練り歯磨き粉(1490ppm)とマウスリンス(250ppm)仕上げに向くのは?

相談者: 咲子さん (34歳:女性)
投稿日時:2011-09-01 11:41:26
参考:過去のご相談
全てのメタルインレー交換と再根管治療の必要性について(台湾)



寝る前の歯磨きの仕上げについて質問です。

フッ素入り歯磨き粉で磨いた後、軽くすすいで終わるのと、その後、フッ素入りのマウスウォッシュを使って終わるのとでは、どちらがいいのでしょうか?


様々な意見があると思いますが、先生方の意見を聞かせていただけると幸いです。

歯磨き粉が必ずしも必要でないことや、食事に加え、ブラッシングフロスできちんと磨けていることが大切なことは重々承知した上です)



先日、スイスで、いくつか歯磨きグッズを購入しました。
次のどちらが虫歯予防に効果的なのかと迷ったのため、質問しました。

(1)1400ppm(Fluoride)の練り歯磨き粉で磨いて終わる

(2)マウスリンス(Meridol)でうがいをして終わる(現在こちらにしています)

Meridol (Fluoride 250ppm)
http://www.gaba.com/htm/402/en/Products_and_Brands_detail.htm?Brand=meridol&Subnav=MouthRinse&Product=17592

上記の英語のサイトをみると歯肉に問題がある人を対象にしているのかなと思ったのですが、フッ化イオンを250ppm含有しています。フッ素洗口剤として使用できるでしょうか?


恥ずかしながら、こちらのサイトでメラノールという名前をうろ覚えし、「こんな名前だったかも。フッ素も入っているし」と間違えて購入してしまった次第です。

歯肉や口内に傷がある場合はマウスリンスを避けたほうがいいでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-09-01 12:04:05
>次のどちらが虫歯予防に効果的なのかと迷ったのため

フッ化物濃度だけで比較すると、1400ppmのペーストですかね。
「軽くすすいで終わる」という方法を採られていますし。



歯肉に問題がある人を対象にしているのかなと思ったのですが

そのようですね。

「Target group > People with irritated gums」

と表記されていますからね。

他の成分表記がなかったので、フッ化物濃度だけの比較しかできませんでした。



>こちらのサイトでメラノールという名前をうろ覚え

ミラノール」ですね (^^)

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-09-01 12:34:41
咲子さん、今日は。

>(1)1400ppm(Fluoride)の練り歯磨き粉で磨いて終わる

>(2)マウスリンス(Meridol)でうがいをして終わる(現在こちらにしています)
>Meridol (Fluoride 250ppm)


どちらを使用されても良いと思います。
マウスリンスの濃度も毎日の場合は、およそこれぐらいの濃度が基本です。


できれば理想的には、歯磨剤とマウスリンスの使用するときを、ずらされたほうがより効果的だと思います。

例えば、毎食後(朝晩2回でも)歯磨きの時に歯磨剤を用い、食事と食事の間にや寝る前にマウスリンスを1日1回から3回使用する。


しかし、この方法は虫歯のリスクの高い方の処方なので、虫歯のリスクが高くないのなら、歯磨剤だけでも十分かもしれません。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-09-01 18:05:12
こんにちは。

私も、どちらでもいいと思います。


イオン濃度で比較すると歯磨剤に分がありますけど、イオン数でいえば使用量も関わってくるでしょうし、性状が全く違う分停滞性も異なるでしょうから・・・どちらの方が、と言うのはよく分かりません。

でもどちらにしても、必要十分量ですから、どちらでも大丈夫だと思いますよ^^


より効果的に、と思えば小牧先生のご指摘通りで、濃度を上げたりするよりも時間をあけた方がいいでしょうね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 咲子さん
返信日時:2011-09-02 12:43:22
先生方、お返事を本当にありがとうございます。


過去の質問での先生方の見事なコレクションを拝見し、刺激を受けて、購入した次第です(マウスリンスは「ミラノール」と間違えて・・・ですが)。



質問文中に間違いがありました。

歯磨剤タイトル通り1490pppmです。
1000〜1500ppmなら効果はあまり変わらないと過去の質問で見かけましたが訂正しておきます。



>吉岡先生

フッ化物濃度(実際は絶対量?)が大切なのですね。

Meridolにはフッ化アミンとフッ化スズ、そしてolaflurというの形でフッ素が入っていること、アルコールフリーであることは分かったのですが、他の成分表記はフランス語・ドイツ語・イタリア語(推測)で、英語がなかったため、読み取れませんでした。

歯磨剤には、フッ化ナトリウムの形で入っているようです。



>「ミラノール」ですね (^^)

まだうろ覚えですね・・・(><;)




>小牧先生

小牧先生、こんにちは。
なるほど!
おっしゃるように使用すると効果的なのですね。
まめにフッ素を補給することが大切ということでしょうか。

私は子供の頃、虫歯が多く、虫歯リスクは高いほうかと自分では思いますので、先生のおっしゃるように歯磨剤とマウスリンスの感覚をあけて使いたいと思います。
そこで、上記の疑問が新たに生じました・・・



>渡辺先生

過去の質問で、渡辺先生の見事な歯磨剤を拝見しました。
私もそれに刺激されて、今回、歯磨き粉を購入しました。
デザインも可愛くて、気に入っています。

それまで日本の歯磨剤が一番と思い込んでいたので、わざわざ帰国時に日本の歯磨剤を買い込んだりもしていたのが嘘のようです・・・
海外出張に行く楽しみができた気がして、嬉しいです。


どちらでもいいとのこと、安心しました。
ただ、過去の質問でフッ化スズ(Meridolには入っているようです)で着色するような内容があったので、1日の終わりは歯磨剤にしようかと思っています。



タイトル 練り歯磨き粉(1490ppm)とマウスリンス(250ppm)仕上げに向くのは?
質問者 咲子さん
地域 海外
年齢 34歳
性別 女性
職業 その他
カテゴリ 虫歯予防
フッ素
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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