歯槽骨が溶けているかどうかは判断が分かれる場合が多い?
相談者:
ヒロユキさん (26歳:男性)
投稿日時:2012-05-17 02:23:29
参考:過去のご相談
※左上7番抜歯後に放置した場合、8番はどう動くか?
昨日も他の質問をしたのですが、どうしても心配な事があり、もう1つここの先生方に質問したいです。
少し前に抜髄済み上7番の銀歯のカバーが外れ、その歯が若干グラグラしていたので自分の指で触っていたら、歯茎が腫れてきました。
それで昔から行っていたA歯科医院でレントゲンを取ったところ
「歯槽骨が溶けている様子は全くないから、歯根破折の可能性がある、抜歯しないといけないかもしれない」
と診断されました。
レントゲンは全体を撮った物と、7番周辺をアップで撮った物。
私も先生と一緒に7番の歯根の周りに溶ける事なく歯槽骨が白く写っているのを確認しました。
その時点では7番を抜歯しても、8番が綺麗に残っているからそれを利用すれば良いと先生と話をしていました。
ところが、昨日セカンドオピニオンで他のB歯科医院でレントゲン診断してもらったのですが、それは全く違う診断結果でした。
7番の根っこの先を丸く覆うようにして歯槽骨が病変して溶けいると。
それもかなり大きいと言われました。
そのレントゲン写真、私も見たのですが、歯槽骨と病変している部分が白黒でハッキリしているものではなかったので(歯茎が全体的に黒く写っている写真だった)、私にはよくわかりませんでした。
しかもその先生には、さらに隣の6番(抜髄済み)も同じ状態だと言われてしまいました。
7番と共に6番も抜歯しないといけないかもしれないと。
ショックでした。
これだと最初に診察してもらった先生とでは、今後の治療(抜く本数も)が大きく違ってきます。
最初の先生は歯槽骨は全く溶けていないと言い、次の先生は歯槽骨が大きく溶けている(しかも2本)と言います。
今、どっちの先生を信じていいのか混乱しています。
最終的には自己責任で判断するしかないとは思ってますが、あまりに対照的過ぎて判断が難しいです。
小さな溶け具合の判断なら意見が分かれるのは理解できるのですが……。
まさか歯槽骨が1週間の内に、一気に大きく溶けるなんて事はないでしょうし。
歯槽骨が溶けているかどうかという診察は、歯医者さんによってそんなにも違ってくるものなのでしょうか?
※左上7番抜歯後に放置した場合、8番はどう動くか?
昨日も他の質問をしたのですが、どうしても心配な事があり、もう1つここの先生方に質問したいです。
少し前に抜髄済み上7番の銀歯のカバーが外れ、その歯が若干グラグラしていたので自分の指で触っていたら、歯茎が腫れてきました。
それで昔から行っていたA歯科医院でレントゲンを取ったところ
「歯槽骨が溶けている様子は全くないから、歯根破折の可能性がある、抜歯しないといけないかもしれない」
と診断されました。
レントゲンは全体を撮った物と、7番周辺をアップで撮った物。
私も先生と一緒に7番の歯根の周りに溶ける事なく歯槽骨が白く写っているのを確認しました。
その時点では7番を抜歯しても、8番が綺麗に残っているからそれを利用すれば良いと先生と話をしていました。
ところが、昨日セカンドオピニオンで他のB歯科医院でレントゲン診断してもらったのですが、それは全く違う診断結果でした。
7番の根っこの先を丸く覆うようにして歯槽骨が病変して溶けいると。
それもかなり大きいと言われました。
そのレントゲン写真、私も見たのですが、歯槽骨と病変している部分が白黒でハッキリしているものではなかったので(歯茎が全体的に黒く写っている写真だった)、私にはよくわかりませんでした。
しかもその先生には、さらに隣の6番(抜髄済み)も同じ状態だと言われてしまいました。
7番と共に6番も抜歯しないといけないかもしれないと。
ショックでした。
これだと最初に診察してもらった先生とでは、今後の治療(抜く本数も)が大きく違ってきます。
最初の先生は歯槽骨は全く溶けていないと言い、次の先生は歯槽骨が大きく溶けている(しかも2本)と言います。
今、どっちの先生を信じていいのか混乱しています。
最終的には自己責任で判断するしかないとは思ってますが、あまりに対照的過ぎて判断が難しいです。
小さな溶け具合の判断なら意見が分かれるのは理解できるのですが……。
まさか歯槽骨が1週間の内に、一気に大きく溶けるなんて事はないでしょうし。
歯槽骨が溶けているかどうかという診察は、歯医者さんによってそんなにも違ってくるものなのでしょうか?
[過去のご相談]
回答1
飯田歯科(堺市南区)の飯田です。
回答日時:2012-05-17 04:23:52
ヒロユキさん、おはようございます。
≫まさか歯槽骨が1週間の内に一気に大きく溶けるなんて事はないでしょうし。
急性の症状があれば可能性はあります。
例えば、腫れたり膿が出たり・・、ただし、今回の6番は症状が現在ないのでその可能性はありませんね。
それを考慮すると、レントゲンの読影判断のミスをどちらかの先生がしていると思います。
実際にレントゲンを拝見していませんので判断はできませんが、根の先に病変があるのですぐに抜歯の判断は有り得ないかもしれません。実は他の要因があるかもしれませんので、よく確認されてご相談されてはいかがでしょうか?
≫A歯科医院でレントゲンを取ったところ
≫「歯槽骨が溶けている様子は全くないから、歯根破折の可能性がある、抜歯しないといけないかもしれない」
≫と診断されました。
確実に抜歯が必要な歯根破折であれば歯槽骨が溶けてしまうことが多いです。
しかし、症状がある歯であれば現時点でレントゲンに反映されていない可能性もあります。
治療を進めていく状況で抜歯の可能性があることを事前に承諾を得たいために説明しただけかもしれませんね。
今回の文章だけでの判断は困難ですが、すぐに2本抜歯のB歯科医院よりもA歯科医院でもう一度ご相談されるか、別の病院でセカンドオピニオンを求めるかのどちらかをお勧め致します。
ご参考になりましたら幸いです。
≫まさか歯槽骨が1週間の内に一気に大きく溶けるなんて事はないでしょうし。
急性の症状があれば可能性はあります。
例えば、腫れたり膿が出たり・・、ただし、今回の6番は症状が現在ないのでその可能性はありませんね。
それを考慮すると、レントゲンの読影判断のミスをどちらかの先生がしていると思います。
実際にレントゲンを拝見していませんので判断はできませんが、根の先に病変があるのですぐに抜歯の判断は有り得ないかもしれません。実は他の要因があるかもしれませんので、よく確認されてご相談されてはいかがでしょうか?
≫A歯科医院でレントゲンを取ったところ
≫「歯槽骨が溶けている様子は全くないから、歯根破折の可能性がある、抜歯しないといけないかもしれない」
≫と診断されました。
確実に抜歯が必要な歯根破折であれば歯槽骨が溶けてしまうことが多いです。
しかし、症状がある歯であれば現時点でレントゲンに反映されていない可能性もあります。
治療を進めていく状況で抜歯の可能性があることを事前に承諾を得たいために説明しただけかもしれませんね。
今回の文章だけでの判断は困難ですが、すぐに2本抜歯のB歯科医院よりもA歯科医院でもう一度ご相談されるか、別の病院でセカンドオピニオンを求めるかのどちらかをお勧め致します。
ご参考になりましたら幸いです。
回答2
宇藤歯科医院(町田市)の宇藤です。
回答日時:2012-05-17 06:30:57
おはようございます。
>歯槽骨が溶けているかどうかという診察は、歯医者さんによってそんなにも違ってくるものなのでしょうか?
撮影の角度、レントゲンの解像度などで写り方が違ってきますので、その当たりで意見が違ったのかもしれません。
しかし、あまりのも違いますのでもう一人他の先生の意見を聞いたほうが良いかもしれません。
以上参考になさって下さい。
>歯槽骨が溶けているかどうかという診察は、歯医者さんによってそんなにも違ってくるものなのでしょうか?
撮影の角度、レントゲンの解像度などで写り方が違ってきますので、その当たりで意見が違ったのかもしれません。
しかし、あまりのも違いますのでもう一人他の先生の意見を聞いたほうが良いかもしれません。
以上参考になさって下さい。
回答3
岡歯科(宮崎市橘通西)の岡です。
回答日時:2012-05-17 08:17:04
セカンドオピニオンを求めたのは、昔から通っているA先生の説明が納得いかなかったからですか?
文章を読むかぎりは、丁寧な診察をされるいい先生だと思ったのですが…
(∩_∩)
臼歯部では、歯槽骨の状態(歯の周りの骨)が通常のレントゲンでは分かりにくいときもあります。
なので宇藤先生が言われる通り、意見が違ってきたのかもしれません。
確実なのはCTを撮ってもらう事です。
ヒロユキさんがはっきりさせたいならCTを撮ってくれて、診断してくれる医院を探すしかないでしょう。
個人的にはA先生に診ていただいた方がいいと思いますけど。
お大事に。
文章を読むかぎりは、丁寧な診察をされるいい先生だと思ったのですが…
(∩_∩)
臼歯部では、歯槽骨の状態(歯の周りの骨)が通常のレントゲンでは分かりにくいときもあります。
なので宇藤先生が言われる通り、意見が違ってきたのかもしれません。
確実なのはCTを撮ってもらう事です。
ヒロユキさんがはっきりさせたいならCTを撮ってくれて、診断してくれる医院を探すしかないでしょう。
個人的にはA先生に診ていただいた方がいいと思いますけど。
お大事に。
回答4
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2012-05-17 08:44:46
ご相談ありがとうございます。
私も今の年齢ならば、できるだけ歯を残すチャンスを探したいと思います。
レントゲンは写し方や、撮影時期などによって見え方が変わってくる事もあります。
かかりつけの先生の方が歯を残す可能性を追求してくれそうならば、そこを主治医として、3人目の歯科医師に検査と診断をお願いして参考にする方法がいいかもしれません。
私も今の年齢ならば、できるだけ歯を残すチャンスを探したいと思います。
レントゲンは写し方や、撮影時期などによって見え方が変わってくる事もあります。
かかりつけの先生の方が歯を残す可能性を追求してくれそうならば、そこを主治医として、3人目の歯科医師に検査と診断をお願いして参考にする方法がいいかもしれません。
回答5
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2012-05-17 09:28:08
岡先生の
「確実なのはCTを撮ってもらう事です。」
に同意です。
宇藤先生、さがら先生が書かれているように
「レントゲンは写し方や、撮影時期などによって見え方が変わってくる事もあります。」
からです。
「確実なのはCTを撮ってもらう事です。」
に同意です。
宇藤先生、さがら先生が書かれているように
「レントゲンは写し方や、撮影時期などによって見え方が変わってくる事もあります。」
からです。
回答6
回答日時:2012-05-17 12:28:03
下の奥歯は骨の構造上色々重なって写りますので、普通のレントゲンだと骨の形態が把握しづらいです。
撮影条件とかコントラストの調整とか色々やって、出来れば少しだけ角度を変えた2枚以上のデンタル(アップで撮る方法)から熟練した専門家がなんとか想像する、という部位なので、こういうことは多々起こってしまいますね。
骨に関しては意見が分かれた場合、大抵は悪い方が正解のことが多いのではないでしょうか。
確定診断のためにCTが必要とまでは言い切れないにしても、患者さん自身もよく理解出来る、と言う意味で私ならCTを撮りたくなりますが、保険では出来ませんね。
撮影条件とかコントラストの調整とか色々やって、出来れば少しだけ角度を変えた2枚以上のデンタル(アップで撮る方法)から熟練した専門家がなんとか想像する、という部位なので、こういうことは多々起こってしまいますね。
骨に関しては意見が分かれた場合、大抵は悪い方が正解のことが多いのではないでしょうか。
確定診断のためにCTが必要とまでは言い切れないにしても、患者さん自身もよく理解出来る、と言う意味で私ならCTを撮りたくなりますが、保険では出来ませんね。
相談者からの返信
相談者:
ヒロユキさん
返信日時:2012-05-17 20:27:13
飯田先生、宇藤先生、岡先生、さがら先生、櫻井先生、渡辺先生、疑問に丁寧に答えて頂き本当にありがとうございます。
今日さっそく3件目の歯医者さんに行って診断してもらいました。
その結果、やはり6番7番の根っこに丸く影がある事を先生の説明と共に私も確認しました。
そこは保険内で治療している医院さんなのですが、事情を話すと、丁寧に30分以上も時間をとって説明してくださいました。
お陰で私の中の不安も随分と軽減されました。
これからはその医院さんに通院して、根管治療をしてもらおうと思います。
難しい根管再治療ですので歯の治療の結果は今後どうなるかは分かりませんが、ここのサイトに相談した事で物事が良い方向に進んだと感じています。
何より精神的に楽になりました。
これは本当に大きな事だと今実感しています。
ありがとうございました。
今日さっそく3件目の歯医者さんに行って診断してもらいました。
その結果、やはり6番7番の根っこに丸く影がある事を先生の説明と共に私も確認しました。
そこは保険内で治療している医院さんなのですが、事情を話すと、丁寧に30分以上も時間をとって説明してくださいました。
お陰で私の中の不安も随分と軽減されました。
これからはその医院さんに通院して、根管治療をしてもらおうと思います。
難しい根管再治療ですので歯の治療の結果は今後どうなるかは分かりませんが、ここのサイトに相談した事で物事が良い方向に進んだと感じています。
何より精神的に楽になりました。
これは本当に大きな事だと今実感しています。
ありがとうございました。
タイトル | 歯槽骨が溶けているかどうかは判断が分かれる場合が多い? |
---|---|
質問者 | ヒロユキさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 26歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯がグラグラする 歯茎(歯ぐき)の腫れ その他(診断) 根の病気(根尖病変・根尖病巣) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。