左下6番近心根を分割抜歯後のブリッジの設計
相談者:
antero_lateさん (26歳:女性)
投稿日時:2011-08-20 20:39:50
参考:過去のご相談
*左下6番の歯根が割れて歯槽骨の炎症。抜歯しかないでしょうか?
左下6番の分割抜歯について再度、ご相談させていただきます。
抜歯後の治療方針について主治医の説明に納得をし昨日、近心根を抜歯しました。
ですが、穴のあいた歯茎と残った歯をみるとまた不安になってきました。
治療方針は、分割抜歯をしイレギュラーではあるが、6EF延長ブリッジをしましょう。
ということです。
理由は、
(1) 6番の根の分岐部が近心根側に寄っているため、残った歯が大きい支台歯となり、ダミーとなる歯が小さくてすむ。
(2) 6.7番の根が長く、耐力性が期待できる
・ダミー6が小臼歯寄りでしかも小くてすむのでD6Eにする必要があるのか。
・D6Eでは、逆に衛生管理が難しいのではないか。
・EFに負荷がかかるように土台、ブリッジの設計をする。
ということでした。
(前回、ご相談させていただいたときは去年12月に5番にハイブリッドのクラウンをいれたので、これを考慮しての延長ブリッジの提案だと思っていましたが違いました)
今、不安に思うことは、率直に延長ブリッジでどの位もつのかということです。
Eを大きく作れても、もとはひとつだった歯ですし土台に歯茎が巻きついてくれるのか、負荷により支台歯がだめになってしまったら、EFも抜歯しなくてはいけないのか(衛生管理、定期健診にも左右されますが)と、不安がつきません。
主治医を信頼してないわけではありませんがこの治療方針について、先生方のご意見をきかせて下さい。
よろしくお願いします。
*左下6番の歯根が割れて歯槽骨の炎症。抜歯しかないでしょうか?
左下6番の分割抜歯について再度、ご相談させていただきます。
抜歯後の治療方針について主治医の説明に納得をし昨日、近心根を抜歯しました。
ですが、穴のあいた歯茎と残った歯をみるとまた不安になってきました。
治療方針は、分割抜歯をしイレギュラーではあるが、6EF延長ブリッジをしましょう。
ということです。
理由は、
(1) 6番の根の分岐部が近心根側に寄っているため、残った歯が大きい支台歯となり、ダミーとなる歯が小さくてすむ。
(2) 6.7番の根が長く、耐力性が期待できる
・ダミー6が小臼歯寄りでしかも小くてすむのでD6Eにする必要があるのか。
・D6Eでは、逆に衛生管理が難しいのではないか。
・EFに負荷がかかるように土台、ブリッジの設計をする。
ということでした。
(前回、ご相談させていただいたときは去年12月に5番にハイブリッドのクラウンをいれたので、これを考慮しての延長ブリッジの提案だと思っていましたが違いました)
今、不安に思うことは、率直に延長ブリッジでどの位もつのかということです。
Eを大きく作れても、もとはひとつだった歯ですし土台に歯茎が巻きついてくれるのか、負荷により支台歯がだめになってしまったら、EFも抜歯しなくてはいけないのか(衛生管理、定期健診にも左右されますが)と、不安がつきません。
主治医を信頼してないわけではありませんがこの治療方針について、先生方のご意見をきかせて下さい。
よろしくお願いします。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2011-08-21 04:17:42
antero_lateさまこんばんわ。
分割抜歯した後の補綴の設計で悩んでいらっしゃるようですね、個人的にはD6Eのブリッジの設計をしますが、それをせずに延長ブリッジにするにはそれなりの理由があるのではないでしょうか。
仰るような個別の理由については診察していないので判断いたしかねます、もう一度質問なさって納得ができなければ実際に診察を受けてほかのDrの意見をお聞きになるのがいいように思います。
お大事になさいませ。
分割抜歯した後の補綴の設計で悩んでいらっしゃるようですね、個人的にはD6Eのブリッジの設計をしますが、それをせずに延長ブリッジにするにはそれなりの理由があるのではないでしょうか。
仰るような個別の理由については診察していないので判断いたしかねます、もう一度質問なさって納得ができなければ実際に診察を受けてほかのDrの意見をお聞きになるのがいいように思います。
お大事になさいませ。
相談者からの返信
相談者:
antero_lateさん
返信日時:2011-08-21 17:33:49
>山田 豊和 様
ご回答ありがとうございます。
延長ブリッジについての説明は、時間をかけてしていただきました。
が、最も不安である延長ブリッジの寿命については主治医の意見をきけていません。
次回の診察で、延長ブリッジの寿命についてどうお考えか訪ねてみます。
ご多忙の中、アドバイスをしていただきありがとうございました。
ご回答ありがとうございます。
延長ブリッジについての説明は、時間をかけてしていただきました。
が、最も不安である延長ブリッジの寿命については主治医の意見をきけていません。
次回の診察で、延長ブリッジの寿命についてどうお考えか訪ねてみます。
ご多忙の中、アドバイスをしていただきありがとうございました。
回答2
回答日時:2011-08-21 23:47:52
こんばんは。
こういう設計は本当に色々な要素が絡んできますから、基本的にネット相談に向かない気がします。
当然ながら何年持つかなど、予想することは非常に難しいですね。
主治医の先生も明確な予測はつかないと思いますが、よくよく話し合われて下さい。
一応延長ブリッジでも、遠心に延長するよりは近心に延長する方が比較的安全ですし、ヘミセクション歯はブリッジの後端に持ってくる方が比較的危険と考えられます。
今回の場合さらに後ろに7番があるのでまだいいですが、これが最後方になるとかなり危険かな?と想像します。
(※あくまで比較の話ですし、個人個人の条件によって判断は変わります)
因みに個人的に、こういう場合にしてみたい設計があるのですが、
E(遠心根)Fの連結クラウンにして、6(近心根)は欠損のまま放置。
これ結構いいと思うのですが、機会がなくて・・。
メリットは、清掃性や負担過重の心配のタネになるダミーがないこと。
複数歯の連結をしているので、傾斜や移動の不安もおそらくないこと。
トラブルがあるとすれば6(遠心根)の破折or2次カリエスになると思うのですが、その場合は連結部で切断して、7番は生き残せそうなこと。
デメリットは、中間欠損になるので、見た目の問題が少しだけあるかも知れません。
食べ心地は、、たぶん問題ないと思いますが、一度仮歯で確認出来るといいですね。
もしご興味があれば担当の先生に相談してみて下さいね。
こういう設計は本当に色々な要素が絡んできますから、基本的にネット相談に向かない気がします。
当然ながら何年持つかなど、予想することは非常に難しいですね。
主治医の先生も明確な予測はつかないと思いますが、よくよく話し合われて下さい。
一応延長ブリッジでも、遠心に延長するよりは近心に延長する方が比較的安全ですし、ヘミセクション歯はブリッジの後端に持ってくる方が比較的危険と考えられます。
今回の場合さらに後ろに7番があるのでまだいいですが、これが最後方になるとかなり危険かな?と想像します。
(※あくまで比較の話ですし、個人個人の条件によって判断は変わります)
因みに個人的に、こういう場合にしてみたい設計があるのですが、
E(遠心根)Fの連結クラウンにして、6(近心根)は欠損のまま放置。
これ結構いいと思うのですが、機会がなくて・・。
メリットは、清掃性や負担過重の心配のタネになるダミーがないこと。
複数歯の連結をしているので、傾斜や移動の不安もおそらくないこと。
トラブルがあるとすれば6(遠心根)の破折or2次カリエスになると思うのですが、その場合は連結部で切断して、7番は生き残せそうなこと。
デメリットは、中間欠損になるので、見た目の問題が少しだけあるかも知れません。
食べ心地は、、たぶん問題ないと思いますが、一度仮歯で確認出来るといいですね。
もしご興味があれば担当の先生に相談してみて下さいね。
相談者からの返信
相談者:
antero_lateさん
返信日時:2011-08-22 07:46:41
>渡辺 徹也 様
ご回答ありがとうございます。
また、貴重なご意見ありがとうございます。
近心根側の欠損したままについて、主治医に申し出ましたが歯が倒れたり(5番)、移動する(5. EF)可能性が高いのでダミーはいれた方がいいという判断でした。
私の場合、ダミーとなる歯が3ミリ程度と薄くすむそうなのでこの処置に賛同したいと思うんですが…
寿命に関してはかぶせる素材にもよると考えています。
・ジルコニア48万
・メタルボンド31万
・ハイブリッドでは作れない。
と言われています。
自分は、奥歯だし寿命が短い歯なのだから金属でも構わないと思っていましたが、この延長ブリッジは保険適応外…
被せ物についても、悩みのタネです。
この状況で、治療をすすめるのは最も危険ですよね。
もう一度先生とお話しします。
お忙しい中、ありがとうございました。
ご回答ありがとうございます。
また、貴重なご意見ありがとうございます。
近心根側の欠損したままについて、主治医に申し出ましたが歯が倒れたり(5番)、移動する(5. EF)可能性が高いのでダミーはいれた方がいいという判断でした。
私の場合、ダミーとなる歯が3ミリ程度と薄くすむそうなのでこの処置に賛同したいと思うんですが…
寿命に関してはかぶせる素材にもよると考えています。
・ジルコニア48万
・メタルボンド31万
・ハイブリッドでは作れない。
と言われています。
自分は、奥歯だし寿命が短い歯なのだから金属でも構わないと思っていましたが、この延長ブリッジは保険適応外…
被せ物についても、悩みのタネです。
この状況で、治療をすすめるのは最も危険ですよね。
もう一度先生とお話しします。
お忙しい中、ありがとうございました。
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-08-23 15:04:02
>自分は、奥歯だし寿命が短い歯なのだから金属でも構わないと思っていましたが
そのように申し出られてはいかがでしょうか?
例えば、金合金のブリッジなどであればもう少し金額は抑えられるかもしれませんし…。
あとは信頼できる先生であれば
「先生ならどの材料を選びますか?」
と聞いてみるのも手ですね。
(いつもの手段ですが…)
そのように申し出られてはいかがでしょうか?
例えば、金合金のブリッジなどであればもう少し金額は抑えられるかもしれませんし…。
あとは信頼できる先生であれば
「先生ならどの材料を選びますか?」
と聞いてみるのも手ですね。
(いつもの手段ですが…)
タイトル | 左下6番近心根を分割抜歯後のブリッジの設計 |
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質問者 | antero_lateさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 26歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
ブリッジ治療法 延長ブリッジ・カンチレバー ヘミセクション(トライセクション) 歯根分割(ルートセパレーション) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。