顎関節症の薬の服用と治療期間

相談者: shihonさん (45歳:女性)
投稿日時:2013-01-24 20:28:41
お世話になります。

顎関節の痛みが長引いているため、痛み止め(ハイペン)、筋弛緩剤(ミオナール)に加え、抗不安剤(セルシン)を飲み始めました。


夜寝ているときにずきずきして起きるということが何度かありますが、抗不安剤を飲んだ方がずきずきがましになり楽になっていて希望があります。
12月始めから昼間の鈍痛がよくなったり悪くなったり。


顎関節の痛みなのに歯の神経をとってしまって不安を増大させた場合、治療期間が長引くものなのでしょうか。

顎関節症治療での抗不安剤と抗うつ剤の処方の違いは何でしょうか。
必要になったら主治医に確認もするつもりです。



右下4番抜随した歯は処置した先生のところで、スプリントの調整もそちらでと今の主治医にいわれ、連絡。
(スプリントは新しくしてでも主治医に面倒みてほしいと伝えました。)

経緯を伝えて、歯の被せものなどできる状態ではないキャンセルしようとしました。


また連絡がありこの後の治療のため伝えたいことがあるので来てほしいというので、行きました。

「あんなに具合が悪くなるのは顎関節症ではないでしょう。
非定型歯痛とか歯科心身症ではないか」

と話されるので否定しました。
いろいろ考えてくれて気の毒になるやら、あとで腹がたつやらあきらめの気持ちになるやら。

「もう2度とあそこには行かないとならない」のは、1本の歯の抜随からかぶせるまでするのは、同じ先生がするのがベストとあちこちで聞いたからです。
そのままだと上の歯がのびてくる?



治療する必要があるなら自分が安心できる別の先生にお願いしたいのですが、だれにお願いすればいいのでしょう。
そのままでも自分は困っていませんし、痛みがなくなってからの話です。


疼痛がよくならないようなら、さらに抗うつ剤というのも避けたいと思っています。

本を頼りに開口運動し、TCHのリマインダーをはり、咬筋のこりは鍼治療にいき、こちらのサイトでも調べましたが歯軋りはとめられないようですね。

前の日の出来事や気持ちが影響しているようです。
職場は業務改革と組織改編の最中でストレスはあります。


鍼灸の先生が私の発症の時の事件も他の事情もよくわかっていてくれていて

「shihonさんの話はだいぶと長い話だから、どうしてこんなになったかすぐにはわからないだろうねえ」

と話されます。
既往症に関係があります。
スプリントすると余計に噛み跡が口の中にできるので、つけない方がいいじゃないと話したりします。
前は5か月スプリントを夜つけましたが、たぶん長いように思います。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-01-25 01:49:12
こんにちは。

抗不安剤と抗うつ剤の一般的な使用法について説明します。


抗不安剤は効果発現までの期間が短く、痛みを早く緩和したいときには有効です。

しかし、薬剤耐性と薬剤依存性があります。
つまり、服用を続けると徐々に効きが悪くなり、服用をやめると不安が強くなるという性質です。
そのため、抗不安薬の服用は治療初期の一定期間に留めるのがよいと思います。


抗うつ剤は耐性と依存性がなく、比較的安全な薬なので、慢性突痛の治療には有効です。
抗不安剤の効きが悪くなる前に抗うつ剤を開始し、効果が出る量まで徐々に増量します。抗うつ剤の効果が出てくれば、抗不安剤は中止すればよいでしょう。

うつがあるかどうかを診てもらうことも重要です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: shihonさん
返信日時:2013-01-25 12:12:40
樋口先生

ご回答ありがとうございます。
薬効の違いがわかりました。


身近で、抗うつ剤を減らしている途中で職場に来られなくなった人がいたため、不安がありました。
抗うつ剤の方が依存性があるのかと思っていました。


今のところ、痛みがはっきりわかるくらいなくなりました。
おそらく、主治医からも説明がいただけると思います。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-01-25 13:16:25
shihonさん初めまして。

過去のご相談も読ませて頂きました。
今までのご回答とは少し違う観点からのお話をいたしますね。


就寝時の歯ぎしりには、血糖値の問題が絡んでいる場合があります。
寝ている間に血糖値の調整に問題が出て低血糖となり。
それを是正するためにアドレナリンなどの血糖値を上昇させるホルモンが分泌された結果、交感神経優位となり歯ぎしりが発生することがあります。

一般的な糖尿病の範疇に入らない方でも該当する方は多いです。
この観点で対策した結果、口腔領域その他の不定愁訴が軽減した例は少なくありません。


血糖調節障害があるかどうかの診断は血液データの解析が必要ですが、すべての医療機関で調べられるわけではありませんし、大学病院だから可能なわけでもありません。

「血糖調節障害、糖質制限、ビタミンB、歯ぎしり」などがキーワードです。
検索されてみて下さい。

回答 回答3
  • 回答者
[2013/3/10]
当サイトのコンセプトにそぐわなかったため、
ご退会頂きました。
回答日時:2013-01-25 13:19:49
shihonさん、

新入社員で業務改変で、大変な状況ということです。

僕は、お話からは、これまでの治療に、疑問も感じます。
歯ぎしりから知覚過敏抜髄は、疑問に思います。


マウスピースは、歯と顎を守るために装着するのだから、知覚過敏が治療できないということでは、なんのためにマウスピースを、つくったのか、分かりませんね。
きちんとした、治療を受けないと、危ないかもしれません。

削ったりして、歯を低くしたのでは、原因が治されてないから、鋭敏な患者さんの場合には、元の高さに戻せば、その歯が痛むし、低く作れば、他の部位や顎関節が痛むようになるだろうという予想を、考えておくことも必要かもしれません。


噛み合わせの治療は、歯を削ることではなく、歯と体を守ることが目標であると思います。
特に噛み合わせに対して、とても、敏感に反応する患者さんもいらっしゃるということに、治療をおこなう者は、注意していなければならないでしょう。

お大事に。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: shihonさん
返信日時:2013-01-26 08:20:28
森永先生、古川先生

ご回答ありがとうございます。

森永先生
歯ぎしりについての新しい見方また調べてみます。


古川先生
実は、知覚過敏で私は困っていなかったので(話もしなかったので)なんだか、納得いかない処置をされちゃったというのが正直な感想です。


歯科医の先生方は診療のとき、急患もはいったりもありお忙しくて、十分説明いただけなかったりこちらも話をできなかったりもします。
その足りない部分を、こちらをお借りしている次第です。

書かせていただくと、気持ちの整理もつくのでこの場をつくっていただいた田尾先生には大変、感謝しています。



タイトル 顎関節症の薬の服用と治療期間
質問者 shihonさん
地域 非公開
年齢 45歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯軋り(歯ぎしり)
顎関節症
薬剤その他
鬱病(うつ病)、精神不安定
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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