[写真あり] 根管治療で無料相談に行ったが、対応が納得できない(アメリカ)

相談者:  なりかさん (36歳:女性)
投稿日時:2009-08-13 13:57:30
お世話になっております。

先日、右下7番の頬側歯茎フィステルができ、下記で相談を投稿しました。

参考:右下7番の歯茎に腫れ。治療の緊急性は?(アメリカとタイ)

継続して書き込もうと思った瞬間に3日の期限が過ぎて書き込めなくなり、新しい項目をたてました。


さて、一度当地アメリカにてレントゲンをとり、その歯科医には抜歯インプラントを薦められました。

そして、アメリカにいる間にセカンドオピニオンも聞いておきたいと思い、もう一軒の歯科クリニックに行きました。

そこで撮ったレントゲンが必要だったのかどうか、わかりますでしょうか。



セカンドオピニオンを求めて行った歯医者では、レントゲンを持ち込めばコンサルテーションは無料だと言われて行きました。

が、結局根幹治療ができるかどうか、フィステルの原因がポスト周辺か根なのかの判断が持ち込んだレントゲンではよくわからないと言われました。

では、判断できるような角度でレントゲンを撮ったらわかるのですか、と聞いたところ、わかるというので、いくらかかるのか聞いて、1枚レントゲンを撮影しました。

で、ちょっと見ただけで、これは根っこであってポストの問題ではないから根幹治療はできると言われました。

素人目には、そんなに違ったレントゲン写真に見えないので、これは本当に新しく撮る必要があったのでしょうか。


左側が古いレントゲン、右側が新しくとったレントゲンです。



コンサルテーションでの印象が、無料のコンサルテーションをしてやっているんだから、という感じの嫌な印象だったのです。

予約時間から30分も待たせた上に、次の患者が待っていて、30分以上待たせるのはしたくないから質問があったら電話をしてと、コンサルテーションを切り上げられましたし…。

印象が非常に悪かったため、このレントゲンは必要がないのに撮られて料金をとられたのではと思わされました。
ちなみに日本人の歯科医です。

ご覧になって、どう思われますか?

ささいなことですがご意見伺えれば幸いです。

よろしくお願いいたします。

画像1画像1 画像2画像2


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-08-13 16:58:55
相談ではなくクレームですね^^;



私が見やすいなと思うのは左側です。

ですがレントゲンは実際透かしてなんぼですので、一概にどう!?
と言われても・・・
また奥歯のレントゲンは複数枚角度を変えて撮った方が根の状態をイメージしやすいこともあります。

ただ今回のものは同じカットのようです^^;


>無料のコンサルテーションをしてやっているんだから、という感じの嫌な印象だったのです。

ボランティアでない限り無料はないと思いますよ。
私は無料で診断をすることはまずしませんね。。。


相談者さんは無料で質問してきますが、サイト運営者の田尾先生は1つの質問につき数百円かかっていますのでその点はご理解ください。


もし、ちゃんとした診断が受けたければそれなりの歯科医院に行き治療費を払い診断を仰いでください。


おだいじに

 

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-08-13 17:44:56
こんにちは。

私も左の最初に撮影したレントゲンの方が見やすいとは思います。
しかし次の画像に必要な物が写っていないかというとそういうわけではないように思います。

こう書くと先に足を運ばれた医院の方が良いクリニックに思われそうですが、もしこの2つの画像のみで想像したとすると意見が分かれるところだと思います。

あくまでも個人的な見解ですが・・・



1枚目のレントゲンは見やすいとはいいましたが、それではこの画像を見ただけで抜歯インプラントは少し話が飛びすぎているように感じます。

ではそれが間違っているのかといえば、実際に直接診察している上で何か他の理由もその医師は考えているのかも知れませんから、一概に行き過ぎと決め付けるのもちょっと乱暴と思います。



では2つ目のクリニック。
応対の心象はよくないようですが、根管処置が可能との事。

絶対これで抜歯は避けられるという意味では無いと思いますが、私もこの2枚で考えたなら、とりあえずクラウンを外して歯内療法にトライしてみて、それから抜歯か否かというところに行き着くと思います。

しかしこれがアメリカでとなると、もしかしたら二重に治療費が発生するため日本国内での治療と同一線上で語ることは、そういった意味で問題があるので難しいところです。



ただし・・・
以前のご相談での画像まで考えると、今かぶせてあるクラウンの頬側のセラミックが欠けている事が気になります。

もしかしたら過去に咬合に問題があり、歯根にヒビ等が存在するかも知れません。
腫れている位置的には確かにポストの問題も(ポストのみが問題という意味ではありません)絡んでいるかも知れません。

こうなると抜歯の可能性も大きくなります。


そう考えると、井野先生のお書きになっておられるような意味で、きちんとした診断を求めるという意味でさらに別の意見を有料で得てみるという事も頭に浮かびます。
例えばCTなどを備えている医院を選択するなどです。

あるいは今の2つのクリニックのどちらかをご自身で信じてみるかという事になるのでしょう。


抜歯を避けるかどうかという事を選択基準にはしない方がよいとお思います。
抜歯しようが残そうが、一番長期予後が見込めるであろう治療方法を選択すべきでしょう。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-08-13 20:11:22
僕もお二人の意見に同意なのですが、できればCTを撮りたいですね。


のためには多少お金がかかっても‥」と思えるのであれば、CTで再度、診査診断をしてもらえる医療機関を受診されてはいかがでしょうか?


最終的には田中先生書かれているように「抜歯しようが残そうが、一番長期予後が見込めるであろう治療方法を選択すべき」だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者:  なりかさん
返信日時:2009-08-14 01:08:50
みなさま、お忙しいところ、ご回答ありがとうございます。


>井野先生

クレームではなく、そのように受け止められたのでしたら残念なことですが、今回はクレームをするに値するようなレントゲン写真の撮り方であるか、専門家のご意見を伺おうという趣旨の投稿です。


「もし、ちゃんとした診断が受けたければそれなりの歯科医院に行き治療費を払い診断を仰いでください。」


それなりの歯科医院とは、どのように判断するものでしょうか。
今回行ったのは両方ともボストンで開業している歯科クリニックです。



今回、電話予約をした際に、レントゲンを持参したらコンサルテーションは無料であると言われ、こちらもセカンドオピニオンを求めたい、根幹治療の可能性があるのか伺い相談したいと伝えた上でのことでした。

歯科治療は高額であることも多く(このクリニックでの根幹治療は1500ドル)、初回から治療を開始ということは余程時間のない場合、救急の場合をのぞき、ないのではないでしょうか。

患者も歯科医を選ぶ権利があると思いますし、そのためには初回のコンサルテーションは必要ではないでしょうか。

私も根幹治療をお願いするかもしれないという前提で伺っているわけです。

そのコンサルテーションを無料でやってられないというのであれば、医師が初回診断料を設定すればよいでしょう。
もちろん、その料金設定によっては、来ない・来られない患者も発生するでしょう。



今回の歯科医の場合は、無料のコンサルテーションをすると先方が言った上で、持参のレントゲン写真では判断ができないとし、新しくレントゲン写真を撮るように誘導し料金をとる、その新しく撮ったレントゲンが新しく撮る意味がなかったのであれば、これは一種の詐欺行為ではないでしょうか。




「ボランティアでない限り無料はないと思いますよ。」


ボランティアでなくとも、今後の治療方針の説明などによって、その患者がそのクリニックでの治療をすると決めたら診療報酬となるわけですから、宣伝や販促に類するものとして無料コンサルテーションをするのではないでしょうか。


「相談者さんは無料で質問してきますが、サイト運営者の田尾先生は1つの質問につき数百円かかっていますのでその点はご理解ください。」

このサイトには感謝しております。
1つの質問につきかかる費用は知りませんでした。

横道にそれますが…無料で運営なさっている利点や理由があるのでしょうが、運営費の負担が大きくなりすぎているのでしたらその旨を明記してネット募金を募る、すべての質問に回答せずなんらかのフィルターをかける、利用料金を設定するなどの方法があるかもしれませんね。




>田中先生

一人目の医師はインプラントの専門家(通常の虫歯治療などは行うが根幹治療は他医院に紹介)であることが、行ってみてからわかったのですが、根幹治療はすすめないとのことだったのでした。

二人目の医師は、何でも行うようですが、根幹治療かインプラントか抜歯したままかなどの意見を聞きに行きました。


新しいレントゲン写真を撮ったののは、ポストの周りのヒビなどが炎症の原因であるかどうかの判断のためとのことで、その結果、ポスト周辺ではなく根っこの炎症であるとの診断をされ、根幹治療はできると言われました。

ただこのレントゲンが持参のものでも判断できるようなのであったのに新しく撮影したというのであれば、今後の治療をするにあたっても、また不必要な治療行為で料金を上乗せされるのではと心配になります。

歯科医の技術の良し悪しとは別個の問題ではあるとは思うのですが、患者も素人ですので、気持ちよくお願いできるかというのも大きな要因で…。




>タイヨウ先生

二つめのクリニックで、CTでの判断の可否も聞いたのですが、CTの設備はありませんでした。

そうですね、根幹治療をやってある程度のよい予後が期待できるかどうか(再根幹治療をトライするに値する状態であるかどうか)という判断がCTを撮ることによってできるのであれば、やぶさかではないのですが…。

200ドルぐらいまででできれば良いのですが。


インプラントの方が確実性はあるのでしょうね。


ちなみに6番にも炎症は起こっていませんが同様に病巣が潜んでいるので、6番7番一緒に考えていった方が良いのかもしれません…。


不完全な根幹治療だったのが残念ですが、15〜20年前の日本のクリニックでの治療、そんなものだったのでしょうか。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-08-14 02:26:29
なりかさまこんばんわ。

無料のコンサルテーションをしてくれるとのことでレントゲンを持参なさって受診した所対応も嫌な感じがしてレントゲンを撮影されて料金を支払わされたわけですね。

写真を拝見しましたが特別撮影が必要だったとは思えません。
また一枚目のレントゲンがあれば根管充填の不備についての診断は可能です。

新たなレントゲンを撮影する必要はないように感じます。
また根管治療が出来るかどうかについては冠をはずしてやってみないことには判断はつかないでしょう。



私なら口腔内所見と既往歴を尋ねてレントゲン所見と患者さんの希望をお聞きして、文面のような状況なら根管治療にトライすると思います。

おそらくかなりの確率でうまく行くような気がします。

もし根管治療が奏功しなければその段階で外科的に対応するか抜歯してインプラントにするか根管形成が出来た範囲で根管充填をするか患者さんと相談すると思います。

ただフィステルが残っている場合は抜歯を考えるでしょう。



>宣伝や販促に類するものとして無料コンサルテーションをするのではないでしょうか。

仰るとおりだと思います、例えば家を建てる場合を考えた時、相談や有る程度の大まかな設計はどんな所でも無料でしてくれるでしょう。

そしてその費用は他の受注した施主の費用にオンされているように思います。
それと全く同じと考えていいと思います。

また我々の仕事は人助けという側面を持っています。
したがって行きがかり上無料ですることはないわけではありません。

助けてもらったと患者さんに感謝していただけたら費用を払うことについてはなんら文句はないと思います。

また個人的には「ありがとうございました」の感謝の一言があれば報酬についてはそれこそどうでもいいことだと感じます。


我々の仕事の報酬は基本的にはお布施のようなものだと考えています。
つまり報酬は患者さんが決めてもいいとすら考えています。

それでは経営が不安定になるので便宜上料金を設定しているに過ぎないと私は考えています。

ただこれは私の個人的な考えですので一般的でないかもしれません。

参考になれば幸いです。

フィステル http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1352

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2009-08-14 09:39:31
>200ドルぐらいまででできれば良いのですが。

どうなんでしょうね?
海外のCT事情は。

東京の相場だと、15000〜25000円くらいだと思いますよ。
(ウチが破格に安すぎるのですが‥)
(まあ、部分撮影なのでそれでも良いかと思っております)


>15〜20年前の日本のクリニックでの治療、そんなものだったのでしょうか。

かもしれませんね。

とある根管治療専門医の先生が留学先された時、その時のボスが日本人の患者さんのレントゲン写真を見て、多くの先生たちの前で「It's japanese Endo!!!」と言われ、非常にショックを受けたと言う話を聞いたことがあります。

そのボスは親日家で日本の保険事情も良くご存じだそうで、「保険の制限の中で治療をしているあなたたちは大変だよね」と言う意味を込めてのジョークだったそうです。



>一人目の医師はインプラントの専門家であることが、行ってみてからわかったのですが、根幹治療はすすめないとのことだったのでした。

アメリカの事情を正確に把握しているわけではないので何とも言えませんが「同じに2回は保険が使えない」と言う保険会社からの決まりがあるようです。

だとすれば「予後の読みにくい(失敗のリスクのある)根管治療を行うより、確実なインプラントを‥」と考えられるのは不思議ではありませんね。

そのあたりはお国柄の違いと言う事なのでしょう。



>その患者がそのクリニックでの治療をすると決めたら診療報酬となるわけですから、宣伝や販促に類するものとして無料コンサルテーションをするのではないでしょうか。

コレに関しては山田先生と僕は違う意見です。
井野先生の意見に近いですね。


これもお国柄のによって違うのだと思いますが、少なくとも日本の医療は法律上「準委託契約」となっております。

委託契約とは「行った行為に対して報酬が支払われるもの」です。

建物や物販は委託契約では無く「請負契約」と言って「(物や)結果に対して報酬が支払われるもの」です。

つまり、委託契約であるからこそ「のオペを行ったが不幸にして死んでしまった」としても治療費は発生します。


もちろん「死んでしまっても仕方が無い」とは思いませんし、それこそ倫理観やモラルの問題で、最善の努力を尽くさなければなりません。

従って委託契約には「善良な管理者の注意義務」と言うものがあり、これを怠った場合には罰則があります。


話がそれてしまいましたが「無料コンサル」に関しても「自院への誘導目的」が無いのであれば井野先生の書かれている通り「無料はあり得ない」と思います。

裏を返せば「無料コンサル=自院への誘導」と言う事になると思います。
これは中立な診査診断では無く、大なり小なり(営利目的と言う)バイアスがかかると思います。



>無料で運営なさっている利点や理由があるのでしょうが、運営費の負担が大きくなりすぎているのでしたらその旨を明記してネット募金を募る、すべての質問に回答せずなんらかのフィルターをかける、利用料金を設定するなどの方法があるかもしれませんね。

コレに関して、管理者である田尾先生と我々回答ドクターとの間でも常に議論が交わされています。

しかしながら「なかなか良い解決策が無い」と言うのが現状です。

御理解頂きたいと思います。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2009-08-14 10:47:15
僕の負担については本当に気にされないでくださいね(^^;)

一応、なんとか赤字は脱しましたし、
無料にこだわっているのはほとんど僕のわがままですので・・・

それに、質問者の方にも事前に登録試験を設けさせて頂いたり、
長〜い注意書きを読んで頂いたりと、ほかの相談サイトに比べるとかなりメンドクサイ手続きを踏んで頂いていますので、それでかなり相談数も抑制されていると思います。

(本気の人以外はできれば相談しないでね…という意図があったりします)



無料のカウンセリングについては、

・営業
・ボランティア
・国が保障(マイケルムーア監督の"SiCKO"によると、カナダは無料らしい)

いずれかだと思いますが、まぁほとんどが営業でしょうね。
ボランティアでやるなら、絶対に人数制限をつけないと無理でしょう。

純粋な「セカンドオピニオン」を求めるのであれば、やはり有料で行っているところのほうが信頼できそうな気がします。

無料の場合はその分、どこかにコストが上乗せされているはずですので、最初から有料のところに行ったほうがある意味明朗会計かもしれませんね。



ちなみに、ご質問のレントゲンの再撮影の件については、なんとなく担当医の気持ちがわかる気もします。

診断を行う上で、人が撮影したレントゲンはちょっと信用できない、責任ある診断を行うために自分でレントゲンを撮りたい…
と思われている可能性もかなり高いのではないでしょうか?

(でも撮ってみた結果、「そんなに変わらなかったな〜」みたいな^^;)




肝心の治療については、日本ならとりあえず根管治療してだめなら次の手を考えるというのが一般的だと思いますが、アメリカの場合は根管治療の費用が桁違いですから、成功率まで含めて考えると非常に悩めますね・・・

自分のが残せればそれにこしたことはないのですが、成功率だけで考えればインプラントに軍配が上がりそうですし・・・



お金をかけて最善(と思われる)手段を選択するか、節約のために最初から抜歯前提で考えるか・・・

専門家の意見も聞きながらのセカンドオピニオンは有効そうですね。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2009-08-14 23:46:01
若造が生意気なことを言わせてもらいますね。


>それなりの歯科医院とは、どのように判断するものでしょうか。

まず無料で診断をおこなうような歯科医院は避けた方がいいと思います。
一番大切な診査・診断を無料で行うなんて私は考えられません。


>患者も歯科医を選ぶ権利があると思いますし、そのためには初回のコンサルテーションは必要ではないでしょうか。
>私も根幹治療をお願いするかもしれないという前提で伺っているわけです。

必要だと思います。
私の歯科医院もあなたの国と同じように保険は取り扱っていませんし、根の治療奥歯で10万以上治療費を頂いたいます。

その為に最初は話だけで治療をおこないません。


私の場合、ダメ元で治療をやってみましょうなど軽々しく言えません。

条件が悪いでも同じだけの治療費を頂きますから、患者さんにそのリスクや残る見込みを話して、患者さんに家で治療する・しないを考えてもらいます。

条件の悪い歯の場合、他のオプション治療も必要になることもあります。
これもあなたの国と同じだと思います。

日本の保険制度は本当に素晴らしいものです。
治療費が安いので、そちらの国では抜歯基準の歯の治療も行われます。

そういった治療を受けて問題ない状態にもっていけた歯も多くあると思います。
本当に日本は恵まれていると思います。



医療費がかかる国では慎重にならざるを得ないのは分かりますし、私がもしあなたと同じ立場なら藁にもすがる思いになると思います。
ですが、このすがるもの次第で幸福・不幸が分かれてきます。

このすがるものはしっかりしたものに越したことはあいません。


最初の診査・診断が重要です。
ここの部分はあまりケチってしまってはダメだと思います。

たぶん、無料で行っている歯科医院で最初と違うことになっても

「無料だから」

と言われてしまうかもしれませんよ。


治療費を頂くことで責任も背負います。
当り前のことです。




>これは中立な診査診断では無く、大なり小なり(営利目的と言う)バイアスがかかると思います。

タイヨウ先生がお書きのように、セカンドオピニオンは客観的に所見からお話をするもので、

「時間がないから電話で聞きたい事を言ってよ」

など少し信じられません^^;



ご自身の体が大切ならそういった歯科医院は避けてください。
無料=後で高くつく

ですよ。

タイヨウ先生がおっしゃるようにCTなどがある歯科医院できちんと診断を受けられた方がいいと思います。

以前講演を聞かせて頂いた、超一流のエンドドンティストのブキャナン先生のCT費用は250ドルとスライドでありましたから、探せば200ドルぐらいの病院もあると思いますよ。



おだいじに^^

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者:  なりかさん
返信日時:2009-08-17 03:32:39
先生方ご回答ありがとうございます。

下記、長くなりまして恐縮ですが…。


>みなさま

今回アメリカで見立てを聞きに行った二件とも、初回Diagnosis自体は無料でレントゲン代金のみという形でしたので、当地ではいざ治療に入った際の治療費が高いこともあってそういう慣習なのかもしれません。

初診料があまりにも高めの設定だと、患者側もそうそう何件も行けなくなってきますから、初診無料は助かりますが。

半面、無料の初診なんてやってられないという理由で不必要なレントゲンを撮影されると心象も悪くなります。

どうせこの患者は自院で治療をしないだろうと思われて適当に扱われるぐらいだったら、そうならないだけの料金設定をしてある方がいいですけれども。


今回特に、アメリカ出国間近であることを話したあたりから、二回目の歯科医の対応があからさまにぞんざいになった印象がありました。

私は、タイ滞在も向こう数ヶ月だけですので、インプラントなど長期の治療になったらむしろアメリカに戻ってきてから行うしかないこともあるかと思って伺ったのですが。。。


とりあえず、ご報告として、タイでの行きつけのクリニックのエンドの予約をとりました。
聞いてみたところCT設備もあり、CT撮影は100ドル程度のようです。

アメリカの歯科医に比べて、タイ人医師の方が手先が器用かなとちょっと期待しています。
費用的にも時間的にも、タイで再根幹治療をして予後が良ければ一番良いのですが…。



ただ再根幹治療にトライした結果抜歯しかないとなった場合、、、

1)インプラントをするにしても、現在のようにフィステルがある場合、抜歯と同時に処置ができないことが多いのでしょうか。

2)または、抜歯と同時に処置が可能だったとしても、タイで例えば9月に抜歯をし、インプラント処置が完了しないまま1月以降アメリカで別の歯科医にインプラントを継続してもらうということは考えにくいでしょうか。

やはり全部の工程を同じ歯科医に担当してもらうのが良いですよね…。


数ヶ月〜年単位での移動が多いため、5年前ごろから病巣は確認されつつも、炎症もなかったため温存してきてしまいましたが…。


5年前ごろでも、アメリカの歯科医は、使えるところまで使ったら抜歯してインプラントにすればよいという意見。

ここ3年近く居たタイでは半年に一度ほど定期的にレントゲンを撮り、病巣が変化しているかを確認してきて、無視していたわけではないのですが… 炎症は突然起こるのですね。



>山田先生

昔旅行中つたないフランス語で他科に受診した際に、フランス語では、医師への支払いは「料金」というよりも、「謝礼」という表現だと学びましたが、近い考え方かもしれませんね。


>タイヨウ先生

アメリカではデンタルスクールでの低価格の治療プランか、高額の個人クリニックか、いずれにせよ無保険でしか歯科治療を受けたことがありませんので、「同じに二回保険を使えない」というシステムは存じませんでした。


>田尾先生

このサイトの運営、ありがとうございます。
今まで読んでいなかったサイトの歴史などについても今回読ませていただきました。

登録試験、ありましたね!
ご指摘されるまで忘れていました。
しばらく利用のない登録者には、再度関門を設けるなどすると、また質問の振り落としもできるかもしれません…?


>井野先生

ご回答ありがとうございました。
上記のように、アメリカだと初診料という設定がないようでして…。

しかし二度目の歯科医院での今回の対応では、お任せする気持ちにはとてもなれませんでしたので、まずはタイでのかかりつけへの受診を待とうと思います。
回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2009-08-17 13:42:42
いろいろな考え方があるので、一つの参考にしてください。

>1)インプラントをするにしても、現在のようにフィステルがある場合、抜歯と同時に処置ができないことが多いのでしょうか。

その通りです。
通常は粘膜、骨の回復を待ってオペをする事になると思います。
抜歯後早くて2か月、慎重に行おうとすれば6ヶ月くらい待つのが普通ですね。


>2)やはり全部の工程を同じ歯科医に担当してもらうのが良いですよね…。


理論的には使用するインプラントメーカーが同じであれば可能は可能です。

しかし、通常はオペと上部構造を別の医院で行う事はありません。
なぜなら、今後、トラブルが起きた時に責任の所在がはっきりしなくなるからです。

もちろん、なりかさんが「どちらの医院にも一切の責任は問わない」と言う契約を交わし、それに応えてくれる歯科医院が存在すれば良いのですが‥。

僕ならそのような条件であっても引き受けたくはないですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者:  なりかさん
返信日時:2009-08-23 05:27:43
>タイヨウ先生

ご回答ありがとうございます。

アメリカでの見立てでは、1人目の医師は抜歯は別に行ってしばらく炎症がおさまるまでインプラントはできない。

2人目の医師は、インプラントをするなら、その前提で、抜歯と同時になんらかの土台?を入れでの吸収を防ぐので、単純に抜歯だけするべきでない。

と、言われたため、どちらなのかと混乱していました。

タイでのクリニックの予約がもうすぐですので、また報告しに参ります。

ありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者:  なりかさん
返信日時:2009-08-28 20:32:27
先日、タイのクリニックに行ってきました。

エンドの先生とのコンサルテーションを予約時にリクエストしたのですが、初回コンサルは前回左上7番のクラウンを担当してくれた先生でした。

この先生は今まで何名かこのクリニックで出会った中で、一番英語も説明も上手な方なので、説明を求める外国人担当なのかもしれません。

ともあれ、エンドの先生との予約というのはエンドの実施を決めてから、のような部分もあるようで。

このクリニックのチーム診療では、まずはエンドが可能か不可能かを判断してできそうならエンド、だめならそこから抜歯インプラントを考える、ということで、納得いく説明を受けました。

樋状根で難しく、再根幹治療の成功率も初回よりは高くないという説明を受けました。



まずはCTの予約を来週に入れました。

CT撮影→技師が解読→今回のコンサル担当者とエンド担当者でエンドができるか相談→可能ならエンド実施→クラウン・ポスト除去後ひびが入ったりしてダメージが大きければエンド中止で抜歯。

抜歯後は奥歯のインプラントは数ヶ月は不可。

とのことでした。



アメリカでの2番目の医師は、再根幹治療する時には現在あるクラウンを仮のクラウンとして使うと言っていました。

タイのクリニックでは、パーマネントな接着をしているクラウンを除去するには破壊しないとならないし、それを仮のクラウンとして使用してもエンド治療中に隙間があいてしまったら意味がないと言われました。

また、アメリカでの2番目の医師は、同じく、抜歯をしたら同時にインプラントの準備をすると言っていましたが、タイのクリニックでは奥歯のインプラントの場合は数ヶ月は歯茎の回復を待たないとできないと言われました。

タイのクリニックの言っていることの方が納得できることばかりで、アメリカで2番目に行った日本人歯科医は、あまり良くなかったのかと思います。



タイのクリニックでは根幹治療マイクロスコープを使用して行うそうなので、こちらで治療計画をたてて行きたいと思います。

こちらで再根幹治療が可能で、巧くいけば時間的にも一番良いのですが…。

もし抜歯→インプラントとなったらまた方針を考えなければなりません。



歯チャンネルでも、相談を受けていただきながら、とりあえずは納得してお願いしようというクリニックを決められました(以前から定期チェックに行っているところではありますが、根幹治療はまだしたことがありません)。

アドバイス、ご意見などありがとうございました。

CT後にまだ投稿可能であればご報告に参ります。
(でも質問でなく報告を投稿して、サイトに負担がかかっていってもご迷惑でしょうか?)
回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2009-08-28 21:55:51
ある意味一番よい選択になったのではないでしょうか。
そのように文面から感じます。

やはり一番重要なのは信頼関係です。
受けた説明もその通りであるのなら、治療計画として筋が通っているようにも思えます。

ただお書きになられている情報がアメリカの方はやや少ないため、どちらが正しいという判断はやはり出来ないと思います。


>CT後にまだ投稿可能であればご報告に参ります。
(でも質問でなく報告を投稿して、サイトに負担がかかっていってもご迷惑でしょうか?)

そんな事はありません。
もしかしたらまた疑問点も現れるかも知れませんしね。
田尾先生に頑張っていただきましょう(ニコリ

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2009-08-29 08:55:05
良かったですね。

文面からしても非常に良い流れのような気がします。


>CT後にまだ投稿可能であればご報告に参ります。
>(でも質問でなく報告を投稿して、サイトに負担がかかっていってもご迷惑でしょうか?)

是非、報告してください。
良い結果であれば、それが我々の一番の喜びでもありますから。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者:  なりかさん
返信日時:2009-09-02 02:16:51
田中先生、タイヨウ先生

ありがとうございます。

今日CTを撮って参りましたので、お言葉に甘えて報告に参りました。

歯科用CTで右下6番7番を撮影しました。
今日は撮影専門の方で、撮影後すぐにパソコンに撮りいれて一緒に見ながら説明を受けました。



しかしいやはや、恐ろしい映像でした(汗
6番の病巣もさることながら、例のフィステルのできている7番が、レントゲン写真ではわからなかったのですが、CTでぐるぐる回しながら見ると、歯槽骨がごっそり消失していまして…。

特に、上部から見た状態だと7番の頬側がぽっかりと黒く欠落しており、いわく「7番を支えるための骨の土台の半分がない状態」に見えるとのことです。

ぐらぐらしているわけではないのですが…。


また、6番7番のレントゲンは数ヶ月〜半年ごとに定期的に撮っていたのですが、全顎の撮影は1年前でしたので、こちらも撮影しました。

すると6番7番の部分レントゲンではあまりわからなかったのですが、この全顎写真の比較では7番の病巣が1年前よりも明らかに広がっていることが確認できました。

撮影技師が診たところでは、亀裂は6番7番どちらもないように見えるそうで、まだ再根幹治療の可能性はゼロではないようです。


7番ははっきりわかる樋状根。

6番は、4本の根のうち、5番寄りの2本の根が根元でつながっているように見えるそうで、15年前の根幹治療の技術だったら、完全にできていないのも分かる難しい形状との見立てです。


7番の歯槽骨の消失の大きさに、爆弾を抱えているのは知っていました。

「定期的にチェックもしていたのに〜」

などとぶつぶつ言って落ち込んでいたら、人体は自己修正力もなかなかすごくて、もしインプラント治療をするにしても、足りなかったら骨も増やせるからそんなに悲観しないで大丈夫!と励まされました。


これから撮影技師がさらに詳しく分析した上で、次回はエンドの専門医とのアポイントメントとなります。

次回エンドの専門医とのアポでは、撮影結果に加えて、クラウンを除去する以前の状態での目視や触診を含めて、エンドの是非を検討するようです。

言うなれば次回が審判の時です。。。

とは言え、GOサインが出て、いざ開けてみたら、あ〜 これはだめだ〜 となることもあるかもしれないと覚悟はしておかないとですね。

できればこのクリニックで年内に全部終了できれば良いのですが…。
回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2009-09-02 08:19:38
おはようございます。

ずいぶん話の整理がついて納得できる治療方針になったようにお見受けいたします。

まだどう転ぶかまでは分かりませんがうまく行くことを祈っております。

お大事になさいませ。

回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2009-09-02 10:47:25
歯科用CTの一つの有用性は「患者さんご本人にも見てもらい、ビジュアルとして理解してもらえる事」だと思います。

まずはご自身の状態を正確に把握する事から始まりますからね。

何はともあれ、一歩進んだようで良かったですね。


p.s.
しかしながらCTの3D画像はあくまでもコンピューターの作成した画像です。
実際の骨の状況よりシビアに出す事も甘く出す事もできます。
分析には3D画像では無く、スライス画像で判断して下さいね。




タイトル [写真あり] 根管治療で無料相談に行ったが、対応が納得できない(アメリカ)
質問者  なりかさん
地域 非公開
年齢 36歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の専門医
根管治療その他
インプラントその他
その他(写真あり)
アメリカ(米国)
レントゲン写真
歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル)
その他(セカンドオピニオン・カウンセリング)
CT
回答者




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