回答1
桜田歯科(東京都北区田端)の桜田です。
回答日時:2011-05-03 21:08:47
こんばんは
ムシ歯予防(2次カリエス)として、フッ素徐放型コンポジットレジンを知りたいんでしょうか?
実際には、レジンは直接歯に接着するわけではなく、歯にボンディング剤が接着しボンディング剤にレジンが接着します。
そのために、フッ素徐放型コンポジットレジンの除放効果がどの程度の物なのかは、実験的には効果があるとされていますが臨床では、術者の腕に左右されます。
また、術後のご自分で行うケア(ブラッシング)にも左右されます。
ボンディング剤も同じことです。
レジンもボンディング剤もフッ素徐放性や抗菌性を持ったものがありますが、この類いの物を使わなくても十分な臨床実績を持った先生が沢山います。
ムシ歯予防(2次カリエス)として、フッ素徐放型コンポジットレジンを知りたいんでしょうか?
実際には、レジンは直接歯に接着するわけではなく、歯にボンディング剤が接着しボンディング剤にレジンが接着します。
そのために、フッ素徐放型コンポジットレジンの除放効果がどの程度の物なのかは、実験的には効果があるとされていますが臨床では、術者の腕に左右されます。
また、術後のご自分で行うケア(ブラッシング)にも左右されます。
ボンディング剤も同じことです。
レジンもボンディング剤もフッ素徐放性や抗菌性を持ったものがありますが、この類いの物を使わなくても十分な臨床実績を持った先生が沢山います。
回答2
回答3
回答日時:2011-05-04 11:55:18
そうですね、ともあいさんが何の目的でそれを知ろうとしているのか・・という点が肝心のところですね。
患者さんが、自分の治療に使用して欲しいから、という目的なら以前にも書きましたが、正直ウーン……という感じです。
参考⇒フッ素を放出するレジンで治療してもらえますか?
参考⇒フッ素除放性のレジンを使ってほしいと思っているのですが・・・
雑談ですが、充填後フッ素を暫く放出して終わり、では長期的な予防効果は望めませんから、余ってる時には取り込んで、足りなくなったら放出する(リリース&リチャージ)特性を持ち続けるレジン(ボンディング材も含む色々な歯科材料)と言えば、日本の松風のGIOMERシリーズですね。
・http://www.giomer.jp/index.html
こちらの開発者の方とは以前より懇意にさせて頂いているので個人的にはかなり思い入れもあるのですが、こうした製品を使用することで接着面の歯質が強化されているであろう像も確認されていますので、歯質に対して何らかの働きかけが起きることは間違いなさそうです。
私も最初そうだったのですが、レジンにフッ素なんて意味あるのだろうか?と臨床家はまず感じると思うのですが、むし歯のレジン治療の予後に起きる深刻なトラブルとしては、接着不良や充填の不良(つまり、ボンディング面の直近)によって起きる2次カリエスと、隣接面を充填した際、隣接歯の歯面を傷つけてしまい(つまり、レジンの接触面)、プラークが溜まりやすくなって起きる隣接歯のコンタクトカリエスと考えられますから、必要とまでは言えなくとも、あれば嬉しい、非常に期待の持てる機能かと思います。
もちろんもっと重要性の高い、接着強度や各種物性、ある程度の審美性などをクリアした上でプラスαとしての話ですが。
専門家の中には今までのコンポジットレジンとは区別して新しい材料として、大きな期待を寄せている先生もおられますし、私も愛用してますよ。
患者さんが、自分の治療に使用して欲しいから、という目的なら以前にも書きましたが、正直ウーン……という感じです。
参考⇒フッ素を放出するレジンで治療してもらえますか?
参考⇒フッ素除放性のレジンを使ってほしいと思っているのですが・・・
雑談ですが、充填後フッ素を暫く放出して終わり、では長期的な予防効果は望めませんから、余ってる時には取り込んで、足りなくなったら放出する(リリース&リチャージ)特性を持ち続けるレジン(ボンディング材も含む色々な歯科材料)と言えば、日本の松風のGIOMERシリーズですね。
・http://www.giomer.jp/index.html
こちらの開発者の方とは以前より懇意にさせて頂いているので個人的にはかなり思い入れもあるのですが、こうした製品を使用することで接着面の歯質が強化されているであろう像も確認されていますので、歯質に対して何らかの働きかけが起きることは間違いなさそうです。
私も最初そうだったのですが、レジンにフッ素なんて意味あるのだろうか?と臨床家はまず感じると思うのですが、むし歯のレジン治療の予後に起きる深刻なトラブルとしては、接着不良や充填の不良(つまり、ボンディング面の直近)によって起きる2次カリエスと、隣接面を充填した際、隣接歯の歯面を傷つけてしまい(つまり、レジンの接触面)、プラークが溜まりやすくなって起きる隣接歯のコンタクトカリエスと考えられますから、必要とまでは言えなくとも、あれば嬉しい、非常に期待の持てる機能かと思います。
もちろんもっと重要性の高い、接着強度や各種物性、ある程度の審美性などをクリアした上でプラスαとしての話ですが。
専門家の中には今までのコンポジットレジンとは区別して新しい材料として、大きな期待を寄せている先生もおられますし、私も愛用してますよ。
タイトル | フッ素徐放型コンポジットレジン |
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質問者 | ともあいさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
レジン(白いプラスチック) 材料・機材関連 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。