入れ歯による骨の吸収について
相談者:
hrgfさん (27歳:男性)
投稿日時:2013-07-08 23:45:31
回答1
回答2
回答3
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2013-07-09 08:19:39
hrgfさまおはようございます。
入れ歯による顎堤の吸収ですが転覆するような不安定な入れ歯を入れておくと著しい吸収が見られます。
咬合力が義歯を安定させるような咬合様式を採れば顎堤の吸収は最小限で済みます。
入れ歯による顎堤の吸収ですが転覆するような不安定な入れ歯を入れておくと著しい吸収が見られます。
咬合力が義歯を安定させるような咬合様式を採れば顎堤の吸収は最小限で済みます。
回答4
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2013-07-09 08:30:19
ご相談ありがとうございます。
35才を境目とした抜歯時期と抜歯理由の病名によっても違いが出ます。
一生入れ歯を使うと決心した場合は、思い切りの良い抜歯が適切となることが少なくありません。
また入れ歯が適切でないと吸収はとても速くなります。
適切な治療を受けられない場合、下顎だと神経が出てくるまで骨が無くなっていきます。
そうなれば入れ歯が神経に当たってとても痛くなり、どんな名人でもふつうの製作方法で噛める入れ歯を作ることは無理となっていきます。
そこからさらに無理をすると下顎の骨が割り箸のように細くなり、簡単に顎が骨折してしまうリスクも増えます。
上顎も吸収は早く、骨が全く消えてしまうこともあります。
上下入れ歯を入れていると、顎の骨だけではなく、頭蓋骨も吸収され続けます。
健全なお年寄りに比べて、頭蓋骨が半分くらいに軽く小さくなることもあります。
頭蓋骨の骨も厚みも、まるで紙のように向こうの光が透けて見えるほど痩せてしまうこともあります。
頭蓋骨で守られる脳みそも縮んで小さくなってしまうこともあります。
健康のためには歯を残しましょう、
35才を境目とした抜歯時期と抜歯理由の病名によっても違いが出ます。
一生入れ歯を使うと決心した場合は、思い切りの良い抜歯が適切となることが少なくありません。
また入れ歯が適切でないと吸収はとても速くなります。
適切な治療を受けられない場合、下顎だと神経が出てくるまで骨が無くなっていきます。
そうなれば入れ歯が神経に当たってとても痛くなり、どんな名人でもふつうの製作方法で噛める入れ歯を作ることは無理となっていきます。
そこからさらに無理をすると下顎の骨が割り箸のように細くなり、簡単に顎が骨折してしまうリスクも増えます。
上顎も吸収は早く、骨が全く消えてしまうこともあります。
上下入れ歯を入れていると、顎の骨だけではなく、頭蓋骨も吸収され続けます。
健全なお年寄りに比べて、頭蓋骨が半分くらいに軽く小さくなることもあります。
頭蓋骨の骨も厚みも、まるで紙のように向こうの光が透けて見えるほど痩せてしまうこともあります。
頭蓋骨で守られる脳みそも縮んで小さくなってしまうこともあります。
健康のためには歯を残しましょう、
回答5
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2013-07-09 13:37:16
快適に噛めている遊離端部分義歯は相当に骨を吸収させます。
某大学のケースで、たった10年で半分以下に減ってしまっている報告が出されています。
逆に、装着感が良く、咬合付与が適切な総義歯の方が顎の骨は守られていたりしています。
私の患者さんで20年、殆ど弄らないで使われている患者さんを経験しています。
合わない義歯も問題ですが、合っている部分義歯、特に最後方に支える歯がない遊離端部分義歯が怖い、と言うことは知って下さい。
某大学のケースで、たった10年で半分以下に減ってしまっている報告が出されています。
逆に、装着感が良く、咬合付与が適切な総義歯の方が顎の骨は守られていたりしています。
私の患者さんで20年、殆ど弄らないで使われている患者さんを経験しています。
合わない義歯も問題ですが、合っている部分義歯、特に最後方に支える歯がない遊離端部分義歯が怖い、と言うことは知って下さい。
相談者からの返信
相談者:
hrgfさん
返信日時:2013-07-09 14:40:15
回答6
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2013-07-09 15:15:00
ご返信ありがとうございます。
外科的に神経移動術と言う方法があることはありますが、あまりお勧めとは言えません。
両側の太い神経は前歯までは来ていませんから、前歯部分だけにインプラントを埋める、オールオンフォーが一つの解決方法です。
実際にオールオンフォーにより下顎の骨が新陳代謝により2倍くらいに太くなった症例発表を見たことがあります。
逆に、デンマークだったかの症例で、それくらい痩せてしまった下顎の前歯の部分にインプラントを治療するときに、骨折させてしまった症例も見たことがあります。
とてもあとが困ります。
もっともスウェーデンに行ってアドバンス・コースを受講して気がつきましたが、白人の骨は色白でとても硬く、黄色みがある日本人の弾力が多めの骨とは違うことが多いため、日本人よりは骨折しやすいかもしれません。
外科的に神経移動術と言う方法があることはありますが、あまりお勧めとは言えません。
両側の太い神経は前歯までは来ていませんから、前歯部分だけにインプラントを埋める、オールオンフォーが一つの解決方法です。
実際にオールオンフォーにより下顎の骨が新陳代謝により2倍くらいに太くなった症例発表を見たことがあります。
逆に、デンマークだったかの症例で、それくらい痩せてしまった下顎の前歯の部分にインプラントを治療するときに、骨折させてしまった症例も見たことがあります。
とてもあとが困ります。
もっともスウェーデンに行ってアドバンス・コースを受講して気がつきましたが、白人の骨は色白でとても硬く、黄色みがある日本人の弾力が多めの骨とは違うことが多いため、日本人よりは骨折しやすいかもしれません。
相談者からの返信
相談者:
hrgfさん
返信日時:2013-07-13 01:56:31
たくさんのご回答をいただき、ありがとうございました。
またよろしくおねがいいたします。
またよろしくおねがいいたします。
タイトル | 入れ歯による骨の吸収について |
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質問者 | hrgfさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
部分入れ歯のトラブル 総入れ歯のトラブル |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。