上下5番までしかない歯列。6番には、インプラントor部分入れ歯?

相談者: pittoさん (33歳:女性)
投稿日時:2010-03-02 10:51:46
参考:過去のご相談
上下5番までしかない歯列。6番のインプラントは絶対必要ですか?


上下左右67番がありません。

現在通院している歯科で、他歯科でサイナスリフトをし、上下左右6番にインプラントをすすめられています。

最初に入れ歯の提案も受けました。

・金具が出て見た目に良くない。
・まだ若いからインプラントの方がいい。

とのことでした。

でもこちらで色々勉強させて頂き、金具が出ない数種類の部分入れ歯がある事を知りました。
そして、サイナスリフトとインプラントをすることに、とても不安を感じているのも事実です。

先日6番はないとダメでしょうか?という質問をさせて頂き、「力の配分」について先生方からご助言を頂きました。

どうも、寝ている時にごく稀に歯ぎしりをしているようです。
また、下顎左内側に骨がぼこっと出ています。
をくいしばることが多い?人が、そこの骨が出ると言われました。

このことを考えると5番がほとんど治療を受けている歯のため、6番までの咬合維持はあった方がよいと私自身も思います。

6番までの咬合維持をするために、インプラントと部分入れ歯とでは、どんな違いがあるのでしょうか?
どちらでも同じですか?

とても悩んでいて、精神的にかなり参ってます・・・
宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-03-02 11:20:53
pitto さん、こんにちは。

インプラント部分入れ歯とでは、どんな違いがあるのでしょうか?
>どちらでも同じですか?

非常に難しいご質問ですね。
義歯とインプラントはまったく違うものです。

そしてそれぞれ利点と欠点があります。
これについては勉強されていると思いますから省略しますが、結論としてはpitto さんにあった方法で補綴を行えばどちらでも良いと思います。

もしどうしてもわからないということであれば、保険で義歯を作って入れてみてはいかがですか?

当然使えないということになれば、ある程度の治療費は無駄になってしまいますが、そうすれば義歯というものがどういうものかがわかると思います。

それで義歯は無理だと感じた時に、インプラントによる補綴を積極的にすすめてはどうでしょう。

いろいろな考え方がありますから、私の意見をすべてだとは思わないで下さい。

参考になれば幸いです。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-03-02 16:39:05
pittoさん、こんにちは

私も畑田先生のご意見どおり、一度保険入れ歯を作ってみるのもいいと思います。

pittoさんは上下左右の6,7番を無くされたとのことですが、部分入れ歯でもノンクラスプデンチャーというハリガネ無しのタイプもあるにはありますが、部分入れ歯はやがて歯ぐきが痩せて合わなくなったり、入れ歯自体が劣化して作り直す必要があることなども考慮しておいた方がよいと思います。

また、あくまでも入れ歯なので、食事でも食べ物によっては食べづらくなったり、会話中に外れてしまうんじゃないかといった心配などが絶えないかもしれません。

かたやインプラントは自身のと同様に噛む事ができます。
こちらも術後のケアや定期的なメンテナンスは必要ですが、取り外す必要が無く、日々のブラッシングでケアしていきます。


ただ、pittoさんの場合、睡眠中の歯ぎしり、くいしばりを考慮し、インプラントの上部構造の材質を比較的軟らかいものにした方がいいかもしれません。

CTやレントゲンを見ていないので詳しい状況は言えませんが、咬合維持という観点ではインプラントの方が部分入れ歯より優れていると思います。
(部分入れ歯は寝ている間は外す事が多いと思いますし)

インプラントは、奥歯の高さを維持するには一番いいのではないでしょうか?
入れ歯のように、噛んだときに沈み込むことがないため、高さが変わらないと思われるからです。

担当医の先生にご相談ください・・・

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-03-02 17:13:08
ぼくも、先生方ののご意見にご意見に賛成です。
一度、入れ歯を体験されるのも、十分ほかにをもたそうという意識にもつながると思います。

それと、歯ぎしりをされているとのことで、臼歯部の再構成には、顎関節の診断と歯ぎしり対策が必要に思います。

一度、義歯で再構成してみて、下顎の位置を再評価するという手もあります。

サイナスもインプラントも現在では、ポピュラーになってきている立派な手段だと思います。
ケース的に、しっかりとメンテナンスをされればよろしいかと思います。

けれど、残りの歯や、耐性がすくない5番のことを考えると、ナイトガードスプリント咬合圧調整等の歯ぎしり対策は、将来の予知性をたかめる大切なことのように感じます。

先生とよくご相談してください。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-03-03 00:11:11
こんばんは。

少しずつ悩みが解決に向かっている様ですね^^

個人的な意見を書きます。
少数派です。



入れ歯でも、前後に支えとなるがない様なこの設計(遊離端義歯と言います)は、咀嚼効率としてはほぼ改善しません。

片側は歯にしがみついていますが、もう片側はつかまるところもなく、歯肉という座布団の上に乗っている様なものですからね。

ましてpittoさんの場合はかみ合う上の歯も下の歯も遊離端義歯になる訳ですから、「咬合の維持」や「力の配分」をメインで考えておられるのなら無意味だと思います。

もちろんやわらかい物なら噛むのに役立つと思いますが、最も歯を酷使する就寝中は、衛生目的で通常は外す様に指導されることになると思います。

加えて、汚れがたまりやすくなる、支えの歯が揺さぶられる、将来のために顎骨を温存しておきたいなら・・と言う、別の問題も多少は考える必要があるでしょうね。

参考⇒歯の破折の見極めと、部分入れ歯がなぜ良くないのかについて



もちろん、匠の作る様な部分入れ歯は別次元だとは思いますし、そういう先生方の義歯は否定しません。
ですが一般的なレベルの、保険でコストを抑えた様な義歯(世の中には何千万円もする義歯もあるそうです)や、見た目重視の義歯との比較であれば、上述の様な考え方を私ならします。

その点インプラントは「鉄骨」と同じなので、「咬合の維持」や「力の配分」目的ならとても頼りにはなると思います。

ですが万能とも思わないので、SDA短縮歯列)とも比較して常に悩むところです・・。

ソケットリフトサイナスリフトの予後の考え方については↓こちらを参考にされて下さい。

参考⇒右上567番欠損、今すぐインプラントにできない場合はどうしたら?



結局のところ、歯ほど優れたものが何もないので、何が妥協できるかを選んで決めていくことになるのかな、と思いますよ。

担当の先生ともよく相談して、納得できる答えを見つけて下さいね。

お大事にどうぞ。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-03-03 13:18:45
上下左右67番がないのですね。
インプラントができるのなら一番いいと思います。

もしも、入れ歯だったらどのようなものがあるか参考にしてみてください。

45番が健康で神経のあるだとしたら、その歯を使ったコーヌスクローネ、リーゲルテレスコープ、CSPなどがあります。
この方法だと、金具は見えませんが、残念なことに、保険がききません。

後ろの歯の入れ歯の部分の沈み込みがだいたい300ミクロン、45番の歯の動きは120ミクロンに抑えられるため、ほとんど歯をゆらさないので、負担は少ないです。

120ミクロンというと、歯根膜の動き(歯のまわりのクッション)の範囲でもあります。

ただ、神経のない弱い歯だったり、歯周病があるとしたら、45番だけだと難しくなるので、全体的に固定することも考えなければいけません。

できるだけ、長持ちして安全な方法があると思います。
ためしに保険で入れ歯をつくるのは、一時的にはいいかと思いますが、自分の体の一部になるのは難しいかもしれませんね。

担当の先生とよく相談して、ベストな方法が見つかるといいですね。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2010-03-03 15:44:53
こんにちは。

お試しでという意味とは少し離れますが、やはり将来的にはインプラントが第一選択である感触は、どの歯科医師も持っているのだと思います。

ただpittoさんの心中では、サイナスリフトしてインプラントの埋入となると、まだもう少し迷うだけの時間が欲しいという心持であるのではないかと私は感じるのですが・・・

そうであるなら、その間だって咬合の力は日夜かかっているわけなのですから、その迷う時期のために、審美的とは言い難いですが保険での義歯の治療を進めて、せめて今その他のを巻き添えにしない事を心がけるという必要も出てくるかも知れません。

インプラントは、迷った挙句に後から最終的に決断してもかまわないとも思います。
がしかし、それまでの時期のその他の歯や歯周組織の保護も考えなくてはならないと思いますよ。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2010-03-03 19:24:31
こんにちは。

迷うところですよね。

サイナスリフトをしなければならないのなら、僕はあえてインプラントをしなくても良いのではと思います。

今は入れ歯にされて、口腔内の状態が良くなりインプラントを維持管理できるようなってから、改めて考えても良いのではと思います。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2010-03-03 20:02:11
pittoさん
こんばんわ

私は、インプラントをお勧めします。

何故なら保険入れ歯であっても、入れ歯は健全なを多少なりとも削ります。
残っている歯にレスト座と言って、入れ歯の沈下を抑える止めの様な働きをさせます。

また、クラスプと呼ばれるバネがかかった歯は、咬むたび、取り外しをしたりするたび揺さぶられますから、もし、その歯が神経のない歯であれば早期にダメになりやすい。
欠損状態から推測すると、神経が無い歯が多いのでは?

違和感が相当あり、咀嚼能力は格段に落ちる。
1回製作した入れ歯は数年しかもちません。(歯ぎしりがあるなら早期に人工歯の摩耗が起きる可能性があります。
また、割れたりします。)

女性であり、若いということを考えれば入れ歯はお勧めしません。

インプラントをサイナスリフトを併用して行える費用があるなら、私ならそちらをお勧めします。

しかし、悩まれているなら納得して不安が無い状態でどちらにするか決断されてはどうですか?

回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2010-03-04 01:31:38
>やはり将来的には、インプラントが第一選択である感触はどの歯科医師も持っているのだと思います。


そんなことはありません。
このサイトの回答者はインプラント支持者が多いようですが、一般的には”どの歯科医”もではありません。


インプラントの最長記録は約40年です。
pittoさんの年齢を考えれば、この時点で大掛かりなインプラント治療を行なって、数十年後にすべてのインプラントにまったく問題が無い確立はかなり少ないでしょう。

特にを失った原因を考えてみてください。
その原因が取り除かれ、さらにその状況を数十年間維持していくことは可能でしょうか?

それができなければ、歯が生えて約20年で8本もの歯を失ってしまったのと同じように、インプラントも失われるかもしれません。

よくお考えになられたほうがいいと思います。

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2010-03-04 10:03:01
なるほど・・・33歳、若い方なのですね。

今回、インプラントにしても入れ歯にしても、将来的にもう一度大きな治療が必要になりそうですね。

pittoさんにとって難しい選択だと思いますが、どの意見も正しいと思います。
後はよく担当の先生と相談して納得できればいいですね。

回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2010-03-04 14:21:25
私は、一つ覚えで申し訳ないですが、インプラントなど真っ平・・です。
まして、サイナスリフトなど論外です。

・・むろん個人的な意見ですが。

保険義歯もイヤです。
テレスコープもイヤです。
磁性アタッチメントもイヤです。

デンチャーかミラクルデンチャーでしょうか。
無論67両方あったほうがいいでしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: pittoさん
返信日時:2010-03-04 17:42:28
こんにちは。
こんなに沢山のご回答を頂き、畑田先生、ハル先生、豊田先生、渡辺先生、稲葉先生、田中先生、田部先生、昌山先生、小牧先生、越久村先生、本当に本当に有難うございます。

67番のを失った理由は、私自身がよく分かっています。

過去の自分を情けなく思いますし、とてもとても反省をしています。
そして、知識がまったくなかったとはいえ、根管治療が十分でなかった歯にブリッジをした結果、失った歯。

小牧先生、インプラントをするしないに関係なく、原因を取り除き、さらにその状況を維持することが必要ですよね?

今、歯科の指導も受け頑張っています。
そしてこれからも、頑張り続けます。
もうこれ以上、失いたくないですから。


インプラントと入れ歯
こちらで質問をさせて頂いたことによって、安易に結論を出さず、冷静になって考えようと思えるようになりました。

現在通院している歯科医に、インプラントをがんがんすすめられており、それに流されていた事に気がつきました。
医師に対しても不信感が生まれてしまいましたが・・・転院も考えようかと思います。

納得した結論を出して、きちんと治療を続けたいと思います。
また、質問させて頂く事があるかと思いますが、宜しくお願い致します。
本当に有難うございました。

追伸・・・
金属アレルギーのため、歯科対応の金属アレルギーチェックを行い、結果を待っています。



タイトル 上下5番までしかない歯列。6番には、インプラントor部分入れ歯?
質問者 pittoさん
地域 非公開
年齢 33歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:5番(第二小臼歯)
抜歯:6番(第一大臼歯)
インプラントその他
部分入れ歯 その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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