レントゲン検査で左下奥歯の根の状態がはっきり判らない場合の対処

相談者: maniさん (44歳:男性)
投稿日時:2010-03-14 15:02:53
こんにちは、よろしくお願いいたします。

レントゲン検査で左下奥歯(4〜8番にブリッジ)の根に気になる影があると言われました。

根が化膿しているのか、骨が再生してきているのか、レントゲンでは判断できないとのことです。



そのは9年前に治療し、4〜8番にブリッジを入れました。

自覚症状は何もなく、歯医者さんには別の歯の治療で行ったのですが、レントゲン検査の結果、上記の内容を言われました。



先生は今の段階では様子をい見るしかない・・・とのことでしたが、ネットで調べると、根の状態はレントゲンでわかるとの記述もありました。

もし根が化膿していた場合を考えると不安が残ります、ただレントゲンで判断できないとなると、やはりこのまま様子を見るしかないのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-03-14 15:29:15
maniさん、こんにちは。

レントゲンでの判断について、ご不安になっていることと思います。

私は歯科医師や研修医相手に、診断学の講義をする機会もあり、その経験から書かせていただきます。


あくまで推測ですが、幾つかアドヴァイス差し上げたいと思います。


まず担当の先生の判断は妥当だと思います。

レントゲンというのは、
・「撮影した瞬間」の
・「ある方向から」の
・「ミネラルを含んだ組織」の
様子を表現しているにすぎず、そこに病気があるかは断言できません。

検査には必ずエラーがあり、歯科の診断とはあくまで他の所見(症状の有無、その経過など)を含めて行われるものです。

したがって、現時点では「化膿しているかどうかは不明だけれども、何かを行う根拠はない」、ということです。


今後、定期的に症状の経過、またしばらく経ってからレントゲンを再度取ることにより、その部位の様子がもっと推測できるようになりますので、そこで新しい診断が得られることでしょう。
それまで待たれても構わないと思います。


もしずーっと同じであれば、「安定」していると思われるので、治療を行うことはありません。


お大事になさってください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-03-15 09:06:52
大野先生の書かれている通りです。

レントゲン検査は「撮影した瞬間」の画像でしかありません。
自覚症状や経過を含めて診断する必要があります。


実は先日も「(僕が)根管治療をしたが病気である(治っていない)」と言う事で再来院された方がいらっしゃいました。

半年くらい前に大きな病気があり、僕が根管治療をしたのですが、(遠方の方ですし、ウチは保険診療を行っていませんので検診のつもりで)最近、他院さんを受診されを、そこで撮ったレントゲンに影があったので「治療しなければならない」と言われたそうです。


しかし、その影は治療前は直径10mmほどのものでしたが、今回の撮影では5mm程度になっていました。
また、自覚症状も無いそうです。

これは僕は「治癒途中なので問題なし」と判断しました。



このようにレントゲンで影があると言っても「進行性の陰」なのか「治る途中の陰」なのかは経過を追ってみないとわかりません。


おそらく、担当の先生は「影は発見したが、進行性なのか、治って来ている(または安定している)のかを見極める必要がある」と思われているのだと思います。


なので、できれば歯医者さんにかかられる時は以前のデータと比較できるように、信頼できるかかりつけ医を決めてかかられる事をお勧めいたします。




タイトル レントゲン検査で左下奥歯の根の状態がはっきり判らない場合の対処
質問者 maniさん
地域 非公開
年齢 44歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ その他(診断)
レントゲン写真
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
根の病気・異常その他
回答者




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