歯科ドック(デンタルドック)のレントゲン検査などについて
相談者:
美瑛さん (44歳:女性)
投稿日時:2009-10-08 11:56:57
こんにちは。
今日は別件でお尋ねします。
参考:過去のご相談
・虫歯治療後1年以上が経過、未だにしみるのですが、抜髄すべきですか?
デンタルドッグについてです。
Q1:レントゲンやCTを撮るそうですが、普通の虫歯等で撮っていただく撮影と、どのように違うのでしょうか?
人体に影響はありませんか?
Q2: なかなか田舎ですと、歯科ドッグをやってみえるところが少ないのが現状です。
又、検査内容や料金が不明瞭なところもあるようです。
この検査項目だけはどうしても必要等ありますか?
恐縮ですが、宜しく御願いします。
今日は別件でお尋ねします。
参考:過去のご相談
・虫歯治療後1年以上が経過、未だにしみるのですが、抜髄すべきですか?
デンタルドッグについてです。
Q1:レントゲンやCTを撮るそうですが、普通の虫歯等で撮っていただく撮影と、どのように違うのでしょうか?
人体に影響はありませんか?
Q2: なかなか田舎ですと、歯科ドッグをやってみえるところが少ないのが現状です。
又、検査内容や料金が不明瞭なところもあるようです。
この検査項目だけはどうしても必要等ありますか?
恐縮ですが、宜しく御願いします。
回答1
回答日時:2009-10-08 13:27:12
こんにちは。
結局神経は抜かれたんでしょうか。
デンタルドックについては、各医院で設定していますので、特に決まりと言うものもありません。
当院の場合、と言うか、たぶんこれぐらいが多いのではないかという内容で回答しますね。
>Q1:レントゲンやCTを撮るそうですが、普通の虫歯等で撮っていただく撮影とどのように違うのでしょうか?人体に影響はありませんか?
レントゲンの場合は、おそらくパノラマではなくてデンタルで、少なくとも10枚以上に分けて撮影をされるかと思います。
虫歯の診断には1本の歯について角度を変えて2枚以上撮影するのが理想的なのですが、普通の保険診療だと1枚だったり、パノラマで済ませたりすることが多いかと思います。
ですが、デンタルで沢山撮っても見落としが完全になくなる訳ではなく、細かいのまで入れると「半分程度」と考えて下さい。
当院の場合、更にマイクロスコープを使って1歯1歯詳しく見ていきますが、それでも見落とがあります。
医科のドックでも同じことですが、普通の検査"よりは"精密、と理解して下さいね。
あとCTも、歯科専用機であれば被爆量は気にしなくて良いレベルだと思います。
歯科で使用する放射線は生殖器などもない、頭部限定ですし、線量も医科の物と比べると比較にならないほど低いです。
過去何度も類似のご相談はありますし、説明としては放射線が「ゼロ」ではないのですが、実際問題としては心配ご無用かと思います。
CTは実は虫歯検査には向きませんので、結局デンタルと併用することになると思います。
ですが、神経を抜いてある歯の根尖病変などはびっくりする程よく見えます。
神経を抜く治療の成功率が約50%と考えれば、2本以上神経を抜いている様な方なら自分はお勧めしています。
デンタルでも見えますが、CTだと「かなり」よく見えて、患者さんにとっての分かりやすさが全然違いますからね。
>Q2: なかなか田舎ですと、歯科ドッグをやってみえるところが少ないのが現状です。
>又、検査内容や料金が不明瞭なところもあるようです。
>この検査項目だけはどうしても必要等ありますか?
まあ、少ないですね。
正直ニーズも非常に少ないですし、保険診療も出来る保険医療機関がほとんどですから、それとの絡みも少しあって、歯科医院にとってはややこしい、というのも実情です。
料金は、2〜3回の通院で3〜6万ぐらい??というのが個人的なイメージです。
やり出すとかなり色々やりたい検査項目も増えてきますし、それに応じて費用設定も上がります。
ただ、ぱっと見で「この方なら問題ないでしょう」と言う方でも、「この方は色々精査しないと・・」みたいな方でも同じ内容でいいのか、という疑問も沸きます。
一度、されている医院に直接相談された方が良いのではないかと思いますよ。
その他注意事項としては、ドックの結果だけ聞いて健康になれるという訳ではありませんから、何か問題が見つかった場合にはそこの医院で加療したり、ある程度何年かおきででも繰り返しドックのために受診出来る程度の距離で選ぶことでしょうか。
そういう距離で見つからなければ、贅沢な内容については諦める他ない気がしますよ。
結局神経は抜かれたんでしょうか。
デンタルドックについては、各医院で設定していますので、特に決まりと言うものもありません。
当院の場合、と言うか、たぶんこれぐらいが多いのではないかという内容で回答しますね。
>Q1:レントゲンやCTを撮るそうですが、普通の虫歯等で撮っていただく撮影とどのように違うのでしょうか?人体に影響はありませんか?
レントゲンの場合は、おそらくパノラマではなくてデンタルで、少なくとも10枚以上に分けて撮影をされるかと思います。
虫歯の診断には1本の歯について角度を変えて2枚以上撮影するのが理想的なのですが、普通の保険診療だと1枚だったり、パノラマで済ませたりすることが多いかと思います。
ですが、デンタルで沢山撮っても見落としが完全になくなる訳ではなく、細かいのまで入れると「半分程度」と考えて下さい。
当院の場合、更にマイクロスコープを使って1歯1歯詳しく見ていきますが、それでも見落とがあります。
医科のドックでも同じことですが、普通の検査"よりは"精密、と理解して下さいね。
あとCTも、歯科専用機であれば被爆量は気にしなくて良いレベルだと思います。
歯科で使用する放射線は生殖器などもない、頭部限定ですし、線量も医科の物と比べると比較にならないほど低いです。
過去何度も類似のご相談はありますし、説明としては放射線が「ゼロ」ではないのですが、実際問題としては心配ご無用かと思います。
CTは実は虫歯検査には向きませんので、結局デンタルと併用することになると思います。
ですが、神経を抜いてある歯の根尖病変などはびっくりする程よく見えます。
神経を抜く治療の成功率が約50%と考えれば、2本以上神経を抜いている様な方なら自分はお勧めしています。
デンタルでも見えますが、CTだと「かなり」よく見えて、患者さんにとっての分かりやすさが全然違いますからね。
>Q2: なかなか田舎ですと、歯科ドッグをやってみえるところが少ないのが現状です。
>又、検査内容や料金が不明瞭なところもあるようです。
>この検査項目だけはどうしても必要等ありますか?
まあ、少ないですね。
正直ニーズも非常に少ないですし、保険診療も出来る保険医療機関がほとんどですから、それとの絡みも少しあって、歯科医院にとってはややこしい、というのも実情です。
料金は、2〜3回の通院で3〜6万ぐらい??というのが個人的なイメージです。
やり出すとかなり色々やりたい検査項目も増えてきますし、それに応じて費用設定も上がります。
ただ、ぱっと見で「この方なら問題ないでしょう」と言う方でも、「この方は色々精査しないと・・」みたいな方でも同じ内容でいいのか、という疑問も沸きます。
一度、されている医院に直接相談された方が良いのではないかと思いますよ。
その他注意事項としては、ドックの結果だけ聞いて健康になれるという訳ではありませんから、何か問題が見つかった場合にはそこの医院で加療したり、ある程度何年かおきででも繰り返しドックのために受診出来る程度の距離で選ぶことでしょうか。
そういう距離で見つからなければ、贅沢な内容については諦める他ない気がしますよ。
相談者からの返信
相談者:
美瑛さん
返信日時:2009-10-08 14:13:30
タイトル | 歯科ドック(デンタルドック)のレントゲン検査などについて |
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質問者 | 美瑛さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 44歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
レントゲン写真 その他(歯科検診・デンタルドック) CT |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。