スケーリングで歯石と間違えて歯を削られた。歯石の見分けについて

相談者: らいどおんさん (38歳:男性)
投稿日時:2010-09-26 17:54:28
参考:過去のご相談
歯科大の論文、エタノールがレジンに与える影響について調べた記事


前歯の左1番が差し歯で、2番は差し歯に隣接する1/3程度が縦方向に欠損しており、レジンで形成して形を整えています。

2番の治療は7年ほど前に行ったものなのですが、半年ほど前から1番の差し歯との境目に沿って0.5ミリ程が経年劣化で白くざらついた感じになってきていましたが、接着面からは大分離れていて日常特に問題なく、また、となりも差し歯のため放っていました。

先週歯石取りをされたところ、その経年劣化の部分を、歯医者さん歯石と見間違えて削り取ってすきっ歯の様になってしまい、かなり違和感があります。

歯医者さん曰く

「スイマセン。歯石と間違えてしまいました。
食事中頻繁に詰まるようであれば、2番の治療をし直せばもとの形に戻せますが、やりますか?」

との事でしたが、虫歯になっている訳でもなく、その場では判断できずに様子を見る事にして帰ってきました(ちなみに1番、2番共に今回とは別のところで治療した歯です)。

素朴な疑問なのですが、歯石と経年劣化の部分の見分けとは、そんなに難しいものでしょうか?
仮にに直すとしても、そのような所でやっても大丈夫なのでしょうか?

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-09-26 18:23:43
>先週歯石取りをされたところ、その経年劣化の部分を、歯医者さん歯石と見間違えて削り取ってすきっ歯の様になってしまい、かなり違和感があります。

歯石を取る道具(スケーラー)で取れるようでは、ほとんどそのレジンは外れていたと思います(質問の内容とは違いますが)


>素朴な疑問なのですが、歯石と経年劣化の部分の見分けとは、そんなに難しいものでしょうか?

どうでしょう?
個人的には見分けはそんなに難しいとは思いませんが、付いてる場所によっては見間違う事もあるかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: らいどおんさん
返信日時:2010-09-26 21:47:11
超音波のもので、となりの差し歯に振動がかなり伝わるほどガリガリとやられたのですが、そんなものなのでしょうか?

それと、その後の歯医者さんの受け答えも気になります。

終わった後に「水ですすいでください」と言われすすいでいる際に違和感に気付き、

「ちょっと鏡を見せて頂けますか?」

と言って鏡で見てみると上記のような状態に。

「こんなに隙間は空いていませんでしたよね?」

との先生の言葉に

「朝来る前もこんなに空いていませんでした。」

と答えました。

「そんなことはないでしょう」

と先生が言われたので、経年劣化の事について説明すると、質問に書いたような謝罪の言葉が返ってきました。

私からすれば、処置する前にちゃんと状態を見てなかったのかよ!という気持ちです。

上記のような白々しい受け答えの後に謝罪されても正直不信感で一杯で、素直に受け入れる事はできませんでした。

2週間後に予約は入れてあるのですが、この様な過程を経ているためここで続けて診てもらう事に不安を感じています。
回答 回答2
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-09-26 22:05:51
かなり不信感が芽生えているようですね、良い医療は信頼感が無いと成り立ちません、転医するのもやもえないかもしれません。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-09-27 16:27:15
んんん…。

僕からすると「どっちもどっち」と言う感じなんですけどね…。

レジン充填

1 歯科医歯石と見間違うほどの状態だった
2 スケーリングごときで外れてしまうような状態だった

担当の先生が

3 それを見抜けなかった
4 その後の対応で不信感を抱かせてしまった

と言う事では無いでしょうか。


結論からすれば細見先生が書かれているように「転医するのもやもえないかもしれません」だと思います。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-09-27 18:27:38
タイヨウ先生と同じくです。

ただ、レジン充填だと分かっていながらも、歯石除去時にレジンが取れてくるなんてこともあります。

それを見抜け!!っていうのは、ちょっと酷かなぁ・・・

古くて、隙間が分かるようなものでも取れないこともありますし、最近詰めたと言われたものがあっさり取れてしまうこともありますしね・・・

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-09-28 00:45:58
すでに回答されている先生方の意見に賛成です。

歯石みたいなレジン・・・ って、激しく不適合だったのでは?
細見先生が書かれたように、すでにカパカパだったかもですし。

どっちにしろ、やり直しする必要があったんじゃないかな、と。


歯医者さん曰く「スイマセン。歯石と間違えてしまいました。

この発言にちょっと (?_?) ですが・・・


>超音波のものでとなりの差し歯に振動がかなり伝わるほどガリガリとやられたのですが、そんなものなのでしょうか?

巧い下手はあるでしょうけど、その判断は難しいですよね。
振動パワー全開だったんでしょうかね (^^;)


>正直不信感で一杯で

・・・と書かれると、「転院するしかないでしょ」と思います。
代わりに不信感を払拭して差し上げることは難しいですからね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: らいどおんさん
返信日時:2010-09-28 21:41:55
処置後の歯科医の対応については、どう考えても不誠実です。

仮に先生方の仰るように今回の処置に落ち度がなかったのならば、こちらが違和感を訴えた段階で、この処置する前から今のようなすいた状態であったかのような言い訳をせず、しっかり自分の行った事を分かり易く説明すればよいのではないでしょうか?

そして、

「今の状態で接合部が外れているわけではないし、特に虫歯になっているわけでもないので全く問題はない」

との前置きの後に

「もし食べ物が頻繁に挟まったり違和感が残るようなら、やり直すことはできる」

との言い方からすると、少なくともこの先生はそもそもやり直す必要があったとは考えてはいないです。

正直今回の一連の対応を落ち度はないと判断される先生が多いのには驚きました。

少なくとも私が仕事で、取引先にこの様な受け答えをしたら大変な事になります。
医療界と一般社会では常識が異なるのかもしれませんが…。
回答 回答6
  • 回答者
湯浅です。
回答日時:2010-09-29 01:42:12
らいどおんさんの最初の状況が、回答者に伝わってないのでは?

回答者の先生は、

>、2番は差し歯に隣接する1/3程度が縦方向に欠損しており、レジンで形成して形を整えています。

これが、ぽろっととれたとの判断です(僕もそう思っていました)。

これですと、やはり、歯科医師には落ち度はありません(落ち度という表現ならば)。
これを、医療ミスとは言えないということです。

落ち度とその後の説明責任とは別です。
また、事前に、わからなかったのかと言われても、わからないことも多いとしか言えません。

そして、事前にわからずに、診査時に触ったら、取れてしまうことも多いです。
診査時とスケーリング時は別だとかの問題は、まだここでは、後回しにします。

もちろん、落ち度はないけど、責任問題にはなります。

たとえば、持ち主は知らないけど取れそうなバンパーのある車を、洗車してもらったら、ガソリンスタンドの方が、拭いたら取れたというような感じでしょうか。
←何度も書きますが、だから許されるとかを言っているのではありません、それはここでは書ききれないので。


>超音波のものでとなりの差し歯に振動がかなり伝わるほどガリガリとやられたのですが、そんなものなのでしょうか?

この程度がどれほどかは別としてたとえで書いています。

しかし、よく読むと、

>1番の差し歯との境目に沿って0.5ミリ程が経年劣化で白くざらついた感じになってきていましたが、接着面からは大分離れていて日常特に問題なく、また、となりも差し歯のため放っていました。
>先週歯石取りをされたところ、その経年劣化の部分を、

とあります。

さらに、返信2で初めてでてきた、

>「今の状態で接合部が外れているわけではないし、特に虫歯になっているわけでもないので全く問題はない」
>との前置き

以上より、レジンの接着面でなく、先端?の部分が、何か白くなっていたということで、そこが取れた。
すなわち接着面が取れたということではないのですよね。

まだ、レジンはついており、1番との間のごくわずかの部分がとれたということなのですよね。

となると、この経年劣化の部分という表現が、何か?となります。


もうしわけありませんが、たぶん、これですと、よくわからないというのが回答になります。

レジンの一部のみが、経年劣化で、そこのみが、スケーリングではがれるというのが、想像もできません。

よって、診察しないと回答はできないということになります。

無理矢理コメントさせていただくと、らいどおんさんは怒るかもしれないですが、そもそも、

歯医者さん曰く「スイマセン。歯石と間違えてしまいました。

との言い訳が、なんだかわからないけど、とりあえず謝った時に口にしただけと思ってしまいます。

そもそも、歯頚部でなく、この表現ですと隣接面ですから、歯石が少ないところです。
この先生も、状況が把握できてないのでは?

「スケーリング前と変わったとのことなので、謝罪しなければ。普通なら歯石と間違うことはないのだけど・・・、もしかしたら間違えたのかな〜どうして取れたのだろう、いったい何がとれたのかな〜、それもわからないし・・・、ともかく歯石と間違えたのかな、それぐらいしか考えられないし・・・」ということの流れででた言葉のように思いました。

僕も、同じようなことを言いそうです。

←これが良いとか悪いとかを言ってるのではありません。
これをらいどおんさんが不誠実といわれるのなら、僕も含めてそうでしょう。

医療界と一般社会では常識が異なるということなく、ともかく、今回のことは、文面だけでは、想像できないと思います。

また、すでにその経年劣化の部分がなくなったとのことですから、他の先生がみてもわからない可能性が高いです。

すでに、不信感でいっぱいのようですので、転院をおすすめしますとしか、回答できません。あまり力になれなくて申し訳ありません。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2010-09-29 01:57:28
>処置後の歯科医の対応については、どう考えても不誠実です。
>今回の一連の対応を落ち度はないと判断される先生が多い

術後の対応に問題があっただろうことは分かります。
(対応に納得がいっていれば、ここに投稿されてないと思うので)

ただ、状況を見ているわけではないので、その辺りは第三者の我々が一方的な意見だけを聞いてコメントすることは非常に難しいことをご理解下さい。

そういうこともあって、「歯石と経年劣化の部分の見分け」や「レジンがなぜ取れたのか」に焦点を当ててコメントするのが精一杯なのです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: らいどおんさん
返信日時:2010-09-29 07:00:55
湯浅先生のご判断の通りです。

接着面からぽろっと取れたのではありません。

差し歯との接地面にそって0.5ミリ程が、縦方向にスパッと削れてなくなったようになったために、すきっぱの様になってしまったのです。
形成部分のほとんどは残っている状態です。

そのなくなった部分は、ここ半年間で今残っている形成部分に比べ表面がざらつき白く見えるようになっていたので、歯ブラシ
当たり具合等でその部分が先に劣化してきたのでは?と感じて、経年劣化との表現を使ったのですが、その表現が混乱を与えてしまったのかもしれません。失礼しました。

なお形成したレジンはその歯に合わせて特に色付けはしなかったため、黄色く薄く透明がかっているので、境目にそった部分(ざらつき白く見えるようになった部分=なくなった部分)とは明らかに変わって見た目にもよくわかるようになっていたのです。

私も超音波の歯石取りでこの様な状態になるのか?という疑問と、処置後のその先生の対応があいまってより不信感が増している状況なのです。
回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2010-09-29 15:41:57
>正直今回の一連の対応を落ち度はないと判断される先生が多いのには驚きました。
>少なくとも私が仕事で取引先にこの様な受け答えをしたら大変な事になります。

そうですね…。

我々もネット相談に関しては、相当な数をこなしておりますが、結論としては

1 どんなに細かく記載されていてもネットでの診断は出来ない
2 相談者からの一方的な意見で判断できない

と言う事になります。


口腔内はかなり細かく、デリケートな部分でもあります。

しかし、らいどおんさんの書かれた返信3のように幾ら細かく書かれていても、実際に拝見するのと、文章で見るのでは全く異なります。

この相談室で相談されてから当院を受診される方も多いのですが、文章で書かれている状態と実際の口腔内を見た状態では「全くと言っていいほど」違うのです。

なので、我々も「こうかもしれない」「そうだとすればこう言う方法があるのでは?」と言う提案やアドバイスはできても、「診断」や判断はできないのです。



また、我々は担当医の話は一切聞いておりません。

例えば、学校でAくんとBちゃんがケンカをしたとします。
Bちゃんは先生に「Aくんの○○が悪い!」と訴えたとします。
果たして学校の先生はBちゃんの意見だけを聞いて「Aくん、Bちゃんに謝りなさい」と言うでしょうか?

現実にはAくんにも事情を聴くと思います。


この相談室では相談者からの意見は聞けても、担当医の意見は聞けません。

どんなにらいどおんさんが正しい事を言っていたとしても、「実際に拝見しないと…」か「担当医の意見も聞いてみないと…」と言った曖昧な回答をせざるを得ません。


なので、らいどおんさんの心情を考え「転院されてはいかがでしょうか」と言うアドバイスを送るのが精一杯の事とご理解ください。

回答 回答9
  • 回答者
湯浅です。
回答日時:2010-09-29 20:10:17
らいどおんさん、ありがとうございます。

差し歯との接地面にそって0.5ミリ程が縦方向にスパッと削れてなくなったようになったために

むりやり、歯石取りの機械を、そこにねじ込んで、明らかに歯石とか歯と違う感触を無視して、よく切れる新しいチップ(先端)を使って、すごいパワーで、縦に、切り取るつもりで動かすと、切り取れるかもしれませんね。


僕の結論としては、申し訳ありませんが、超音波の歯石取りでこの様な状態になることは、考えられないという回答とさせていただきます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: らいどおんさん
返信日時:2010-09-29 22:21:24
湯浅先生、有難うございます。

湯浅先生の指摘された、「新しいチップを使って〜」との言葉に
はっと思いだした事がありました。

最初に全体の歯の歯と歯茎の境を行った後、一度器具を置いて口内の見て、もう一度器具を持ち問題の個所を行ったのです(同じものを持ったのかチップを変えたの分かりませんが)。

ただその際、最初とは明らかに違うガリガリとした音と強い振動がありましたので、先生の推測の通りかもしれません。

2週間後に予約を入れていると書きましたが、その日は治療は行わずに、この件について詳細に話を伺いにもう一度訪れようと決めました。

そしてこちらの疑問(歯石取りでこの様な状態になるものなのかどうか等)も率直にぶつけてこようと思います。
それで納得できなければ、転院を考える事にします。

歯の治療に関しては、過去に削った個所と合わない大きい金属の詰め物を無理やり入れられて歯を割られたりなど何度か不快な経験をしているために元々不信感があり、今回の歯医者は1カ月ほどかけてインターネットや本などを参考に慎重に選んだつもりだったのですが、正直ここまで情報が氾濫している状況だと自分にあった良い歯医者にめぐり合うのも至難の業であると痛感しております。

選び方に関して重要なポイントなどがあるのであれば、本当に教えて欲しい所なのですが、難しいのでしょうね。
それがあれば、これだけ掲示板に人が集まる事はないでしょうし。

私の稚拙な説明に対して誠実にお答え頂き有難うございました。
回答 回答10
  • 回答者
湯浅です。
回答日時:2010-09-30 00:38:43
チップを変えるのには、時間がかかるので、そのタイミングではむりでしょう。

すでに不信感をお持ちになって、説明を聞いても、今回のことは、一般的とは思いませんので、どのような担当医の誠意のある説明でも、理論的に納得できる説明にはならないと思います。
理論的に説明できるなら、その時に簡単に説明できていたはずです。

よって、さらに不信感を増強させると思います。
念のためにお伝えしておきます。




タイトル スケーリングで歯石と間違えて歯を削られた。歯石の見分けについて
質問者 らいどおんさん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯が割れた・折れた・欠けた
歯医者への不信感
スケーリング(歯石取り)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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