[写真あり] 乳歯を虫歯にしてしまったことに悩み心療内科に通っています

相談者: まめ子さん (34歳:女性)
投稿日時:2009-07-24 23:58:44
以前にも投稿させていただきました。

【過去のご相談】
フッ素入りでない歯磨き粉が乳歯の虫歯の悪化を招いたのでしょうか?
2歳2ヶ月、サホライドを塗っていたのに上の歯が全てCOと言われました

5歳と2才の子どもに、何本も虫歯を作ってしまいました。
5歳の子は神経を抜き、下の子はサホライドを塗りました。

ものすごくショックを受けて反省し、(定期健診に通って、そしてフッ素を塗るということ・乳歯は弱いということを、普通に知りませんでした)今はとにかくやれることは全てやっているつもりです。

乳歯の虫歯は親の責任、どうしてちゃんとしてあげれてなかったんだろうと、あまりのショックで体調を崩し、1ヶ月ほど前から心療内科へ通うほどになってしまいました。
もうどうしていいのかわからなくなってしまっています。
心療内科の先生は、だけが子育ての全てではないとは言ってくれるのですが。

今のケアは、歯医者での定期健診フロス・フッ素入り歯磨きチェックアップかCGの子ども用)を1日2回(昼は保育園です)、おやつは保育園で出るだけ、家では一切あげていません。

あげてもいりこや生野菜、無糖ヨーグルトや、時々は甘いものも必要かと思い、そんな時は果物をあげています。
飲み物はお茶か牛乳です。

あと、歯医者で買ったキシリトール100%のガムとタブレットをあげています。
フッ化スズとキシリトールが入ったジェルを、寝る前に塗っています。
時々M1ペーストも塗っています。

その甲斐?あってか、2ヶ月前には「昭和」というテストでミドルだったのですが、今回は「ロー」?に変わっていました。
2才の娘の虫歯(CO)も、新しく生えた部分は虫歯にはなっていないということでした。

先生も

「生活を改善できた結果ですよ」

と言ってくださいました。
これを機に自分の虫歯も徹底的に直そうと、治療中です。

でもあまりのショックで妄想がひどく、神経を抜いた歯がすぐに欠けてしまうのではないか、何をしてももう手遅れではないか、本当に永久歯まで大丈夫なのか、小学校に行って学童でお菓子が出たらもう歯は溶けてしまうのではないか、親として本当に失格、と悪いことばかり考え眠れず、心療内科で処方してもらった薬を飲みつつもとても苦しいです。

毎日歯のことばかり考え、かなり参っています。

子どのも前ではなるべくそんな態度を見せないようにはしているのですが・・・


もう虫歯を増やしたくありません。
これ以上のケアはなにかありますでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-07-25 00:09:38
こんばんは。

>心療内科の先生は、だけが子育ての全てではない

まったく同感です。
気にかけてあげることは必要ですが、もう少し上手に気を抜くようにされても良いように思えます。


>テストでミドルだったのですが、今回は「ロー」?に変わっていました。

頑張った甲斐があったんだと思います。
目に見える分かりやすい「成果」が得られて良かったですね。


>何をしてももう手遅れではないか、
>本当に永久歯まで大丈夫なのか、

乳歯はいずれ抜けますから、予防に一度は失敗しても良いんです。
永久歯が守れれば良いと思いますから、早い時期に失敗を経験できて、むしろ良かったかも知れません。

『無病息災』が理想ですが、『一病息災』が現実的ですから。


>これ以上のケアはなにかありますでしょうか?

リスクも下がっているようですから、やれることはされていると思います。
今後は「定期的にプロの力を借りること」をされれば良いと思います。

ご家庭でやれることには限界があります。
ネットで色々調べても、出されている知識や情報は表面的です。
プロにはプロなりの「秘伝」の知識や技術があるものです。

かかりつけと上手にお付き合いされることをお勧めします。

あまり無理はされないようにしてください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-07-25 04:19:07
まめ子さまおはようございます。

お子さんののことで、少しノイローゼ気味になっているようですね。

文面からはずいぶんお子さんのお口の中が改善されて、むし歯の出来ない状態になったように思います。

>2才の娘の虫歯(CO)も、新しく生えた部分は虫歯にはなっていないということでした。

これはまさしくお口の中がいい状態になって、むし歯が出来なかったからこそこうなったものです、本当によかったと思いますよ。

まめ子さまと、お子さんの努力があったからこそこうなったのです。


個人的にはお菓子と甘い飲み物を、ゼロに出来ればゼロにしてしまうだけで十分だと考えています。

それ以上のことは必要ありません、もちろん実行していただいてもかまいませんがやりすぎだと思います。

基本的にはお菓子は一日一種類一個になさって、それで楽しめる味覚に育てることが出来れば十分です。

むしろお菓子の食べる量の選択決定は子どもさんに任して、子どもさん自身が歯科保健行動を取れるようサポートして上げたほうが自主性が育ちます。

何から何までお母さんが取り仕切ってしまうと、何も自分で決められない子どもに育ってしまう危険性があります、これでは幾ら永久歯むし歯ゼロになったとしても本末転倒です。

子育てに失敗は付き物です、おおらかな気持ちでゆったり構えて子育てをなさったほうが、結果といて少々のことにも動じない性格に育つでしょう。

お口の中の環境が改善できてきたので、この状態を維持していただくだけで十分ですよ。

そこそこにがんばってください。

診療日記 予防歯科編 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=28の2007.01.09 Tuesday かなちゃん3歳 歯磨き練習を始めて7ヶ月ですと2006.11.25 Saturdayの健康なお口の中を目指してをご覧ください

むし歯の出来ない砂糖の量 http://yamadashika.jp/prevent05.html
歯科保健行動 http://yamadashika.jp/prevent08.html#a010
むし歯ゼロ育児の事例 http://yamadashika.jp/0care.html

画像1 お口の中の状態がよくなって新しく生えてきたところがむし歯にならなかった乳切歯

画像1画像1

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-07-25 10:45:33
そうですね。

吉岡先生の

乳歯はいずれ抜けますから、予防に一度は失敗しても良いんです。
永久歯が守れれば良いと思いますから、早い時期に失敗を経験できて、むしろ良かったかも知れません。」

「ご家庭でやれることには限界があります。
ネットで色々調べても、出されている知識や情報は表面的です。
プロにはプロなりの「秘伝」の知識や技術があるものです。」

に同意です。

確かに虫歯にするよりは虫にしない方が良いのですが、乳歯はいずれ生え換わります。
それよりも「永久歯を虫歯にしない術」を身につけられたのですから、それはそれで良しと思いましょうよ。


また、山田先生の

「お口の中の環境が改善できてきたので、この状態を維持していただくだけで十分ですよ。

そこそこにがんばってください。」

にも同意です。



何よりも「お母さんの笑顔が消えてしまう事」の方が、子育てにとってはマイナスなのではないでしょうか。

僕としては「7〜8割は頑張ってください。残りはプロにお任せ下さい」と言うスタンスが、程良く力が抜けてよろしいのではないかと思いますよ。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-07-25 22:56:50
吉岡先生が書かれ、タイヨウ先生が同意されている

乳歯はいずれ抜けますから、予防に一度は失敗しても良いんです。
永久歯が守れれば良いと思いますから、早い時期に失敗を経験できて、むしろ良かったかも知れません。」

なんですが、私は同意しかねます。

何故かと言いますと、少なく見積もっても半分以上の方が、それなりに努力したにもかかわらず永久でも失敗します。
つまり、安易に期待をもたせてしまうと、もう一度、谷底に突き落とすことになります。(私の経験では5割以上の方が)

以前よりはむし歯は少なくなったとはいえ、生涯1本も永久歯をむし歯にしないというのはそんなに簡単なことではありません。

まめ子さんは努力すれば必ず達成できるとお考えかもしれませんが、その考え方の方が間違いです。

当然、「むし歯は母親の責任」なんていうのも、それを言うこと自体がはなはだ無責任であり、単に歯医者の責任逃れの押し付けに過ぎません。

あきらめずに努力することは良いことだと思います。ただ、なんでも同じですが、どんなに努力しても結果が出ないことはあります。
大事なのは失敗しないことではなくて、失敗を無駄にしないこと、最善を尽くしつづけることなんじゃないでしょうか。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2009-07-27 05:31:22
まめ子さまおはようございます。

>少なく見積もっても半分以上の方が、それなりに努力したにもかかわらず永久歯でも失敗します。

これは指導方法の間違いか、患者さんに努力していただくための指導者側の力量不足だと思います。

お母さんにに永久むし歯ゼロにしたいと強く思っていただいて、そのための努力をしてみようと決心していただけるようなお話が出来なければ、お母さんの行動変容にはつながりません、したがってむし歯ゼロにはなりません。

お母さんの永久歯をむし歯にしないでおこうと言う決心こそ、一番最初に必要なのです。

先ず子どもさんに深くかかわっているお母さんに決心していただくことからはじめる必要があります、そしてお父さんや周りの方の理解を得てからになります。

お母さん一人で孤軍奮闘してもおそらく出来ないと思います。


むし歯の出来ない生活習慣の定着には、日々の生活習慣の大転換をしていただく必要があります、一回お話を聞いたからその日からすぐに実行できるというような簡単なことではありません。

少しづつ少しづつ食生活を含めて軌道修正をする必要があります、食生活だけ独立しているわけではないので最終的には生活全般の見直しも必要になってきます。

したがってそれほど簡単な作業ではありません、子どもさんにとってはおそらく生まれてこの方ずーとむし歯になりやすい生活習慣を続けてきていたわけですから、おそらく晴天の霹靂となって来るでしょう。

無理のないように少しづつ回りの理解も得ながら進めていくのが、成功の秘訣ということになります。

このような作業には時間はかかりますが定着すれば効果てき面です、フッ素に頼るのは簡単ですが生活習慣の改善が出来ないので肥満や偏食の改善は望み薄です。


>まめ子さんは努力すれば必ず達成できるとお考えかもしれませんが、その考え方の方が間違いです。

見解の相違だとは思いますが、私の主張しているこの方法のほうが真っ当な考えだと思います、人生むし歯ゼロだけが目的ではありません。

健全な生活習慣と健全な考え方、豊かな人生こそその目的になるのではないでしょうか。

>「むし歯は母親の責任」なんていうのも、それを言うこと自体がはなはだ無責任であり、単に歯医者の責任逃れの押し付けに過ぎません。

肝心な事はお母さんが子どもをむし歯にしないでおこうと決心していただくことが必要なので、こうなってしまった原因について気づいていただいて、原因を取り除こうと思っていただかないと何も始まりません。

そのためには慎重な話方が必要です、むし歯の原因はその子どもさんにかかわる大人の責任であることは間違いない事実ではあるのですが、責任追及をしたところで解決にはなりません。

原因を冷静に分析して取り除くことこそ、解決への第一歩だと思います。

>失敗を無駄にしないこと、最善を尽くしつづけることなんじゃないでしょうか。

まさしくそのとおりだと思います、問題発見問題解決が一番いい方法です。

失敗の原因を見つけて、それを一つ一つ解決していく以外いい方法はありませんし、それが一番の方法だと思います。

参考になさってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まめ子さん
返信日時:2009-07-27 16:13:34
先生方、ありがとうございました。

土日も体調が悪く、子どもに本当によくないとまた悩み、今日も心療内科へ行ってきました。

何がいいのか、どこまでやればいいのか、妥協すればいいのか、この心身状況ではまだ難しいですが、先生方の意見をじっくり読んで参考にさせていただきます。


山田先生のホームページを少し前に隅から隅まで拝見させていただきました。
おかげで5歳の上の子は、「お菓子は1こ」という意識ができています。
2歳の下の子は家では一切おやつをあげていません。
おやつを家でたくさん食べていたことは、もう忘れているようです。

とにかく、体調を治し(うつ状態と診断されています)、少しずつ冷静に向き合えるようにがんばりたいと思います。
ありがとうございました。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2009-07-27 21:18:16
山田先生>

>これは指導方法の間違いか、患者さんに努力していただくための指導者側の力量不足だと思います。

先生のお子さんのうちの一人は、むし歯があるんでしたよね?

ご自分のお子さんですら虫歯にしてしまっているのに、患者さんはむし0にできるんでしょうか?不思議です。

ただ単に、虫歯の少ない患者さんしか診ていないとか、ドロップアウトする患者さんが多いとか、経過観察期間が短いだけとかじゃないでしょうか。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2009-07-28 02:46:35
>何がいいのか、どこまでやればいいのか、妥協すればいいのか

それを教わりに歯医者に行けば良いんですって!!

「プロと二人三脚で子どもを守る」ことをお勧めしたいですね。

『十分だっ!!』って言われたら、あとは歯医者さんに任せましょう。
まめ子さんの代わりに、医者さんに頑張ってもらいましょう!!

我流で失敗したら全部自分の責任!!みたいになっちゃいますけど、二人三脚なら失敗の責任も折半になるでしょうから、気持ち的にも楽になれそうだと思えませんか?

「歯医者は痛くなってから行くものだ」という先入観は捨てないとダメですけどネ。




タイトル [写真あり] 乳歯を虫歯にしてしまったことに悩み心療内科に通っています
質問者 まめ子さん
地域 非公開
年齢 34歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯磨きに関する疑問
その他(写真あり)
子供の虫歯予防
鬱病(うつ病)、精神不安定
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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