骨が少ない場合のインプラント埋入法

相談者: 虎猫さん (30歳:男性)
投稿日時:2013-03-21 16:40:59
こんにちは。

インプラント埋入を検討しています。
かかりつけの歯科クリニックのインプラント埋入法では対応できないということで、大学病院を紹介されました。


かかりつけの歯科クリニックは

GBR
ソケットリフト
サイナスリフト

の三種類に対応しています。
指示通りに大学病院に行きましたが、初診の予約すら三週間以上後です。
その間、自分がどういう状態なのか、自分に合った信頼できるインプラント埋入法が本当にあるのかだけでも知りたいのですがどうしたらいいでしょうか?



ちなみに左上3番・4番の欠損と右上4番の欠損です。
両側とも抜歯してから5年以上経っています。

左上2番〜5番の間の歯茎のラインはほぼ直線です。
しかし、欠損部分の表側の1cm上が凹んでいます。
右上の3番〜5番のの間の歯茎のラインはほぼ直線です。
欠損部分の表側の1cm上は特に凹んでいるようには見えません。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-03-21 17:02:55
>欠損部分の表側の1cm上は特に凹んでいるようには見えません。

外見からは判断できません。
骨の状態によります。


>自分に合った信頼できるインプラント埋入法が本当にあるのかだけでも知りたいのですがどうしたらいいでしょうか?

急ぐ事情があるなら、担当医に大学病院以外の紹介をお願いしてみてはどうでしょう。

それが無理であればご自分で信頼できる歯科医院を探すしかないと思います。



ご参考まで・・・

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-03-21 17:51:06
>指示通りに大学病院に行きましたが、初診の予約すら三週間以上後です。
>その間、自分がどういう状態なのか、自分に合った信頼できるインプラント埋 入法が本当にあるのかだけでも知りたいのですがどうしたらいいでしょうか?

>欠損部分の表側の1cm上が凹んでいます。
>右上の3番〜5番のの間の歯茎のラインはほぼ直線です。
>欠損部分の表側の1cm上は特に凹んでいるようには見えません。


ネットで相談されても、診査診断できませんので、残念ながら現状がわかりませんし、レントゲン写真など外見だけでない情報が必要になります。

レントゲン写真などで、ソケットリフトで可能か、サイナスリフトが必要か判断が変わってきますね。


3週間待てないのであれば、杉原先生がおっしゃるように御自身でインプラントをしている歯科医院を探すか、かかりつけに新たに紹介していただくしかないと思います。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 虎猫さん
返信日時:2013-03-21 19:51:32
杉原先生
加藤先生

ご回答ありがとうございました。
やはりそうですよね。

矯正も連携して行うとなると、治療の質と信頼度という観点から、その大学病院がベストだと思ってます。
担当決まるまで4か月〜半年かかるというような話もちらっと小耳に挟みました。


>レントゲン写真などで、ソケットリフトで可能か、サイナスリフトが必要か判断が変わってきますね

昼にレントゲンを撮ってもらいました。
レントゲンから診てわかることを事前に教えてもらえないか聞きましたが、やはり協議をした上でないと教えられないそうで残念でした。

他院に相談して有料で現状だけでも把握できないか考えてます。
治療にかかるであろう高額の費用がどれぐらいになるか、できるだけ早く把握しなければならない事情がありまして。


考えと文章がまとまってなくてすみません。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-03-21 21:07:58
ご相談ありがとうございます。


>ちなみに左上3番・4番の欠損と右上4番の欠損です。
>両側とも抜歯してから5年以上経っています。


難しくなっている可能性はあります。



>左上2番〜5番の間の歯茎のラインはほぼ直線です。


外側の骨がかなり減っている可能性があります。
その場合は、外側の骨を造成する治療が必要になることが少なくありません。

ソケットリフト法やサイナスリフト法ではその造成はできません。

比較的簡単なので、GBR法で治療する歯科医院がほとんどだと思います。


しかし目先はいざ知らず、長期的な成功には、ブロック骨移植と仮骨延長法が、もしかすると、とても適している症例ではないかと個人的は思います。

もちろん足りない場所によっては、ソケットリフト法かサイナスリフト法を併用しなければならないこともあります。



>しかし、欠損部分の表側の1cm上が凹んでいます。


お口の中だけで判断はできません。
精密検査が必要です。


CT検査により断面の形と大きさを確認する必要があります。
できれば骨密度も測定すると確実です。

長く歯が無いと骨は局部的な骨粗鬆症になることが多いからです。
最新のCTスキャナーでは撮影と同時に測定できます。

また治療前に、3Dの動画で成功のシミュレーションができます。


>右上の3番〜5番のの間の歯茎のラインはほぼ直線です。
>欠損部分の表側の1cm上は特に凹んでいるようには見えません。


左と同じです。
CT検査は必須です。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 虎猫さん
返信日時:2013-03-22 06:55:56
さがら先生、大変詳しい解説まことにありがとうございます。

CTスキャンを診た専門家の判断でないとまだ何も確定してない状態ですが、大変に参考になりました。

イメージとしてのお話を伺えただけでかなり動揺がおさまりました。
前より落ち着いた状態で今後のことが考えられます。
本当にありがとうございました。


二つほど質問をさせてください。

1.ブロック骨移植の場合、骨をとった部位が年単位、または半永久的に凹むということはありえまりますか?

2.昨日、レントゲンを撮りました。
それからさらに一ヶ月以内にCTスキャンを2回撮ることは被曝量として問題ありますか?
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-03-22 07:18:16
虎猫 さん、おはようございます。

1.可能性という意味では否定出来ません。

ただ、手術直後はともかく、顔貌が変化したように見えることは、まずないかと思います。


2.問題ないものと思います。

必要と判断された撮影は、お受けになってくださいね。

http://www.tokyo-da.org/images/pdf/1108.pdf


ご参考まで。

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回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2013-03-22 08:21:28
ご返信ありがとうございます。


>1.ブロック骨移植の場合、骨をとった部位が年単位、または半永久的に凹むということはありえまりますか?


取る場所は、代謝がよくて回復の早いところを選びます。
1年くらいで骨で埋まりますが、ややへこみがずっと残ります。
術後のCTで確認すると、ある人は、全く凹まずに治ったケースもあります。
顔を見てそれに気がつくことは全くありません。



>2.昨日、レントゲンを撮りました。
>それからさらに一ヶ月以内にCTスキャンを2回撮ることは被曝量として問題ありますか?

歯科用装置の被曝量はとても少なくて、身体への影響は無視できるくらいです。
治療用に使われる放射線とは違い、検査に使われる放射線量は医療効果がとても高いため総合的に、また基本的に無視して構いません。
ただ、無用な照射は避けるべきです。

したがって、最新の被曝量が世界最低水準のものを選ぶことも有効です。
また、先ほどの回答で欠き漏れましたが、あまり複数の医療機関を受診することも、被曝量、および、答えが多いほど迷いが出てしまう欠点があります。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 虎猫さん
返信日時:2013-03-22 10:31:07
小林先生、さがら先生、おはようございます。
いつも素晴らしいアドバイスありがとうございます。


お察しの通り、容貌の変化を気にしていました。
外見が変わらないようなので、その不安はなくなりました。

被曝量も問題ないということで安心しました。


無用な被曝は避けるつもりですが、資金面の問題で、早く現状を把握することが非常に有益なので、今回に限りレントゲンとCTを2回受けようと思ってます。



タイトル 骨が少ない場合のインプラント埋入法
質問者 虎猫さん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ インプラント治療法
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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