親知らず抜歯で上顎洞と交通し上顎洞炎に。また2週間後に痛みも
相談者:
higashiさん (36歳:女性)
投稿日時:2011-01-29 13:00:56
参考:過去のご相談
・親不知の抜歯を迷っています。抜いて後悔することはあるのでしょうか?
他
この2カ月で2回に分けて親知らずを抜きました。
すべてが歯肉内に埋没しており、下の2本は水平埋伏智歯でした。
2か月前に行った1回目の上下2本の抜歯は非常にうまくいき、3日ほどで痛みもなくなり、その後の問題も発生しませんでした。
ところが、2週間前に行った2回目の上下2本の抜歯はトラブル続きです。
まず、下の水平埋伏智歯が抜歯から1週間経ったあと、ロキソニンその他の処方された痛み止めが切れた後にも、寝れないほど痛かったので、ドライソケットを疑いました。
そこで、1週間経過後の抜糸の際に先生に診ていただいたところ、傷口はきれいで、針(?)で内部を見たところ骨が出ていないので、ドライソケットではない、従い、ロキソニンを追加で出すのでそれを飲んで様子を見よという指示でした。
確かに一旦、10日経過後くらいから痛みが和らぎました。
新たに処方された痛み止めはこの時点でなくなりました。
一方、抜歯4日後くらいにうがいをしたところ、鼻から水が出ました。
先生に報告したところ、水が出る場合には、上顎洞が交通しているとのことでした。
先生からは
「上の親知らずを抜いた際に○○(聞き取れず)を詰めてあげればよかったねー」
といわれました。
先生からは
「自然に閉じる場合が多いが、それまでは上顎洞炎にならないよう、抗生物質を飲んでください。
抗生物質を飲んでいればたぶん上顎洞炎にならないと思うけどね」
と言われて、抗生物質を飲んでいました。
その後、2回診察に行きました。
先生からは
「水が出なくなった?空気が抜けなくなった?」
と聞かれましたが、
「引き続き空気が抜けます」
と回答したところ、まだ交通しているんだねということで、引き続き診察に通うように指示されました。
処方された薬は抗生物質と痰のキレを良くするもの2種類でした。
ところが、おとといに猛烈に眼の下と頭が痛くなり(加えて足腰まで痛くなり)、寝れば治るかと思いきや、昨日も悪化したため、上顎洞炎を疑い、出張中につき不在の先生に電話したところ、ロキソニンの購入を指示され、来週に上顎洞の洗浄に来るようにという指示を受けました。
指示通り、ロキソニンを飲んだところ、眼下の痛みと頭痛と全身の倦怠感は消えました。
ところがところが、今度は下の傷口が猛烈に痛みます。
ロキソニンを飲んでもです。
下の傷口を下でそっと触ると、なんとも言えない味がします。
長々と状況を書きまして恐縮ですが、以下の点をお伺いしたく、投稿しました。
1.上顎洞交通は抜歯の際に予想できないものでしょうか。
先生が「○○を詰めてあげればよかったね」とつぶやいたことが気になっています。
抜歯の際に詰めてくだされば、今ここまで苦労しなくてもよかったの??という疑問です。
2.上記に書きました通り、上顎洞交通している上の状態は、先生の予想に反して、悪化を続けています。
先生は「上顎洞を洗浄すればよくなる」と言いますが、これまで言われていた通りには回復しませんでした。
このまま洗浄しても悪化することも大いにあるのではないかという疑問を持ち始めました。
そもそも、先生の説明によると、上顎洞交通もその後の上顎洞炎も「まれ」のようとのことですが、まれなことが何度も続くと、今後も最悪のケースを想定しなければならないのかと不安になります。
最悪のケースは2週間入院の手術のようなので。。
でもまだ先生はふつうはそこまでいかずに治ります、と言います。
繰り返しになりますが、「でも、ふつうは交通しない上顎洞が交通しましたが」、と言いたくなります。
このまま先生を信じて指示通りにすればよいのか、何か自分でも対処する方法があるのか、ご意見いただければと思います。
3.2週間経過後に抜歯した下の部分が痛いのはなぜでしょうか。
インターネットなどで調べますと「ふつうはそういったことはないので主治医に相談しましょう」と出てきます。
上記のとおり、主治医には問題ないといわれましたが、考えられる問題はありませんでしょうか。
たとえば、針(?)でドライソケットかどうかを診断するのは無理がある、ドライソケット以外に痛む要因が考えられる、上顎洞炎という口腔内が通常の状態ではないので関係ないところも痛む、などです。
受診をお勧めしますというご回答が多いのですが、今回はぜひ考えられる要因をお伺いしたいと思います。
どれか1点への回答でも結構です。
よろしくお願いします。
・親不知の抜歯を迷っています。抜いて後悔することはあるのでしょうか?
他
この2カ月で2回に分けて親知らずを抜きました。
すべてが歯肉内に埋没しており、下の2本は水平埋伏智歯でした。
2か月前に行った1回目の上下2本の抜歯は非常にうまくいき、3日ほどで痛みもなくなり、その後の問題も発生しませんでした。
ところが、2週間前に行った2回目の上下2本の抜歯はトラブル続きです。
まず、下の水平埋伏智歯が抜歯から1週間経ったあと、ロキソニンその他の処方された痛み止めが切れた後にも、寝れないほど痛かったので、ドライソケットを疑いました。
そこで、1週間経過後の抜糸の際に先生に診ていただいたところ、傷口はきれいで、針(?)で内部を見たところ骨が出ていないので、ドライソケットではない、従い、ロキソニンを追加で出すのでそれを飲んで様子を見よという指示でした。
確かに一旦、10日経過後くらいから痛みが和らぎました。
新たに処方された痛み止めはこの時点でなくなりました。
一方、抜歯4日後くらいにうがいをしたところ、鼻から水が出ました。
先生に報告したところ、水が出る場合には、上顎洞が交通しているとのことでした。
先生からは
「上の親知らずを抜いた際に○○(聞き取れず)を詰めてあげればよかったねー」
といわれました。
先生からは
「自然に閉じる場合が多いが、それまでは上顎洞炎にならないよう、抗生物質を飲んでください。
抗生物質を飲んでいればたぶん上顎洞炎にならないと思うけどね」
と言われて、抗生物質を飲んでいました。
その後、2回診察に行きました。
先生からは
「水が出なくなった?空気が抜けなくなった?」
と聞かれましたが、
「引き続き空気が抜けます」
と回答したところ、まだ交通しているんだねということで、引き続き診察に通うように指示されました。
処方された薬は抗生物質と痰のキレを良くするもの2種類でした。
ところが、おとといに猛烈に眼の下と頭が痛くなり(加えて足腰まで痛くなり)、寝れば治るかと思いきや、昨日も悪化したため、上顎洞炎を疑い、出張中につき不在の先生に電話したところ、ロキソニンの購入を指示され、来週に上顎洞の洗浄に来るようにという指示を受けました。
指示通り、ロキソニンを飲んだところ、眼下の痛みと頭痛と全身の倦怠感は消えました。
ところがところが、今度は下の傷口が猛烈に痛みます。
ロキソニンを飲んでもです。
下の傷口を下でそっと触ると、なんとも言えない味がします。
長々と状況を書きまして恐縮ですが、以下の点をお伺いしたく、投稿しました。
1.上顎洞交通は抜歯の際に予想できないものでしょうか。
先生が「○○を詰めてあげればよかったね」とつぶやいたことが気になっています。
抜歯の際に詰めてくだされば、今ここまで苦労しなくてもよかったの??という疑問です。
2.上記に書きました通り、上顎洞交通している上の状態は、先生の予想に反して、悪化を続けています。
先生は「上顎洞を洗浄すればよくなる」と言いますが、これまで言われていた通りには回復しませんでした。
このまま洗浄しても悪化することも大いにあるのではないかという疑問を持ち始めました。
そもそも、先生の説明によると、上顎洞交通もその後の上顎洞炎も「まれ」のようとのことですが、まれなことが何度も続くと、今後も最悪のケースを想定しなければならないのかと不安になります。
最悪のケースは2週間入院の手術のようなので。。
でもまだ先生はふつうはそこまでいかずに治ります、と言います。
繰り返しになりますが、「でも、ふつうは交通しない上顎洞が交通しましたが」、と言いたくなります。
このまま先生を信じて指示通りにすればよいのか、何か自分でも対処する方法があるのか、ご意見いただければと思います。
3.2週間経過後に抜歯した下の部分が痛いのはなぜでしょうか。
インターネットなどで調べますと「ふつうはそういったことはないので主治医に相談しましょう」と出てきます。
上記のとおり、主治医には問題ないといわれましたが、考えられる問題はありませんでしょうか。
たとえば、針(?)でドライソケットかどうかを診断するのは無理がある、ドライソケット以外に痛む要因が考えられる、上顎洞炎という口腔内が通常の状態ではないので関係ないところも痛む、などです。
受診をお勧めしますというご回答が多いのですが、今回はぜひ考えられる要因をお伺いしたいと思います。
どれか1点への回答でも結構です。
よろしくお願いします。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-01-29 13:27:03
>1.上顎洞交通は抜歯の際に予想できないものでしょうか。
近接していて交通の可能性は予測されますが、実際やってみないと分からない事が多いです。
術後すぐに確認していればもう少し対応は早かったかもしれません。
>2.について
歯性上顎洞炎の処置としては一般的ですが、できるだけ早く交通の遮断が出来たらいいと思います。
>3.2週間経過後に抜歯した下の部分が痛いのはなぜでしょうか。
実際診ていないので判断できませんが、痛みの原因はドライソケット、抜歯後感染、創傷治癒不全など色々考えられますが、基本安静にして抗生剤などの投薬で治ってくると思います。
その意味で主治医の処置は間違ってはいないと思います。
近接していて交通の可能性は予測されますが、実際やってみないと分からない事が多いです。
術後すぐに確認していればもう少し対応は早かったかもしれません。
>2.について
歯性上顎洞炎の処置としては一般的ですが、できるだけ早く交通の遮断が出来たらいいと思います。
>3.2週間経過後に抜歯した下の部分が痛いのはなぜでしょうか。
実際診ていないので判断できませんが、痛みの原因はドライソケット、抜歯後感染、創傷治癒不全など色々考えられますが、基本安静にして抗生剤などの投薬で治ってくると思います。
その意味で主治医の処置は間違ってはいないと思います。
回答2
泉川歯科医院(茨城県笠間市)の泉川です
回答日時:2011-01-29 14:58:10
higashiさんこんにちは!
親知らずの難抜歯で、お困りですね。
上の親知らずの抜歯時の要因について回答したいと思います。
上の親知らずの根は大変複雑な形態をしていることが多く、CT以外のレントゲン検査では、根が上顎洞と交通しているのが確認しずらいことがございます。
そのような場合、抜歯後に鼻や目の下の異常で、上顎洞への炎症波及を疑うことがございます。
そのような時の処置は担当の先生の判断で投薬をしながら経過観察し、場合によっては、耳鼻咽喉科等に依頼することがございます。
いずれにしましても、担当の先生に良くご相談されてはいかがでしようか。
親知らずの難抜歯で、お困りですね。
上の親知らずの抜歯時の要因について回答したいと思います。
上の親知らずの根は大変複雑な形態をしていることが多く、CT以外のレントゲン検査では、根が上顎洞と交通しているのが確認しずらいことがございます。
そのような場合、抜歯後に鼻や目の下の異常で、上顎洞への炎症波及を疑うことがございます。
そのような時の処置は担当の先生の判断で投薬をしながら経過観察し、場合によっては、耳鼻咽喉科等に依頼することがございます。
いずれにしましても、担当の先生に良くご相談されてはいかがでしようか。
相談者からの返信
相談者:
higashiさん
返信日時:2011-01-30 10:09:03
泉川先生、細見先生、ありがとうございました。
交通の遮断は自然治癒を待つのでしょうか、手術以外のそのほかの手段があるのでしょうか。
交通の遮断は自然治癒を待つのでしょうか、手術以外のそのほかの手段があるのでしょうか。
回答3
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-01-30 10:13:43
自然治癒が望めない場合手術による閉鎖を行います。
どちらを選択するかは症状を診て主治医が決めることです。
どちらを選択するかは症状を診て主治医が決めることです。
相談者からの返信
相談者:
higashiさん
返信日時:2011-02-07 21:38:43
ありがとうございました
タイトル | 親知らず抜歯で上顎洞と交通し上顎洞炎に。また2週間後に痛みも |
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質問者 | higashiさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 36歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯後の痛み・異常・トラブル 抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 親知らずの抜歯 上顎洞炎(蓄膿症) 親知らず抜歯後の後遺症・トラブル 親知らず抜歯後の腫れ・痛み(ドライソケット) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。