これ以上全く削らずにクラウンにすることは可能か? (長文)

相談者: ぷんぷんさん (22歳:女性)
投稿日時:2012-04-21 20:17:26
参考:過去のご相談
歯内療法の専門医で再根管治療しているのに酷い痛みと顔の腫れ



少々長くなりますが、どうしても聞いて頂きたいです。
現在矯正治療に備えて左上2番を再根管治療中です。


根管治療はまだ大分長くかかりそうですが、最近治療後に被せるクラウンのことで非常に悩み果てています。

再根管治療中の左上2番はコアは入れずにレジン充填をして根管治療後の穴を塞いで自歯を小さく削りクラウンを被せていました。
現在は再根管治療中なので仮歯が入っています。


実は、この左上2番は以前抜髄をした歯科医院では根管治療後レジン充填をしてそのまま自歯を残した状態のままにしてくださいました。
治療後は変色もなかったし、自歯の歯質は根管治療後の穴以外は全く健在だったからです。


ところが、検診の目的で一年後に他の歯科医院へ行ったときに、左上4番の小さなレジン充填の変色が気になることを伝えたはずが、医師が勘違いをして左上2番の無髄歯を小さく削ってしまいました。
あり得ないことですが実話です。


私はそのときは、気の小さな大学一年生(笑;)だったこともあり、かなりのショックを受けましたが怒ったりすることができず、また、無髄歯はいずれ変色してしまうかもしれなかったし…と思い直して、そのまま保険のクラウンを被せて治療を終えました。

そのまま4年間過ごしてきましたが、最近2回目の矯正治療を考えだしたことをきっかけに状態があまりよくないと言われた左上2番の再根管治療をするにあたり、クラウンを外したことで、小さくなった自歯を見て4年前のショックが蘇ってきました。


さらに、このサイトなどを見て分かったことですが、自歯が多く残っている場合にはインターナルブリーチが非常に有効であるとのこと…。
私はここ2週間ほど食欲がなくなるくらい落ち込んでしまい、3キロ痩せてしまいました。(実話です;笑)仕事中も歯の事ばかり考えてしまってどうしようもありません。

しかし、今更悲しんだところで削られた歯はもどりません。

そこで、このやりきれない気持ちを持ち直して、せめてどうにか左上2番の現在残っている歯質をこれ以上は減らしたくないと思っている次第です。


根管治療が終わったら、今までのようにコアは入れずに自歯に保険のクラウンを被せて矯正治療を始めたいと思っています。

しかし、これから先のことを考えると、


【1】クラウンの変色などで作り変える度に自歯は少しずつ減っていってしまうのでしょうか?

また、
【2】このままコアを入れずに保険のもの以外のクラウン(金属を使用しないもの)を自歯に被せることは可能なのでしょうか?

【3】1に関して、これ以上は少しも自歯を減らしたくないと切望しています。何かこれから先クラウンを作り変えるときのために、自歯を全く減らさないようにするための手立てはないのでしょうか?
例えば、自歯を何か丈夫な素材でコーティングする等…(完全なる自分の考えです;)


とにかくこれ以上左上2番の自歯を減らしたくないのです。今更誤って私の歯を削ってしまった医師を恨んでも仕方のないことですし、このやりきれない気持ちを立て直すためには、せめて今残っている自歯をこのままの状態で一生残すくらいの気持ちでいたいのです。

どんな情報でも結構ですので、教えて頂けないでしょうか。


また、これから保険のクラウンを入れて矯正治療をし、矯正終了後に保険外のクラウンを被せるとして、保険のクラウンを除去するときに自歯が減ってしまうとしたら、

【4】現在の状態のような仮歯の状態のまま矯正治療を始めることは可能でしょうか?


長くなりましたが、全てお読み頂けたこととても有難く思います。
どうぞ宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-04-21 23:32:46
>【1】クラウンの変色などで作り変える度に自歯は少しずつ減っていってしまうのでしょうか?


少しは残っている歯を削ることになると思います。



>【2】このままコアを入れずに保険のもの以外のクラウン(金属を使用しないもの)を自歯に被せることは可能なのでしょうか?

残存歯の状態がどうかは分かりませんが一般的には適切な支台築造をした方が歯の寿命は長いと思います。


>【3】1に関して、これ以上は少しも自歯を減らしたくないと切望しています。
>何かこれから先クラウンを作り変えるときのために、自歯を全く減らさないようにするための手立てはないのでしょうか?

はっきり言ってないと思います。


>【4】現在の状態のような仮歯の状態のまま矯正治療を始めることは可能でしょうか?

可能です。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-04-22 00:48:40
なかなか長い文章でした。
さて・・・

【1】クラウンの変色などで作り変える度に自歯は少しずつ減っていってしまうのでしょうか?

A:クラウンを作り替える際には多かれ少なかれ自分の歯を削って形を整えますからどんなに慎重に作業をしたとしても数十ミクロン単位で削ることになります。



【2】このままコアを入れずに保険のもの以外のクラウン(金属を使用しないもの)を自歯に被せることは可能なのでしょうか?

A:技術的には可能かもしれませんが、それが歯の予後に悪影響を及ぼす可能性は無視出来ません。



【3】1に関して、これ以上は少しも自歯を減らしたくないと切望しています。何かこれから先クラウンを作り変えるときのために、自歯を全く減らさないようにするための手立てはないのでしょうか?
例えば、自歯を何か丈夫な素材でコーティングする等…(完全なる自分の考えです;)

A:予防に努めることが重要です。歯医者がいじくればいじくる程に歯の寿命は短くなる傾向にありますから 歯医者に触られなくてすむように予防に力を入れましょう。



【4】現在の状態のような仮歯の状態のまま矯正治療を始めることは可能でしょうか?

A:実際、仮歯の状態で矯正治療を行うことはあります。
ただ、矯正期間中に絶対外れないことが条件です。
途中で外れてしまうと矯正装置そのもののつけ直しが必要になるケースがあるので矯正期間中に仮歯が外れさえしなければ可能だと思います。




タイトル これ以上全く削らずにクラウンにすることは可能か? (長文)
質問者 ぷんぷんさん
地域 非公開
年齢 22歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ クラウン(差し歯・被せ)その他
歯医者への不満・グチ
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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