左下大臼歯7番抜歯にともなう6番への影響(オランダ)
相談者:
y.yさん (43歳:女性)
投稿日時:2013-04-01 03:53:19
以前、「レントゲンに写らない歯肉内の物、左下7番クラックの保存治療(オランダ)」でご相談した歯について質問いたします。
オランダ在住です。
原因不明で歯髄壊死をおこし根管治療した7番にフィステルを伴う歯肉の腫れが再発し、クラックのため抜歯と言われました。
セカンドオピニオンではマイクロスコープでクラックは確認できなかったのですが、症状からいってやはりクラックだろうということで抜歯となりそうです。
ただ、 私の場合はその前の6番が20年前くらいに無随歯となっており、かなり大きく削られてレジンで詰め物をしてあります。
左奥歯全体が右より高さが低いような気がするので、かなり左に負担がかかる咬合になっているのかなとも思います。
7番はおそらくそのまま欠損させておくということになると思いますが、そうなると6番に負担がかかって6番までだめになってしまうのではないか、それをきっかけに次々にドミノ方式で歯を失っていくのではないかと大変心配です。
就寝時にブラキシズムがある疑いがあるので、ナイトガードは作るつもりですが、それも最初の数ヶ月しか効果がないと聞きました。
1)この場合、6番を守るために7番を抜歯せずにこのまま感染状況をモニターしながら(これができるかどうかもわかりませんが)使い切れるとこまで使い切る、という選択肢は非現実的ですか?
少し敏感になっているだけで噛む分には問題ないので抜歯は躊躇してしまいます。
2)6番はクラウンにすれば力が均等にかかるため歯を守ることになるとも聞きました。
クラウンで歯を守るというのは、ほかのオランダの歯医者さんでも聞いたことがあります。
しかし、自分としてはクラウンにすることによってますます残り少ない自分の歯を削ることになるため、かえって弱くなるのではないかとどうしても抵抗があります。
これから口腔全体の将来を見極めてどうしたらよいのか、先生方のご意見をお聞かせいただけましたら幸いです。
オランダ在住です。
原因不明で歯髄壊死をおこし根管治療した7番にフィステルを伴う歯肉の腫れが再発し、クラックのため抜歯と言われました。
セカンドオピニオンではマイクロスコープでクラックは確認できなかったのですが、症状からいってやはりクラックだろうということで抜歯となりそうです。
ただ、 私の場合はその前の6番が20年前くらいに無随歯となっており、かなり大きく削られてレジンで詰め物をしてあります。
左奥歯全体が右より高さが低いような気がするので、かなり左に負担がかかる咬合になっているのかなとも思います。
7番はおそらくそのまま欠損させておくということになると思いますが、そうなると6番に負担がかかって6番までだめになってしまうのではないか、それをきっかけに次々にドミノ方式で歯を失っていくのではないかと大変心配です。
就寝時にブラキシズムがある疑いがあるので、ナイトガードは作るつもりですが、それも最初の数ヶ月しか効果がないと聞きました。
1)この場合、6番を守るために7番を抜歯せずにこのまま感染状況をモニターしながら(これができるかどうかもわかりませんが)使い切れるとこまで使い切る、という選択肢は非現実的ですか?
少し敏感になっているだけで噛む分には問題ないので抜歯は躊躇してしまいます。
2)6番はクラウンにすれば力が均等にかかるため歯を守ることになるとも聞きました。
クラウンで歯を守るというのは、ほかのオランダの歯医者さんでも聞いたことがあります。
しかし、自分としてはクラウンにすることによってますます残り少ない自分の歯を削ることになるため、かえって弱くなるのではないかとどうしても抵抗があります。
これから口腔全体の将来を見極めてどうしたらよいのか、先生方のご意見をお聞かせいただけましたら幸いです。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-04-01 07:12:08
>1)この場合、6番を守るために7番を抜歯せずにこのまま感染状況をモニターしながら(これができるかどうかもわかりませんが)使い切れるとこまで使い切る、という選択肢は非現実的ですか?
非現実的です、まだ抜歯後インプラントの方が良いと思いますよ。
>2)6番はクラウンにすれば力が均等にかかるため歯を守ることになるとも聞きました。
>クラウンで歯を守るというのはほかのオランダの歯医者さんでも聞いたことがあります。
>しかし、自分としてはクラウンにすることによってますます残り少ない自分の歯を削ることになるため、かえって弱くなるのではないかとどうしても抵抗があります。
実際に咬合状態等を確認しなければ判断できませんが、どちらの場合もあると思います。
非現実的です、まだ抜歯後インプラントの方が良いと思いますよ。
>2)6番はクラウンにすれば力が均等にかかるため歯を守ることになるとも聞きました。
>クラウンで歯を守るというのはほかのオランダの歯医者さんでも聞いたことがあります。
>しかし、自分としてはクラウンにすることによってますます残り少ない自分の歯を削ることになるため、かえって弱くなるのではないかとどうしても抵抗があります。
実際に咬合状態等を確認しなければ判断できませんが、どちらの場合もあると思います。
回答2
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2013-04-01 07:34:08
y.y さん、こんにちは。
>就寝時にブラキシズムがある疑いがあるので、ナイトガードは作るつもり
差し当たり、日中、食事の時など止むを得ないことを除き、上下の歯が出来るだけ接触しないように意識して生活されてみてはいかがでしょう。
あくまで私見ですが、概ね3分の2の方は夜間の無用な歯の接触やブラキシズムが改善し、そもそもナイトガードが不要になるような気がしています。
参考⇒TCH、歯列接触癖
ご参考まで。
>就寝時にブラキシズムがある疑いがあるので、ナイトガードは作るつもり
差し当たり、日中、食事の時など止むを得ないことを除き、上下の歯が出来るだけ接触しないように意識して生活されてみてはいかがでしょう。
あくまで私見ですが、概ね3分の2の方は夜間の無用な歯の接触やブラキシズムが改善し、そもそもナイトガードが不要になるような気がしています。
参考⇒TCH、歯列接触癖
ご参考まで。
回答3
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2013-04-01 08:20:33
ご相談ありがとうございます。
>1)使い切れるとこまで使い切る、という選択肢は非現実的ですか?
ありえます。
ある程度噛めるとか、治療を先延ばしにするとか,メリットがあるからです。
デメリットもあります。
仮に、病変は悪化することが避けられないとすれば、その後の処置が今より大変になります。
また感染している菌は体中に回り続けます。
>2)6番はクラウンにすれば力が均等にかかるため歯を守ることになるとも聞きました。
6番がそうなっていれば、その効果も考えられます。
左側が低くなり,負担が増えている可能性はありますが、それの解決方法は大変です。
全部の歯で噛んでいますから、6番1本ではすまなくなることがあります。
>これから口腔全体の将来を見極めてどうしたらよいのか、先生方のご意見をお聞かせいただけましたら幸いです。
他の歯の状況がよく分かりませんが、全部が健全とは思えない気がします。
そのツケはいずれ払わなければ行けないという含みを持たねばなりません。
将来を見極めるならば、もうツケや宿題を残さないことです。
まず、予防医療を選択肢、もう虫歯ができない一生を手に入れることです。
つぎにツケを払うときには、その場しのぎではなく、将来を診て全体を総合的にトラブルは終わることを目的とすると、だんだん解決して後が楽になります。
>1)使い切れるとこまで使い切る、という選択肢は非現実的ですか?
ありえます。
ある程度噛めるとか、治療を先延ばしにするとか,メリットがあるからです。
デメリットもあります。
仮に、病変は悪化することが避けられないとすれば、その後の処置が今より大変になります。
また感染している菌は体中に回り続けます。
>2)6番はクラウンにすれば力が均等にかかるため歯を守ることになるとも聞きました。
6番がそうなっていれば、その効果も考えられます。
左側が低くなり,負担が増えている可能性はありますが、それの解決方法は大変です。
全部の歯で噛んでいますから、6番1本ではすまなくなることがあります。
>これから口腔全体の将来を見極めてどうしたらよいのか、先生方のご意見をお聞かせいただけましたら幸いです。
他の歯の状況がよく分かりませんが、全部が健全とは思えない気がします。
そのツケはいずれ払わなければ行けないという含みを持たねばなりません。
将来を見極めるならば、もうツケや宿題を残さないことです。
まず、予防医療を選択肢、もう虫歯ができない一生を手に入れることです。
つぎにツケを払うときには、その場しのぎではなく、将来を診て全体を総合的にトラブルは終わることを目的とすると、だんだん解決して後が楽になります。
相談者からの返信
相談者:
y.yさん
返信日時:2013-04-04 01:40:20
タイトル | 左下大臼歯7番抜歯にともなう6番への影響(オランダ) |
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質問者 | y.yさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 43歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:7番(第二大臼歯) オランダ |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。