金属アレルギー患者は保険外の高額な歯科治療しか選択肢がない?
相談者:
あぁさん (40歳:女性)
投稿日時:2010-10-05 17:28:57
参考:過去のご相談
※左下7番抜歯、欠損が多い場合のブリッジと部分義歯の補綴本数
他
抜歯後,義歯を作成しました。
以前,抜歯後の方針でこちらでも色々相談にのっていただき,その節は大変お世話になりました。
最終的に上記の選択をしました。
ちなみに義歯は初めて使用することになります。
さて,端的に質問事項を先に記述しようと思います。
後に経緯等書かせていただこうと思います。
私はつい先日作成してもらった義歯装着後,金属アレルギー反応を起こしたようです(ひどい発疹)。
義歯に使われる金属はだいたい決まっていると思うのですが,それらに私がもし金属アレルギーを示してしまうとしたら,少なくとも今後保険義歯は作成できないことになると思います。
となると私に残される道は常に保険外治療・・。
「世の中で金属アレルギーの患者さんが歯を悪くすると,常に保険が利かない高額治療を選択せざるを得ない状態なのでしょうか・・・??」
☆☆☆☆☆☆
さて,これまでの経緯を念のため書かせて頂きますね。
長くなってすいません
作った義歯は保険で扱われる素材を使用して作った保険外の義歯です(既にある程度の金額を出しているので大変ショック・・。)。
義歯を装着後5〜6日で発疹。
今までにそういう皮膚炎は起こしたことがないので,これまでと自分が違うことを考え,まず義歯を疑って歯科医に相談。
「金属アレルギーの試験を皮膚科でして下さい。」といわれました。
ちなみに使用した金属の主成分はCoだそうです。
義歯初心者の私なので,この金属を口に入れるのは初めてと考えられるそうです。
発疹が広がり傾向となり,皮膚科に出向きステロイド剤を処方してもらい,同時に原因と考えられる義歯もやらないようにしました。
以降,発疹は減る方向に,炎症も治まり傾向です。
金属アレルギー(18種類)のパッチテストも予約しました(炎症が治まった後にやります。)。
今は,パッチテストもしていないので確定ができる段階ではありませんが,今回の発疹は義歯に使用されたなんらかの成分にアレルギー反応を示しているのだと考えられます(多分,Co金属かな・・。)。
ちなみにクラウンをつけていますが,それらに使われる金属に目に見えるようなアレルギー反応を示したことはありません。
お忙しいと思いますが上記質問にアドバイス等よろしくお願いします。
※左下7番抜歯、欠損が多い場合のブリッジと部分義歯の補綴本数
他
抜歯後,義歯を作成しました。
以前,抜歯後の方針でこちらでも色々相談にのっていただき,その節は大変お世話になりました。
最終的に上記の選択をしました。
ちなみに義歯は初めて使用することになります。
さて,端的に質問事項を先に記述しようと思います。
後に経緯等書かせていただこうと思います。
私はつい先日作成してもらった義歯装着後,金属アレルギー反応を起こしたようです(ひどい発疹)。
義歯に使われる金属はだいたい決まっていると思うのですが,それらに私がもし金属アレルギーを示してしまうとしたら,少なくとも今後保険義歯は作成できないことになると思います。
となると私に残される道は常に保険外治療・・。
「世の中で金属アレルギーの患者さんが歯を悪くすると,常に保険が利かない高額治療を選択せざるを得ない状態なのでしょうか・・・??」
☆☆☆☆☆☆
さて,これまでの経緯を念のため書かせて頂きますね。
長くなってすいません
作った義歯は保険で扱われる素材を使用して作った保険外の義歯です(既にある程度の金額を出しているので大変ショック・・。)。
義歯を装着後5〜6日で発疹。
今までにそういう皮膚炎は起こしたことがないので,これまでと自分が違うことを考え,まず義歯を疑って歯科医に相談。
「金属アレルギーの試験を皮膚科でして下さい。」といわれました。
ちなみに使用した金属の主成分はCoだそうです。
義歯初心者の私なので,この金属を口に入れるのは初めてと考えられるそうです。
発疹が広がり傾向となり,皮膚科に出向きステロイド剤を処方してもらい,同時に原因と考えられる義歯もやらないようにしました。
以降,発疹は減る方向に,炎症も治まり傾向です。
金属アレルギー(18種類)のパッチテストも予約しました(炎症が治まった後にやります。)。
今は,パッチテストもしていないので確定ができる段階ではありませんが,今回の発疹は義歯に使用されたなんらかの成分にアレルギー反応を示しているのだと考えられます(多分,Co金属かな・・。)。
ちなみにクラウンをつけていますが,それらに使われる金属に目に見えるようなアレルギー反応を示したことはありません。
お忙しいと思いますが上記質問にアドバイス等よろしくお願いします。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-10-05 18:06:23
コバルトクロム合金でアレルギーが出たのでしょうか?
コバルトクロム合金のどの金属でアレルギーが出たかは、パッチテストの結果を待つしかありませんが、コバルト、クロム、ニッケル、チタンなどを含んでいる可能性が有ります。
義歯材料として、これを含まない物を使えば問題無い可能性が有りますが、保険の材料で上記4金属をを使わないで義歯を作る事は可能です。
あぁ さんの場合は、保険の義歯の方がアレルギーを起こさないのかもしれません。
(アレルギーの原因がレジンの場合はまた違いますが。)
たとえば金属アレルギーの原因が、銀とかの歯科材料で、メジャーに使われる物ならかなり厳しいと思いますが。
その場合
>世の中で金属アレルギーの患者さんが歯を悪くすると,常に保険が利かない高額治療を選択せざるを得ない状態なのでしょうか・・・??
残念ながらYesとなると思います。
保険は基本的にその様な例外は認めてくれません。
コバルトクロム合金のどの金属でアレルギーが出たかは、パッチテストの結果を待つしかありませんが、コバルト、クロム、ニッケル、チタンなどを含んでいる可能性が有ります。
義歯材料として、これを含まない物を使えば問題無い可能性が有りますが、保険の材料で上記4金属をを使わないで義歯を作る事は可能です。
あぁ さんの場合は、保険の義歯の方がアレルギーを起こさないのかもしれません。
(アレルギーの原因がレジンの場合はまた違いますが。)
たとえば金属アレルギーの原因が、銀とかの歯科材料で、メジャーに使われる物ならかなり厳しいと思いますが。
その場合
>世の中で金属アレルギーの患者さんが歯を悪くすると,常に保険が利かない高額治療を選択せざるを得ない状態なのでしょうか・・・??
残念ながらYesとなると思います。
保険は基本的にその様な例外は認めてくれません。
回答2
回答日時:2010-10-05 19:05:09
こんばんは。
>世の中で金属アレルギーの患者さんが歯を悪くすると,常に保険が利かない高額治療を選択せざるを得ない状態なのでしょうか・・・??
小さい虫歯 → レジン充填
大きい虫歯 → 前歯、小臼歯ならレジンジャケットクラウン → 抜歯 → 放置 → (アタッチメントが作れないので)安定しにくい部分入れ歯 or 全部抜いて総入れ歯
だったら保険で可能かと思いますよ。
アレルギーの問題が出て来ると、選択肢は非常に厳しくなりますね。。
金属アレルギーの診断書があれば、特例で・・というのがあってもいい様な気もするのですが、現実味はないでしょうね。
お大事にどうぞ。
>世の中で金属アレルギーの患者さんが歯を悪くすると,常に保険が利かない高額治療を選択せざるを得ない状態なのでしょうか・・・??
小さい虫歯 → レジン充填
大きい虫歯 → 前歯、小臼歯ならレジンジャケットクラウン → 抜歯 → 放置 → (アタッチメントが作れないので)安定しにくい部分入れ歯 or 全部抜いて総入れ歯
だったら保険で可能かと思いますよ。
アレルギーの問題が出て来ると、選択肢は非常に厳しくなりますね。。
金属アレルギーの診断書があれば、特例で・・というのがあってもいい様な気もするのですが、現実味はないでしょうね。
お大事にどうぞ。
回答3
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2010-10-05 19:28:55
あぁさん、こんにちは。
「世の中で金属アレルギーの患者さんが歯を悪くすると,常に保険が利かない高額治療を選択せざるを得ない状態なのでしょうか・・・??」
そんなことはありません。
渡辺先生が書かれているように、いろいろな方法があります。
また、すべての金属にアレルギー反応を起こす人はまずいませんので、きちっと検査した上で治療の材料を選択すれば問題ないでしょう。
「世の中で金属アレルギーの患者さんが歯を悪くすると,常に保険が利かない高額治療を選択せざるを得ない状態なのでしょうか・・・??」
そんなことはありません。
渡辺先生が書かれているように、いろいろな方法があります。
また、すべての金属にアレルギー反応を起こす人はまずいませんので、きちっと検査した上で治療の材料を選択すれば問題ないでしょう。
相談者からの返信
相談者:
あぁさん
返信日時:2010-10-05 23:53:31
タイトル | 金属アレルギー患者は保険外の高額な歯科治療しか選択肢がない? |
---|---|
質問者 | あぁさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
部分入れ歯のトラブル その他(保険と保険外) 歯科金属アレルギー |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。