オールセラミックの隙間の修正は作り直しではなく、盛り足すものですか?
相談者:
のーんさん (45歳:女性)
投稿日時:2010-11-10 14:43:37
参考:過去のご相談
仮歯が取れてしまったのですが飲食しても大丈夫ですか?他
半年前に上の歯、左右一番をオールセラミックの差し歯にたのですが歯科医院とのトラブルで泣く泣く転院、新しく同じくオールセラミックを作り直す事になり、現在治療中です。
前の歯科医院でのいきさつを説明し(医院の名前は出してません)今度の先生はとても親身になって下さって、私が歯科恐怖症に近い状態で神経質になっている事も察して頂き慎重に治療に当たって下さってます。
前に作ったセラミックは金属のコアが入っていたので
「はずしてみた状態によってはファイバーコアに変えましょう」
と言われ、コアから変えて頂いてます。
今度の医院は技巧所を併設している所で仮歯も技工士さんが直接見に来て下さって作ってもらったし色合わせも、前の医院ではA系統の色見本しかなくて勝手に決められてしまいましたが
今回はA・B・Cのシェードをもちいて先生と技工士さんと二人で私に確認しながら決めて下さいました。
結局C3の色になりました(前回はA2.5でした)。
オールセラミックが出来上がる前に、完成前のロウのような感じの歯を合わせて(試適とおっしゃってましたけど)形に不具合があればこの段階で調整してから完成させるとの事。
差し歯同士の間と、左1番の差し歯と左2番の間がスコスコだったのでこの隙間が無いようにお願いしました。
10日後、セラミックが出来上がり先生は仮装着させて様子を見て欲しいとおっしゃいました。
私はセラミックは仮止め出来ないと思っていたので驚きましたが私の今までの経緯を御存じなので先生も用心されてるのだと思いました。
その後1週間、自宅や職場で様子を見ましたがやはり隙間が気になるのと、左1番の付け根と左2番の付け根の間に小さな空間があってその穴の様に見える所に食べたものが詰まったりするので、今日の診察で、直して欲しいと伝えました。
そこで先生は
「解りました、盛り上げて調整しましょう」
とおっしゃいました。
焼きつけて盛り上げて…とかおっしゃってましたが、セラミックの微調整とは、そんな風にするものなのですか?
私はセラミックの不具合は作り直しになると思っていたので後からくっつけて(?)焼きつけたりして、そこだけもろくなったり不自然になったりしないのでしょうか?
先生は「大丈夫ですよ」っとおっしゃっていましたが素人感覚でしか考えが及ばないためか心配でたまりません。
再び仮歯を付けて、今度は1週間後に行く予定ですが…
こちらで相談に乗っていらっしゃる先生方はこのような場合、どう対応されますか?
長くなってしまいましたが、ご意見を伺えれば幸いです。
宜しくお願い致します。
仮歯が取れてしまったのですが飲食しても大丈夫ですか?他
半年前に上の歯、左右一番をオールセラミックの差し歯にたのですが歯科医院とのトラブルで泣く泣く転院、新しく同じくオールセラミックを作り直す事になり、現在治療中です。
前の歯科医院でのいきさつを説明し(医院の名前は出してません)今度の先生はとても親身になって下さって、私が歯科恐怖症に近い状態で神経質になっている事も察して頂き慎重に治療に当たって下さってます。
前に作ったセラミックは金属のコアが入っていたので
「はずしてみた状態によってはファイバーコアに変えましょう」
と言われ、コアから変えて頂いてます。
今度の医院は技巧所を併設している所で仮歯も技工士さんが直接見に来て下さって作ってもらったし色合わせも、前の医院ではA系統の色見本しかなくて勝手に決められてしまいましたが
今回はA・B・Cのシェードをもちいて先生と技工士さんと二人で私に確認しながら決めて下さいました。
結局C3の色になりました(前回はA2.5でした)。
オールセラミックが出来上がる前に、完成前のロウのような感じの歯を合わせて(試適とおっしゃってましたけど)形に不具合があればこの段階で調整してから完成させるとの事。
差し歯同士の間と、左1番の差し歯と左2番の間がスコスコだったのでこの隙間が無いようにお願いしました。
10日後、セラミックが出来上がり先生は仮装着させて様子を見て欲しいとおっしゃいました。
私はセラミックは仮止め出来ないと思っていたので驚きましたが私の今までの経緯を御存じなので先生も用心されてるのだと思いました。
その後1週間、自宅や職場で様子を見ましたがやはり隙間が気になるのと、左1番の付け根と左2番の付け根の間に小さな空間があってその穴の様に見える所に食べたものが詰まったりするので、今日の診察で、直して欲しいと伝えました。
そこで先生は
「解りました、盛り上げて調整しましょう」
とおっしゃいました。
焼きつけて盛り上げて…とかおっしゃってましたが、セラミックの微調整とは、そんな風にするものなのですか?
私はセラミックの不具合は作り直しになると思っていたので後からくっつけて(?)焼きつけたりして、そこだけもろくなったり不自然になったりしないのでしょうか?
先生は「大丈夫ですよ」っとおっしゃっていましたが素人感覚でしか考えが及ばないためか心配でたまりません。
再び仮歯を付けて、今度は1週間後に行く予定ですが…
こちらで相談に乗っていらっしゃる先生方はこのような場合、どう対応されますか?
長くなってしまいましたが、ご意見を伺えれば幸いです。
宜しくお願い致します。
回答1
みずさわ歯科医院(千葉県鎌ヶ谷市)の水澤です。
回答日時:2010-11-10 14:56:26
こんにちは。
セラミックを修正する場合、多くは『焼き直し』すなわち『はじめからやり直し』ということになります。
今回も歯と歯の隙間を埋めるため、ワックス上で盛り上げ焼き上げるものと思いますが、念のため担当の先生に焼き直しなのか、追加するのかをお尋ねになられてはいかがでしょうか?
セラミックを修正する場合、多くは『焼き直し』すなわち『はじめからやり直し』ということになります。
今回も歯と歯の隙間を埋めるため、ワックス上で盛り上げ焼き上げるものと思いますが、念のため担当の先生に焼き直しなのか、追加するのかをお尋ねになられてはいかがでしょうか?
回答2
杉原歯科クリニック(杉並区・上高井戸)の杉原です。
回答日時:2010-11-10 15:25:02
少しの修正の場合、融点の低い陶材を追加することもあります。
大幅に色や形を変えるのは無理ですが、ちょっとした隙間を埋めることは可能です。
修正の度合いや、それまでにどれだけ焼いたかなどでもどのような方法で修正するかは変わってきます。
作った技工師さんの判断が大きいと思います。
ご参考まで・・・
大幅に色や形を変えるのは無理ですが、ちょっとした隙間を埋めることは可能です。
修正の度合いや、それまでにどれだけ焼いたかなどでもどのような方法で修正するかは変わってきます。
作った技工師さんの判断が大きいと思います。
ご参考まで・・・
回答3
やすひろ歯科クリニック(加古川市加古川町)の北野です。
回答日時:2010-11-11 11:24:13
こんにちわ
杉原先生に同意ですね。
セラミックでも少しの調整は可能です。
当院でも時折(めったにないですが。)技工士さんに、小修正してもらってますよ。
修正後も許容範囲でなければ再度いちから再製する場合もありますが・・・・。
>私はセラミックの不具合は作り直しになると思っていたので後からくっつけて(?)焼きつけたりしてそこだけもろくなったり不自然になったりしないのでしょうか
技工士さんによると思いますが、綺麗に仕上げることは可能だと思います。
一度、修正後をみられて気になるようであれば聞かれてみてはいかがでしょう。。
綺麗になりますように。
杉原先生に同意ですね。
セラミックでも少しの調整は可能です。
当院でも時折(めったにないですが。)技工士さんに、小修正してもらってますよ。
修正後も許容範囲でなければ再度いちから再製する場合もありますが・・・・。
>私はセラミックの不具合は作り直しになると思っていたので後からくっつけて(?)焼きつけたりしてそこだけもろくなったり不自然になったりしないのでしょうか
技工士さんによると思いますが、綺麗に仕上げることは可能だと思います。
一度、修正後をみられて気になるようであれば聞かれてみてはいかがでしょう。。
綺麗になりますように。
回答4
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2010-11-11 13:55:30
>セラミックの微調整とは、そんな風にするものなのですか?
セラミックの種類によっては何回か焼き直しは可能です。
温度管理が難しいのですが、そうするという事は前例もありテクニック的に問題ないと判断されたのではないでしょうか。
ただ慎重に作業しても温度のかけ方でセラミックにクラック(ヒビ)が入ってしまう事もあり、その場合は再製作となりますが、今現在適合などが良い状態なのであれば、修正可能な場合はその精度が維持できるわけですので作り直すよりも適合が良いかも知れないという場合もあると思われます。
焼き直しの仕上がりについては技工操作する方のテクニックによる事なので何ともいえませんが、通常は見た目には分からないくらいにきれいに仕上がります。
セラミックの種類によっては何回か焼き直しは可能です。
温度管理が難しいのですが、そうするという事は前例もありテクニック的に問題ないと判断されたのではないでしょうか。
ただ慎重に作業しても温度のかけ方でセラミックにクラック(ヒビ)が入ってしまう事もあり、その場合は再製作となりますが、今現在適合などが良い状態なのであれば、修正可能な場合はその精度が維持できるわけですので作り直すよりも適合が良いかも知れないという場合もあると思われます。
焼き直しの仕上がりについては技工操作する方のテクニックによる事なので何ともいえませんが、通常は見た目には分からないくらいにきれいに仕上がります。
回答5
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2010-11-11 14:03:24
ご相談ありがとうございます。
先生方の回答どおり、盛り足すことができます。
ただそれまでにも、あまりに何度も高温の炉でくりかえし焼いている場合は、芯になるセラミックの強度が落ちて心配になる場合があり、それは初めからの再製が適切となります。
技工士さんの腕前にも影響を大きく受けます。
先生方の回答どおり、盛り足すことができます。
ただそれまでにも、あまりに何度も高温の炉でくりかえし焼いている場合は、芯になるセラミックの強度が落ちて心配になる場合があり、それは初めからの再製が適切となります。
技工士さんの腕前にも影響を大きく受けます。
相談者からの返信
相談者:
のーんさん
返信日時:2010-11-11 23:11:19
水沢先生、杉原先生、北野先生、田中先生、さがら先生
回答を頂き有難うございます。
セラミックの微調整・小修整は可能で、あり得る事なんですね。
少し安心しました。
先日の診察で「調整しましょう」と言われた時に
「作り直すのですか?」
と尋ねたんですが
「作り直さない」
とのお返事だったんです。
なので、修正するのだと思います。
私としては、一応女性ですし、前歯で目立つし高いお金を払って作って頂くものなので見た目も大変重要なんですが強度・耐久性も大切で少しでも長く使いたいと思っていますので…
完成前のロウのような差し歯を合わせる試適の時にはもっと目立つ隙間があって
技工士さん
「何でこんなにすいてるんだろ?
マージン間違ってるんですかね?…」
先生
「マージンったって…」
技工士さん
「ワックス付けましょうか」
先生
「それがいいな!」
…云々…などというやり取りを聞いているので
マージンって何?
間違ってるんですかね?って貴方が作ってるんじゃないの?
間違ってるのにそのまま何とかするの?
…など、不安になってしまったのもあります。
先生は不安がる私に「良くある事なんですよ」と言われましたがそれがまた不安材料になったりして…。
>ただそれまでにも、あまりに何度も高温の炉でくりかえし焼いている場合は、芯になるセラミックの強度が落ちて心配になる場合があり、それは初めからの再製が適切となります。
↑このコメントを読ませて頂いて
私の差し歯ももしかしたら何度も焼きなおしているのかも?
と考えると怖いですが。
結局は技工士さんの腕が大きく影響するんですね。
今の技工士さんの腕前が良いか悪いか解りませんが少なくとも以前の歯科医院の先生と技工士さんよりは上だと感じますので
取りあえず来週の出来上がりを見せて頂いて気になる所があれば、また聞いてみようと思います。
回答を頂き有難うございます。
セラミックの微調整・小修整は可能で、あり得る事なんですね。
少し安心しました。
先日の診察で「調整しましょう」と言われた時に
「作り直すのですか?」
と尋ねたんですが
「作り直さない」
とのお返事だったんです。
なので、修正するのだと思います。
私としては、一応女性ですし、前歯で目立つし高いお金を払って作って頂くものなので見た目も大変重要なんですが強度・耐久性も大切で少しでも長く使いたいと思っていますので…
完成前のロウのような差し歯を合わせる試適の時にはもっと目立つ隙間があって
技工士さん
「何でこんなにすいてるんだろ?
マージン間違ってるんですかね?…」
先生
「マージンったって…」
技工士さん
「ワックス付けましょうか」
先生
「それがいいな!」
…云々…などというやり取りを聞いているので
マージンって何?
間違ってるんですかね?って貴方が作ってるんじゃないの?
間違ってるのにそのまま何とかするの?
…など、不安になってしまったのもあります。
先生は不安がる私に「良くある事なんですよ」と言われましたがそれがまた不安材料になったりして…。
>ただそれまでにも、あまりに何度も高温の炉でくりかえし焼いている場合は、芯になるセラミックの強度が落ちて心配になる場合があり、それは初めからの再製が適切となります。
↑このコメントを読ませて頂いて
私の差し歯ももしかしたら何度も焼きなおしているのかも?
と考えると怖いですが。
結局は技工士さんの腕が大きく影響するんですね。
今の技工士さんの腕前が良いか悪いか解りませんが少なくとも以前の歯科医院の先生と技工士さんよりは上だと感じますので
取りあえず来週の出来上がりを見せて頂いて気になる所があれば、また聞いてみようと思います。
回答6
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2010-11-12 06:27:12
>先生は不安がる私に「良くある事なんですよ」と言われましたがそれがまた不安材料になったりして…。
>>ただそれまでにも、あまりに何度も高温の炉でくりかえし焼いている場合は、芯になるセラミックの強度が落ちて心配になる場合があり、それは初めからの再製が適切となります。
>↑このコメントを読ませて頂いて
>私の差し歯ももしかしたら何度も焼きなおしているのかも?
と考えると怖いですが
微調整・小修正というか、フレームである芯になる部分のセラミックが大丈夫そうであれば、表面の形と色を成している大部分のセラミックをほとんど全て焼き直す事もあります。
あまりその範囲を気にしなくてかまわないと思いますよ。
>>ただそれまでにも、あまりに何度も高温の炉でくりかえし焼いている場合は、芯になるセラミックの強度が落ちて心配になる場合があり、それは初めからの再製が適切となります。
>↑このコメントを読ませて頂いて
>私の差し歯ももしかしたら何度も焼きなおしているのかも?
と考えると怖いですが
微調整・小修正というか、フレームである芯になる部分のセラミックが大丈夫そうであれば、表面の形と色を成している大部分のセラミックをほとんど全て焼き直す事もあります。
あまりその範囲を気にしなくてかまわないと思いますよ。
相談者からの返信
相談者:
のーんさん
返信日時:2010-11-14 01:15:12
タイトル | オールセラミックの隙間の修正は作り直しではなく、盛り足すものですか? |
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質問者 | のーんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 45歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
オールセラミック(陶器の被せ物) クラウンの作り直し・再治療 クラウン(被せ物)の隙間・適合 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。