高齢・不整脈あり。ルートプレーニングができない場合の歯周病治療
相談者:
キャシーさん (77歳:女性)
投稿日時:2012-12-31 11:23:32
毎度、大変お世話になり誠にありがとうございます。
現在、ConcoolジェルコートFとコンクールFを使って歯ブラシをしています。
歯周病専門医から麻酔を使用してルートプレーニングを勧められましたが高齢で不整脈の為、麻酔は不可能でルートプレーニングは、一切できずそのままになっています。
ブラシングは、一日3回実行しています。
現在、17本の歯がありますが、前歯の2本《中切歯と側切歯》がすこし歯並がずれてきています。
これを改良する方法はございますか。
麻酔を使用しなくても出来る歯のプラークのクリーニングは、した方がよろしのでしょうか。
ご多忙中、大変恐縮でございますが、具体的なご回答を頂ければ非常に幸いでございます。
以上、何卒よろしくお願い申しあげます。
敬具
キャシー
現在、ConcoolジェルコートFとコンクールFを使って歯ブラシをしています。
歯周病専門医から麻酔を使用してルートプレーニングを勧められましたが高齢で不整脈の為、麻酔は不可能でルートプレーニングは、一切できずそのままになっています。
ブラシングは、一日3回実行しています。
現在、17本の歯がありますが、前歯の2本《中切歯と側切歯》がすこし歯並がずれてきています。
これを改良する方法はございますか。
麻酔を使用しなくても出来る歯のプラークのクリーニングは、した方がよろしのでしょうか。
ご多忙中、大変恐縮でございますが、具体的なご回答を頂ければ非常に幸いでございます。
以上、何卒よろしくお願い申しあげます。
敬具
キャシー
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-12-31 11:45:45
ブラッシングによるプラークコントロールは歯周病治療の基本です。
歯科医の行う歯周病治療は口腔内にプラークコントロールつまり歯磨きをし易い状態を作ってやることです。
プラークコントロールをしやすい状態にするためにもルートプレーニングは受けられたほうがいいと思います。
個人的には不整脈があっても麻酔は可能だと思いますが、麻酔無しで出来る程度のスケーリングを何度も行うのも効果的だと思います。
歯科医の行う歯周病治療は口腔内にプラークコントロールつまり歯磨きをし易い状態を作ってやることです。
プラークコントロールをしやすい状態にするためにもルートプレーニングは受けられたほうがいいと思います。
個人的には不整脈があっても麻酔は可能だと思いますが、麻酔無しで出来る程度のスケーリングを何度も行うのも効果的だと思います。
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2012-12-31 11:54:04
ご相談ありがとうございます。
ブラッシングはとても重要です。
しかし自己流では効果はありません。
特に皆さんは「歯」を磨いてしまいます。
これは間違いの元です。
歯周病は「歯」ではなく、歯肉をきれいにします。
歯肉とその下の骨を守ることによって、歯が抜けないように、膿が出ないように、等々の良い結果を引き出します。
そして歯周病が悪化していれば、ポケットの中もできるだけきれいにするブラッシングをします。
そのブラッシングが届かない部分を我々がお手伝いする,という順番で、お互いに協力して治していきます。
一日1回でも正しくできれば大丈夫です。
習いましょう、そして、毎回その検証を歯科医院で受けましょう。
ブラッシングはとても重要です。
しかし自己流では効果はありません。
特に皆さんは「歯」を磨いてしまいます。
これは間違いの元です。
歯周病は「歯」ではなく、歯肉をきれいにします。
歯肉とその下の骨を守ることによって、歯が抜けないように、膿が出ないように、等々の良い結果を引き出します。
そして歯周病が悪化していれば、ポケットの中もできるだけきれいにするブラッシングをします。
そのブラッシングが届かない部分を我々がお手伝いする,という順番で、お互いに協力して治していきます。
一日1回でも正しくできれば大丈夫です。
習いましょう、そして、毎回その検証を歯科医院で受けましょう。
回答3
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2012-12-31 18:54:49
キャシー さん、こんばんは。
>高齢で不整脈の為、麻酔は不可能でルートプレーニングは、一切できずそのままになっています
お掛かりの歯科医院とディスカッションを重ね、今出来ることは何なのか、よく理解し、実践なさってくださることをお勧めします。
>高齢で不整脈の為、麻酔は不可能でルートプレーニングは、一切できずそのままになっています
お掛かりの歯科医院とディスカッションを重ね、今出来ることは何なのか、よく理解し、実践なさってくださることをお勧めします。
回答4
回答日時:2013-01-02 08:40:36
キャシーさん
おはようございます。
諸先生方に賛成です。
歯ブラシは続けてください。
ブラッシング方法は歯科医院でご相談してみてください。
表現が適切かどうかわかりませんが、麻酔をせずに、痛みがなくできる程度のディープスケーリング(ルートプレーニングとスケーリングの間)をおこなっていくのは良いのではないでしょうか?
担当の先生にご相談してみてください。
おはようございます。
諸先生方に賛成です。
歯ブラシは続けてください。
ブラッシング方法は歯科医院でご相談してみてください。
表現が適切かどうかわかりませんが、麻酔をせずに、痛みがなくできる程度のディープスケーリング(ルートプレーニングとスケーリングの間)をおこなっていくのは良いのではないでしょうか?
担当の先生にご相談してみてください。
回答5
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2013-01-02 16:53:45
>前歯の2本《中切歯と側切歯》がすこし歯並がずれてきています。これを改良する方法はございますか
中切歯と側切歯の歯並びがずれてきた原因を診断してもらってください。
キャシーさんのご年齢でよくあることは、奥歯の支え自体が弱くなってきたり、姿勢が悪くなってきたため、前歯に下の歯がよく当たるようになりそれが反映された結果であることが想像されます。
担当医とよく相談されると必ずいい案が出てくると思います。
また、
見た目も重要ですが、歯茎に慢性の炎症があることはお身体にとっても徐々に負担になってきます。
一度に歯周病を改善することは、いい面もありますが、リスクも伴います。
少しずつできる範囲から歯茎を引き締めていき、最終的に慢性の炎症部位をなくし、歯の動きがなくなるように、時間をかけて歯周治療を進めてもらう方法も検討いただくように主治医にお願いしてみてください。
歯周治療の方法はいろいろな方法がありますから、専門家と根気よくタッグを組んで進めていくことが望まれます。
中切歯と側切歯の歯並びがずれてきた原因を診断してもらってください。
キャシーさんのご年齢でよくあることは、奥歯の支え自体が弱くなってきたり、姿勢が悪くなってきたため、前歯に下の歯がよく当たるようになりそれが反映された結果であることが想像されます。
担当医とよく相談されると必ずいい案が出てくると思います。
また、
見た目も重要ですが、歯茎に慢性の炎症があることはお身体にとっても徐々に負担になってきます。
一度に歯周病を改善することは、いい面もありますが、リスクも伴います。
少しずつできる範囲から歯茎を引き締めていき、最終的に慢性の炎症部位をなくし、歯の動きがなくなるように、時間をかけて歯周治療を進めてもらう方法も検討いただくように主治医にお願いしてみてください。
歯周治療の方法はいろいろな方法がありますから、専門家と根気よくタッグを組んで進めていくことが望まれます。
回答6
回答日時:2013-01-03 00:47:02
こんばんは。
確かに、一般的には局所麻酔は使用された方が確実に効果が出やすいと思いますし、出来るなら使える方がいいとは思います。
(プラークコントロールが最重要なのは大前提)
基本的には専門的な指導の下の徹底したプラークコントロールのみでもかなりいいところまでは大丈夫だと思いますよ。
>麻酔を使用しなくても出来る歯のプラックのクリーニングは、した方がよろしのでしょうか。
した方がいいと思います。
実は自分でも色々と思うところがあって、開院以来出来るだけ麻酔を使わない様な歯周治療には取り組んできているのですが、結論としては「大体」なんとかなっている様に思います。
具体的なポイントとして、お住まいの地域では役に立たない情報の可能性があるのですが、医院での超音波スケーラーやマイクロスコープの使用でかなり可能性が拡がっている様な感じがあります。
ただこれはかなりアドバンスな使用方法(マイクロスコープで歯周ポケットの中を確認しながら超音波を使用する)になると思いますし、当院もまだまだ発展途上ですが、理屈の上では麻酔の使用は必須ではないと言っても大丈夫そうだと個人的には感じています。
・・それでも出来れば使いたい場面は確かにありますけどね。
確かに、一般的には局所麻酔は使用された方が確実に効果が出やすいと思いますし、出来るなら使える方がいいとは思います。
(プラークコントロールが最重要なのは大前提)
基本的には専門的な指導の下の徹底したプラークコントロールのみでもかなりいいところまでは大丈夫だと思いますよ。
>麻酔を使用しなくても出来る歯のプラックのクリーニングは、した方がよろしのでしょうか。
した方がいいと思います。
実は自分でも色々と思うところがあって、開院以来出来るだけ麻酔を使わない様な歯周治療には取り組んできているのですが、結論としては「大体」なんとかなっている様に思います。
具体的なポイントとして、お住まいの地域では役に立たない情報の可能性があるのですが、医院での超音波スケーラーやマイクロスコープの使用でかなり可能性が拡がっている様な感じがあります。
ただこれはかなりアドバンスな使用方法(マイクロスコープで歯周ポケットの中を確認しながら超音波を使用する)になると思いますし、当院もまだまだ発展途上ですが、理屈の上では麻酔の使用は必須ではないと言っても大丈夫そうだと個人的には感じています。
・・それでも出来れば使いたい場面は確かにありますけどね。
タイトル | 高齢・不整脈あり。ルートプレーニングができない場合の歯周病治療 |
---|---|
質問者 | キャシーさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 77歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯周病(歯槽膿漏)治療 麻酔その他 不整脈、動悸 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。