[写真あり] エクストルージョンとクラウンレングスニングについて
相談者:
美咲23さん (29歳:女性)
投稿日時:2009-07-28 14:00:31
回答1
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2009-07-28 14:31:04
歯茎よりも外にマージンがでていないと、フィットの良いクラウンが作れないことが大きい理由です.
また、より多くの歯質が歯茎よりも外にでている方がクラウンをかぶせるときの、クラウン内面と接触する歯の体積が多いですから外れにくくできます。
ま、そういった理由があります。
ちょうど今、オペしたので、その写真をUPします。
手術写真なので血が写っています。
画像1
また、より多くの歯質が歯茎よりも外にでている方がクラウンをかぶせるときの、クラウン内面と接触する歯の体積が多いですから外れにくくできます。
ま、そういった理由があります。
ちょうど今、オペしたので、その写真をUPします。
手術写真なので血が写っています。
画像1
回答2
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2009-07-28 15:43:57
>歯茎を切って、歯根側面の感染歯質を削り取って、それでレジンか金属か何かで埋めておけばまた歯茎がその上から被さってくるので良いのじゃないか.....
たしかにそう思ってしまいそうですが、実際にはそうした部分に勝手に歯肉は上がってはきません。
意図的にその部分に歯肉を移動して歯肉を引っ張りあげて審美性を回復したりする場合がありますが、決して恒久的な処置にはなりませんね。
たしかにそう思ってしまいそうですが、実際にはそうした部分に勝手に歯肉は上がってはきません。
意図的にその部分に歯肉を移動して歯肉を引っ張りあげて審美性を回復したりする場合がありますが、決して恒久的な処置にはなりませんね。
回答3
天川デンタルオフィス外苑前(港区北青山)の天川です。
回答日時:2009-07-28 18:05:20
>虫歯が歯茎や歯槽骨より1ミリか2ミリ下の歯根表面に存在してる場合
骨よりも下に虫歯がある場合は、出血や歯肉溝(いわゆる歯周ポケット)からの滲出液があるので、きちんと防湿することができません。
濡れた状態では接着する材料は歯につきません!
クラウンの型もうまくとれませんし、コンポジットレジンなどの詰め物もきちんと接着させることはできません。
また、
>歯茎を切って、歯根側面の感染歯質を削り取って、それでレジンか金属か何かで埋めて
おいても、田中先生のおっしゃるように残念ながら歯肉は歯にくっついてくれません。
歯茎の上に虫歯がないと、きちんとした治療をすることはできないのです。
クラウンレングスニングかエクストルージョンどちらを選ぶかは、その歯や根の状態・隣の歯との歯肉のラインなどを考慮して決めます。
タカタ先生のは、エクストルージョン後のクラウンレングスニングじゃないかと思います。
でも縁下マージン・虫歯が、(何回も治療したことがある歯ならともかく)初めて治療する歯で存在することはまずありませんよ。
ご参考になりましたら幸いです!
骨よりも下に虫歯がある場合は、出血や歯肉溝(いわゆる歯周ポケット)からの滲出液があるので、きちんと防湿することができません。
濡れた状態では接着する材料は歯につきません!
クラウンの型もうまくとれませんし、コンポジットレジンなどの詰め物もきちんと接着させることはできません。
また、
>歯茎を切って、歯根側面の感染歯質を削り取って、それでレジンか金属か何かで埋めて
おいても、田中先生のおっしゃるように残念ながら歯肉は歯にくっついてくれません。
歯茎の上に虫歯がないと、きちんとした治療をすることはできないのです。
クラウンレングスニングかエクストルージョンどちらを選ぶかは、その歯や根の状態・隣の歯との歯肉のラインなどを考慮して決めます。
タカタ先生のは、エクストルージョン後のクラウンレングスニングじゃないかと思います。
でも縁下マージン・虫歯が、(何回も治療したことがある歯ならともかく)初めて治療する歯で存在することはまずありませんよ。
ご参考になりましたら幸いです!
回答4
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2009-07-28 18:47:30
天川先生 有難う御座います!
そのとおり、これは エクストルージョンして、歯を引っ張りおろして、引っ付いてきた歯茎を元あった位置に戻して(クラウンレングスニング)縫い付けたところです。
なぜこんなに面倒くさいことをするのか?
クラウンレングスニングだけですと、そこの歯茎を切って歯茎の位置をずらしますよね。
そうすると そこの一本だけ歯が長く見えてしまうのです。
そこで、一旦矯正装置で引っ張りおろしておいてから歯茎の位置を近隣の歯の歯茎とバランスが取れる位置に、縫い付けているわけです。
実際にはケースバイケースです。
そのとおり、これは エクストルージョンして、歯を引っ張りおろして、引っ付いてきた歯茎を元あった位置に戻して(クラウンレングスニング)縫い付けたところです。
なぜこんなに面倒くさいことをするのか?
クラウンレングスニングだけですと、そこの歯茎を切って歯茎の位置をずらしますよね。
そうすると そこの一本だけ歯が長く見えてしまうのです。
そこで、一旦矯正装置で引っ張りおろしておいてから歯茎の位置を近隣の歯の歯茎とバランスが取れる位置に、縫い付けているわけです。
実際にはケースバイケースです。
タイトル | [写真あり] エクストルージョンとクラウンレングスニングについて |
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質問者 | 美咲23さん |
地域 | 東京23区 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 専門職(医師・弁護士・会計士) |
カテゴリ |
虫歯治療 その他(歯科治療関連) その他(写真あり) クラウンレングスニング(歯冠長延長) エクストルージョン(歯根廷出) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。