固定式リテーナーの保定力より後戻りする力が大きい
相談者:
TYさん (38歳:女性)
投稿日時:2011-04-18 22:10:07
参考:過去のご相談
*歯列矯正後の後戻りで固定式リテーナーを着けたが、外れてまた後戻り
他
開咬で上下4本抜歯し、インプラント矯正を行いました。
半年ほど前にブラケットを外し、現在上下とも固定式リテーナーを着けております。
実は最初上下6本の歯に固定式リテーナーをつけていたのですが、抜歯部が開いてしまい、もう一度矯正装置をつけ直して隙間を閉じさせ、現在は8本の歯にリテーナーをつけています。
しかしこの後、数週間のうちに上のリテーナーが外れ、また後戻りが起こるという事がおきました。
そのためまた装置をつけ上の歯をもう一度やり直し、8本の歯に以前より太い針金の固定式リテーナーをつけました。
その後、今度は下の歯のリテーナーがはずれ右下の抜歯部に2mmほどの隙間ができてしまいました。
私としてはもう一度矯正器具をつけやり直してもらうつもりでいたのですが、医師からはもう限界だと言われました。
隙間ができた歯に被せ物をして隙間を埋めるようにするという治療を勧められました。
固定式リテーナーの保定力を上回るぐらい後戻りの力が大きいと言われました。
本当にそんなことありますか?
リテーナーのつけ方が甘かったのではと思っているんですが…。
(医師は認めないと思いますが・・・・)
以前こちらの回答で、きちんと固定されていれば歯の隙間ができるようなことはないという話を聞いたことがあるのですが・・・。
先生方の中でこのような症例を診た方はいらっしゃいますか?
このような場合、どのような治療をおこなっていらっしゃいますか?
隙間ができたところの歯が、丁度虫歯の治療後で銀の被せ物をしている歯だったため、その被せ物を隙間が埋まるように大きく作り直すそうです。
確かにそれで歯の隙間はうまると思うのですが、それって矯正なんでしょうか?
かみ合わせなどの歯の状態も変わってくるのではと危惧しています。
どうぞよろしくお願いします。
*歯列矯正後の後戻りで固定式リテーナーを着けたが、外れてまた後戻り
他
開咬で上下4本抜歯し、インプラント矯正を行いました。
半年ほど前にブラケットを外し、現在上下とも固定式リテーナーを着けております。
実は最初上下6本の歯に固定式リテーナーをつけていたのですが、抜歯部が開いてしまい、もう一度矯正装置をつけ直して隙間を閉じさせ、現在は8本の歯にリテーナーをつけています。
しかしこの後、数週間のうちに上のリテーナーが外れ、また後戻りが起こるという事がおきました。
そのためまた装置をつけ上の歯をもう一度やり直し、8本の歯に以前より太い針金の固定式リテーナーをつけました。
その後、今度は下の歯のリテーナーがはずれ右下の抜歯部に2mmほどの隙間ができてしまいました。
私としてはもう一度矯正器具をつけやり直してもらうつもりでいたのですが、医師からはもう限界だと言われました。
隙間ができた歯に被せ物をして隙間を埋めるようにするという治療を勧められました。
固定式リテーナーの保定力を上回るぐらい後戻りの力が大きいと言われました。
本当にそんなことありますか?
リテーナーのつけ方が甘かったのではと思っているんですが…。
(医師は認めないと思いますが・・・・)
以前こちらの回答で、きちんと固定されていれば歯の隙間ができるようなことはないという話を聞いたことがあるのですが・・・。
先生方の中でこのような症例を診た方はいらっしゃいますか?
このような場合、どのような治療をおこなっていらっしゃいますか?
隙間ができたところの歯が、丁度虫歯の治療後で銀の被せ物をしている歯だったため、その被せ物を隙間が埋まるように大きく作り直すそうです。
確かにそれで歯の隙間はうまると思うのですが、それって矯正なんでしょうか?
かみ合わせなどの歯の状態も変わってくるのではと危惧しています。
どうぞよろしくお願いします。
回答1
回答日時:2011-04-19 08:39:32
私自身は、保定というのは歯の完全な固定とは考えていません。
歯は歯根膜に包まれていて、生理的な同様があるのが正常な姿です。
保定期間中に微妙な生理的移動が生じて、一番安定できるところで落ち着いていきます。
その際に歯並びが崩れないように、隙間が開かないようにすることが保定だと考えています。
もともとの歯の形や大きさはもとより、1本づつの歯の咬耗などにより微妙にずれてくることは当然あるものだと思っています。
もし全部の歯を連結固定すると大幅な咬合調整(削合)が必要になったり、多数歯の歯冠補綴が必要になったりする可能性もあります。
ひょっとすると現状のわずかな隙間がある状態が一番安定した位置なのかもしれません。
幸い(不幸?)にも後ろの歯の被せなおしをすることによって隙間をうめることができるとのことですので、噛み合わせが崩れるということはないと思います。
歯は歯根膜に包まれていて、生理的な同様があるのが正常な姿です。
保定期間中に微妙な生理的移動が生じて、一番安定できるところで落ち着いていきます。
その際に歯並びが崩れないように、隙間が開かないようにすることが保定だと考えています。
もともとの歯の形や大きさはもとより、1本づつの歯の咬耗などにより微妙にずれてくることは当然あるものだと思っています。
もし全部の歯を連結固定すると大幅な咬合調整(削合)が必要になったり、多数歯の歯冠補綴が必要になったりする可能性もあります。
ひょっとすると現状のわずかな隙間がある状態が一番安定した位置なのかもしれません。
幸い(不幸?)にも後ろの歯の被せなおしをすることによって隙間をうめることができるとのことですので、噛み合わせが崩れるということはないと思います。
回答2
本郷壱岐坂矯正歯科(東京都文京区)の大原です。
回答日時:2011-04-19 11:23:15
その担当医には、可撤式のリテーナーという選択肢はないのでしょうか。
リテーナーより後戻りの力が強いなんて事は考えづらいです。
ただ、外れるくらいの咬合力が生じている事は想像でき、であれば、伊藤先生のおっしゃるようにそこがしっくり咬む状態なのかも知れません。
咬合はしっかりできていても、歯の大きさのバランスが取りきれない事はあるでしょう。
私も、以前は、被せもので隙間を補うと言った事を経験しておりますが、やはりきれいではありませんね。
TYさん。
以前から相当悩まれているようですので、セカンドオピニオンをオススメします。
別の矯正医の視点から意見をきいてみてはいかがでしょう。
リテーナーより後戻りの力が強いなんて事は考えづらいです。
ただ、外れるくらいの咬合力が生じている事は想像でき、であれば、伊藤先生のおっしゃるようにそこがしっくり咬む状態なのかも知れません。
咬合はしっかりできていても、歯の大きさのバランスが取りきれない事はあるでしょう。
私も、以前は、被せもので隙間を補うと言った事を経験しておりますが、やはりきれいではありませんね。
TYさん。
以前から相当悩まれているようですので、セカンドオピニオンをオススメします。
別の矯正医の視点から意見をきいてみてはいかがでしょう。
相談者からの返信
相談者:
TYさん
返信日時:2011-04-19 21:33:06
先生方、お忙しい中 ご回答ありがとうございます。
主治医からはあなたの歯が悪いから(固定式リテーナーの保定力を上回る後戻りという意味だとおもいます…)、これ以上矯正で隙間を埋めることは無理だといわれました。
もし仮にですが、セカンドオピニオンでこれを否定する、つまり矯正で隙間を埋めることは可能だという診断がでたらどうなりますか?
もう一度主治医に再矯正を依頼できますか?
治療は矯正から矯正完了後も5年間は保障するという契約で、一括で料金を払っています。
もし他の病院に移るのであれば、費用のいくらかは請求できますか?
もしくは支払った料金の返却を要求できますか?
何度もすみませんよろしくお願いします。
主治医からはあなたの歯が悪いから(固定式リテーナーの保定力を上回る後戻りという意味だとおもいます…)、これ以上矯正で隙間を埋めることは無理だといわれました。
もし仮にですが、セカンドオピニオンでこれを否定する、つまり矯正で隙間を埋めることは可能だという診断がでたらどうなりますか?
もう一度主治医に再矯正を依頼できますか?
治療は矯正から矯正完了後も5年間は保障するという契約で、一括で料金を払っています。
もし他の病院に移るのであれば、費用のいくらかは請求できますか?
もしくは支払った料金の返却を要求できますか?
何度もすみませんよろしくお願いします。
回答3
回答日時:2011-04-23 11:19:16
>セカンドオピニオンでこれを否定する、つまり矯正で隙間を埋めることは可能だという診断がでたらどうなりますか?
隙間を埋めなおすことは主治医も一度はされているわけですよね。
なので「埋めることは可能」なんでしょうが、「長期維持が難しい」ということですよね。
セカンドオピニオンで「可能だ」と言われても、このことが「長期維持が可能」ということとは違う意味になるかも知れません。
>もう一度主治医に再矯正を依頼できますか?
「もう限界だ」と言うことですから、難しいんじゃないでしょうか。
隙間を埋めなおすことは主治医も一度はされているわけですよね。
なので「埋めることは可能」なんでしょうが、「長期維持が難しい」ということですよね。
セカンドオピニオンで「可能だ」と言われても、このことが「長期維持が可能」ということとは違う意味になるかも知れません。
>もう一度主治医に再矯正を依頼できますか?
「もう限界だ」と言うことですから、難しいんじゃないでしょうか。
タイトル | 固定式リテーナーの保定力より後戻りする力が大きい |
---|---|
質問者 | TYさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
矯正後の歯の後戻り 保定、矯正用リテーナー |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。