左右上2番抜歯後はインプラントかブリッジか? (妊娠中)

相談者: annmamaさん (28歳:女性)
投稿日時:2014-03-28 21:00:31
度々同様の質問で申し訳ありません。
少し状況が変わったため改めて質問いたします。


何件かの歯科医院をまわったところ先天的に歯根が短いことがわかりました。

特に左右上二番については今にも抜け落ちそうな状況で、右上二番は接着剤で固定してあります。
(現在妊娠7ヶ月のため暫くの延命措置のため)


そこで今後の左右上二番の治療についてインプラントにするかブリッジにするか悩んでいます。
二件の歯科医院からは左右一番と三番を土台とした6本連結のブリッジを勧められています。

また 別の歯科医院でCTを撮ったところ、場所柄難しいけどインプラントは可能とのことでした。
歯周病はなさそうです)


費用はどちらもかわらないので、費用以外の面でどちらの治療法が長い目で見て良いのでしょうか。

年齢的なもの、他の歯(左右一番も特に)も歯根が短いことも鑑みてご意見を頂ければと思います。
よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-03-28 21:16:28
>費用はどちらもかわらないので、費用以外の面でどちらの治療法が長い目で見て良いのでしょうか。
>年齢的なもの、他の歯(左右一番も特に)も歯根が短いことも鑑みてご意見を頂ければと思います。
>よろしくお願いいたします。

6本ブリッジか 2本のインプラントのどちらが良いかは診てみて相談してみて決められると良いと思います。

個人的には1番と3番がまずは何も削ったりしていないのであれば、歯の温存から考えるとインプラント治療が良いように思います。


インプラント治療をするのであれば前歯なので見た目も大事になってきますので、なれた先生の方がキレイに仕上げる結果が良く分かると思います。

現在妊娠7ヶ月とのことですから、今すぐ抜歯インプラントの外科処置は好ましくないことから、出産後の治療になると思いますので、あせらずゆっくり考えられると良いと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: annmamaさん
返信日時:2014-04-01 21:51:25
加藤先生
お返事頂きありがとうございます。


一番、三番はなんの処置もされていない歯だったのでブリッジをする決断ができないでいました。
処置は出産後行うためもう少し考えてみたいと思います。


また、追加でお伺いしたいのですが、6本の連結ブリッジは結構普通に行われる処置なのでしょうか!?
3本の連結ブリッジを左右に行うより、6本連結ブリッジの方が良いものなのでしょうか?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-04-02 05:50:53
右上は今にも抜け落ちそうな状況だとのことですから、これからの出産、育児考えると、脱落して顎堤がかなり痩せられてしまう危険性を感じます。

個人的には私なら7ヶ月の安定期なら、せめて顎堤が痩せないうちにと言うことで、抜歯即時インプラントを考えます。


歯がなくなってしまった顎堤が痩せてしまって、GBR骨造成等の大きな手術が必要になるのを避けられる、と言う利点を考え、術式を工夫すれば、抜歯即時インプラントが非常に有効な場合が少なくない、と思います。

妊娠しておられてても7ヶ月であれば、人間としての組織は完成していて、後は大きくなるだけですから、手術等の種々の影響はまずないと思います。


それよりも、出産して育児が始まれば母親は寝る時間すらも大変な状況になり、子供が幼稚園等に入れるまでは歯科治療等の時間確保はかなり難しくなると思います。

そうなると、歯がなくなってしまったら、その部位の痩せ方も大きくなってしまって、GBR骨造成、CTGFGG等の歯茎造成必要になる可能性が非常に高くなり、手術回数も治療期間も費用負担も、患者さんに掛かる肉体的侵襲も増えるばかりです。



以上のように色々の条件を考えると、私は今の安定期の時期に抜歯即時インプラントして置いた方が良いのでは、と考えます。
実際にそう言う患者さんも私は何度か経験しております。

健全な歯を削られるよりもそこの部位だけで治せるインプラントの利点を活かしていただきたいです。



出産、育児は初めてなのでしょうか?
だとしたら、予想以上に大変である可能性が高いですから、お腹が大きくなり過ぎない今の時期に抜歯即時インプラントされるのが私は良い、思います。

チャンとした対応、処置の仕方を分かっていれば、安定期の手術は然程怖いものではありません。
実際、下顎の親不知が痛くなって我慢出来なくて抜歯になる、と言う安定期の妊婦の方は何度も経験しております。


妊娠中でどうしても悪阻等で口腔内が清掃出来ず、親不知が痛む出すことは残念ながら良くあることなんです。
その場合、安定期の5か月から8か月の時期になるのを待って、それまで痛むのを何とか我慢いただいて抜歯して来ました。

下顎の親不知に比べれば、今回のご相談のような抜歯即時インプラント手術は体への侵襲も小さく、簡単ではないですが、出来る手術だと思います。


それよりも、出産し育児している間に脱落し、骨がなくなってそこからの処置が大変になることを、私は怖れます。
勿論、出来る先生をチャンと見付ける、と言うのが最重要ですが。



以上ご参考までに、失礼しました。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: annmamaさん
返信日時:2014-04-02 22:14:14
松元先生
お返事ありがとうございます。


今回の出産は二人目ですので、出産後だとなかなか歯科医院に行けないことも承知しておりますが、親知らずが痛んだ際、抜歯を主治医(産婦人科の)の先生に相談したら出産後まで待つように言われたためインプラント処置も先伸ばししていました。

また、あと3週間ほどで里帰り出産のため地元に戻る都合で歯医者に通えないのですが、一ヶ月足らずの期間で即時抜歯インプラントは出来るものなのでしょうか!?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-04-02 23:58:45
考え方の相違で、責任の取り方と言うか、何かあったらと言う事なかれ主義が、日本人にはどうしてもあるようですね・・・

残念です。


どう言う口腔内の状態なのかにもよりますが、私は上記の理由で、患者さんの合意の上で、安定期に手術することで後々その方を多大な犠牲払う治療から救うことが出来るなら、全力を尽くして最善の努力をし、問題となるものを体の負担にならない低侵襲外科手術で治すように努力します。


今後、超高齢化社会になるに連れ、体に掛かる負担を如何に減らす手術を出来るのか?1回限りの手術で治せるのか?が求められる、と確信しており、その技術、知識、知恵はそのまま、色々な体の問題を抱えておられる方、妊娠だけではなく、有病者(末期癌患者さん含め)の方々も救う道、方法であろう、と考えております。


このような考え方は、多分現時点の業界内では異端児であり、医学、歯学両方面の多くの学会からは支持されないものと推察します。


しかし、患者さんは生きている限り、何事もなく食べたい、生活に支障なく過ごしたい、と願われています。


今回のご相談の本筋からずれているかも知れませんが、annmama さんも今手を打たないで歯が脱落し、しかも顎堤が痩せて、次の手が色々とハードルが高くなる怖れを持ちながら出産、育児はされたくない筈です。


主治医の先生は、そこまで責任持てないだろう、と言う感じで歯科医にも言うでしょうし、自分もインプラント良く知らないで言われているのだろう、と思います。
しかし、それは極一般的な医師側の反応なので、現時点では何ら問題のない言動ですし、責任を果たしているものだと思います。


後は、患者さんご本人のお考え、担当する歯科医師の哲学、技量が決めることだ、と思います。

私は私の考えを述べておりますが、現状を把握していないので、その点は差し引いてお考え下さい。


失礼しました。




タイトル 左右上2番抜歯後はインプラントかブリッジか? (妊娠中)
質問者 annmamaさん
地域 非公開
年齢 28歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:2番(側切歯)
インプラント治療法
インプラントその他
ブリッジ治療法
妊娠中の歯科治療
回答者




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