妊娠8カ月、10か月前に根管治療した歯に痛み

相談者: モリタさん (38歳:女性)
投稿日時:2009-06-25 10:32:23
お世話になります。

現在妊娠8カ月です。

昨年8月に根幹治療抜歯)した左上6番のが、昨日急に痛みだしました。
これまでは特に痛みも出ませんでした。

冷たいものや、熱いものしみるわけではなく、じっとしていると少しズキズキしているのがわかります。


妊娠後期にも関わらず、寝不足(寝付けない)ということもあり、体力や免疫機能が弱ってきている気がします。


根幹治療した歯の被せものをはずして治療するのも、細菌感染や長期間にわたる治療の事などで迷いがあります。

できるだけ寝不足などを改善し、もう少し様子を見たほうがよいでしょうか。


現在は我慢できないほどの痛みではありません。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-06-25 10:39:24
お考え方によって判断もかわると思います。

積極的に治療されるのであれば、被せモノを除去して根管治療

慎重に行動されるのであれば、今日は木曜ですから、24時間様子をみるのも一つの方針だと思います。


8か月であれば、慎重になりすぎ無くても十分に赤ちゃんは大きくなっているでしょう。

もしも、できれば、産婦人科の診察を受けて、歯科治療を受ける必要性を感じているので、注意するべき事柄の指導を受けられて、紹介状を作成してもらい、歯科の主治医に産婦人科医師の判断をお伝えすれば、完璧かも知れません。
(とてもまどろっこしいですが)

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-06-25 12:31:27
>昨年8月に根幹治療抜歯)した左上6番のが、昨日急に痛みだしました。

抜歯では無く、抜髄ですよね?


結論から言うと佐藤先生も書かれている通り

被せモノを除去して根管治療

が必要になると思います。


上顎の6番と言う事は副根管が存在する可能性があります。
なかなか普通の先生では治せない事も多いので、できれば根管治療の得意な先生に診てもらった方が良いと思います。

しかし、妊娠中との事で、専門医を探すのも大変かと思います。
(僕の知っている専門医の先生は2か月待ちだそうです)


とりあえず産婦人科の先生と連携の取れる歯科医に「応急処置」としてでも診てもらう事をお勧めします。

被せ物を外し、安静にするだけでも少し楽になるかもしれませんよ。


お腹の赤ちゃん共々、お大事にされてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: モリタさん
返信日時:2009-06-26 11:54:24
佐藤先生、タイヨウ先生 ご回答ありがとうございます。


産婦人科で相談したところ

歯科医院妊娠8カ月である旨を言って下さい」
「処置の適性については歯科医院に聞いてください」

と言われました。
通院しているのが大学病院(産婦人科)ということもあり直接先生にではなく、看護師さんが先生に聞きに行ってくださったようです。

注意するべき事柄や、紹介状は頂けませんでしたが、根幹治療抜髄)を受診した歯科医院に行ってみようと思います。

妊娠初期に知覚過敏の清掃をして頂いたこともあるので、大丈夫だと思います。


妊娠8カ月で胎児の機能的な部分はほぼ完成しているとはいえ、被せ物を外す際や、外した後の清掃の際に痛みが出る場合、麻酔や痛み止めを処方されると思うのですが、そのことが少し心配です。

時期的にみて胎児への奇形の心配は少ないようですが、特に「妊娠後期」の妊婦が服用する際には、強い鎮痛薬には血管を収縮させる作用があり、新生児肺高血圧症の要因や胎児の腎臓疾患を招く等「胎児毒性」の危険が高いと聞いたことがあります。


歯科医院の先生にお任せしようと思ってはいるのですが、自分自身でも納得して治療を受けたいと考えています。

妊娠初期〜中期には使えて妊娠後期は避けたほうがいい系統の薬品、又は妊娠後期でも大丈夫な系統の薬品(セフェム系?)があれば、教えていただけるとありがたいのですが。


何度もお手数おかけし、申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-06-26 13:09:29
さて、妊娠中の患者さんに対する薬品の使用ですが、そういった患者さんに実験的に投薬することが出来ないので、事実上、どんなヘボな薬でも、使っちゃダメ!のお墨付きがあります。

じゃあ、ホンマにアカンのか?
これは天秤にかけるような問題だと思います。


母胎が痛みで苦しんでいるのなら、その影響は胎児にもあるはずです。

そういったときに、少々のお薬を使用してもお母さんの肉体的、精神的な痛みを取ることが僕は大事なことじゃないか?と思うので、お母さんの同意が得られれば、治療された方が有益だと思います。


お薬の影響の心配がどうしても心の中で撃ち消せ無いのであれば、治療は断られてもいいのではないか?とも思います。


薬品の影響を本当に隅々まで調べることは倫理上不可能なので、薬品の使用に一点の曇りも無く大丈夫か?と問いであれば、それは×です。

ただ、毎日の生活の中で、食料品や食品中に様々な薬品が使用されていますので、必要以上に過敏になると現実的には空気も吸えないし、人里離れた場所で原始時代並みの生活になります。

ご自身の心と論理上のバランスが取れるのであれば、治療をされる方が有益ではないか?私はかように思う次第です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: モリタさん
返信日時:2009-06-28 15:00:40
佐藤先生 ご回答ありがとうございます。

昨日、歯科医院に行ってきました。


昨日は痛みがあまりなかったので、少し様子を見ることになりました。

左上6番のの周りの歯が知覚過敏になっていることもあり、それらの歯のコーティングをしていただきました。

来週以降に左上6番の歯が痛みだした際は、被せ物をはずして根幹治療を検討しています。


佐藤先生のおっしゃる通り、私自身の抱えるストレスのほうが胎児に与える影響は大きそうですね。

あまり深く考えすぎずに、母になる気持ちをしっかり持って、乗り切ってこうと思います。


ありがとうございました。



タイトル 妊娠8カ月、10か月前に根管治療した歯に痛み
質問者 モリタさん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 神経の無い(神経を取った)歯の痛み
根管治療の失敗・再治療
妊娠中の歯科治療
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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