第三象牙質が虫歯検知薬で染まったり削られてしまわないか心配

相談者: はすみさん (36歳:女性)
投稿日時:2009-06-18 18:39:43
虫歯検知薬は第三象牙質も染まってしまうと聞いた事があります。

それはカリエスエディター(旧タイプ)の事で、カリエスチェックなら染まりすぎは無いのでしょうか?



5週間前にレジンの縁から一部虫歯になり、そこを部分的に削りレジンを詰めました。
しかし事情があり、転院して金属にやりなおしてもらうつもりでいます。

そのため今度はレジン全部を削り直しになるわけですが、5週間前に削ったところに出来つつある第三象牙質は、染まったり柔らかかったりしませんでしょうか?

削られないために、何か先生に言っておいたり、やってもらった方が良い事ってあるでしょうか。


すみませんがお答え宜しくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-06-18 18:52:42
染まりすぎると言われているのはカリエスエディターですが、カリエスチェックではどうか!?と言われれば全く分かりません。

明らかに虫歯である場合にも染まらないことはありますし、逆にもう大丈夫だろうと思うところも薄っすら染まる時があります。

虫歯を完全に識別できる材料、道具は今の所ありません。
先生の手の感覚、経験などから総合的に判断してもらう方がいいと思います。


因みに私は染まるところはまず殆ど削ります。
なんとなく大丈夫で治療を終わらせて、後であの時全部削っておけばは自分が患者なら嫌だからです。
http://www.youtube.com/watch?v=wY8sdB4fkmk&feature=channel



>5週間前に削ったところに出来つつある第三象牙質は、染まったり柔らかかったりしませんでしょうか?

そこまで短期間では期待するほど第三象牙質出来ていません。
上手く行っていても目で確認できない単位なので、殆ど出来ていないと考えてもらってもいいと思います。


>削られないために、何か先生に言っておいたりやってもらった方が良い事ってあるでしょうか。

腕の良い先生にお任せするしか方法はないと思います。
 

理由は分かりませんが、短期間で神経近くを何度も治療することは抜髄のリスクが大きいので、その点は理解して治療にあたられた方がいいと思います。

 

回答 回答2
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-06-18 18:52:55
象牙質歯髄の表面に存在する象牙芽細胞から作られます。

第三象牙質も中から作られます。

達することが出来ても(歯髄が露出に近いことです)、5週間前と言うことですがミクロン単位のことではないでしょうか。


マイクロスコープが出てきても、ほとんど意味の無い質問かも知れません。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-06-18 19:13:31
はすみさまこんばんわ。

蝕食検知液の染まりすぎが気になっていらっしゃるのですね、井野先生が仰っているように、染まりにくい蝕食もありますし染まりすぎる蝕食も有るように感じています。

経験を積んでくるとこの辺りもそれなりにわかるようになってきますが、私の場合は不安に感じた場合は必ずエキスカベータで削って見ます。

こうすれば軟化象牙質は手先の感覚ではっきりわかります、少々手間はかかりますが不必要な露髄を避けることが出来ます。


このようにすれば、削りすぎや軟化象牙質の取り残しは防ぐことが出来ます。

参考になさってください。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-06-18 19:25:36
松山先生のご意見に同意です。

5週間では見えないような量の第三象牙質くらいしか作れません。

心配無用です。


知識の連続性の欠如が生む、疑問なのですね。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2009-06-18 23:16:56
どうしてもやり直しがしたいのでしょうか?

自覚症状が何かあるとか?

は弄れば弄るほど削られて行きます。

様子見出来るのでしたら、そのまま待たれては如何でしょう。


転院との事で、しかも、縁が一部虫歯で修復したとの事なので、そんなに前医がされている治療が信じられない事が気になります。

金属修復は温度差に敏感になりますし、今の方が象牙質できるのを待てる気がするのですが・・・

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2009-06-19 09:59:57
『しかし事情があり、転院して金属にやりなおしてもらうつもりでいます。』

これは何故でしょうか?


削りすぎを心配するならば、数か月から一年くらいは間を置いてから行った方が、第三象牙質の生成も可能でしょうが、5週間では人間の感覚でいえばゼロですよ?

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2009-06-19 15:51:26
諸先生方の意見に同意です。

特に

松元先生の

「金属修復は温度差に敏感になりますし、今の方が象牙質できるのを待てる気がするのですが・・・ 」


佐藤先生の

「削りすぎを心配するならば、数か月から一年くらいは間を置いてから行った方が、第三象牙質の生成も可能」


だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: はすみさん
返信日時:2009-06-22 07:08:06
諸先生方

ご回答どうも有難うございました。


参考になりました。



タイトル 第三象牙質が虫歯検知薬で染まったり削られてしまわないか心配
質問者 はすみさん
地域 非公開
年齢 36歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
う蝕関連
専門的な質問その他
回答者




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