右下7番に大きな病巣があり根も溶けている。抜歯以外の治療方法は?

相談者: じゃがいもさん (33歳:女性)
投稿日時:2011-09-26 19:07:17
右下7番に大きな根劣病巣(膿)があります。

レントゲンで見ると根の治療が途中までしか出来ていないので恐らく根の形に問題があるのだろう・・・と口腔外科の先生に言われまし。                                            

「でも、病巣がこれだけ大きいと・・・無理かなぁ」

とつぶやいていました。


                              

隣の8番親知らず埋伏歯です。

CТの結果、8番が7番の根を溶している状態とのこと。



この二つの事から2本同時の抜歯を薦められました。

※8番だけの抜歯を薦められなかった理由として

  @7番の病巣への悪い刺激になる恐れがある 
  A8番と7番の根がくっついている事から、抜歯後の痛みなどを考えると2本同時が望ましい
  
との事です。



この様な場合、やはり7番は抜歯する以外助かる方法は難しいので
しょうか?


そして、病巣が大きすぎると治療出来ないものなのでしょうか?


7番抜歯の一番の要因は「大きな病巣」にあるのか「溶けた根」に
あるのか・・・



是非、ご意見をお聞かせ下さい。宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-09-26 19:18:28
>この様な場合、やはり7番は抜歯する以外助かる方法は難しいのでしょうか?

実際に診てみなければ判断できませんが、埋伏している8番で7番の根がダメージを受けているようなら保存は難しいように思います。



>病巣が大きすぎると治療出来ないものなのでしょうか

根尖病変が大きければ治癒はその分難しくなりますが決して治らないということではありません。



>7番抜歯の一番の要因は「大きな病巣」にあるのか「溶けた根」にあるのか・・

個人的には溶けた根にあるように思います。



追伸ですが

治療法として7番8番の両方の抜歯を勧められているようですが、7番を抜いて8番を移植する、7番を抜いて8番を矯正で7番とところに移動する等の治療法も可能かもしれません。

ご参考になさってください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-09-26 20:25:04
細見先生に同意です。

根管治療で治るのであれば7番は根管治療、8番は抜歯、と言う治療計画にするのがスタンダードだと思います。

ただ、実際に拝見していないので何とも言えませんが、スタンダードな治療計画を取らないと言うことは「それ以外の要因が大きい」と考えますので、「溶けた根」と言う事が原因なのかもしれません。



もし、ご不明な点があれば担当の先生に直接聞かれるか、セカンドオピニオンを求められるのも悪くは無いかも知れません。

また、その際に細見先生の提案されているように8番の「移植」や「矯正による移動」と言う案も相談されてみてはいかがでしょうか?
(「抜歯と同時の移植」以外は自費になりますが)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: じゃがいもさん
返信日時:2011-09-26 22:56:05
細見先生、タイヨウ先生
ご回答ありがとうございます。



8番の7番への矯正による移動ですが、以前矯正歯科で相談した所8番の根が短い為、1年半程時間をかけてゆっくり矯正しなければならないが、時間をかけても移動後はすぐ抜けてしまうかもしれない・・・と言われました。


移植の件は口腔外科の先生に聞いた所、詳しくは記憶していないのですが、8番は移植に向かないと言う様なニュアンスで終わってしまいました。



「病変が大きくても治らない訳ではない」との事ですが、私の場合、根の形に問題があるそうなのですが、その場合でも治療は可能ですか?


仮に、8番だけを抜歯して7番が残った時、「大きな病巣」があり「8番に溶かされた根」の7番を治療し今後も生かして行く事は出来るのでしょうか?


そして、教えて頂きたいのですが・・・
埋伏歯の方と言うのは他にもいらっしゃると思いますし、8番が7番に接触してしまっている例もきっとあると思うのですが、その場合はやはり7番は抜歯という道を辿っているのでしょうか?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-09-27 09:24:42
>私の場合、根の形に問題があるそうなのですが、
>その場合でも治療は可能ですか?

んんん…。

実際に拝見していないので何とも言えません。


確かに下顎の7番の場合「樋状根(Cシェイプ)」と呼ばれる根がかなりの確率で存在します。
この樋状根の場合、感染源を取り除くことが難しく、予後不良になりやすいのは事実です。

じゃがいもさんの7番が樋状根だとしたら「根管治療が難しい」と言う事にはなります。

しかし「不可能」ではないと思いますので、チャレンジする事自体は可能かと思います。




>7番を治療し今後も生かして行く事は出来るのでしょうか?

この辺りも実際に拝見しないと何とも言えない所です。


根管治療は「得意な先生」と「不得意な先生」がいらっしゃいます。

 不得意な先生が行っても治る
 不得意な先生が行ったら治らない
 得意な先生が行えば治る
 得意な先生が行っても治らない

と言う状況が考えられます。

担当の先生が「不得意」かどうかは解りませんが、もし、7番を残して行きたいとお考えであれば、根管治療の得意な先生に一度診てもらうと言うのも手かもしれません。

担当の先生をフォローするわけではありませんが、根管治療は不得意でも入れ歯作りがメチャメチャ上手な先生と言う事も考えられますので…。



>その場合はやはり7番は抜歯という道を辿っているのでしょうか?

これまた、別の難しい問題ですね。

今度は「根管治療が得意」ではなく「抜歯が得意」な先生であれば「7番を生かしたまま8番を抜く」と言う事が可能かもしれません。




タイトル 右下7番に大きな病巣があり根も溶けている。抜歯以外の治療方法は?
質問者 じゃがいもさん
地域 非公開
年齢 33歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定
抜歯:7番(第二大臼歯)
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず)
根管治療の治療法
親知らずの抜歯
根分岐部病変
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
水平埋伏知歯(横向きに骨に埋まった親知らず)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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