根管治療中の仮の蓋をした後の痛み
相談者:
sippoさん (27歳:女性)
投稿日時:2009-07-26 10:38:30
以前にも質問をさせていただいたことのあるSippoと申します。
その節は、先生方からの温かい回答、本当にありがとうございました。
参考:過去のご相談
〔保険診療なのに診察時間は1時間でマイクロスコープ、ラバーダム使用〕
今日は根管治療中の主人の件で、いろいろとみなさんの質問等拝見させていただいていました。
今の主人の症状は治療中の所を薬をつめてふたをすると痛みが続く、ふたが取れると痛みがなくなる。というものです。
そこでこちらを参考にさせていただいたのですが、
↓
〔5番の根管治療を3ケ月、痛みがある状態で治療が終りそうです〕
ここでは、痛みが治まるまで1〜2週間、穴をあけたままの状態で痛みが治まるのを待つのもいいという回答もありました。
痛みが毎回のようにあるようなので、主人の担当の先生にも一度この方法でお願いするべきか。。。と考え中です。
素人判断で申し訳ないのですが、根管治療中はなるべく中にバイ菌が入らないような状態でいないといけないと思っていたため、痛くても密封状態がいいのではないかと少し気になり、いろいろな先生のご意見をお聞きしたいと思いました。
どうぞよろしくお願いいたします。
その節は、先生方からの温かい回答、本当にありがとうございました。
参考:過去のご相談
〔保険診療なのに診察時間は1時間でマイクロスコープ、ラバーダム使用〕
今日は根管治療中の主人の件で、いろいろとみなさんの質問等拝見させていただいていました。
今の主人の症状は治療中の所を薬をつめてふたをすると痛みが続く、ふたが取れると痛みがなくなる。というものです。
そこでこちらを参考にさせていただいたのですが、
↓
〔5番の根管治療を3ケ月、痛みがある状態で治療が終りそうです〕
ここでは、痛みが治まるまで1〜2週間、穴をあけたままの状態で痛みが治まるのを待つのもいいという回答もありました。
痛みが毎回のようにあるようなので、主人の担当の先生にも一度この方法でお願いするべきか。。。と考え中です。
素人判断で申し訳ないのですが、根管治療中はなるべく中にバイ菌が入らないような状態でいないといけないと思っていたため、痛くても密封状態がいいのではないかと少し気になり、いろいろな先生のご意見をお聞きしたいと思いました。
どうぞよろしくお願いいたします。
回答1
回答日時:2009-07-26 11:07:24
こんにちは。
アンチ開放療法の渡辺です。
参考⇒綿を詰めるだけの根管治療(J-OPEN)について
>痛みが治まるまで1〜2週間、穴をあけたままの状態で痛みが治まるのを待つのもいいという回答もありました。
自分ならやりません。
痛みの原因についてですが、=膿の圧 ではありませんよ。
神経の取り残し、消毒の不十分(※当然開放療法を行うことでますます困難になります)、そもそもの診断ミスなどが考えられます。
特に神経の取り残しなどは厳密に言えばどの歯でも起きますので、一般の方が想像するよりもはるかに手間をかける必要があります。
ですからキチンとした知識のある先生に、キチンと時間をかけて(※現実的には、保険治療や、予約制の医院だとこれが一番難しいです)処置をして頂く分には、そこまでの強い痛みが続く事自体が少ない様です。
ただ、私もここで過去に色々書いてきていますが、
参考⇒J-OPEN大激論
(※長文なんで読まなくてもいいです)
やはり一流の専門医、先生であっても、ごく稀には開放するケースが実際にはある様です。
ただそれは日本で安易にされる様な内容ではなく、出来る限りの手を尽くして、毎日難症例ばかりと対峙している様な専門医の先生で年に数症例、あるかないか・・ぐらいのごくごくレアなケースと考えて良いと思いますよ。
(きちんとした統計ではないので反論もあるかと思います)
期間も1週間は長すぎるでしょうね。
当然ながら菌の複雑化(=難症例化)が懸念されます。
根管治療に関しては健康保険の制度上、力を入れている(入れられる)先生自体が極めて少ないのが実情ですから、もしも処置に不安がおありなら歯科大学付属病院などの高次医療機関を紹介して頂くか、ご自身で専門医(得意な先生)を探す、などの対応をされた方が良いかと思いますよ。
*******
あとそれと、この掲示板には特別な事情がない限りはご本人から投稿して頂いて下さいね^^;
過去トラブルもありますので・・。
*******
お大事にどうぞ。
アンチ開放療法の渡辺です。
参考⇒綿を詰めるだけの根管治療(J-OPEN)について
>痛みが治まるまで1〜2週間、穴をあけたままの状態で痛みが治まるのを待つのもいいという回答もありました。
自分ならやりません。
痛みの原因についてですが、=膿の圧 ではありませんよ。
神経の取り残し、消毒の不十分(※当然開放療法を行うことでますます困難になります)、そもそもの診断ミスなどが考えられます。
特に神経の取り残しなどは厳密に言えばどの歯でも起きますので、一般の方が想像するよりもはるかに手間をかける必要があります。
ですからキチンとした知識のある先生に、キチンと時間をかけて(※現実的には、保険治療や、予約制の医院だとこれが一番難しいです)処置をして頂く分には、そこまでの強い痛みが続く事自体が少ない様です。
ただ、私もここで過去に色々書いてきていますが、
参考⇒J-OPEN大激論
(※長文なんで読まなくてもいいです)
やはり一流の専門医、先生であっても、ごく稀には開放するケースが実際にはある様です。
ただそれは日本で安易にされる様な内容ではなく、出来る限りの手を尽くして、毎日難症例ばかりと対峙している様な専門医の先生で年に数症例、あるかないか・・ぐらいのごくごくレアなケースと考えて良いと思いますよ。
(きちんとした統計ではないので反論もあるかと思います)
期間も1週間は長すぎるでしょうね。
当然ながら菌の複雑化(=難症例化)が懸念されます。
根管治療に関しては健康保険の制度上、力を入れている(入れられる)先生自体が極めて少ないのが実情ですから、もしも処置に不安がおありなら歯科大学付属病院などの高次医療機関を紹介して頂くか、ご自身で専門医(得意な先生)を探す、などの対応をされた方が良いかと思いますよ。
*******
あとそれと、この掲示板には特別な事情がない限りはご本人から投稿して頂いて下さいね^^;
過去トラブルもありますので・・。
*******
お大事にどうぞ。
相談者からの返信
相談者:
sippoさん
返信日時:2009-07-26 23:49:22
渡辺先生、ご回答ありがとうございます。
J-OPENについて、勉強不足で申し訳ありませんでした。。
「長文のJ-OPEN大激論」も興味深く読ませていただきました。
本当に大激論で、読んでいてこちらも熱くなってしまいました(笑)
とても勉強になりました!
また一歩、歯オタクへと近づくことができました(笑)
それから、今回の相談は本人からではなく代理でとなってしまったこと、申し訳ありません。
言い訳になってしまいますが、本人の仕事が忙しく、家では今パソコンに向かう時間がなかなか取れず、今回は代わりに投稿させていただきました。
次回、またご相談させていただく機会がありましたら、その時は本人が直接投稿できるように、今のうちに時間のあるときに登録しておいてもらうようにしようと思っています。
やはり、根管治療は専門の先生へお願いすることを視野にいれ、主人と話してみようと思っています。
渡辺先生、お忙しい中、本当にありがとうございました。
J-OPENについて、勉強不足で申し訳ありませんでした。。
「長文のJ-OPEN大激論」も興味深く読ませていただきました。
本当に大激論で、読んでいてこちらも熱くなってしまいました(笑)
とても勉強になりました!
また一歩、歯オタクへと近づくことができました(笑)
それから、今回の相談は本人からではなく代理でとなってしまったこと、申し訳ありません。
言い訳になってしまいますが、本人の仕事が忙しく、家では今パソコンに向かう時間がなかなか取れず、今回は代わりに投稿させていただきました。
次回、またご相談させていただく機会がありましたら、その時は本人が直接投稿できるように、今のうちに時間のあるときに登録しておいてもらうようにしようと思っています。
やはり、根管治療は専門の先生へお願いすることを視野にいれ、主人と話してみようと思っています。
渡辺先生、お忙しい中、本当にありがとうございました。
タイトル | 根管治療中の仮の蓋をした後の痛み |
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質問者 | sippoさん |
地域 | 滋賀 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 主婦 |
カテゴリ |
神経の無い(神経を取った)歯の痛み 歯科治療後の歯の痛み 根管治療の治療法 根管治療後の痛み 根管開放(J-OPEN) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。