根の先端に膿胞がある内部が石灰化した根管治療について

相談者: ぶれんださん (35歳:女性)
投稿日時:2009-09-30 15:01:21
こんにちは、どうぞよろしくお願いいたします。


別のを治療する為に撮ったレントゲンで、20年程昔に根管治療を行った右下6番の歯根の先周辺に膿胞のような黒い影が見つかりました。

その時点では痛みはなかったのですが、歯を軽く叩くと響く、歯茎を押さえると軽い痛み(違和感)がありました。

レントゲンでは2本ある歯根の片方は先までしっかりと薬剤が入っていましたが、黒い影がある方は真っ白になっていました。
先生の説明では

「何らかの原因でそのままになっていた為に歯根内部が石灰化してしまった」

とのことでした。


黒い影になっている炎症を治療する為に、石灰化している部分の根管治療を行い薬剤をきっちりと詰めることになりました。

クラウンを外し、石灰化している部分を柔らかくする薬を入れての治療が始まりました。

治療中の痛みは全くありません。
ただし、先週末、歯茎周辺と頬が2日程腫れました。
今は元に戻ってます。


週に1度リーマーを使用した治療を1ヶ月半以上続けていますが

「予想以上に石灰化した部分が硬く半分もまだ穴が開いていない」

とのことで、

「最悪、穴が開かない場合は抜歯となります」

と説明がありました。
また

「根の股の部分にわずかなヒビもあり、そこが炎症を起こした場合も抜歯となります」

と言われました。


出来れば抜歯は避けたい、との気持ちが強いものの、どうにもならなければ抜歯→インプラントもやむなしの覚悟も出来ています。



これを踏まえての質問になります。

質問1
このまま治療を続けて、根の先端まで穴が開かなかった場合の選択肢は抜歯のみなのでしょうか?


質問2
現時点では激しい痛み、不都合がある訳ではなく、多少の違和感程度なのですが、抜歯せずこのまま膿胞と付き合っていくという選択肢もあるのでしょうか?
また、その場合何かリスクを抱えたりしますか?


質問3
通常、このような場合その他の歯科医の先生はどのような判断を下されるのでしょうか?


以上です。
どうぞよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2009-09-30 15:35:09
>根の先端まで穴が開かなかった場合

私は銀イオンを染みこませる方法で、この様な場合に成功率30%位を経験しています。


抜歯せずこのまま膿胞と付き合っていくという選択肢もあるのでしょうか

私でしたら、感染を来さずしかも本当の嚢胞でありながら大きくならないようであれば、そのまま様子見的に抜歯せずにおいて置きます。

リスクはいつひどく腫れるかわからない、と言う程度かも知れません。


>他の歯科医の先生はどのような判断を

直ちに抜歯には繋げないように考える程度でしょうか。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぶれんださん
返信日時:2009-10-01 00:53:15
回答、どうもありがとうございます。

とりあえず、現在の先生に抜歯します、と言われるまで根気よく治療したいと思います。

もし、それで抜歯します、と言われた場合は銀イオンの治療を考えてみたいと思います。


銀イオンでの治療もうまくいかなかった場合は、歯茎の外側を押すと多少の違和感(軽い痛み)程度なので、抜歯、インプラントの負担を考えるとうまく付き合っていくのも選択肢の一つかもしれないと思うことができました。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-10-01 08:28:20
同じ質問が過去にたくさんありますからこちらを見てみてください。

http://www.google.co.jp/search?q=%90%CE%8AD%89%BB%81@%8D%AA%8A%C7&hl=ja&as_sitesearch=www2.ha-channel-88.com&ie=Shift_JIS&oe=Shift_JIS
歯チャンネル内を石灰化と根管で検索


>質問1
>このまま治療を続けて、根の先端まで穴が開かなかった場合の選択肢は抜歯のみなのでしょうか?

根管治療の技術にもよります。
ご自身のを残したければ、歯内療法専門医などを一度紹介してもらうのも1つの方法だと思います。

再治療で根管が閉鎖しているものもありますが、中にはレッジと言う部分でファイルが止まってしまっている場合もあります。

この場合は丁寧な根管治療で穿通(根の先までファイルを通すことが)できます。



>質問2
>現時点では激しい痛み、不都合がある訳ではなく、多少の違和感程度なのですが、抜歯せずこのまま膿胞と付き合っていくという選択肢もあるのでしょうか?

程度にもよります。


>また、その場合何かリスクを抱えたりしますか?

骨がどんどん失われ、インプラントのハードルが高くなることでしょうね。



>質問3
通常、このような場合その他の歯科医の先生はどのような判断を下されるのでしょうか?

根管治療は設備や、先生の得意度により歯の残る残らないが大きく割られる分野の治療です。
抜く前に他の先生に一度診てもらうのも1つの方法ですよ。


おだいじに

 




タイトル 根の先端に膿胞がある内部が石灰化した根管治療について
質問者 ぶれんださん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療その他
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
根の病気・異常その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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