歯石除去の通院回数を短くできないのは保険の決まりですか

相談者: TAMEYAさん (59歳:男性)
投稿日時:2012-05-26 13:43:26
ここ2〜3年、毎年数か月通院しています。
ほとんどの歯が歯周病麻酔歯茎内の石を取っています。

1週間ごとに通院で、3ヶ月程度通院しています。

歯石取り保険の縛りで、1回でまとめて治療できないらしくて、左右上下で6ブロックに分けて、1回で1ブロック。
したがって最低でも6週間必要とのこと。

この、1週間ごとの通院を1週間に2回にすれば半分の期間で終了するのですが、これは可能ですか?

保険の縛りは、通院間隔も指定されていますか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2012-05-26 13:51:33
TAMEYAさん、こんにちは。

文面にあるような治療での通院間隔は、保険では指定はありません(条件が変わると出てくる場合があります)。

それより気になるのは、歯周病の状態は如何ですか?
毎年一回、6週間(かそれ以上)かけて麻酔して歯石を取り、次に行くのはまた1年後というのは、もしかすると持続的に歯周病が進行している恐れがあるような・・・。

担当医にそのあたりも確認してみることをおすすめします。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-05-26 14:18:58
TAMEYA さん、こんにちは。

歯石取りを6ブロックに分けるので、週に1回で6週間掛かる通院期間がご不満なのでしょうか。

>ほとんどの歯が歯周病で・・・

歯周病への対応として、通院の回数や1クールの期間を短縮することは、何らメリットは無いような気がします。


森永先生も仰っていますが、お掛かりになる歯科医院と、TAMEYA さんご自身の歯周病の状態について、ご自身でのブラッシングや食事法について、メンテナンスを含む通院間隔について、よくディスカッションされることをお勧めします。

僅か6回の歯石除去の後、1年近くも放置すれば、歯周病の進行を抑制することは難しいかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: TAMEYAさん
返信日時:2012-05-26 14:32:03
森永先生、小林先生、御回答ありがとうございます

歯石除去の後、ポケットの深いところは、抗生物質塗布があります。
これが、1週間ごとで1クール4回。
2クールまで、認められているらしくて、これで、4+4で8週間。

この抗生物質塗布も保険の縛りがあるのですか?
1週間に2回塗布は違反でしょうか?

したがって、歯石除去の6週間+8週間で計14週間。

間に検査があるので、合計で16週間前後かかります。
短かく、できるのならしたいです。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-05-26 15:53:03
確かにブロック別にやりますが、通常は片顎1回づつ行います。

片顎なので3ブロックを一日にやることになります。
都合2回で6ブロックを行います。

その後検査をして良好ならば終了となります。
検査の結果ポケットの量が改善されない場合スケーリング ルートプレーニングを行います。


保険点数の計上は1ブロック66点(現在)と1/3顎超えているので38×2の計上となります。


想像ですが、1/3顎超えると点数が減るのであえて分けているのではと思えます。

それとも一回あたりの時間がどの程度なのかはわかりませんが、非常に歯石の量が多く一日で片顎終了できない場合はもう少し細かく分けることがあるのかもしれません。

ただ、あくまでも歯石除去です。
根面のスケーリング ルートプレーニングはこの段階では行えません。

ただ、できれば歯肉の変化を確認したいので歯石除去をして次の歯石除去までは1週間は空けた方がいいと私は思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: TAMEYAさん
返信日時:2012-05-26 16:12:42
田部先生御回答ありがとうございます

歯科治療全般ですが、なぜ1回でまとめてやらないのでしょうか?
保険の関係で1回は極端として、2回ならいいのでは?
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-05-26 16:58:54
歯科治療全般ですが、なぜ1回でまとめてやらないのでしょうか?

ムシ歯の治療も含めてということですか?

軽度なムシ歯の場合は一日で終わると思います。

ただ、痛みがでてすぐこられる方はいいのですが、時間の都合とか少し我慢をして耐えきれなくなってこられる方もおられます。進行したムシ歯の場合一日で終わる状態にないこともあります。(単につめて終わりの処置で終わらない。)



 基本的な流れとして

1:緊急的な処置(痛みの除去)
2:歯周疾患のコントロール
3:ムシ歯の処置
4:欠損補綴

という流れになります。

口腔一単位の考えに基づいて現在は治療計画を立てるので、一回で終わるのは難しいかもしれません。

ただ、この点に関してよく話題上るのですが、いくつもの治療を集中して一日に終わった方が、かかる経費としては少なくなります。



歯石除去に関してですが、一回でやろうとすると患者さん一人当たりにかかる時間が長くなり、患者さんにとって苦痛となる場合があります。

少ない場合はいいのですが。

ただ、一日で全顎実施することは我々の地域では保険上通らないことがありました。
私はそれがあってから少なくとも2回に分けています。

都合初日検査+片顎の除石、2日目残りの除石、3日目検査となり3回は少なくとも通うことになると思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: TAMEYAさん
返信日時:2012-05-26 17:16:29
田部先生、たびたびの御回答ありがとうございます。

そうですね、歯石除去も6ブロックに分けて、1ブロックでも2〜3日は痛いですから、何ブロックもまとめてやったら、痛くて食事もできませんね。



タイトル 歯石除去の通院回数を短くできないのは保険の決まりですか
質問者 TAMEYAさん
地域 非公開
年齢 59歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯周病(歯槽膿漏)治療
スケーリング(歯石取り)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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