骨隆起の進み具合とマウスピースによる治療
相談者:
とらえさん (38歳:女性)
投稿日時:2013-06-28 10:38:26
以前、上あごに骨隆起があるとかかりつけの先生に指摘されました。
1カ月程前、下顎(右側)にも小さなサイズですが骨隆起らしきものがあるのを発見しました。
特に違和感を感じないので放置していたのですが、昨夜、左側にも骨隆起を発見しました。
骨隆起が1カ月程度で出来る事ってあるのでしょうか?
どのサイトを見ても長年かけて大きくなる、と書いてあるものしか見つけられなかったのですが、1カ月前、左側には骨隆起がないように見えました。
このスピードで大きくなったら、どれだけ大きくなってしまうんだろうと心配です。
それとも、私が見落としただけだと考えればいいのでしょうか。
また、骨隆起が大きくなるのはマウスピースの使用によって防げるのでしょうか?
よろしくお願いします。
1カ月程前、下顎(右側)にも小さなサイズですが骨隆起らしきものがあるのを発見しました。
特に違和感を感じないので放置していたのですが、昨夜、左側にも骨隆起を発見しました。
骨隆起が1カ月程度で出来る事ってあるのでしょうか?
どのサイトを見ても長年かけて大きくなる、と書いてあるものしか見つけられなかったのですが、1カ月前、左側には骨隆起がないように見えました。
このスピードで大きくなったら、どれだけ大きくなってしまうんだろうと心配です。
それとも、私が見落としただけだと考えればいいのでしょうか。
また、骨隆起が大きくなるのはマウスピースの使用によって防げるのでしょうか?
よろしくお願いします。
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2013-06-28 10:46:34
>それとも、私が見落としただけだと考えればいいのでしょうか。
一般的には1カ月でそれほど大きくなると言う事は考えにくいので「見落としていた」と考えるのが良いような気がします。
>骨隆起が大きくなるのはマウスピースの使用によって防げるのでしょうか?
一時的には良いかもしれませんが、効果は薄いと思います。
まずはTCH是正に取り組まれてはいかがでしょうか。
参考:TCH、歯列接触癖
一般的には1カ月でそれほど大きくなると言う事は考えにくいので「見落としていた」と考えるのが良いような気がします。
>骨隆起が大きくなるのはマウスピースの使用によって防げるのでしょうか?
一時的には良いかもしれませんが、効果は薄いと思います。
まずはTCH是正に取り組まれてはいかがでしょうか。
参考:TCH、歯列接触癖
相談者からの返信
相談者:
とらえさん
返信日時:2013-06-28 10:57:30
早速のご回答ありがとうございます。
>一般的には1カ月でそれほど大きくなると言う事は考えにくいので「見落としていた」と考えるのが良いような気がします。
10年後には骨隆起だらけになるのでは、と不安だったので安心致しました。
マウスピースの効果は薄いのですね。
かかりつけの先生に何度かお願いしたのですが、マウスピースの弊害を主張され作っていただけていませんので、高い効果があるのなら別医院での作成も考えようと思っていた次第です。
>まずはTCH是正に取り組まれてはいかがでしょうか。
はい。
以前、食いしばりについて相談させていただいた折より、PCや家事の時など上下が接触した時は離すように気を付けています。最近では、随分、上下が接触している頻度が減ってきたように思います。
ただ、睡眠時の食いしばりは治っておらず、朝起きると顎が疲れている事が多いので、まだまだ骨隆起が進むのではないかと不安です。
>一般的には1カ月でそれほど大きくなると言う事は考えにくいので「見落としていた」と考えるのが良いような気がします。
10年後には骨隆起だらけになるのでは、と不安だったので安心致しました。
マウスピースの効果は薄いのですね。
かかりつけの先生に何度かお願いしたのですが、マウスピースの弊害を主張され作っていただけていませんので、高い効果があるのなら別医院での作成も考えようと思っていた次第です。
>まずはTCH是正に取り組まれてはいかがでしょうか。
はい。
以前、食いしばりについて相談させていただいた折より、PCや家事の時など上下が接触した時は離すように気を付けています。最近では、随分、上下が接触している頻度が減ってきたように思います。
ただ、睡眠時の食いしばりは治っておらず、朝起きると顎が疲れている事が多いので、まだまだ骨隆起が進むのではないかと不安です。
回答2
天神デンタルクリニック(福岡市中央区)の児玉です。
回答日時:2013-06-28 14:23:44
博多の児玉です。
>離すように気を付けて、随分接触している頻度が減ってきた。
TCH是正効果があって、良かったですね。
これはとても有効な方法だと思います。
>睡眠時は治らず、骨隆起が進むのではないかと不安です。
TCH是正で無理なら、少ないとは思いますが、くいしばり等に明るい先生に相談されて、治療を受けるのも1つの方法です。
>離すように気を付けて、随分接触している頻度が減ってきた。
TCH是正効果があって、良かったですね。
これはとても有効な方法だと思います。
>睡眠時は治らず、骨隆起が進むのではないかと不安です。
TCH是正で無理なら、少ないとは思いますが、くいしばり等に明るい先生に相談されて、治療を受けるのも1つの方法です。
回答3
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2013-06-28 15:58:45
西山です
骨隆起については,くいしばりなどで生じるという明確な根拠は出ていないと思います.
それほど心配することもないと思いますが.
>睡眠時の食いしばりは治っておらず、朝起きると顎が疲れている事が多いので
睡眠時のくいしばりや歯ぎしり(睡眠時ブラキシズム)は,原因が明らかでなく生じている場合と,ある病気が背景にあって2次的に生じている場合があります.
2次性の睡眠時ブラキシズムを生じさせる病気として指摘されているものとしては,睡眠時無呼吸と逆流性食道炎があります.
これらの疾患がないのかについて,確認をしてみる必要があるかもしれません.
もし,これらの疾患があった場合は,まずはその疾患を改善させることが必要になります.
参考まで
骨隆起については,くいしばりなどで生じるという明確な根拠は出ていないと思います.
それほど心配することもないと思いますが.
>睡眠時の食いしばりは治っておらず、朝起きると顎が疲れている事が多いので
睡眠時のくいしばりや歯ぎしり(睡眠時ブラキシズム)は,原因が明らかでなく生じている場合と,ある病気が背景にあって2次的に生じている場合があります.
2次性の睡眠時ブラキシズムを生じさせる病気として指摘されているものとしては,睡眠時無呼吸と逆流性食道炎があります.
これらの疾患がないのかについて,確認をしてみる必要があるかもしれません.
もし,これらの疾患があった場合は,まずはその疾患を改善させることが必要になります.
参考まで
相談者からの返信
相談者:
とらえさん
返信日時:2013-06-28 17:36:35
児玉先生、ご回答ありがとうございます。
こちらのサイトを参考に、運転中も信号機を見たら上下を離す等ゲーム感覚でやっているうちに上下の歯を離す癖がついてきたように思います。
まだ、集中している時など、上下の歯がくっついていて「あっ」と思うこともありますが。
>くいしばり等に明るい先生に相談されて、治療を受けるのも1つの方法です。
ありがとうございます。
かなりの田舎に住んでいるため、なかなか先生を探すのも難しいとは思いますが、探してみたいと思います。
こちらのサイトを参考に、運転中も信号機を見たら上下を離す等ゲーム感覚でやっているうちに上下の歯を離す癖がついてきたように思います。
まだ、集中している時など、上下の歯がくっついていて「あっ」と思うこともありますが。
>くいしばり等に明るい先生に相談されて、治療を受けるのも1つの方法です。
ありがとうございます。
かなりの田舎に住んでいるため、なかなか先生を探すのも難しいとは思いますが、探してみたいと思います。
相談者からの返信
相談者:
とらえさん
返信日時:2013-06-28 17:47:50
西山先生、ご回答ありがとうございます。
>骨隆起については,くいしばりなどで生じるという明確な根拠は出ていないと思います.
>それほど心配することもないと思いますが.
そうだったんですね。
てっきり食いしばりのせいで、急激に骨が出てきたのだと思い込んで心配していました。
今のところ何となく膨らんでいる程度の小さな物なので、過度に気にせず過ごそうと思います。
>2次性の睡眠時ブラキシズムを生じさせる病気として指摘されているものとしては,睡眠時無呼吸と逆流性食道炎があります.
今月に健診で胃カメラをしましたが異常がなかったので、逆流性食道炎は大丈夫だと思います。
睡眠時無呼吸については分かりませんが、家族にはスースーと寝ている、昔は歯ぎしりもしていたが最近はない、と言われました。
このような病気が食いしばりの原因になっている事は全く知らなかったので、教えていただけて良かったです。
ありがとうございました。
>骨隆起については,くいしばりなどで生じるという明確な根拠は出ていないと思います.
>それほど心配することもないと思いますが.
そうだったんですね。
てっきり食いしばりのせいで、急激に骨が出てきたのだと思い込んで心配していました。
今のところ何となく膨らんでいる程度の小さな物なので、過度に気にせず過ごそうと思います。
>2次性の睡眠時ブラキシズムを生じさせる病気として指摘されているものとしては,睡眠時無呼吸と逆流性食道炎があります.
今月に健診で胃カメラをしましたが異常がなかったので、逆流性食道炎は大丈夫だと思います。
睡眠時無呼吸については分かりませんが、家族にはスースーと寝ている、昔は歯ぎしりもしていたが最近はない、と言われました。
このような病気が食いしばりの原因になっている事は全く知らなかったので、教えていただけて良かったです。
ありがとうございました。
タイトル | 骨隆起の進み具合とマウスピースによる治療 |
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質問者 | とらえさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯軋り(歯ぎしり) 口腔外科関連 歯茎の出来物(できもの) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。