根管治療のタイミングと歯科CTでわかるヒビについて

相談者: haru-hanaさん (46歳:女性)
投稿日時:2014-07-31 10:16:48
こんにちは。
質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。


今年の3月に左下5番の虫歯治療をし、当日に治療を終えました。
矯正をしたため4番はありません)

治療後数日間は痛みがあったのですが、いったん収まりほっとしていたところ7月半ばくらいからまた痛みだしました。


再度歯科にかかって、レントゲンを撮ったところ

「歯の根の部分に炎症のようなものがあり根幹治療が必要かも」

と言われ、慌ててラバーダムマイクロスコープで治療をしてくれる別の歯科を探して診察を受けました。


そこでの検査・診断は、

@レントゲン→根の部分に炎症らしきものは見えるが確定診断できない。

A歯に冷たい試験紙(?)の様な物を当てる検査→反応から神経が死んでいる可能性が高い。

B痛みが出ている部分の噛み合わせがきつ過ぎる。

ということで、確定診断できないのに神経は取らない方が良いとのことで、はっきり炎症がわかるようになるまで様子見いいとのこと。
また歯に細かいヒビが入っていると(レントゲンでは写らないとのこと)、根幹治療はできないので抜歯になると言われました。



ご質問したいのは、

@炎症がひどくなるまで待ってからでも根幹治療の成功率は変わらないのでしょうか?
炎症が少ない方がやりやすいということはないですか?


A歯科CTを撮ると、歯の細かいヒビや根の炎症の確定診断はできるのでしょうか?


長文で申し訳ありません。数年前に根幹治療で穿孔を起こしたことがあり不安になり質問させて頂きました。
よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2014-07-31 10:43:03
>@炎症がひどくなるまで待ってからでも根幹治療の成功率は変わらないのでしょうか?
>炎症が少ない方がやりやすいということはないですか?

炎症が酷いとは何を指しているのかわかりませんが、統計的に感染根管の成功率は根尖病変が有る場合の方が無い場合より低いです。



>A歯科CTを撮ると、歯の細かいヒビや根の炎症の確定診断はできるのでしょうか?

これは全ての画像診断で言える事ですが写る場合も写らない場合も有りますが、マイクロクラックは画像診断ではまず写りません。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-07-31 11:38:13
haru-hana  さんこんにちは

>歯に冷たい試験紙(?)の様な物を当てる検査→反応から神経が死んでいる可能性が高い

確かに確定診断は難しいですが、他にも、熱いものを当てたり電気的な刺激をあたえて審査などいくつか試すことで診断率は上がると思います。



炎症がひどくなるまで待ってから

わざわざひどくなってから治療を始めなくても良いと思いますが…。



>歯の細かいヒビや根の炎症の確定診断はできるのでしょうか?

よほどのヒビでなければわからない事が多いです。



ご参考になれば

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: haru-hanaさん
返信日時:2014-08-01 08:00:57
細見先生、水川先生、お忙しい中ご回答ありがとうございました。


担当の先生のお考えは、歯の神経はなるべく取らない方が良いので、
炎症レントゲンではっきり確認できるまでは、様子を見た方が良いということでした。

ただ、ひどくなると成功率にも影響が出るのですね。
私の自覚症状も、痛みが強くなったり(なぜか台風の時に頭痛を伴ってひどくなる)特に痛まなかったりという状態です。


先生方のご回答を心にとめて、今後の診察を受けたいと思います。
ありがとうございました。



タイトル 根管治療のタイミングと歯科CTでわかるヒビについて
質問者 haru-hanaさん
地域 非公開
年齢 46歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
歯根破折
CT
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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