智歯周囲炎による開口障害が続き、水平埋伏智歯が抜けない

相談者: hiroyukiさん (29歳:男性)
投稿日時:2010-02-22 18:45:32
前回「智歯周囲炎による開口障害が続くが開口訓練しかないのか?」というタイトルで投稿した者です。

前回書いた経緯を繰り返しますが、智歯周囲炎により1月22日ごろから左顎が大きく腫れ、口が1横指も開かなくなりましたが、1月28日からクラビットを処方され、その後1週間ほどで左顎の腫れはほとんど引き、1横指半ぐらいまで口が開くようになりました。

しかし、その後さらに2週間以上経ちますが、開口障害がそれ以上改善せず、市立病院の口腔外科では開口訓練をしながら自然に口が開くのを待つしかないといわれております。

そうした中、一昨日あたりから知歯周囲炎が再発し、左の下顎が腫れ、現在も発熱が続いています。

土曜日に歯科抗生剤(ラリキシン)と解熱剤を処方され、服用しておりますが、すでに長期間抗生剤を服用しているため、抗生剤は腫れが引いたらすぐに止めるようにと言われています。

根本治療には親知らずの抜歯が必要であることは分かっていますが、いつまでも開口障害が改善せず、悪循環に陥っています。
このまま同じことを繰り返せば、抗生剤に耐性ができて命にかかわるのではないかと非常に心配しています。

当面は今回も炎症が治まるのを待つしかないと思いますが、もし炎症が治まった後も開口障害が続く場合には、やはり開口訓練しかないのでしょうか。

まだ大学病院には受診していないのですが、大学病院ではこのような重度の開口障害があるケースでも何らかの方法で抜歯してもらえたりできないのでしょうか。

あるいは、開口訓練以外で開口障害を劇的に改善する方法はないでしょうか。

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-02-28 20:56:57
>土曜日に歯科抗生剤(ラリキシン)と解熱剤を処方され、服用しておりますが、すでに長期間抗生剤を服用しているため、抗生剤は腫れが引いたらすぐに止めるようにと言われています。

2週間たって再発をくりかえしていることから、体に無理がかかって免疫的な抵抗値もよわっているかもしれませんね。
抗生剤の投与のほかにうがい薬による頻繁な洗口や、可能ならば、親知らずのポケットやまわり、そして全体を超音波で清掃してもらったらどうでしょうか。
改善する治療手段だと思います。


>根本治療には親知らずの抜歯が必要であることは分かっていますが、いつまでも開口障害が改善せず、悪循環に陥っています。
>このまま同じことを繰り返せば、抗生剤に耐性ができて命にかかわるのではないかと非常に心配しています。

よっぽどのケースでない限り、命にかかわるというのは、僕は経験したり聞いたりしたことはありません。


>まだ大学病院には受診していないのですが、大学病院ではこのような重度の開口障害があるケースでも、何らかの方法で抜歯してもらえたりできないのでしょうか。

大学病院で診てもらうことは、よいとおもいますよ。
とにかくあわてないで、体の栄養等の抵抗値と薬を上手に使って、とにかく口腔内を清潔にして安静にすることだと思います。

徐々に改善すると思いますよ。

お大事に

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-03-01 14:08:35
hiroyuki さん、こんにちは

どうも、開口障害が良くならないようですね。

開口障害と言うものは劇的には良くなりません。

特に経過が長い場合には時間がかかります。

まずは開口訓練と再感染予防なのですが、炎症を起こしてしまうということであれば感染予防は、きちんとできていないということになります。

拝見していないので詳細はわかりかねますが、このまま状況に変化がないようであれば他の(歯学部付属病院)口腔外科セカンドオピニオンを求めることも視野に入れても良いと思います。

お大事にしてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: hiroyukiさん
返信日時:2010-03-01 15:24:22
豊田先生
畑田先生

貴重なアドバイスをありがとうございます。

前回の炎症の鎮静化後も、なるべく家で安静にしていたつもりなのですが、感染予防が十分でなかったのかもしれません。
今後はもっと頻繁にうがいしたいと思います。
ただし、現在は開口障害がひどいための裏側が磨けず、虫歯にならないかと心配しています。

その後の経過ですが、発熱が治まらないため、2月24日(水)に市立病院を受診したところ、左下6番から排膿していることが分かり、ドレーンを挿入したうえで、その後金曜日まで3日間毎日抗生剤の点滴を受けました。
ただし、以前に撮影したレントゲンでは、6番にその兆候はなかったようで、主治医は非常に驚いていました。

現在は微熱程度になり、左顎の腫れもある程度引いてきたような気がしますが、口はまだ一横指も開きません。
前回と比べると腫れの程度は小さくて済みましたが、回復が少し遅いような気がします。
しかも、前回は抗生剤の経口投与のみでした。

今日も市立病院を受診し、ドレーンを抜いてきました。
今後は、抗生剤を服用しつつ、金曜日まで経過観察し、もしこれ以上腫れが引かないようであれば、MRIを来週月曜日に撮影してみようということでした。

なお、セカンド・オピニオンの件ですが、実は、炎症が再発する直前の先週の金曜日に、掛かり付けの歯科の紹介で隣市の市立病院を受診したのですが、現在通院している市立病院と同じ診断でした。

掛かり付けの歯科の先生のお話では、市立病院も大学病院から派遣された先生が診察するのだから、結局は同じような診断になるし、大学病院は診察のペースが遅いといいます。

前回は隣市の市立病院でセカンド・オピニオンを受けたのですが、やはりもう一度、大学病院の口腔外科でもセカンド・オピニオンを受けることを検討したいと思います。



タイトル 智歯周囲炎による開口障害が続き、水平埋伏智歯が抜けない
質問者 hiroyukiさん
地域 非公開
年齢 29歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯茎(歯ぐき)の腫れと痛み
親知らずの痛み
口腔外科関連
水平埋伏知歯(横向きに骨に埋まった親知らず)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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