仮着のブリッジを外すときに端がかけ、息がもれるが修復可能か?
相談者:
毎日歯磨きさん (41歳:男性)
投稿日時:2010-02-18 22:06:06
参考:過去のご相談
・ブリッジのガーゼを噛まない仮留めと本着について
他
こんにちは。
新しく作ったブリッジについて、また少々相談させていただきたいのですが、よろしくお願いします。
ブリッジは左上1〜3番の保険対応のもので、土台は神経のある歯です。
現在は新しく作ったブリッジを調整をして2週間の仮留めということをを2回ほど繰り返して、今日本付けしました。
その際に、担当医は仮付けしていたブリッジをとる時にリムーバーではずしたのですが、今回は比較的しっかり付いていたようで、少し取れにくい様子でした。
そしたら、リムーバーの先端を爪のある物に交換して、この爪を2番の義歯のちょうど歯茎との境目の端部(プラスチックの部分)に引っかけて力強く叩いて外していました。
今までは裏側の金属の部分に引っかけていたのに、今回に限ってこういう取り方をしていたため、ブリッジが壊れたりしないかと少々不安ではありました。
そして本付けをして帰宅したのですが、どうもそのリムーバーで引っかけたところ当たりから息が漏れたり、唾液が漏れ出るような感覚がありました。
今まで仮付けしていた時には一度もなかった感覚です。
鏡でよく見ると、どうもそのリムーバーの爪を引っかけたあたりが薄く欠けたようになっており、その部分は歯茎と密着しておりませんでした。
延長で6〜7mm程度、幅が0.5mm程度の隙間ができておりました。
その他の部分は歯茎にきれいに密着しておりますし、以前は歯茎との境目は全てきれいに密着していたように思います。
それに今までこういう不具合は一度もなかったのです。
そこでご相談したいのは以下の2つの事柄なのですが、お答えいただけると幸いに思います。
1)ブリッジを外す時にリムーバーの爪をブリッジの端部(プラスチックの部分)に引っかけてはずすことは良くあるのでしょうか?その場合、欠けたり、削れたりする恐れはないのでしょうか?
2)本付けした後でこういう隙間を補修することはできるのでしょうか?
もし、このブリッジを外して、作り直しする場合は、歯にさらに負担をかけることになるので、避けるべきでしょうか?
せっかく噛み合わせは良い状態で付いているだけに、残念でしょうがありません。
お知恵を貸していただけると幸いです。
どうかよろしくお願いいたします。
・ブリッジのガーゼを噛まない仮留めと本着について
他
こんにちは。
新しく作ったブリッジについて、また少々相談させていただきたいのですが、よろしくお願いします。
ブリッジは左上1〜3番の保険対応のもので、土台は神経のある歯です。
現在は新しく作ったブリッジを調整をして2週間の仮留めということをを2回ほど繰り返して、今日本付けしました。
その際に、担当医は仮付けしていたブリッジをとる時にリムーバーではずしたのですが、今回は比較的しっかり付いていたようで、少し取れにくい様子でした。
そしたら、リムーバーの先端を爪のある物に交換して、この爪を2番の義歯のちょうど歯茎との境目の端部(プラスチックの部分)に引っかけて力強く叩いて外していました。
今までは裏側の金属の部分に引っかけていたのに、今回に限ってこういう取り方をしていたため、ブリッジが壊れたりしないかと少々不安ではありました。
そして本付けをして帰宅したのですが、どうもそのリムーバーで引っかけたところ当たりから息が漏れたり、唾液が漏れ出るような感覚がありました。
今まで仮付けしていた時には一度もなかった感覚です。
鏡でよく見ると、どうもそのリムーバーの爪を引っかけたあたりが薄く欠けたようになっており、その部分は歯茎と密着しておりませんでした。
延長で6〜7mm程度、幅が0.5mm程度の隙間ができておりました。
その他の部分は歯茎にきれいに密着しておりますし、以前は歯茎との境目は全てきれいに密着していたように思います。
それに今までこういう不具合は一度もなかったのです。
そこでご相談したいのは以下の2つの事柄なのですが、お答えいただけると幸いに思います。
1)ブリッジを外す時にリムーバーの爪をブリッジの端部(プラスチックの部分)に引っかけてはずすことは良くあるのでしょうか?その場合、欠けたり、削れたりする恐れはないのでしょうか?
2)本付けした後でこういう隙間を補修することはできるのでしょうか?
もし、このブリッジを外して、作り直しする場合は、歯にさらに負担をかけることになるので、避けるべきでしょうか?
せっかく噛み合わせは良い状態で付いているだけに、残念でしょうがありません。
お知恵を貸していただけると幸いです。
どうかよろしくお願いいたします。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-02-19 06:32:04
毎日歯磨きさまおはようございます。
仮着してあったブリッジをはずす時にプラスチックの部分が欠けてしまって息が漏れるようになってしまったとのことですね。
>1)ブリッジを外す時にリムーバーの爪をブリッジの端部(プラスチックの部分)に引っかけてはずすことは良くあるのでしょうか?
>その場合、欠けたり、削れたりする恐れはないのでしょうか?
ないわけではありません。
場合によっては欠けるかもしれません。
>2)本付けした後でこういう隙間を補修することはできるのでしょうか?
>もし、このブリッジを外して、作り直しする場合は、歯にさらに負担をかけることになるので、避けるべきでしょうか?
補修は出来るかもしれません。
はずす場合は状況によると思います。
主治医に相談なさるのがいいように思います。
お大事になさいませ。
仮着してあったブリッジをはずす時にプラスチックの部分が欠けてしまって息が漏れるようになってしまったとのことですね。
>1)ブリッジを外す時にリムーバーの爪をブリッジの端部(プラスチックの部分)に引っかけてはずすことは良くあるのでしょうか?
>その場合、欠けたり、削れたりする恐れはないのでしょうか?
ないわけではありません。
場合によっては欠けるかもしれません。
>2)本付けした後でこういう隙間を補修することはできるのでしょうか?
>もし、このブリッジを外して、作り直しする場合は、歯にさらに負担をかけることになるので、避けるべきでしょうか?
補修は出来るかもしれません。
はずす場合は状況によると思います。
主治医に相談なさるのがいいように思います。
お大事になさいませ。
相談者からの返信
相談者:
毎日歯磨きさん
返信日時:2010-02-19 20:28:45
山田先生いつも本当に回答をありがとうございます。
実は、今日歯科医院へ行って、主治医に相談してみました。
そうしたら、
「使用したリムーバーは1つ爪のタイプで、引っかけた場所は2番と3番の間の谷間の部分で、プラスチック部分は欠けていないと思う。」
との回答でした。
そしてそれを確かめる方法として、フロスを2番義歯の歯茎との境目の端部に通してなぞるようにずらし、
「ひっかかりがないので、欠けてはいない」
とも言われました。
この時のフロスが太さ5mm位有りそうな太い物を使用され、しかも結構力を入れてこすったため、非常に痛かったし、出血はなかったのですが歯茎が傷ついたか、若しくはブリッジが割れたかと思いました。
しかし、自分の感覚では、リムーバーの爪を谷間でない箇所に引っかけて、力をかけた時にずれて谷間に移動した感覚でした。
実際に欠けたと思われる部分もそうやって爪を引っかけた箇所から谷間までの間6〜7mmが明らかに他の端部の形状と違っていびつになっておりました。
それにこういう風に端部を削り取られた場合、断面は滑らかになるし、この方法では確認できないとも思いました。
なので自分としては、この主治医の説明は納得できませんでしたが、ここで欠けた欠けないという議論をしても歯茎と隙間の空いている状態は変わりないし、自分の印象が悪くなるだけだと思い、それ以上はその場で聞かないようにしました。
またその後に
「ブリッジの2番義歯と歯茎はある程度隙間が空いていた方が掃除がしやすく、歯肉炎になりにくいので、少し隙間は空いていた方が良い。」
とも言われましたが、これに関しても少々疑問で、息や唾液が漏れたりしたら非常に具合が悪いし、一概にそういう理由だけで隙間を空けた方がよいといえるのかと思いました。
改善する場合の方法も確認したところ、
「少し周りを削ってプラスチックを付け足すことによって隙間を埋めることはできるが、歯茎と接する面をきれいに仕上げることができない。
この部分に汚れ等が付着し、歯茎の炎症の原因になるので、あまりお勧めはできない。
できれば、まだ装着して1日目なので、もうしばらく様子を見たら慣れてくるかもしれない。」
と言われました。
確かに今後の現実的な対応としては、この2つの選択肢になってしまうのだろうと、これに関しては同じ意見でした。
そこでたびたび申し訳ないのですが、もう少しご相談させていただきたく存じます。
以下の4つの事柄なのですが、お答えいただけると幸いに思います。
1)ブリッジ等の欠けを確かめる方法として、このようなフロスを使用する方法は有効なのでしょうか?
2)今回のようにかなり太めのフロスを無理に使用することによって、歯茎が傷ついたり、義歯がゆがんだり、欠けたりすることはないのでしょうか?
3)ブリッジの中間の義歯と歯茎との間は隙間が空いていた方がよいのでしょうか?
4)改善する方法として、プラスチックを充填する場合は、衛生面からあまり良くないのでしょうか?
今後どうしていいのかわからなくなって、非常に困っています。
お知恵を貸していただけると幸いです。
どうかよろしくお願いいたします。
実は、今日歯科医院へ行って、主治医に相談してみました。
そうしたら、
「使用したリムーバーは1つ爪のタイプで、引っかけた場所は2番と3番の間の谷間の部分で、プラスチック部分は欠けていないと思う。」
との回答でした。
そしてそれを確かめる方法として、フロスを2番義歯の歯茎との境目の端部に通してなぞるようにずらし、
「ひっかかりがないので、欠けてはいない」
とも言われました。
この時のフロスが太さ5mm位有りそうな太い物を使用され、しかも結構力を入れてこすったため、非常に痛かったし、出血はなかったのですが歯茎が傷ついたか、若しくはブリッジが割れたかと思いました。
しかし、自分の感覚では、リムーバーの爪を谷間でない箇所に引っかけて、力をかけた時にずれて谷間に移動した感覚でした。
実際に欠けたと思われる部分もそうやって爪を引っかけた箇所から谷間までの間6〜7mmが明らかに他の端部の形状と違っていびつになっておりました。
それにこういう風に端部を削り取られた場合、断面は滑らかになるし、この方法では確認できないとも思いました。
なので自分としては、この主治医の説明は納得できませんでしたが、ここで欠けた欠けないという議論をしても歯茎と隙間の空いている状態は変わりないし、自分の印象が悪くなるだけだと思い、それ以上はその場で聞かないようにしました。
またその後に
「ブリッジの2番義歯と歯茎はある程度隙間が空いていた方が掃除がしやすく、歯肉炎になりにくいので、少し隙間は空いていた方が良い。」
とも言われましたが、これに関しても少々疑問で、息や唾液が漏れたりしたら非常に具合が悪いし、一概にそういう理由だけで隙間を空けた方がよいといえるのかと思いました。
改善する場合の方法も確認したところ、
「少し周りを削ってプラスチックを付け足すことによって隙間を埋めることはできるが、歯茎と接する面をきれいに仕上げることができない。
この部分に汚れ等が付着し、歯茎の炎症の原因になるので、あまりお勧めはできない。
できれば、まだ装着して1日目なので、もうしばらく様子を見たら慣れてくるかもしれない。」
と言われました。
確かに今後の現実的な対応としては、この2つの選択肢になってしまうのだろうと、これに関しては同じ意見でした。
そこでたびたび申し訳ないのですが、もう少しご相談させていただきたく存じます。
以下の4つの事柄なのですが、お答えいただけると幸いに思います。
1)ブリッジ等の欠けを確かめる方法として、このようなフロスを使用する方法は有効なのでしょうか?
2)今回のようにかなり太めのフロスを無理に使用することによって、歯茎が傷ついたり、義歯がゆがんだり、欠けたりすることはないのでしょうか?
3)ブリッジの中間の義歯と歯茎との間は隙間が空いていた方がよいのでしょうか?
4)改善する方法として、プラスチックを充填する場合は、衛生面からあまり良くないのでしょうか?
今後どうしていいのかわからなくなって、非常に困っています。
お知恵を貸していただけると幸いです。
どうかよろしくお願いいたします。
回答2
森永歯科医院(千葉県安房郡鋸南町)の森永です。
回答日時:2010-02-19 23:19:43
なかなか悩ましい問題で、お困りのことと思います。
>1)ブリッジ等の欠けを確かめる方法として、このようなフロスを使用する方法は有効なのでしょうか?
一般的に良くある状況では無いので定石のようなものはないと思いますが、色々考えてこのような方法をとることはあり得ると思います。
>2)今回のようにかなり太めのフロスを無理に使用することによって、歯茎が傷ついたり、義歯がゆがんだり、欠けたりすることはないのでしょうか?
義歯(ポンティック)がゆがむ、というのは考えにくいですが、歯肉が傷つくのはあり得なくはないと思います。
>3)ブリッジの中間の義歯と歯茎との間は隙間が空いていた方がよいのでしょうか?
ポンティックの形態については非常に多くの考え方があり、「あいていた方が良い」と一概には言えません。
しかし「ポンティック周囲に全く隙間が無い状態」というのも問題を起こす場合があります。
>4)改善する方法として、プラスチックを充填する場合は、衛生面からあまり良くないのでしょうか?
一般論ですが、このようなケースで「装着前と同じレベルできれいに充填する」のは非常に困難と思います。
「じゃあどうするんだ」ということになると、この回答ではお役に立てないかもしれませんね。すみません・・・。
>1)ブリッジ等の欠けを確かめる方法として、このようなフロスを使用する方法は有効なのでしょうか?
一般的に良くある状況では無いので定石のようなものはないと思いますが、色々考えてこのような方法をとることはあり得ると思います。
>2)今回のようにかなり太めのフロスを無理に使用することによって、歯茎が傷ついたり、義歯がゆがんだり、欠けたりすることはないのでしょうか?
義歯(ポンティック)がゆがむ、というのは考えにくいですが、歯肉が傷つくのはあり得なくはないと思います。
>3)ブリッジの中間の義歯と歯茎との間は隙間が空いていた方がよいのでしょうか?
ポンティックの形態については非常に多くの考え方があり、「あいていた方が良い」と一概には言えません。
しかし「ポンティック周囲に全く隙間が無い状態」というのも問題を起こす場合があります。
>4)改善する方法として、プラスチックを充填する場合は、衛生面からあまり良くないのでしょうか?
一般論ですが、このようなケースで「装着前と同じレベルできれいに充填する」のは非常に困難と思います。
「じゃあどうするんだ」ということになると、この回答ではお役に立てないかもしれませんね。すみません・・・。
相談者からの返信
相談者:
毎日歯磨きさん
返信日時:2010-02-22 22:05:32
森永先生、貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。
実はフロスでしごかれた後、ブリッジの違和感が大きくなっていたため、帰宅してから鏡でよく見るとさらに端部が削れて1番と2番の間、2番と3番の間には大きなブラックトライアングルまで形成されていました。
ものすごいショックで言葉を失ってしまいました。
ブリッジを外す時に欠けたのではないかという指摘で、担当医は明らかに機嫌が悪くなり、有無を言わさず、このフロスでの対応でしたし、この規格も力加減も明らかに不適切な物で、悪意を感じました。
自分の過失を指摘されたことに対して、それを補修するのではなく、逆に作ったばかりのブリッジと患者の歯茎をさらに不適切なフロスで削って痛い思いをさせるというかたちで報復するなんて、医療の名を借りた傷害行為です。
なんとか落ち着こうと努力していますが、この怒りを抑えるのは非常に難しいです。
訴訟などという選択肢も考えられますが、この程度ではたぶん難しいでしょうし、根本的な事態を好転させることにはあまり繋がらないようにも思えます。
本当にどうしていいか途方に暮れてしまいました。
この感情的なわだかまりは、今後何とか自分で気持ちの整理をして解決していこうと思うのですが、壊されたブリッジと削られた歯茎はもう元には戻りません。
せめて少しでもブリッジの機能や口内の状態を改善させることができないかとわらにもすがる思いです。
何か良い知恵やご意見等をお聞かせ願えたら幸いに思います。
どうぞよろしくお願いします。
実はフロスでしごかれた後、ブリッジの違和感が大きくなっていたため、帰宅してから鏡でよく見るとさらに端部が削れて1番と2番の間、2番と3番の間には大きなブラックトライアングルまで形成されていました。
ものすごいショックで言葉を失ってしまいました。
ブリッジを外す時に欠けたのではないかという指摘で、担当医は明らかに機嫌が悪くなり、有無を言わさず、このフロスでの対応でしたし、この規格も力加減も明らかに不適切な物で、悪意を感じました。
自分の過失を指摘されたことに対して、それを補修するのではなく、逆に作ったばかりのブリッジと患者の歯茎をさらに不適切なフロスで削って痛い思いをさせるというかたちで報復するなんて、医療の名を借りた傷害行為です。
なんとか落ち着こうと努力していますが、この怒りを抑えるのは非常に難しいです。
訴訟などという選択肢も考えられますが、この程度ではたぶん難しいでしょうし、根本的な事態を好転させることにはあまり繋がらないようにも思えます。
本当にどうしていいか途方に暮れてしまいました。
この感情的なわだかまりは、今後何とか自分で気持ちの整理をして解決していこうと思うのですが、壊されたブリッジと削られた歯茎はもう元には戻りません。
せめて少しでもブリッジの機能や口内の状態を改善させることができないかとわらにもすがる思いです。
何か良い知恵やご意見等をお聞かせ願えたら幸いに思います。
どうぞよろしくお願いします。
回答3
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2010-02-23 00:19:59
仮着を行うと、外すときの失敗で、結果としてクラウンと歯との境目のマージン部を傷めてしまい、結果的にフィットの悪い補綴物になってしまうことがあります。
なので、基本は仮着をせずに一発OKが理想なのです。
なので、基本は仮着をせずに一発OKが理想なのです。
タイトル | 仮着のブリッジを外すときに端がかけ、息がもれるが修復可能か? |
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質問者 | 毎日歯磨きさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 41歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | ブリッジに関するトラブル |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。