右下7番の嚢胞摘出手術と抜歯の後は、何もしなくても大丈夫ですか?

相談者: みにまるさん (42歳:女性)
投稿日時:2009-05-23 18:10:38
はじめまして。

昨年末、歯科医院レントゲン撮ったところ、右下7番の根元から下顎にかけて影がある事を指摘され、口腔外科のある病院を紹介されました。
右下8番には水平埋伏親知らずがあります。
自覚症状は全くありません。

まず右下8番の抜歯をして、その時に7番下の組織を採って病理検査をしました。

その結果、角化嚢胞原性腫瘍で経過観察か局所麻酔での摘出手術だと言われました。
とにかく早く治したかったので、来月初めに摘出手術をする事にしました。

右下7番は嚢胞に触れているため、再発しない様に抜歯しなければならないそうです。

抜歯した後はどうするのか、インプラントの必要があるのか聞いたところ、食事の時噛むために使うのは6番で、7番は殆ど使わないから無くても問題ない。

インプラントをする気があるのなら腸骨からの移植が必要だと言われました。
怖いので移植する事にはしていません。

本当に7番がなくても問題が無いのでしょうか?
手術日が近づくにつれ、これでいいのか不安が増しています。

アドバイスお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-05-23 18:28:02
個人差が有るのですが、下顎6番の位置が下顎の前後径の中間点後方なら支えがある感じですが、前方部に有る咬み合わせのときには、下顎後方がは持ち上がり顎関節症になる場合が有ります。

上記の理論的な背景は有りませんが、臨床経験から来るものです。

7番のクラウン充填物が低いだけで顎関節症を起こすことが有るくらいですから、当て外れでもないと思います。
また上の7番が挺出してくることも有ります。

嚢胞摘出ではなく、開窓療法は不可能なのでしょうか。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みにまるさん
返信日時:2009-05-23 19:17:59
CTを撮ったら、嚢胞があるのは顎骨の内側でした。

でも手術は外側からしか出来ないので、骨をたくさん削る事になる。
それは負担が大きいので、まず病理検査で何なのか調べてみようということになり、角化嚢胞性原性腫瘍だと分かりました。

7番の歯の根元が嚢胞にすっぽりと覆われているため、抜歯しなければ再発する可能性が高いそうです。
抜歯すれば、そこから嚢胞の摘出が出来るので、骨を削る量が少なくていいようです。

開窓療法の事は何も説明は受けていません。

手術日がせまっていますが、治療方法を考え直した方がいいのでしょうか?
回答 回答2
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-05-23 19:40:09
開窓療法は嚢胞空洞を口腔内に解放し、内容液状物を排出させると減圧により、嚢胞周囲に骨添加がおき、嚢胞の縮小化が起きます。

口腔内にドレーンを出さなければならないし、週一くらいの洗浄、ドレーン交換をしなければならず大変では有ります。

一般開業に有りながら、腫瘍性の嚢胞性エナメル上皮腫を開窓して、顎骨深いところに有る若年者の7番を、大学病院では抜歯するとしたのですが、抜歯させずについに萌出までこぎ着けたことが有ります。

勿論もと口腔外科医局員の経験が有りましたので。
縮小してからの嚢胞摘出術が可能なときも有ります。

開窓療法が可能か相談してみてはいかがですか。




タイトル 右下7番の嚢胞摘出手術と抜歯の後は、何もしなくても大丈夫ですか?
質問者 みにまるさん
地域 非公開
年齢 42歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定
抜歯:7番(第二大臼歯)
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
根の病気・異常その他
回答者




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