのでしょうか?
又、親知らずが痛んだ場合、とても痛いことがこのサイトでも分かりましたので、それが妊娠中なら、薬もあまり飲めず、厳しいこともわかりました。
高齢なのでより、避けたほうがよいと思いました。
とはいえ、痛み出すか分からない事に、抜いたことの万が一のリスクを考えると経過を見たほうがいいのかと思ったりしています。
ここでご質問ですが、のう胞について、骨を溶かす、という知識しかないのですが、どのようにまずいので抜いたほうがいいのか教えていただけますでしょうか?
お忙しい中、大変恐縮ですがどうか宜しくお願い申し上げます。
お礼が遅くなりまして申しわけございません。
大変参考になりました。
しかしながら、仕事の関係上、麻痺などのリスクがある中、抜く決意が出来ないで居ます。
でも、だいぶ前のご回答で中本先生が、のう胞は大きくなると下顎の大部分の骨を切り取り、人工物をつけ、見た目の問題も出てくるというのを拝見し、のう胞もあるというのはそんなリスクもあることを知りました。
でも、例えば、半年に一回とかレントゲンで大きさを確認して経過を見ることはできないのでしょうか?
でも妊娠したとなると一年近くレントゲン確認が出来なくなる・・とはいえ、1年でそんなに大きくなることはあるのでしょうか?
又、親知らずが痛んだ場合、とても痛いことがこのサイトでも分かりましたので、それが妊娠中なら、薬もあまり飲めず、厳しいこともわかりました。
高齢なのでより、避けたほうがよいと思いました。
とはいえ、痛み出すか分からない事に、抜いたことの万が一のリスクを考えると経過を見たほうがいいのかと思ったりしています。
ここでご質問ですが、のう胞について、骨を溶かす、という知識しかないのですが、どのようにまずいので抜いたほうがいいのか教えていただけますでしょうか?
お忙しい中、大変恐縮ですがどうか宜しくお願い申し上げます。
回答4
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2009-04-13 01:30:39
のう胞についてのレントゲン等の情報がないので、これ以上の詳細なご相談は不適当だと思います。
年齢と妊娠希望を考慮すると、早めの除去が一番だと思います。
妊娠されて出産、授乳、育児と月日が流れて、気がついた時には顎の骨の幅の大部分を占めるような大物になられたら一大事です。
へたをしたらお顔に傷のできる手術を受けないといけないかもしれないのです。(あくまでも可能性です。)
良くあるのですが、仕事が忙しく、、、家庭が忙しく、、、
で数年たち、、、で、検査をしたら、、、、
さあ大変、、、えらいこっちゃ!!
こうなって欲しくないと思っています。
口腔外科に相談されるのが一番。
麻痺リスクに対しては、CTをとって状況を詳しく把握されることをお勧めします。
麻痺のリスクだけを言えば、大きくなればなるほど不利です。
口腔外科医の診断と治療方針はどうだったのでしょうか?
診察をしていないわれわれの当てずっぽうより、実際に診察した先生の意見を重要視され、その先生に相談されるのが、一番だと思います。
年齢と妊娠希望を考慮すると、早めの除去が一番だと思います。
妊娠されて出産、授乳、育児と月日が流れて、気がついた時には顎の骨の幅の大部分を占めるような大物になられたら一大事です。
へたをしたらお顔に傷のできる手術を受けないといけないかもしれないのです。(あくまでも可能性です。)
良くあるのですが、仕事が忙しく、、、家庭が忙しく、、、
で数年たち、、、で、検査をしたら、、、、
さあ大変、、、えらいこっちゃ!!
こうなって欲しくないと思っています。
口腔外科に相談されるのが一番。
麻痺リスクに対しては、CTをとって状況を詳しく把握されることをお勧めします。
麻痺のリスクだけを言えば、大きくなればなるほど不利です。
口腔外科医の診断と治療方針はどうだったのでしょうか?
診察をしていないわれわれの当てずっぽうより、実際に診察した先生の意見を重要視され、その先生に相談されるのが、一番だと思います。
回答5
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2009-04-13 01:48:22
スージーさん、こんにちは。
>だいぶ前のご回答で中本先生が、のう胞は大きくなると下顎の大部分の骨を切り取り、人工物をつけ、見た目の問題も出てくるというのを拝見し、のう胞もあるというのはそんなリスクもあることを知りました。
スージーさんが見られた過去ログは、こちらでしょうか?
↓
〔親知らずに嚢胞、全身麻酔で外科手術しか方法はない?〕
まずはじめに、佐藤先生もご回答されておられるとおり、個別具体的なケースについては、インターネット医療相談では分かりません。
ですから、過去ログ(あるいはインターネット全般)に書かれていることが、そのままスージーさんに当てはまるものではないです。
私の個人的意見とすれば、上記過去ログのケース(下顎枝方向に進展する嚢胞)と、ご質問の内容をうかがう限りのスージーさんのケースとでは、様々な点で状況は異なると思います。
嚢胞でも外科手術の必要性が高いケースがあることは事実ですが、その場合は、診察をされた先生から直接その旨の指摘があるはずです。
ですから、嚢胞の処置をはじめ実際の治療に関することは、ご自身で過去ログ等を調べるのみで完結ないしご不安になられるのではなく、実際に診察をされた先生とよくご相談をなされることを最優先されてください。
>例えば、半年に一回とかレントゲンで大きさを確認して経過を見ることはできないのでしょうか?
>でも妊娠したとなると一年近くレントゲン確認が出来なくなる・・とはいえ、1年でそんなに大きくなることはあるのでしょうか?
上記ご質問も同様です。
この場で回答できる内容ではないため、やはり担当の先生としっかりご相談された上でお決めになられてください。
お大事になされてくださいね。
>だいぶ前のご回答で中本先生が、のう胞は大きくなると下顎の大部分の骨を切り取り、人工物をつけ、見た目の問題も出てくるというのを拝見し、のう胞もあるというのはそんなリスクもあることを知りました。
スージーさんが見られた過去ログは、こちらでしょうか?
↓
〔親知らずに嚢胞、全身麻酔で外科手術しか方法はない?〕
まずはじめに、佐藤先生もご回答されておられるとおり、個別具体的なケースについては、インターネット医療相談では分かりません。
ですから、過去ログ(あるいはインターネット全般)に書かれていることが、そのままスージーさんに当てはまるものではないです。
私の個人的意見とすれば、上記過去ログのケース(下顎枝方向に進展する嚢胞)と、ご質問の内容をうかがう限りのスージーさんのケースとでは、様々な点で状況は異なると思います。
嚢胞でも外科手術の必要性が高いケースがあることは事実ですが、その場合は、診察をされた先生から直接その旨の指摘があるはずです。
ですから、嚢胞の処置をはじめ実際の治療に関することは、ご自身で過去ログ等を調べるのみで完結ないしご不安になられるのではなく、実際に診察をされた先生とよくご相談をなされることを最優先されてください。
>例えば、半年に一回とかレントゲンで大きさを確認して経過を見ることはできないのでしょうか?
>でも妊娠したとなると一年近くレントゲン確認が出来なくなる・・とはいえ、1年でそんなに大きくなることはあるのでしょうか?
上記ご質問も同様です。
この場で回答できる内容ではないため、やはり担当の先生としっかりご相談された上でお決めになられてください。
お大事になされてくださいね。
回答6
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-04-13 05:59:47
スージーさまおはようございます。
親知らずを抜歯するかどうか迷っていらっしゃるのですね、拝見していないのでどの程度のリスクがあるかわかりかねますが、抜歯しなかった場合との比較になると思います。
心配なのは妊娠初期に急性炎症を起こした時になると思います。
基本的には抗生剤を服用してもそれほど問題は無いとは思いますが、スージーさま御自身は服用したくないとお考えだと思います。
しかし重症化した場合はそうも言っていられないでしょう、そのようなことを考えると抜歯なさっておいた方が心配の種を残さないためにも良いように思います。
主治医とよくお話をされて、今後の方針を決めていただくことになると思います。
参考になさってください。
親知らずを抜歯するかどうか迷っていらっしゃるのですね、拝見していないのでどの程度のリスクがあるかわかりかねますが、抜歯しなかった場合との比較になると思います。
心配なのは妊娠初期に急性炎症を起こした時になると思います。
基本的には抗生剤を服用してもそれほど問題は無いとは思いますが、スージーさま御自身は服用したくないとお考えだと思います。
しかし重症化した場合はそうも言っていられないでしょう、そのようなことを考えると抜歯なさっておいた方が心配の種を残さないためにも良いように思います。
主治医とよくお話をされて、今後の方針を決めていただくことになると思います。
参考になさってください。
相談者からの返信
相談者:
スージーさん
返信日時:2009-04-13 06:24:38
先生方、お忙しい中、又、お疲れの中、本当にありがとうございました。
抜きましょう、と決まって予約を取り、当日いざ抜くときに初めて、リスクについての説明を、他の先生から受けて(担当の先生が急患のため)突然のリスクの話に驚き、諸々考えて、抜かずに帰ってきた経緯がありまして、こちらで先生方に色々お伺いさせて頂いておりました。
今、抜く方向で考えはじめました。
早めに主治医の先生に予約を取り、話をさせていただこうと思っております。
先生方のアドバイス、大変嬉しく、又、大変、参考に、そして心配だった気持から一歩前へ踏み出す勇気を頂きました。
本当にありがとうございました。
だいぶ気持が楽になりました。
お時間を取っていただきまして、感謝を申し上げます。
抜きましょう、と決まって予約を取り、当日いざ抜くときに初めて、リスクについての説明を、他の先生から受けて(担当の先生が急患のため)突然のリスクの話に驚き、諸々考えて、抜かずに帰ってきた経緯がありまして、こちらで先生方に色々お伺いさせて頂いておりました。
今、抜く方向で考えはじめました。
早めに主治医の先生に予約を取り、話をさせていただこうと思っております。
先生方のアドバイス、大変嬉しく、又、大変、参考に、そして心配だった気持から一歩前へ踏み出す勇気を頂きました。
本当にありがとうございました。
だいぶ気持が楽になりました。
お時間を取っていただきまして、感謝を申し上げます。
タイトル | 埋伏親知らずとのう胞、抜歯のリスクを仕事と妊娠の関係で悩んでます |
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質問者 | スージーさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 42歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 親知らずの抜歯 根の病気(根尖病変・根尖病巣) 水平埋伏知歯(横向きに骨に埋まった親知らず) 妊娠希望・不妊治療中 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。