強酸性水を歯磨きやうがいに使用すると虫歯予防になる?
相談者:
1naonaoさん (31歳:女性)
投稿日時:2009-07-28 15:51:12
今4歳と2歳のこどもがいます。
毎日の朝と夜の仕上げ磨きのときに、強酸性水を少しコップに入れて、その水では磨きしています。
強酸性水は歯医者でも使われていたり、うがいで使用すると虫歯菌やいろいろな菌に大変良いといわれているそうで、こどもの虫歯予防に。。と思い歯磨きで使っていて、今まで普通に使っていたんですが(^−^)
そういえば虫歯は酸が原因でできるとふと思い、強酸性水ももしかして歯には悪いのではないか??と不安になりました。
いろいろ自分で調べて、強酸性水は皮膚や粘膜、唾液、涙など有機物に触れると即効普通の水にもどり、空気と触れると即効普通の水に戻るそうで、害は無いとなっています。
また長時間口に含むことはないけど、もし含んだとして、若干歯がとけたとしても唾液作用で元に戻る範囲なので心配ない。
となっていますが、先生方のアドバイスが頂けると嬉しいです。
ちなみに歯医者には定期的にかかっていて、歯の検診やフッ素をしてもらってます。
いつもキレイに磨けていて、歯もきれいといわれているんで、虫歯も無く安心していますが、ふと強酸性水について不安が出てきて夜も眠れません。。。
仕上げ磨きの後にチェックアップフォームを使用しています☆☆
アドバイス宜しくお願いします!!!
毎日の朝と夜の仕上げ磨きのときに、強酸性水を少しコップに入れて、その水では磨きしています。
強酸性水は歯医者でも使われていたり、うがいで使用すると虫歯菌やいろいろな菌に大変良いといわれているそうで、こどもの虫歯予防に。。と思い歯磨きで使っていて、今まで普通に使っていたんですが(^−^)
そういえば虫歯は酸が原因でできるとふと思い、強酸性水ももしかして歯には悪いのではないか??と不安になりました。
いろいろ自分で調べて、強酸性水は皮膚や粘膜、唾液、涙など有機物に触れると即効普通の水にもどり、空気と触れると即効普通の水に戻るそうで、害は無いとなっています。
また長時間口に含むことはないけど、もし含んだとして、若干歯がとけたとしても唾液作用で元に戻る範囲なので心配ない。
となっていますが、先生方のアドバイスが頂けると嬉しいです。
ちなみに歯医者には定期的にかかっていて、歯の検診やフッ素をしてもらってます。
いつもキレイに磨けていて、歯もきれいといわれているんで、虫歯も無く安心していますが、ふと強酸性水について不安が出てきて夜も眠れません。。。
仕上げ磨きの後にチェックアップフォームを使用しています☆☆
アドバイス宜しくお願いします!!!
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-07-28 16:35:02
ま、実験したわけではありませんし、そう言うデータも見たことありませんが、酸性水は安全だと思いますよ。
特に酸性水で歯が溶けると言う事は考える必要はないと思います。
風邪の予防にガラガラうがいとか、結構、良いのではないでしょうか(僕やります)。
歯科領域で言えば、口内炎の予防になったり、歯周病の予防(気休め?)になったり‥。
ウチで作っている酸性水をペットボトルで持ち帰る患者さんもいらっしゃいます。
おそらく、歯面に対して悪影響を与えるほど悪くはないと思いますよ。
>また長時間口に含むことはないけど、もし含んだとして、若干歯がとけたとしても唾液作用で元に戻る範囲なので心配ない。
でしょうね。
実際に「酸性水でうがいをしているから歯が溶けた」と言う方は見た事がありません。
黒酢ダイエットをされている方が酸蝕(トゥースウェア)になっているケースは実際にありました。
特に酸性水で歯が溶けると言う事は考える必要はないと思います。
風邪の予防にガラガラうがいとか、結構、良いのではないでしょうか(僕やります)。
歯科領域で言えば、口内炎の予防になったり、歯周病の予防(気休め?)になったり‥。
ウチで作っている酸性水をペットボトルで持ち帰る患者さんもいらっしゃいます。
おそらく、歯面に対して悪影響を与えるほど悪くはないと思いますよ。
>また長時間口に含むことはないけど、もし含んだとして、若干歯がとけたとしても唾液作用で元に戻る範囲なので心配ない。
でしょうね。
実際に「酸性水でうがいをしているから歯が溶けた」と言う方は見た事がありません。
黒酢ダイエットをされている方が酸蝕(トゥースウェア)になっているケースは実際にありました。
相談者からの返信
相談者:
1naonaoさん
返信日時:2009-07-28 17:11:36
回答2
回答3
回答日時:2009-07-28 17:50:44
こんにちは。
興味のあるトピックですね。
・強酸性水でうがいをする
・強酸性水を含んで磨く
って、ちょっと条件が違うように思えます。
結果的に変わらないこともあるかも知れませんが・・・
「うがいで大丈夫」≠「使って磨いて大丈夫」とは言い難い気がします。
口の中を酸性化することは、個人的には好ましくないと考えています。
理由は、酸性化した口の中では、口腔内細菌のバランスを崩すと考えられるからです。
(強酸性水が、口の中を酸性化するという前提での話です)
口腔内の酸性度を高めていけば、多くの細菌が死滅するかも知れません。
(善玉菌も悪玉菌も問わず・・・)
が、その代わりに「カビ天国」になる可能性があります。
たしか、カビの仲間はpH2.0位の強酸性下でも生育できたように記憶しています。
ご心配なら使われない方が良いのではないでしょうか?
(ちょっと実験してみたくなりました)
参考までに
興味のあるトピックですね。
・強酸性水でうがいをする
・強酸性水を含んで磨く
って、ちょっと条件が違うように思えます。
結果的に変わらないこともあるかも知れませんが・・・
「うがいで大丈夫」≠「使って磨いて大丈夫」とは言い難い気がします。
口の中を酸性化することは、個人的には好ましくないと考えています。
理由は、酸性化した口の中では、口腔内細菌のバランスを崩すと考えられるからです。
(強酸性水が、口の中を酸性化するという前提での話です)
口腔内の酸性度を高めていけば、多くの細菌が死滅するかも知れません。
(善玉菌も悪玉菌も問わず・・・)
が、その代わりに「カビ天国」になる可能性があります。
たしか、カビの仲間はpH2.0位の強酸性下でも生育できたように記憶しています。
ご心配なら使われない方が良いのではないでしょうか?
(ちょっと実験してみたくなりました)
参考までに
相談者からの返信
相談者:
1naonaoさん
返信日時:2009-07-28 18:51:07
相談者からの返信
相談者:
1naonaoさん
返信日時:2009-07-28 19:01:31
吉岡先生☆アドバイスありがとうございました!!!
私も素人なんで強酸性水についてよく理解できていないんで、勉強不足のまま質問させてもらってすいません。
酸性の状態が口の中のバランスを崩すということは良くない気ぃもします・・
強酸性水はいい菌は殺さず、悪い菌を殺してくれるんで、人間にとって安全な水で、どっちにしても正体は水なんで影響は無いということなんですが、ホントのところどうなんでしょうね(〜=〜)
そうですよね。。心配なら使うのをやめる!!
アドバイスありがとうございました!
またなにか情報がありましたら教えてくださいね!!!
私も素人なんで強酸性水についてよく理解できていないんで、勉強不足のまま質問させてもらってすいません。
酸性の状態が口の中のバランスを崩すということは良くない気ぃもします・・
強酸性水はいい菌は殺さず、悪い菌を殺してくれるんで、人間にとって安全な水で、どっちにしても正体は水なんで影響は無いということなんですが、ホントのところどうなんでしょうね(〜=〜)
そうですよね。。心配なら使うのをやめる!!
アドバイスありがとうございました!
またなにか情報がありましたら教えてくださいね!!!
回答4
回答日時:2009-07-28 19:40:12
MIペーストについては、メーカーのサイトも参考に。
キャドバリージャパンが出しているリカルデントガムの歯磨き版みたいなものです。
http://products.gcdental.co.jp/system/items-view/417/
非結晶性リン酸カルシウム(ACP)は、海外のホワイトニング剤なんかには配合されたりしてますね。
>強酸性水はいい菌は殺さず、悪い菌を殺してくれる
『ホントのところどうなんでしょうね(〜=〜)』ですね。
興味はあるんですけど、どういう風に使えるか、活かせるかが思いつかなくて・・・
有資格者の広告には規制が多いのですが、無資格だと取り締まる法律がないので、ある意味好き放題書きますから(-.-;)
キャドバリージャパンが出しているリカルデントガムの歯磨き版みたいなものです。
http://products.gcdental.co.jp/system/items-view/417/
非結晶性リン酸カルシウム(ACP)は、海外のホワイトニング剤なんかには配合されたりしてますね。
>強酸性水はいい菌は殺さず、悪い菌を殺してくれる
『ホントのところどうなんでしょうね(〜=〜)』ですね。
興味はあるんですけど、どういう風に使えるか、活かせるかが思いつかなくて・・・
有資格者の広告には規制が多いのですが、無資格だと取り締まる法律がないので、ある意味好き放題書きますから(-.-;)
回答5
湯浅です。
回答日時:2009-07-28 19:52:57
自分なら、強酸性水を歯磨きに使用しないと思います。
僕の中で、強酸性水については、いろいろ調べて、今後、さらにスポットをあてるべきものと評価は高いです。
また、タイヨウ先生のように、歯科医院で使われることは否定しません。
↑タイヨウ先生すいません、以前の文献検索では、僕も、なかなか良いものだとの結論だったのですが、僕自身は、まだ積極的にという感じでないので、このような表現としました。
なぜ、強酸性水を歯磨きに使用しないかというと、まだ、強酸性水を歯磨きに使用した場合の害についての研究がないからです。
理屈的には、たぶん、悪くないと思いますが、カリエス予防のため、未知の害を心配する必要はないと思います。
他に治療法のない不治の病なら、強酸性水をがぶ飲みしたり、そのお風呂にはいったりとか、わらにもすがるかもしれませんが、カリエスは、違います。
他にも、有用な、予防法があるからです。
食事・フッ素・プラークコントロールです。
多くの方が、それで予防されています。
上のお子様は、4歳とのことでカリエスなしということなら、これから、一気にカリエスが多発するとは思えません。
実際に、診察してないので、予測はむりですが、もしかしたら、永久歯も含めて、親御さんの手が離れるまで、カリエスフリーでいけるかもしれません。
そのような状況で、あえて、未知の害に挑戦する必要はありません(もしかしたら、害もなく、未知の良い面がみつかるかもしれませんが、未知です!)。
理屈的には、どうも、強酸性水は良さそうです。
しかし、他に、安全な方法があるのに、まだ、臨床で使われたばかりの強酸性水を使う必然性が見いだせません。
ぜひ、安心して、楽しく虫歯予防をしてください。
僕の中で、強酸性水については、いろいろ調べて、今後、さらにスポットをあてるべきものと評価は高いです。
また、タイヨウ先生のように、歯科医院で使われることは否定しません。
↑タイヨウ先生すいません、以前の文献検索では、僕も、なかなか良いものだとの結論だったのですが、僕自身は、まだ積極的にという感じでないので、このような表現としました。
なぜ、強酸性水を歯磨きに使用しないかというと、まだ、強酸性水を歯磨きに使用した場合の害についての研究がないからです。
理屈的には、たぶん、悪くないと思いますが、カリエス予防のため、未知の害を心配する必要はないと思います。
他に治療法のない不治の病なら、強酸性水をがぶ飲みしたり、そのお風呂にはいったりとか、わらにもすがるかもしれませんが、カリエスは、違います。
他にも、有用な、予防法があるからです。
食事・フッ素・プラークコントロールです。
多くの方が、それで予防されています。
上のお子様は、4歳とのことでカリエスなしということなら、これから、一気にカリエスが多発するとは思えません。
実際に、診察してないので、予測はむりですが、もしかしたら、永久歯も含めて、親御さんの手が離れるまで、カリエスフリーでいけるかもしれません。
そのような状況で、あえて、未知の害に挑戦する必要はありません(もしかしたら、害もなく、未知の良い面がみつかるかもしれませんが、未知です!)。
理屈的には、どうも、強酸性水は良さそうです。
しかし、他に、安全な方法があるのに、まだ、臨床で使われたばかりの強酸性水を使う必然性が見いだせません。
ぜひ、安心して、楽しく虫歯予防をしてください。
回答6
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-07-28 20:11:27
あ、湯浅先生の回答の通りだと思います。
僕の回答が歯切れの悪いモノになってしまっているのは「やった事が無いから」なんですよね。
湯浅先生の書かれた
>あえて、未知の害に挑戦する必要はありません
だと思います。
ウチのチビは5歳と2歳なんですけど、酸性水は「風邪ひいたときにうがいさせる」くらいにしか家庭では使ってないですね‥。
ホームケアとしてはMIペーストしか使ってないです。
(プロケアでフッ素は使いますが‥)
僕の回答が歯切れの悪いモノになってしまっているのは「やった事が無いから」なんですよね。
湯浅先生の書かれた
>あえて、未知の害に挑戦する必要はありません
だと思います。
ウチのチビは5歳と2歳なんですけど、酸性水は「風邪ひいたときにうがいさせる」くらいにしか家庭では使ってないですね‥。
ホームケアとしてはMIペーストしか使ってないです。
(プロケアでフッ素は使いますが‥)
相談者からの返信
相談者:
1naonaoさん
返信日時:2009-07-30 23:15:09
タイトル | 強酸性水を歯磨きやうがいに使用すると虫歯予防になる? |
---|---|
質問者 | 1naonaoさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 31歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯予防 歯磨き(プラークコントロール) その他 予防関連 子供の虫歯予防 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。