根管治療後に矯正予定もあり上6番のクラウンの材質で悩む

相談者: からとんたんさん (40歳:女性)
投稿日時:2010-02-09 15:59:57
参考:過去のご相談
根管治療より噛み合せを優先?他院にCTのデータを持ち込みは可能ですか?



上顎6番のについて、専門医での再根管治療が終了し、一般歯科でコアとかぶせ物をしてもらうことになりました。

コアはファイバーコアで選択の余地はないようで、型どりまで済ませました。


クラウンの選択に迷っています。
咬み合わせが大変悪いため将来的(5年以内くらいを目安)に矯正を考えています。

なるべく歯質を残したい旨伝えたところ選択肢として
・GESクラウン(金属裏打)、
メタルボンドクラウン(金属裏打)、
エステニアクラウン(金属裏打)、
・あとはPGAクラウンというものもあるそうです。

先生によるとどれも歯質を削る量は同じくらいとのことで迷っています。


予算的には余裕があり、審美面はあまり気にせず、歯がより長持ちするものをと思っています。

ちなみに治療前は保険の銀歯でした。
下の6番は保険銀のインレー、5番はアマルガム詰め物が入っています。

今現在、咬み合わせが悪いため下の歯と端しか当たっていない状態です。


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2010-02-09 17:35:16
咬み合わせが大変悪いため

ならば何でも良いと言うのが私の見解です。

ノブ付にして仮着し定期検診を受けるのが良いと思います。

矯正が確実ならば保険的材料で私ならば、してしまいます。
短期間でも審美的にしたいと言うのであれば別ですが。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: からとんたんさん
返信日時:2010-02-10 07:05:30
松山先生、どうもありがとうございます。

どれも大差ないとのこと、だとしたら実際に提示された物の中では最も安価なPGAクラウンが良いかとも思うのですが。

その場合、下の6番の保険銀のインレーと下の5番のアマルガム詰め物が対合する位置に存在するのですが、ガルバニー電流などが問題になることはありますか?


あと、矯正後クラウンが作り直しになるのは理解しているのですが、いざ矯正という時に上記4種類のクラウンによってやりやすさは異なりますか?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-02-10 11:50:01
ガルバニー電流などが問題になることはありますか?

このサイトでも度々、出てくる話題なのですが、僕はこれまで、(一般の方で)深刻な状態になられたケースは見た事がありません。

もちろん、理論的には金属のイオン化傾向の違いから電位差を生じ、ガルバニー電流は発生すると思います。
しかし、それが臨床的に非常な不快症状として発生する事はほとんど無いと考えます。


僕はお一人だけ「繊細な日本料理の板前さん」に「微妙に味が変わった」と言われた事があります。
逆に口腔内をメタルフリーにした事で「(良い意味で)味が変わった」と言われる事は結構あります。




>上記4種類のクラウンによってやりやすさは異なりますか?

基本的には大差ないでしょうね。

ただ、一時的な形態修正を必要とするのであればエステニアが良いと思いますよ。
ポーセレンは盛り足すのは難しいですが、ハイブリッドセラミックスであれば削ったり足したりが出来ます(慣れが必要かもしれませんが…)。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: からとんたんさん
返信日時:2010-02-12 16:35:33
タイヨウ先生、どうもありがとうございます。

ガルバニー電流はあまり気にしなくてもよさそうですね。
ただメタルフリーにするとより良さそうな感じはあるのですね。

矯正するには、ハイブリッドセラミックスが良いとのこと、ご意見を参考に検討してみようと思います。


ただ、慣れが必要・・ということは、その技術のある先生は少ないということですか?

その技術がない場合、または他のクラウンを選択した場合、矯正途中でクラウンの形態修正ができないときにはどうなるんでしょうか?
途中で何度か仮歯に作り直しになったりしますか?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-02-12 22:16:31
からとんたん さんへ

矯正クラウンが作り直しになるのは理解しているのですが、いざ矯正という時に上記4種類のクラウンによってやりやすさは異なりますか?
>矯正途中でクラウンの形態修正ができないときには、どうなるんでしょうか?

矯正用ブラケットへ接着する際に、直接接着剤で接着する方法とブラケットを溶接したバンドをセメントで接着する方法の2種類があります。

仮に、直接接着できなくとも後者の方法が選択できますので、基本的に矯正治療のためにクラウンの材質や形態修正まで気になさらなくても大丈夫ですよ。


ただ、可能であればクラウンを作る前に矯正歯科治療を考えているクリニックで一度診察とご相談をされるのがよろしいかと思います。

からとんたんの矯正歯科治療がより効率良くしやすい形態などのご意見を頂けるかもしれません。


ご参考になれば幸いです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: からとんたんさん
返信日時:2010-02-15 15:20:33
石亀先生、どうもありがとうございます。

矯正治療のためにクラウンの材質や形態修正まで気にしなくても大丈夫なのですね。
どのクラウンにしても大丈夫とのことで少し安心しました。


クラウンを作る前に矯正歯科治療を考えているクリニックで一度診察と相談をした方が良いとのこと。

根の治療中に、初期相談には何軒か行ったのですが・・。
次のステップは咬み合わせ診断と聞いていますが、まだ具体的にどこの医院で矯正を受けるかまで絞れていません。

初期相談というのは何回行ってもよいものでしょうか?
そんな患者さんいませんか?
図々しいでしょうか?



タイトル 根管治療後に矯正予定もあり上6番のクラウンの材質で悩む
質問者 からとんたんさん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
歯列矯正(矯正歯科)その他
お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
根管治療後の詰め物・被せ物
回答者




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  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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