インプラント予定、ジルコニアとチタン・自費専門と保険歯科医の違い

相談者: どこさん (48歳:男性)
投稿日時:2011-12-10 17:24:51
参考:過去のご相談
根管の再治療を専門医でしたのに、1年半後に鈍痛や違和感が出てた
強い噛み締めがある場合のインプラントの注意点と最新情報
(HN:ドコさん=ワインさん)



右下6番を抜歯しました。

ずいぶん前に、6番の半分の根を残しブリッジにしました。
ところが、半年前に、残っていた歯の根が折れました。

そこで、インプラントにすることにしました。


5,7番はブリッジにした時に削ったのですが、虫歯になっていない健康な歯で、今でも問題はないそうです。

他の歯は、ほとんど治療していない歯の状態で、歯科医から、歯の状態が良いとほめられました。
歯周病歯石もないそうです。

ただ、歯軋りがけっこうあると言われました。



今回の相談ですが、せっかくインプラントをするのなら自費専門の歯科医でしたいと思いだしました。

質問ですが

@保険医でインプラントと、自費専門の歯科医、インプラント専門の歯科でのインプラントの違いを教えてください


A最近、インプラントの根の部分をチタンではなくジルコニアでされている歯科があると聞きました。
メリットとデメリットを教えてもらいたい


B歯軋りがかなりあった場合、チタンとジルコニアのどちらが良いでしょうか


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-12-10 18:54:52
>@保険医インプラントと、自費専門の歯科医、インプラント専門の歯科でのインプラントの違いを教えてください

別にその様な分け方で違いがあるとは思いません。
それぞれの歯科医による違いはあると思いますが、保険医だからとか自費医だからの違いはないと思います。




>A最近、インプラントの根の部分をチタンではなくジルコニアでされている歯科があると聞きました。
>メリットとデメリットを教えてもらいたい

インプラントのフィクスチャーはチタンだと思いますがジルコニア・アバットメントのことだと思いますが、金属色が透けて見えず審美的だという話です。




>B歯軋りがかなりあった場合、チタンとジルコニアのどちらが良いでしょうか

あまり関係がないと思います、それよりも上部構造咬合状態、側方滑走時の当たり方などの方が重要だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: どこさん
返信日時:2011-12-10 21:15:31
細見先生

お返事ありがとうございます。

@は理解しました。


Aですが、奥から2番目の歯なので、審美は気にしてません。

ジルコニアの方が、電磁波を感じないとあるHPに書いてありまし、インプラント先進国ではジルコニアに移行していると書いてありましたが、そうなんでしょうか?
また、チタンもジルコニアも電磁波という点では同じですか?



>>B歯軋りがかなりあった場合、チタンとジルコニアのどちらが良いでしょうか

>あまり関係がないと思います、それよりも上部構造咬合状態、側方滑走時の当たり方などの方が重要だと思います。

ありがとうございます。
てっきり、歯軋りがある私のようなタイプは、埋める人口歯根の部分をどれにするかが大事なのかと思っていました。

という事は、インプラント後に定期的に、咬合状態をメンテナンスしなければ長持ちしないんでしょうか?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-12-12 12:13:11
ジルコニアの方が、電磁波を感じないとあるHPに書いてありまし、インプラント先進国ではジルコニアに移行していると書いてありましたが、そうなんでしょうか?
>また、チタンもジルコニアも電磁波という点では同じですか?

電磁波に関しては正直な話、良く解っておりませんので、割愛させていただきます。



ジルコニアインプラントに関しては確かにインプラント先進国などでは採用されつつあるようです。

しかし、現在の日本においては主流ではありませんね。


僕がインプラントを始めたころ、「歯根膜のようにクッション性を持たせたインプラント」と言うのが出てきて、「これはいいな!」と思ったのですが、数年後には話題にもならなくなりましたね…。


今後ジルコニアが主流になっていく可能性は否定できませんが、少なくとも、現時点ではチタンインプラントに比べ(特に審美を気にしないのであれば)優位性は無いと考えております。



歯軋りがある私のようなタイプは、埋める人口歯根の部分をどれにするかが大事なのかと思っていました。

インプラントをどうこうするよりも、歯ぎしりの改善に取り組まれた方がよろしいかと思いますが、いかがでしょうか。

参考:ブラキシズム


回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-12-12 20:03:37
ジルコニアインプラントは主にチタンアレルギーのある患者さんとかの解決方法として考えられ、使われだしているのでは、と思います。

データの絶対量がチタンインプラントに比べると少ないので、今後の展開次第だと思います。



歯軋りがある場合、インプラントだけの問題ではなく、歯列全体の問題を起こす事が心配されます。

インプラントで治すことは、少なくとも残存歯の負担を減らす目的には叶うでしょうが、歯軋り対策にはなりません。


歯軋りがある場合、インプラントがどうなるのか?に関しては分からないと思われますが、これは天然歯もどうなるのか分からないのですから同じようなもので、インプラントだけで特別視するようなものじゃないんじゃないか、と私は考えています。

なので、タイヨウ先生の書かれているようにまずは歯軋りの治療を考えられることをお薦めします。



お大事に。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-12-12 20:15:26
>@保険医インプラントと、自費専門の歯科医、インプラント専門の歯科でのインプラントの違いを教えてください

A:大きな違いはありませんが、自費専門の医院の場合、多くが”根の治療の専門” だったり、”入れ歯の専門”だったりと、一つ又は少数の分野に絞った治療を行なっているパターンがあります。

良い場合もあるし悪い場合もあるし、どちらとも言えません。


保険の医院の場合、インプラントを行うケースが少ないと「おいおい、久しぶりのオペだなぁ!!」となってしまうケースもあれば 頻繁に手術をしているケースもありますし、この辺りはどっちが良いとか悪いとかは無いと思います。





>A最近、インプラントの根の部分をチタンではなくジルコニアでされている歯科があると聞きました。
>メリットとデメリットを教えてもらいたい

ジルコニアは整形外科ではずいぶん以前から骨の中に埋め込むのに使われてきておりますが・・・為害性が少ないとは言われているものの、機能的にどうなのか??は まだまだ未知数です。

インプラント先進国では使われ始めていますが、先進国で行なっていることが=安全な治療とも言い切れません。
先走っているだけの場合もあるので慎重になるべきかと考えます。




>B歯軋りがかなりあった場合、チタンとジルコニアのどちらが良いでしょうか

それはなんとも言えません。
埋める部分だけの問題ではないですし、歯並びやら生活習慣やらイロイロなところをみなければいけないでしょうから。

助言 助言1
助言者: ワインさん
助言日時:2011-12-14 07:47:55
タイヨウ先生
ご回答ありがとうございます。


松元先生
ご回答ありがとうございます。

ジルコニアインプラントは主にチタンアレルギーのある患者さんとかの解決方法として考えられ、使われだしているのでは、と思います。

情報ありがとうございます。
金属アレルギーがないので、安心しました。



タカタ先生
ご回答ありがとうございます。

@そうですよね。
自分らの仕事でも専門外だと、わからなかったり、うまく出来なかったりしますので、専門は大事ですね。

Aすごく参考になりました。
先進国というか諸外国で使われているものが日本人に合うか?という問題もありますよね。長く使われているチタンで今回はしたいと思います。

B最近自覚はしだしましたが、何せ今まで歯が丈夫(両親も含めて)と思っていたので、歯を大事にする習慣がありませんでした。
自分の歯をこれからは大事にしたいです。


本当にありがとうございました。



タイトル インプラント予定、ジルコニアとチタン・自費専門と保険歯科医の違い
質問者 どこさん
地域 非公開
年齢 48歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ インプラント治療法
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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