歯間の小さな虫歯はフッ素で温存できますか?
相談者:
モトさん (25歳:女性)
投稿日時:2013-09-11 20:11:36
こんばんは
私は半年に一度必ず虫歯の定期検診とスケーリングに歯医者さんへ行っています。
昨日スケーリングへ行ったら、虫歯はないとの事でしたが、ハンドスケーラーで歯石をとっていたら、右下6番と5番の間に歯石がありそれを取ったら下に虫歯がありました。
(虫歯は6番の近心にありました)
私は銀歯など入れた事がなく、先生も
「できればインレーにしたくない!でも歯間の根元にあるので光重合では届かない!」
と悩んでいました。
インレーにすれば、小さな虫歯の為に歯をたくさん削らなければいけないし、沁みるようになってしまうかもしれない。
だから、様子をみるという形で、虫歯の表面を研磨して半年に一度そこにフッ素を塗り、虫歯を温存してみませんか??と言われました。
私はフロスもしてるしメンテナンスができているので、可能ではないか?と言われましたが…
インレーにするか、フッ素で温存してみるか2択だと言われましたが、どちらの方がいいと思いますか?
私もできれば銀歯にはしたくないのですが、虫歯があるのに放置していても大丈夫なのかな??と不安もあります。
フッ素は虫歯の進行を抑えられるのでしょうか??
長くなってしまいましたが、よろしくお願い致します。
私は半年に一度必ず虫歯の定期検診とスケーリングに歯医者さんへ行っています。
昨日スケーリングへ行ったら、虫歯はないとの事でしたが、ハンドスケーラーで歯石をとっていたら、右下6番と5番の間に歯石がありそれを取ったら下に虫歯がありました。
(虫歯は6番の近心にありました)
私は銀歯など入れた事がなく、先生も
「できればインレーにしたくない!でも歯間の根元にあるので光重合では届かない!」
と悩んでいました。
インレーにすれば、小さな虫歯の為に歯をたくさん削らなければいけないし、沁みるようになってしまうかもしれない。
だから、様子をみるという形で、虫歯の表面を研磨して半年に一度そこにフッ素を塗り、虫歯を温存してみませんか??と言われました。
私はフロスもしてるしメンテナンスができているので、可能ではないか?と言われましたが…
インレーにするか、フッ素で温存してみるか2択だと言われましたが、どちらの方がいいと思いますか?
私もできれば銀歯にはしたくないのですが、虫歯があるのに放置していても大丈夫なのかな??と不安もあります。
フッ素は虫歯の進行を抑えられるのでしょうか??
長くなってしまいましたが、よろしくお願い致します。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-09-11 20:32:50
回答2
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2013-09-11 21:30:31
モト さん、こんばんは。
>様子をみるという形で、虫歯の表面を研磨して半年に一度そこにフッ素を塗り、虫歯を温存してみませんか??と言われました。
差し当たり、経過観察を選択出来そうなのであれば、それに越したことはありません。
ただ、フッ素の効果を期待するのであれば、私だったら、半年も空けずに、間隔を短く設定するかと思います。
>様子をみるという形で、虫歯の表面を研磨して半年に一度そこにフッ素を塗り、虫歯を温存してみませんか??と言われました。
差し当たり、経過観察を選択出来そうなのであれば、それに越したことはありません。
ただ、フッ素の効果を期待するのであれば、私だったら、半年も空けずに、間隔を短く設定するかと思います。
相談者からの返信
相談者からの返信
相談者:
モトさん
返信日時:2013-09-11 21:57:50
回答3
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2013-09-12 10:35:21
モトさん、今日は。
>フッ素での経過観察というのは、歯医者さんでは珍しくない事なんでしょうか?
ですが、上記のように、先生の考え方によって、「普通」と考える先生もみえるでしょうし、「普通でない」と考える先生もみえると思います。
国際的には「予防」によって「進行停止」や「再石灰化」を促進するという考え方になりつつ有りますが、日本ではまだまだ、「治療」中心でそのような考え方に理解を示す先生が少ないかもしれません。
>半年もあけてしまうと、もし虫歯が進行した場合、抜髄とかになってしまう可能性もありますか?
虫歯のできている場所や深さにもよりますので、実際診ていただいている先生の判断に従われるのが良いでしょう。
>フッ素での経過観察というのは、歯医者さんでは珍しくない事なんでしょうか?
ですが、上記のように、先生の考え方によって、「普通」と考える先生もみえるでしょうし、「普通でない」と考える先生もみえると思います。
国際的には「予防」によって「進行停止」や「再石灰化」を促進するという考え方になりつつ有りますが、日本ではまだまだ、「治療」中心でそのような考え方に理解を示す先生が少ないかもしれません。
>半年もあけてしまうと、もし虫歯が進行した場合、抜髄とかになってしまう可能性もありますか?
虫歯のできている場所や深さにもよりますので、実際診ていただいている先生の判断に従われるのが良いでしょう。
回答4
回答日時:2013-09-12 11:08:44
こんにちは。
確認できないので見当違いなことを書いているかも知れませんが・・
「右下6番近心面根面カリエス」なのかな?と思って回答します。
であれば、以下に詳しく回答してありますので参考にしてみて下さい。
参考→0.5mmほどの小さな根面カリエス。削らない治療法で何とかしたい!
個人的な感想ですが、歯石の下にむし歯があったとは考えにくいです。
(色々理由があるのですが、例えば歯石はアルカリ環境下、むし歯は酸性環境下で出来るからとか・・)
プラークの下ならあり得るので、日ごろのお手入れの方法にまだ改善の余地があるのかも知れませんね。。と、思いますが、あくまでも想像です。
ただ治療方針を考える上で大切なポイントなので。
もしも根面カリエスでなくて隣接面のカリエスだったとすれば、実質欠損(穴)さえなければプラークコントロールとフッ化物の積極的な利用で進行をかなり抑えることは出来そうです。
ただし実質欠損がある様なら実質欠損の中に溜まるプラークが質の悪いプラークになってしまうので、早めに治療をした方がいいと思います。
とても見えにくい場所なので、穴があるかないかの確認は結構難しいですが・・。
一方で根面カリエスの場合は穴があっても歯ブラシが届く場合があるので、その場合削るか削らないかの判断が難しくなる場合があります。
今回もその様な根面カリエスだとして、歯ブラシかまたは歯間ブラシでつるつるにプラークコントロールが出来る状態なのだとすれば、進行抑制にかけてみるのはありだと思うのですが、フッ素だけに頼るのならきっと進んでしまうだけなのでインレー等の治療をされた方がまだいいかも知れません。
(詳しくはリンク先を読んで下さい)
歯石かプラークかで今まで隠れていたとのことですから、少なくともお手入れの仕方は改善する必要がありそうな印象はうけます。
またそういった部位にインレーを入れると、予後(持ち)が悪いのはリンク先でも書いてある様に明白です。
>半年に一度必ず虫歯の定期検診とスケーリングに歯医者さんへ行っています。
これを文面通りに受け取るなら、そもそもが予防にはなっていないかも知れません。
予防は、むし歯や歯周病にならないための正しい知識を増やしていくことと、その予防のための行動(家で上手にブラッシングするとかフッ化物をうまく利用するとか食事のこととか、そういうことが正しく出来てるか定期的にプロのチェックを受けるとか)を継続していくことが重要だと思います。
定期検診は歯を見せるだけ。スケーリングは歯石を取るだけ(下手をすると歯を傷つけるだけの可能性も。
そもそもいつも歯石がたまってくること自体がおかしい)。ですから、予防方法全体を見直してみる良い機会かも知れませんね。
・・検討違いなことを書いたかも知れませんがご参考までに。。
確認できないので見当違いなことを書いているかも知れませんが・・
「右下6番近心面根面カリエス」なのかな?と思って回答します。
であれば、以下に詳しく回答してありますので参考にしてみて下さい。
参考→0.5mmほどの小さな根面カリエス。削らない治療法で何とかしたい!
個人的な感想ですが、歯石の下にむし歯があったとは考えにくいです。
(色々理由があるのですが、例えば歯石はアルカリ環境下、むし歯は酸性環境下で出来るからとか・・)
プラークの下ならあり得るので、日ごろのお手入れの方法にまだ改善の余地があるのかも知れませんね。。と、思いますが、あくまでも想像です。
ただ治療方針を考える上で大切なポイントなので。
もしも根面カリエスでなくて隣接面のカリエスだったとすれば、実質欠損(穴)さえなければプラークコントロールとフッ化物の積極的な利用で進行をかなり抑えることは出来そうです。
ただし実質欠損がある様なら実質欠損の中に溜まるプラークが質の悪いプラークになってしまうので、早めに治療をした方がいいと思います。
とても見えにくい場所なので、穴があるかないかの確認は結構難しいですが・・。
一方で根面カリエスの場合は穴があっても歯ブラシが届く場合があるので、その場合削るか削らないかの判断が難しくなる場合があります。
今回もその様な根面カリエスだとして、歯ブラシかまたは歯間ブラシでつるつるにプラークコントロールが出来る状態なのだとすれば、進行抑制にかけてみるのはありだと思うのですが、フッ素だけに頼るのならきっと進んでしまうだけなのでインレー等の治療をされた方がまだいいかも知れません。
(詳しくはリンク先を読んで下さい)
歯石かプラークかで今まで隠れていたとのことですから、少なくともお手入れの仕方は改善する必要がありそうな印象はうけます。
またそういった部位にインレーを入れると、予後(持ち)が悪いのはリンク先でも書いてある様に明白です。
>半年に一度必ず虫歯の定期検診とスケーリングに歯医者さんへ行っています。
これを文面通りに受け取るなら、そもそもが予防にはなっていないかも知れません。
予防は、むし歯や歯周病にならないための正しい知識を増やしていくことと、その予防のための行動(家で上手にブラッシングするとかフッ化物をうまく利用するとか食事のこととか、そういうことが正しく出来てるか定期的にプロのチェックを受けるとか)を継続していくことが重要だと思います。
定期検診は歯を見せるだけ。スケーリングは歯石を取るだけ(下手をすると歯を傷つけるだけの可能性も。
そもそもいつも歯石がたまってくること自体がおかしい)。ですから、予防方法全体を見直してみる良い機会かも知れませんね。
・・検討違いなことを書いたかも知れませんがご参考までに。。
相談者からの返信
相談者からの返信
相談者:
モトさん
返信日時:2013-09-13 21:44:59
渡辺先生
こんばんは
返信ありがとうございました。
よく考えてみます。
こんばんは
返信ありがとうございました。
よく考えてみます。
タイトル | 歯間の小さな虫歯はフッ素で温存できますか? |
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質問者 | モトさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 25歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 虫歯予防 フッ素 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。