15歳、転倒し左右上1番を神経除去したが吸収が始まっているとの事
相談者:
よこやまファミリィさん (49歳:女性)
投稿日時:2011-02-14 19:50:00
参考:過去のご相談
・〔写真あり〕打撲で血液がたまり、色が黒くなった前歯を白くする方法は?
他
先週、自転車で転倒した高1の娘の歯左右上1番のことで相談しました。
その節はありがとうございました。
今日、事故から3週間3日目に神経を抜いたのですが、
「吸収が始まっています。
厳しいですね。」
と担当医からいわれました。
これは歯根吸収が始まっているとの事ですね。
神経を抜くタイミングが遅かったのでしょうか。
このままだと歯が抜けてしまうのでしょうか。
右2.1mm 左2.6mm とはどの程度の数値なのでしょうか。
よろしくお願いいたします。
・〔写真あり〕打撲で血液がたまり、色が黒くなった前歯を白くする方法は?
他
先週、自転車で転倒した高1の娘の歯左右上1番のことで相談しました。
その節はありがとうございました。
今日、事故から3週間3日目に神経を抜いたのですが、
「吸収が始まっています。
厳しいですね。」
と担当医からいわれました。
これは歯根吸収が始まっているとの事ですね。
神経を抜くタイミングが遅かったのでしょうか。
このままだと歯が抜けてしまうのでしょうか。
右2.1mm 左2.6mm とはどの程度の数値なのでしょうか。
よろしくお願いいたします。
回答1
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-02-14 20:26:47
>「吸収が始まっています。厳しいですね。」
>と担当医からいわれました。
レントゲン写真による判断なのでしょうか?
勿論油断は出来ませんが、吸収が止まってくれる可能性も決してゼロではないはずです。
希望は捨てないでくださいね。
根菅内をきれいにする事と、おそらく水酸化カルシウム(或いは、その製剤)を入れて消毒する事になると思います。
薬交換のために当分の間通院することになるはずです。
その際に必要なチェックをして説明してもらえると思います。
数値のことは推測出来ませんでした。
>と担当医からいわれました。
レントゲン写真による判断なのでしょうか?
勿論油断は出来ませんが、吸収が止まってくれる可能性も決してゼロではないはずです。
希望は捨てないでくださいね。
根菅内をきれいにする事と、おそらく水酸化カルシウム(或いは、その製剤)を入れて消毒する事になると思います。
薬交換のために当分の間通院することになるはずです。
その際に必要なチェックをして説明してもらえると思います。
数値のことは推測出来ませんでした。
回答2
東京国際歯科六本木(港区六本木)の宮下です。
回答日時:2011-02-14 21:15:40
よこやまファミリィさん
こんばんは
外傷を受けた歯ですので、話は複雑になります。
歯が一度抜けたとか、めり込んだとか、書かれていませんので、まだ希望はあります。
神経を抜くタイミングは、判断するのが難しい事もあります。
王先生が書かれていたように、私ならこの場合は、もう少し先に手を打っただろうと思います。
一般的に、多くの歯科医は神経を保存したいと思う気持ちが強すぎて、歯を失う方向に治療の選択をしがちです。
過去に何度も色々な患者さんにアドバイスしてきましたが、まだまだ浸透していないようですね。
外傷を受けた歯の予後は、その際にどの様な力がかかり、どの様な外傷を受けたか、また、根管が感染するリスクがどの程度あるかを考えて判断すべきであり、普通の歯であれば当然、神経を保存出来た方がいいのですが、外傷を受けた歯では、そうはいかない事が多いのです。
よこやまファミリィさんの場合、脱臼していたという情報、露髄しそうな大きな欠損という2つの因子からも、早い時期に抜髄したほうが歯を失うリスクは少なくなります。
まあそれでも患者さんは、すぐには抜髄したくないと思うと思いますし、そういう患者さんを良く経験します。
今回は、まだ問題が解決していませんが、普通はすぐには歯が抜けてしまう事はありませんし、15歳の子供に出来ることは、その歯を保存する事以外ありませんので全力を尽くして根管内の感染を取ってもらうようにして下さい。
こんばんは
外傷を受けた歯ですので、話は複雑になります。
歯が一度抜けたとか、めり込んだとか、書かれていませんので、まだ希望はあります。
神経を抜くタイミングは、判断するのが難しい事もあります。
王先生が書かれていたように、私ならこの場合は、もう少し先に手を打っただろうと思います。
一般的に、多くの歯科医は神経を保存したいと思う気持ちが強すぎて、歯を失う方向に治療の選択をしがちです。
過去に何度も色々な患者さんにアドバイスしてきましたが、まだまだ浸透していないようですね。
外傷を受けた歯の予後は、その際にどの様な力がかかり、どの様な外傷を受けたか、また、根管が感染するリスクがどの程度あるかを考えて判断すべきであり、普通の歯であれば当然、神経を保存出来た方がいいのですが、外傷を受けた歯では、そうはいかない事が多いのです。
よこやまファミリィさんの場合、脱臼していたという情報、露髄しそうな大きな欠損という2つの因子からも、早い時期に抜髄したほうが歯を失うリスクは少なくなります。
まあそれでも患者さんは、すぐには抜髄したくないと思うと思いますし、そういう患者さんを良く経験します。
今回は、まだ問題が解決していませんが、普通はすぐには歯が抜けてしまう事はありませんし、15歳の子供に出来ることは、その歯を保存する事以外ありませんので全力を尽くして根管内の感染を取ってもらうようにして下さい。
相談者からの返信
相談者:
よこやまファミリィさん
返信日時:2011-02-14 21:37:29
回答3
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2011-02-14 22:45:06
>今日、事故から3週間3日目に神経を抜いたのですが、
>「吸収が始まっています。厳しいですね。」
>と担当医からいわれました。
>これは歯根吸収が始まっているとの事ですね。
>神経を抜くタイミングが遅かったのでしょうか。
>このままだと歯が抜けてしまうのでしょうか。
>右2.1mm 左2.6mm とはどの程度の数値なのでしょうか。
そうですか・・・・・
やはり心配していた事が起きたわけなのですね・・・・・・
前回の回答で
「歯根吸収を引き起こすには様々な要因も関与していますから、一概に根管治療の開始時期の遅れだけでとらえることは出来ないかもしれません。ただ、根管治療の開始時期の遅れが吸収を進展させてしまうという報告がある以上、やはりこの点は少し心配になります・・・・」
とお書きしたと思いますが、残念ながらそのようになったわけですね。
起こってしまったものは仕方ありませんが・・・・・
歯髄壊死は結果的に歯根吸収を助長することが分かっていますので、その兆候を発見した時点で、早期の根管治療が必要となります。
外傷歯における根管治の開始時期というのは、炎症性歯根吸収の発生を予防する観点でもとても重要なポイントになっています。
ただ、その踏み切るタイミングの見極めが非常に難しく、予後不良な経過をたどってしまう歯も少なくありません。
担当医の考え方で左右されてしまうことも事実上あることです。
国際外傷歯学会(IADT)のガイドラインには、予防的根管処置を開始する推奨時期というものが書かれてあり、開始時期の遅れが炎症性吸収を進展させるとも報告されています。
炎症性吸収の兆候がみられた現時点では、早急に根管治療を開始なさったほうがいいと思います。
藤森先生が仰るように、外傷歯における根管治療時の貼薬剤は、一般的に水酸化カリシウムが用いられています。
炎症性吸収を停止させる作用があることが過去の臨床的、実験的研究で報告されていますので、現時点では外傷歯の第一選択薬剤として使われています。
根管治療が開始されますと、貼薬交換を行っていく事になると思います。
ただ、頻繁に換えるのは良くないとされていますのでご注意下さい。
薬剤は吸収細胞に作用しますが、同時に形成細胞にも影響を与えるため、あまりにも頻繁な交換は修復過程に有害だと報告されているからです。
これからの根管治療が不備なく順調に進んでいけば、良好な予後が期待出来るかもしれませんので、あまり落胆なさらないように・・・・・
確かに、吸収が停止しても歯根表面の欠損は残ってしまいますが、新しい硬組織の添加で表面の欠損は減っていきます。
なので、直ぐ抜けてしまう確率は低いと思いますよ。
いずれにしろ、外傷歯は生涯に渡り不安定なものですので、経過観察をきちんと受けられていく事が大切です。
数値に関しましては、2.1mmですか?21mmですか?
小数点の違いで考えられることが違ってきます。
2.1mmの小さいものなら、X線写真で確認された根尖部にある透過像の大きさの可能性もありますし、他の事を指しているのかもしれません・・・・・
21mmという大きい数値なら根管の長さかもしれません・・・・・・
実際に立ち合わせていませんので、こればかりは誰も分からないと思いますよ・・・・・・・
担当医にお聞きにならなかったのですか??
お大事に。
>「吸収が始まっています。厳しいですね。」
>と担当医からいわれました。
>これは歯根吸収が始まっているとの事ですね。
>神経を抜くタイミングが遅かったのでしょうか。
>このままだと歯が抜けてしまうのでしょうか。
>右2.1mm 左2.6mm とはどの程度の数値なのでしょうか。
そうですか・・・・・
やはり心配していた事が起きたわけなのですね・・・・・・
前回の回答で
「歯根吸収を引き起こすには様々な要因も関与していますから、一概に根管治療の開始時期の遅れだけでとらえることは出来ないかもしれません。ただ、根管治療の開始時期の遅れが吸収を進展させてしまうという報告がある以上、やはりこの点は少し心配になります・・・・」
とお書きしたと思いますが、残念ながらそのようになったわけですね。
起こってしまったものは仕方ありませんが・・・・・
歯髄壊死は結果的に歯根吸収を助長することが分かっていますので、その兆候を発見した時点で、早期の根管治療が必要となります。
外傷歯における根管治の開始時期というのは、炎症性歯根吸収の発生を予防する観点でもとても重要なポイントになっています。
ただ、その踏み切るタイミングの見極めが非常に難しく、予後不良な経過をたどってしまう歯も少なくありません。
担当医の考え方で左右されてしまうことも事実上あることです。
国際外傷歯学会(IADT)のガイドラインには、予防的根管処置を開始する推奨時期というものが書かれてあり、開始時期の遅れが炎症性吸収を進展させるとも報告されています。
炎症性吸収の兆候がみられた現時点では、早急に根管治療を開始なさったほうがいいと思います。
藤森先生が仰るように、外傷歯における根管治療時の貼薬剤は、一般的に水酸化カリシウムが用いられています。
炎症性吸収を停止させる作用があることが過去の臨床的、実験的研究で報告されていますので、現時点では外傷歯の第一選択薬剤として使われています。
根管治療が開始されますと、貼薬交換を行っていく事になると思います。
ただ、頻繁に換えるのは良くないとされていますのでご注意下さい。
薬剤は吸収細胞に作用しますが、同時に形成細胞にも影響を与えるため、あまりにも頻繁な交換は修復過程に有害だと報告されているからです。
これからの根管治療が不備なく順調に進んでいけば、良好な予後が期待出来るかもしれませんので、あまり落胆なさらないように・・・・・
確かに、吸収が停止しても歯根表面の欠損は残ってしまいますが、新しい硬組織の添加で表面の欠損は減っていきます。
なので、直ぐ抜けてしまう確率は低いと思いますよ。
いずれにしろ、外傷歯は生涯に渡り不安定なものですので、経過観察をきちんと受けられていく事が大切です。
数値に関しましては、2.1mmですか?21mmですか?
小数点の違いで考えられることが違ってきます。
2.1mmの小さいものなら、X線写真で確認された根尖部にある透過像の大きさの可能性もありますし、他の事を指しているのかもしれません・・・・・
21mmという大きい数値なら根管の長さかもしれません・・・・・・
実際に立ち合わせていませんので、こればかりは誰も分からないと思いますよ・・・・・・・
担当医にお聞きにならなかったのですか??
お大事に。
相談者からの返信
相談者:
よこやまファミリィさん
返信日時:2011-02-14 23:54:20
回答4
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2011-02-15 01:47:00
今一度読み返して、疑問に思う点が幾つかありましたのでお書き致しますね。
藤森先生が指摘なさっている歯根吸収の確認についてですが、
>レントゲン写真による判断なのでしょうか?
私も担当医がどのようにして確認なさったのか考えていましたが、
そのお答えが、
「神経を抜いた歯の中に針金のような器具を入れて引き出し、長さを測っていました。その数値から吸収が始まっているとの事でした。」
でしたので、更に分からない部分が増えてしまった気が致します・・・・
記述されている内容から理解しようとすれば、何となく分かる部分もありますが、年齢的に根尖孔が開いているとは考えにくいですし、出血を確認されたからそう思われたのか?
根管長測定器に何か反応があったのか?
・・・一般的にはレントゲン写真等で確認していますので・・・
>数値の意味までは聞けませんでした。
>かなり悪いようなニュアンスでしたので。
根管長のようですね。
「かなり悪いニュアンス」ですか・・・・・??
うーん、いまいちピンと来ません・・・・・
>どの程度の間隔が良いのでしょう?
>予約が1週間後しか取れないのですが。
水酸化カルシウムの貼薬交換間隔については様々な意見がありますが、国際外傷歯学会IADTのガイドラインでは最大一か月ごとを推奨しています。
私も症例に合わせて上げ下げしていますが、大体これくらいですね。
>抗生物質は中に入れましたとおっしゃいましたが、水酸化カルシウムが入ったかどうかは分かりません。
抗生剤のテトラサイクリンと副腎皮質ホルモンを含んだペーストでLedermixというものがあります。
近年、炎症性吸収の治療に効果があると報告されていますが、補助的な薬剤として考えられている段階です。
どのような薬剤が入れられているのか、一度確認されてみては如何でしょう。
第一選択肢としては水酸化カルシウムの方が予知性等の面で確かだと思います。
>とにかく担当医を信じ、吸収が止まることを祈るばかりです。
確かに祈ることも大切なことですが・・・・・・
先ず、その前に外傷歯の扱いに詳しい先生に正しい手順で処置して頂くことが何よりも大切だと思います。
前回のご質問でも不明な部分があったのですが・・・・・
今治療を担当されている先生は、一番手の総合病院の口腔外科の先生ですか?
それとも、なにも処置は要らないよと型取りだけなさった二番手のご近所の先生でしょうか?
それともご友人に紹介されて受診なさった三番手の先生でしょうか?
実際に見ていない私がこう申し上げるのはとても不適切だとも思うのですが・・・・・
外傷歯の扱い方をご存じでないという先生も実際多くいらっしゃるのです・・・・・
個人的に、この様な歯は、出来れば外傷歯を専門とされている保存科、又は処置経験のある先生に診ていただくのが一番なのではないかと・・・・・・
祈るのはそれからでも遅くはありません・・・・
宮下先生も、
「一般的に、多くの歯科医は神経を保存したいと思う気持ちが強すぎて、歯を失う方向に治療の選択をしがちです。」
とコメントなさっています。
藤森先生が指摘なさっている歯根吸収の確認についてですが、
>レントゲン写真による判断なのでしょうか?
私も担当医がどのようにして確認なさったのか考えていましたが、
そのお答えが、
「神経を抜いた歯の中に針金のような器具を入れて引き出し、長さを測っていました。その数値から吸収が始まっているとの事でした。」
でしたので、更に分からない部分が増えてしまった気が致します・・・・
記述されている内容から理解しようとすれば、何となく分かる部分もありますが、年齢的に根尖孔が開いているとは考えにくいですし、出血を確認されたからそう思われたのか?
根管長測定器に何か反応があったのか?
・・・一般的にはレントゲン写真等で確認していますので・・・
>数値の意味までは聞けませんでした。
>かなり悪いようなニュアンスでしたので。
根管長のようですね。
「かなり悪いニュアンス」ですか・・・・・??
うーん、いまいちピンと来ません・・・・・
>どの程度の間隔が良いのでしょう?
>予約が1週間後しか取れないのですが。
水酸化カルシウムの貼薬交換間隔については様々な意見がありますが、国際外傷歯学会IADTのガイドラインでは最大一か月ごとを推奨しています。
私も症例に合わせて上げ下げしていますが、大体これくらいですね。
>抗生物質は中に入れましたとおっしゃいましたが、水酸化カルシウムが入ったかどうかは分かりません。
抗生剤のテトラサイクリンと副腎皮質ホルモンを含んだペーストでLedermixというものがあります。
近年、炎症性吸収の治療に効果があると報告されていますが、補助的な薬剤として考えられている段階です。
どのような薬剤が入れられているのか、一度確認されてみては如何でしょう。
第一選択肢としては水酸化カルシウムの方が予知性等の面で確かだと思います。
>とにかく担当医を信じ、吸収が止まることを祈るばかりです。
確かに祈ることも大切なことですが・・・・・・
先ず、その前に外傷歯の扱いに詳しい先生に正しい手順で処置して頂くことが何よりも大切だと思います。
前回のご質問でも不明な部分があったのですが・・・・・
今治療を担当されている先生は、一番手の総合病院の口腔外科の先生ですか?
それとも、なにも処置は要らないよと型取りだけなさった二番手のご近所の先生でしょうか?
それともご友人に紹介されて受診なさった三番手の先生でしょうか?
実際に見ていない私がこう申し上げるのはとても不適切だとも思うのですが・・・・・
外傷歯の扱い方をご存じでないという先生も実際多くいらっしゃるのです・・・・・
個人的に、この様な歯は、出来れば外傷歯を専門とされている保存科、又は処置経験のある先生に診ていただくのが一番なのではないかと・・・・・・
祈るのはそれからでも遅くはありません・・・・
宮下先生も、
「一般的に、多くの歯科医は神経を保存したいと思う気持ちが強すぎて、歯を失う方向に治療の選択をしがちです。」
とコメントなさっています。
回答5
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-02-15 10:26:57
(実際に診ることもなく、こんな事を言うのは許されないのでしょうが・・、)
その歯は、まだ吸収が始まっているとは断言出来ないように思えます。
(私が間違えていたら大変申し訳ないです。)
その歯は、まだ吸収が始まっているとは断言出来ないように思えます。
(私が間違えていたら大変申し訳ないです。)
相談者からの返信
相談者:
よこやまファミリィさん
返信日時:2011-02-15 17:39:07
先生方 私のつたない質問にお答えいただき、本当にありがとうございます。
主治医は 友人に紹介してもらった先生です。
外傷歯の扱いに詳しい先生を探すのは難しいようです。
総合病院の口腔外科の先生が専門なのでしょうが、治療はしないとの事でした。
大学病院の口腔外科も外傷歯の扱いに詳しい先生はいないようです。
>その歯は、まだ吸収が始まっているとは断言出来ないように思えます。
藤森先生はどうしてそのように思われたのですか。
お聞かせいただけたら助かります。
歯医者の友人にもそう言われました。
”私ならまだ判断しない。
でも彼なら CTで そう判断してるのかもと。”
最初に主治医に受診したとき、事故後2週間目ですが、CTとレントゲンを撮りましたが、昨日は神経を抜いた歯の中に針金のような器具を入れて引き出し、長さを測っていただけだと思います。
まだ、歯が不安定なので、固定はしたままです。
根っこの治療をしっかりしてから、先に進むようですが、レジン充填、成形の治療には否定的のようでした。
何か主治医に嫌われているようでとても不安です。
主治医は 友人に紹介してもらった先生です。
外傷歯の扱いに詳しい先生を探すのは難しいようです。
総合病院の口腔外科の先生が専門なのでしょうが、治療はしないとの事でした。
大学病院の口腔外科も外傷歯の扱いに詳しい先生はいないようです。
>その歯は、まだ吸収が始まっているとは断言出来ないように思えます。
藤森先生はどうしてそのように思われたのですか。
お聞かせいただけたら助かります。
歯医者の友人にもそう言われました。
”私ならまだ判断しない。
でも彼なら CTで そう判断してるのかもと。”
最初に主治医に受診したとき、事故後2週間目ですが、CTとレントゲンを撮りましたが、昨日は神経を抜いた歯の中に針金のような器具を入れて引き出し、長さを測っていただけだと思います。
まだ、歯が不安定なので、固定はしたままです。
根っこの治療をしっかりしてから、先に進むようですが、レジン充填、成形の治療には否定的のようでした。
何か主治医に嫌われているようでとても不安です。
回答6
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-02-15 19:35:27
実際のところ私は外傷歯治療を特に得意分野としているわけではなく、経験も豊富ではありません。
ただ、移植で得られた経験を基にお話しているだけです。
私の場合、歯根吸収については、角度を変えたレントゲン写真での僅かな変化から読み取ろうとしています。
極初期の吸収像です。
>昨日は神経を抜いた歯の中に針金のような器具を入れて引き出し、長さを測っていただけだと思います。
もし、この手法で吸収が判るとしたら(その計測器にも依るのかもしれないですが)、もうかなり歯根吸収が進んだ後になります。
外傷後3週間と3日で、それが起こっているとは考えられなかったからです。
(私の経験不足で、それも起こりうるものだとしたらお詫び申し上げたいと思います。)
今後ですが、通法の治療を受けられるのでしたら、今のまま治療を続けられても大きな問題はないと考えています。
(専門的に取り組まれている王先生からすると疑問はおありのようですが・・)
今後の治療内容をまたご相談ください。
隣県には歯学部病院を持つ大学があります。
外傷歯を扱うのを得意とする科が小児歯科だったり口腔外科だったりしますので、万一の場合にはお調べします。
ただ、移植で得られた経験を基にお話しているだけです。
私の場合、歯根吸収については、角度を変えたレントゲン写真での僅かな変化から読み取ろうとしています。
極初期の吸収像です。
>昨日は神経を抜いた歯の中に針金のような器具を入れて引き出し、長さを測っていただけだと思います。
もし、この手法で吸収が判るとしたら(その計測器にも依るのかもしれないですが)、もうかなり歯根吸収が進んだ後になります。
外傷後3週間と3日で、それが起こっているとは考えられなかったからです。
(私の経験不足で、それも起こりうるものだとしたらお詫び申し上げたいと思います。)
今後ですが、通法の治療を受けられるのでしたら、今のまま治療を続けられても大きな問題はないと考えています。
(専門的に取り組まれている王先生からすると疑問はおありのようですが・・)
今後の治療内容をまたご相談ください。
隣県には歯学部病院を持つ大学があります。
外傷歯を扱うのを得意とする科が小児歯科だったり口腔外科だったりしますので、万一の場合にはお調べします。
相談者からの返信
相談者:
よこやまファミリィさん
返信日時:2011-02-15 20:02:57
タイトル | 15歳、転倒し左右上1番を神経除去したが吸収が始まっているとの事 |
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質問者 | よこやまファミリィさん |
地域 | 山口 |
年齢 | 49歳 |
性別 | 女性 |
職業 | パート・アルバイト |
カテゴリ |
根の病気・異常その他 歯をぶつけた(歯の打撲・外傷) |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。