[写真あり] 3歳、3ヵ月後の帰国まで虫歯治療を放置できるか? (米国)

相談者: 106さん (3歳:男性)
投稿日時:2013-09-26 07:55:41
アメリカ在住3歳児の父です。
仕事の都合で1年未満の短期間で家族でアメリカに滞在しております。


先日、子ども(すべて乳歯)の奥歯に黒い点があるのに気づき、近所の歯科医を受診しました。

レントゲン撮影をしたところ、上の乳中切歯間(アメリカ式でEとFの間)にも虫歯があることがわかりました。
確認された虫歯は(アメリカ式で)E,F,J,Kの4か所です。

現時点で本人に痛みなどの自覚症状はない状態ですが、治療を完了させるためにはいわゆる「削って埋める」作業が必要になるため、麻酔が必要なようです。


ここからが問題なのですが、これは当人にとって初めての虫歯治療であり、麻酔なども受けたことがありません。

案の定、この診断をした歯科医師が麻酔用の注射針をちらつかせたところ、極度に怖がったため(予防接種などで注射が怖いというイメージはあるようです)、同医師の「トラウマ的体験をさせると今後の虫歯治療がかなり難航する」という判断により、別の医師を紹介され、Nitrous oxide(ガス)で、麻痺させて(?)治療に当たるという案が提案されました。



そして2番目の小児歯科を尋ねたところ、結論としてはNitrous oxideにより一時的な処置はできる(虫歯の進行を完全に止めるわけではないが多少遅らせるかもしれない…というような説明でした)ということで、提案された暫定的な治療の見積もりが添付ファイルです。

それでも日本円で約7万円強かかります(加入済みの海外旅行保険は一般的な医療はカバーしているのですが、歯科医療は対象外です)。

また、完治させたいのであれば、別の小児歯科を紹介するのでそこでSedation(半睡眠、半混濁状態)という方法で治療を受けることを勧められました。


3番目の小児歯科でそのSedationによる治療の見積もりをとったところ、日本円で約13万円かかるとのことでした。

正直我が家の家計的にはかなり厳しいため、妻と子については12月末から1月初頭にかけてひと足先に日本に帰国予定であることを伝えたところ、

「本人が虫歯を痛がる様子はないし、あと3か月強くらいのことだから帰国を待って、約3か月後帰国したらすぐに日本で治療することも選択肢になり得る」

という見解でした。


もちろん、現に虫歯が発生しているので家庭レベルでどれだけケアをしても症状は少なからず進行していくことと思われます。
また、もし帰国までに痛みを訴えるようになったら至急歯科医師にかかりなさい、との説明もありました。

私自身は虫歯の治療について素人であるため、この帰国までの3か月間いわば放置しておくという選択肢がどの程度リスクがあるのか、あるいはある程度の確率で安心できる選択肢なのか全く見当がつきません。


また2番目の小児歯科で提示されたような暫定処置をすることがどの程度効果的なのか、日本に帰国するまでのつなぎとして有効なのかもわかりません。



添付した資料は先述のとおり、2番目の小児歯科で提示された”暫定”処置の内容と見積もりです。
虫歯の箇所のほか、虫歯の程度(進行状況?)や提案されている治療の内容にも多少触れられているかもしれませんが、それも厳密にはわかりません。

そこで日本の専門の歯科医の皆様に御覧いただき、上記状況と添付の資料から、12月末から1月初頭に予定されている帰国まで待つことが一つの選択肢となり得るものなのか、また、待つこととした場合、先ほどから述べている"暫定処置"(具体的な内容について添付の見積書以上の情報はありません)を受けることが一つの安心材料になるものなのか(あるいはそれほど有効な手段とは考えにくいものなのか)、一般的な見解で構いませんので御助言いただけますと幸いです。

長文失礼いたしました。

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回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-09-26 08:11:24
106 さん、こんにちは。

>正直我が家の家計的にはかなり厳しい

世界的にみると、アメリカの治療費の方が、むしろ普通のように思います。


>妻と子については12月末から1月初頭にかけてひと足先に日本に帰国予定

ご心配でしたら、12月といわず、速やかに帰国を検討なさるのも、一法かもしれません。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-09-26 08:48:13
添付された見積には、

笑気吸入鎮静法を行う
・上顎乳中切歯の近心面にCR充填を行う
・左側上下第2乳臼歯咬合面にCR充填を行う
・上記の費用

が明記されていますが、現在のむし歯の深さや処理が暫定的なものかについては特に明言されていません。


従って、

>12月末から1月初頭に予定されている帰国まで待つことが一つの選択肢となり得るものなのか

>待つこととした場合、先ほどから述べている"暫定処置"(具体的な内容について添付の見積書以上の情報はありません)を受けることが一つの安心材料になるものなのか(あるいはそれほど有効な手段とは考えにくいものなのか)

これらについては我々には判断ができません。


ただ、診察した結果として

>「本人が虫歯を痛がる様子はないし、あと3か月強くらいのことだから帰国を待って、約3か月後帰国したらすぐに日本で治療することも選択肢になり得る」という見解でした。

という判断をした歯科医師がいるのであればそれに従っても良いのではないでしょうか。

3人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-09-26 10:57:49
106さんこんにちは

私の友人も海外で、3歳のお子さんが虫歯全身麻酔で治療しますと言われて驚いて帰国して治療したという経験があります。



>また2番目の小児歯科で提示されたような暫定処置をすることがどの程度効果的なのか

そうですね、堀先生のおっしゃるように内容がわからないので何とも言えませんね。

進行止めのような薬を塗るのか、可及的に汚れを取ってセメントなどで蓋をするのか?どういった治療科によって効果も変わってくるとは思います。
あくまでも暫定的な処置なのでお痛みがでる可能性が全くないということにはならないと思います。



>約3か月後帰国したらすぐに日本で治療することも選択肢になり得る

お子さんの虫歯の進行は大人に比べて早いので3か月というのはょっと長いような気はします。
なので、お痛みが出たら歯科医師ににかかりなさいともおっしゃっていたのだと思います。
痛みがでれば麻酔の注射をする可能性も高くなります。


日本で、きちっと治療していただきたいと考えていらっしゃるのであれば一時帰国も、考慮なさってはいかがでしょうか?


ご参考になれば

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 106さん
返信日時:2013-09-28 01:51:31
皆様、親身な御助言ありがとうございます。

先の見積書では、現状の虫歯の深さや提案されている暫定処置の具体的な内容までは明記されていないとのこと、承知いたしました。

御参考までに、1.初診の歯科→2番目の小児歯科宛ての紹介状、および2.2番目の小児歯科→3番目の小児歯科宛ての紹介状を添付します(上が1、下が2になります)。


いずれにしても治療費が高額になること、sedationによる治療に不安があること(同療法を受けるにあたっては付随する様々なリスクに関して同意する旨の書類にサインすることを求められます…特に小児であるので家族から不安の声が上がっています)、妻子については私の赴任に伴う渡米であり同国に滞在し続ける義務は全くないこと、等を考慮し、予定していた帰国日を早める方向で検討しています。

勿論、帰国までは日常的なケアと観察を怠らず、帰国後はすぐに小児歯科で診療を受けさせる所存です。
冷静かつ的確な御助言を賜り、心より御礼申し上げます。


引き続き、アドバイス等ございましたらよろしくお願いいたします。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 106さん
返信日時:2013-10-01 02:24:53
小林先生
堀先生
水川先生

御判断いただく情報が乏しい中、温かい御助言を賜り誠に有難うございました。
先述のような理由により、妻子に関しては帰国時期を早めて治療に当たることになりました。
重ねて御礼申し上げます。



タイトル [写真あり] 3歳、3ヵ月後の帰国まで虫歯治療を放置できるか? (米国)
質問者 106さん
地域 非公開
年齢 3歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ その他(写真あり)
アメリカ(米国)
乳歯の虫歯(むし歯)
子供(子ども)の虫歯
小児歯科の治療費・費用
回答者




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