[写真あり] 根分岐部病変でフィステル。治療方法は? (アメリカ)
相談者:
tak8414さん (32歳:男性)
投稿日時:2011-12-23 08:52:21
お世話になっております。
以前、下記の内容で投稿させて頂いた米国滞在中の小澤と申します。
「レントゲンで歯の根が黒いのを確認したが半年後に帰国 (米国)」
前回歯の根のほうの鈍痛があり、診断してもらってから、抗生物質を呑み続けたところ数日で痛みは治まりました。
ただ、飲み始めてから大きなフィステルができ、診察から8日ほどたっても消えていなかったため、まだ治療はできないということになり、再び、抗生物質を処方していただき、1週間ほど様子を見ることとなりました。
その際に以下のような説明を受けました
・痛みは膿が内部でたまって出口がなく内部で圧迫していることからきていた
・今はフィステルとして外部に出ているため、痛みが消えただけ
・抗生物質が効いてくるとフィステルも引いてきて治療ができるようになる
・銀歯の中を見ないとわからないが、たぶん、レントゲン写真(添付)の赤い点線でかこったあたりに、ヒビか割れ目があることが原因(?)ではないか
・治療内容としては、抜歯が一番だが、なるべく保存したい・あるいは最悪日本に帰国する来年春以降までは延命させる方向を希望していることから、銀歯をとり赤い点線のところにあるであろうヒビを一旦きれいにふさげば延命は可能(かもしれない。あくまでも中をのぞいてみないとわからないが、という前提つき)
2点お伺いさせて頂きたいことが御座います。
・フィステルがあると治療ができない、というのはどういった理由からなのでしょうか。
私の英語力不足のせいか、こちらの先生に伺ったところ、とにかく治療が大変でできないといわれてしまい・・・
・保存の方法として考えられるオプションとしてはどのような形のものがあるのでしょうか。
ヒビがあれば塞ぐ、というのはこちらの先生からも伺ったのですが、仮に中を見たところ、赤い点線部にヒビがない、、、といったことになった場合、一般的にで結構なのですが、どういった手立てで保存・延命処置を行うことができるのでしょうか。
お忙しいところ恐縮ですが、もしお知恵を拝借できれば幸甚です。
何卒宜しくお願い申し上げます。
画像1 画像2
以前、下記の内容で投稿させて頂いた米国滞在中の小澤と申します。
「レントゲンで歯の根が黒いのを確認したが半年後に帰国 (米国)」
前回歯の根のほうの鈍痛があり、診断してもらってから、抗生物質を呑み続けたところ数日で痛みは治まりました。
ただ、飲み始めてから大きなフィステルができ、診察から8日ほどたっても消えていなかったため、まだ治療はできないということになり、再び、抗生物質を処方していただき、1週間ほど様子を見ることとなりました。
その際に以下のような説明を受けました
・痛みは膿が内部でたまって出口がなく内部で圧迫していることからきていた
・今はフィステルとして外部に出ているため、痛みが消えただけ
・抗生物質が効いてくるとフィステルも引いてきて治療ができるようになる
・銀歯の中を見ないとわからないが、たぶん、レントゲン写真(添付)の赤い点線でかこったあたりに、ヒビか割れ目があることが原因(?)ではないか
・治療内容としては、抜歯が一番だが、なるべく保存したい・あるいは最悪日本に帰国する来年春以降までは延命させる方向を希望していることから、銀歯をとり赤い点線のところにあるであろうヒビを一旦きれいにふさげば延命は可能(かもしれない。あくまでも中をのぞいてみないとわからないが、という前提つき)
2点お伺いさせて頂きたいことが御座います。
・フィステルがあると治療ができない、というのはどういった理由からなのでしょうか。
私の英語力不足のせいか、こちらの先生に伺ったところ、とにかく治療が大変でできないといわれてしまい・・・
・保存の方法として考えられるオプションとしてはどのような形のものがあるのでしょうか。
ヒビがあれば塞ぐ、というのはこちらの先生からも伺ったのですが、仮に中を見たところ、赤い点線部にヒビがない、、、といったことになった場合、一般的にで結構なのですが、どういった手立てで保存・延命処置を行うことができるのでしょうか。
お忙しいところ恐縮ですが、もしお知恵を拝借できれば幸甚です。
何卒宜しくお願い申し上げます。
画像1 画像2
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2011-12-23 09:24:14
小澤さん、おはようございます。
@私見ですが、フィステルは、内部の感染部の治療が進まなければ消失しないと思います。
申し訳ありませんが、お掛かりの先生が仰ることの主旨が私には判りかねます。
Aオプションになるかどうかは分かりませんが、コチラ
*根分岐部病変
のページの下の方をご参照いただけますと幸いです。
お大事に。
@私見ですが、フィステルは、内部の感染部の治療が進まなければ消失しないと思います。
申し訳ありませんが、お掛かりの先生が仰ることの主旨が私には判りかねます。
Aオプションになるかどうかは分かりませんが、コチラ
*根分岐部病変
のページの下の方をご参照いただけますと幸いです。
お大事に。
回答2
川崎歯科クリニック(中野区大和町)の川崎です。
回答日時:2011-12-23 12:29:10
こんにちわ。カワサキです。
異国の地で、ご心配ですね。
実際に診ていないので、はっきりと、回答しにくいのですが……
@ 「フィステルがあると、(根管充填・かぶせ物などの)治療ができない」あるいは「(根の治療の)治療が終わらない・進まない」という意味かもしれないです。
A 「パーフォレーションを塞ぐ」「根分岐部病変の分割そうは」など、オプションになるかどうか、想像します。
なんとか、歯が残るといいですね。お大事に。
異国の地で、ご心配ですね。
実際に診ていないので、はっきりと、回答しにくいのですが……
@ 「フィステルがあると、(根管充填・かぶせ物などの)治療ができない」あるいは「(根の治療の)治療が終わらない・進まない」という意味かもしれないです。
A 「パーフォレーションを塞ぐ」「根分岐部病変の分割そうは」など、オプションになるかどうか、想像します。
なんとか、歯が残るといいですね。お大事に。
回答3
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-12-23 15:28:44
相談者からの返信
相談者:
tak8414さん
返信日時:2011-12-24 16:20:36
いつも迅速にご連絡頂きありがとうございます。
また、返信が遅くなり大変申し訳ございませんでした。
小林先生、
なるほど、基本的には根本的に解決されるまではフィステルは残るものなのですね(ご指摘頂いてみてはじめて、確かに直らなければ膿は出続けるな、と納得いたしました)。
また、事前に確認すべきことであったとは思いますが、ご丁寧にリンクをシェア頂きありがとうございます。
非常にわかりやすいページで助かります。
こちらの先生がおっしゃっていたヒビがあれば塞ぐ・・・というのはエムドゲインに相当するのでしょうか・・・
川崎先生、
なるほど、確かに、かなり大きなフィステルであるため、そういった意味合いだったのかもしれません。
ただ、それにしても、フィステルがなくならない限り治療ができないとなると、来週も収まっていなければ延期・・・ということになってしまうのかも・・・と思うとやや不安です。
藤森先生、
根管治療が専門の先生ではないようですが、経験は多くあるとおっしゃっていましたので、信頼して診て頂いております。
歯周ポケットについては特にチェックはされていなかったので、言及はされてませんでした。。。
また、返信が遅くなり大変申し訳ございませんでした。
小林先生、
なるほど、基本的には根本的に解決されるまではフィステルは残るものなのですね(ご指摘頂いてみてはじめて、確かに直らなければ膿は出続けるな、と納得いたしました)。
また、事前に確認すべきことであったとは思いますが、ご丁寧にリンクをシェア頂きありがとうございます。
非常にわかりやすいページで助かります。
こちらの先生がおっしゃっていたヒビがあれば塞ぐ・・・というのはエムドゲインに相当するのでしょうか・・・
川崎先生、
なるほど、確かに、かなり大きなフィステルであるため、そういった意味合いだったのかもしれません。
ただ、それにしても、フィステルがなくならない限り治療ができないとなると、来週も収まっていなければ延期・・・ということになってしまうのかも・・・と思うとやや不安です。
藤森先生、
根管治療が専門の先生ではないようですが、経験は多くあるとおっしゃっていましたので、信頼して診て頂いております。
歯周ポケットについては特にチェックはされていなかったので、言及はされてませんでした。。。
回答4
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2011-12-24 16:38:17
小澤さん、ご返信ありがとうございます。
>ヒビがあれば塞ぐ
内部接着修復
・http://yamadashika.jugem.jp/?cid=193
のことでしょうか。
【※編集部注】
ここで記載されている接着修復は、『根管長測定器併用根管内部接着法』(根管内部接着法)という特殊な方法です。
詳細はこちらの相談の[回答6]をご覧下さい。
⇒ 歯の根元が割れているかもしれないと言われた
エムドゲインは、歯周組織の再生の手助けをする薬剤のことであって、歯そのものを治療するものではありません。
>ヒビがあれば塞ぐ
内部接着修復
・http://yamadashika.jugem.jp/?cid=193
のことでしょうか。
【※編集部注】
ここで記載されている接着修復は、『根管長測定器併用根管内部接着法』(根管内部接着法)という特殊な方法です。
詳細はこちらの相談の[回答6]をご覧下さい。
⇒ 歯の根元が割れているかもしれないと言われた
エムドゲインは、歯周組織の再生の手助けをする薬剤のことであって、歯そのものを治療するものではありません。
相談者からの返信
相談者:
tak8414さん
返信日時:2011-12-24 17:01:30
小林先生、
早速のご返信ありがとうございます!!
はい、ご指摘いただいた「内部接着修復」というもののようですね。色々と勘違いしておりました。。
こちらの先生を信頼はしているのですが、どうしても説明内容が理解しきれていない(英語であるためなのか、専門的な内容であるためなのか、、)ためか、色々と不安になってしまうため、事前にこうして勉強させて頂けると本当に有難いです。
ありがとうございます。
小澤
早速のご返信ありがとうございます!!
はい、ご指摘いただいた「内部接着修復」というもののようですね。色々と勘違いしておりました。。
こちらの先生を信頼はしているのですが、どうしても説明内容が理解しきれていない(英語であるためなのか、専門的な内容であるためなのか、、)ためか、色々と不安になってしまうため、事前にこうして勉強させて頂けると本当に有難いです。
ありがとうございます。
小澤
相談者からの返信
相談者:
tak8414さん
返信日時:2011-12-29 08:47:09
小澤です。
本日、再び行ってまいりました。
改めてレントゲンを取り直して違った角度から見て、拡大鏡をつけていざはじまりそうだったところ、先生は暫く考え込まれていて治療方針をまよわれているようでした。
(こちらの掲示板を通じてはじめてその存在を知った)Endodontistに診ていただいたほうがよいかと聞きましたところ、それも一つのいいオプションだといわれ、先生の知り合いのEndodontistを紹介して頂きました(来週にその方に診ていただくことになりました)。
コストは高くなるだろうとは言われてますが、それはやむをえないと思いますので、少しでも根を保存できるオプションを模索していきたいと思います。
色々とご相談にのってくださり、ありがとうございます。
本日、再び行ってまいりました。
改めてレントゲンを取り直して違った角度から見て、拡大鏡をつけていざはじまりそうだったところ、先生は暫く考え込まれていて治療方針をまよわれているようでした。
(こちらの掲示板を通じてはじめてその存在を知った)Endodontistに診ていただいたほうがよいかと聞きましたところ、それも一つのいいオプションだといわれ、先生の知り合いのEndodontistを紹介して頂きました(来週にその方に診ていただくことになりました)。
コストは高くなるだろうとは言われてますが、それはやむをえないと思いますので、少しでも根を保存できるオプションを模索していきたいと思います。
色々とご相談にのってくださり、ありがとうございます。
回答5
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-12-29 17:04:07
>先生は暫く考え込まれていて治療方針をまよわれているようでした
なる程、いい加減な事はやらない・・、信頼に値する立派な先生ですね。
診断が難しい症例だと予想してました。
なる程、いい加減な事はやらない・・、信頼に値する立派な先生ですね。
診断が難しい症例だと予想してました。
相談者からの返信
相談者:
tak8414さん
返信日時:2011-12-29 17:32:25
藤森先生、
はい、思っていらっしゃる率直なところを説明してくださるので、非常に信頼しております。
今後はEndodontistに診ていただく中で、最適な対応策を検討していきたいとありがとうございます。
ありがとうございました。
小澤
はい、思っていらっしゃる率直なところを説明してくださるので、非常に信頼しております。
今後はEndodontistに診ていただく中で、最適な対応策を検討していきたいとありがとうございます。
ありがとうございました。
小澤
タイトル | [写真あり] 根分岐部病変でフィステル。治療方法は? (アメリカ) |
---|---|
質問者 | tak8414さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 32歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 その他(写真あり) アメリカ(米国) 根分岐部病変 歯根破折 歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。