[写真あり] 14歳、大きなカリエスがある奥歯のベストな治療方法(米国)

相談者: norikanさん (14歳:女性)
投稿日時:2014-10-10 23:59:41
少々昔、私の歯のトラブルとカリオロジーなどでご相談させて頂きましたNorikanです。
以前はありがとうございました。おかげで、その歯は健在です!

今回は、お恥ずかしいながら、十四歳になった娘の右下6番、中がカリエス状態の奥歯についてご相談をさせてください。

右下6番は、おほほ側の深い溝に小さな1〜2mmの穴があり、近年たまにしみていたことがありました。
6日前、たぶん歯軋りが原因で、まず別の前歯右2番(そこだけ、噛み合わせが少し上と前後)部分が痛み、その歯の痛みは1日で治ったのですが、次の日に突然奥歯右6番がものすごく痛み出しました。

本人曰く、歯の中でプツンとはじけた音がしたと思ったら、ものすごく痛み出したそうです。
しばらく泣き叫んでいましたが、Ibuprofen などの痛み止めを飲ませ、念のため市販のテンポラリーの歯科セメントで、横穴と溝、ついでに上の噛み合わせ部分をとりあえず塞いで、今日で5日目となっています。

今のところ痛み止めを飲んで普通に学校に通っています。
一応、痛み止めは効くようですが、激しい運動や、歌を歌う、固形物を食べる、歯磨き後、就寝時などに、痛みが出てくるようです。
歯が浮いた感覚や、歯茎が腫れていることはないようです。
痛み止めの薬が効いているときはバカのように超元気で自分の歯のことすら忘れているようですが、痛み出してくると超不機嫌になる...の繰り返しです。

二日前、歯医者Bへ行くと、今すぐに神経治療というのが第一の治療方針、第二は、神経を残し、上をLime-liteでキャップすることも可能かもしれないが、保証は出来ない治療ということでした。
どちらの治療でも後日セラミッククラウンを被せるとのこと。

ちなみに、6月,別の歯医者Aでは、虫歯を全部とり、歯を削り、クラウンを被せる治療方針でした。

私のアメリカ経験では、アメリカではすぐにクラウンを被せたがるっていうのが大多数のようです。

セカンドオピニオンですが、抜いたほうがいいという歯医者Cさんもいます。

いま、もうちょっと保守的な治療が出来る歯医者さんが見つからないかと探していますが、痛みが続くのなら、早く処置してやりたいと思っています。


そこで、


質問1 痛み止めの薬より、とりあえず、今すぐに抗生物質を処方してもらったほうがよいのでしょうか?

質問2 可能な処置法や治療法は?


先生方の経験や治療法などの意見が頂ければ、それを目安にアメリカの歯医者さんと治療法の交渉も出来るので、とても助かります。


よろしくお願いいたします。

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回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-10-11 01:08:58
症状、経過、レントゲンなどから全くの個人的な意見ですが、早く治療しておいた方が良かったですね。

それはともかく、全くの個人的な意見ですが現在では抜髄などの根管治療は避けがたいように思います。
アメリカではすぐにクラウンにすると言うよりは、今回は逆にクラウンにできるだろうか?というぐらい虫歯が進行している様に個人的には思います。

一軒歯科医抜歯と言われていますが、幸いなことに親知らずがありそうなので、六番の抜歯後は親知らずの移植ができるかもしれないという風に思います。

Q1 あまり必要ないように思います。

Q2 上記のとおり

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: norikanさん
返信日時:2014-10-11 05:32:25
返答、ありがとうございます。

大きな虫歯の穴もなく、虫歯にありがちな痛みもまったく無かったので、気になっていたものの、日々の忙しさからついつい放置していました。

柴田先生のご意見では、

質問1.
虫歯治療根幹治療も意味が無いということなのでしょうか。
それとも、今の状態は虫歯治療と根幹治療は、かえって症状を悪くしてしまう可能性があるということでしょうか?

質問2.
歯医者さんや私どものスケジュールで、今すぐ抜かない、又は抜けないのなら、もうちょっと様子を見たほうがよいのでしょうか?

 
アメリカは、歯医者さんはあまりにも分業化されていて、別の歯を移植することのできる高度なテクニックができる一般歯科医はあまりいなそうなのですが、(たぶん専門医はいるかもしれません。)歯医者C先生は、抜いて、奥歯親知らず矯正で移動したほうが良いとのオピニオンでした。

ちなみに、6月に歯医者Aでの虫歯部分レントゲンも送ります。
この時は今のような痛みはまったく無く、歯医者さんも驚いていましたが、ソフト部分をすべて取り除く、この時、この歯医者さんでは一般的な虫歯治療方針でした。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-10-11 10:15:56
質問1は抗生物質が飲んだほうがいいかという内容でしたので、抗生物質がこういう歯髄病変にはあまり効かないため必要ないと書きました。

六月の時点での診断及び治療方針は私とは違っていますね。
また治療が成功していれば、ここまで悪くはならなかったように思います。

日本に帰って治療を受けることは可能でしょうか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: norikanさん
返信日時:2014-10-11 13:23:56
6月より悪くなってしまったということですね。

私のアメリカの一般歯科での虫歯治療の経験で、問題ないと言われた治療後悪化して専門医の根幹治療になるケースがほとんどだったので、6月の治療法にも、かなり懐疑的でした。
時には一般医と専門医が組んでいるのかと思うこともしばしば。


今すぐは帰国は難しく、休みが11月後半の感謝祭休み1週間と、クリスマス休み2週間ありますが、それも別の子供の大学の入学願書関連で、忙しくなってしまう時期です。
日本で治療できればかなり安心ですが、残念ながら、こちらで出来る治療法の中から選ぶのが現実的です。


先生の抜歯という意見で、将来のことも考えると、歯科医Cの抜歯をして歯を後ろから動かし、よい歯を生かすというのが一番良い選択かもと考えるようになりました。
この先生に会って、詳しく治療方法を聞いてきます。同時に別の歯医者さんにもどんな治療が出来るかもう少し問い合わせてもみます。


本当に、柴田先生のご意見が大変参考になりました。
ありがとうございます。


もう一つ質問で、こういう歯髄病変に抗生物質は’効かないとのことですが、どのような病変の状態なのでしょうか?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-10-11 19:35:46
歯髄への血流はかなり少ないので、普段服用するような量では抗生物質が効くために必要な血中濃度にならないので、歯髄炎という病変には効かないということです。

また矯正ということですが、かなり移動量がありますので慎重に決定されてください。
また抜髄してクラウン等にして体が空く時期まで持たせるという方法もあることを考慮してください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: norikanさん
返信日時:2014-10-12 00:50:32
柴田先生、ご返答とご意見、有難うございます。

選択の一つに、どうせ抜歯するなら、ダメもとでとりあえず治療する。治療後が大丈夫そうなら、抜歯と移植又は移動する治療は、とりあえず時間をおいてその治療について考慮、又は治療する期間を調整。という感じでしょうか?

また、抜歯して親知らずを移植する治療法の場合、


質問1.移植される歯の神経は残されるのでしょうか?

質問2.親知らず歯茎内から抜く場合、ドライソケットや神経へのダメージなどのリスクの可能性は?

質問3.適齢年齢は?

質問4.日本で治療する場合、治療の期間・時間。
後のフォローアップは?

質問5.治療のコストは?

私もインターネットで検索してみますが、その治療の内容がよくわかる、サイトがありましたら教えてください。

よろしくお願いします。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2014-10-12 09:40:47
Q1 歯根が完成していない根未完成歯の移植の場合、成功すれば歯根が伸びてきて歯髄も生活状態が維持されて、ちゃんと生着することがあります。

Q2 ドライソケット等は、一時的な問題であり仮に起こったとしても回復する症状だと思います。

Q3 歯根が完成していない方が生着率がいいようです。
記憶では約1/3くらいだったかと思います。
年齢ではなくて歯根の発育状況です。

Q4 初期固定期間が必要なんですが、記憶では2週間程度だったように思います。
違うかもしれません。

Q5 日本では保険診療の範囲ですから安ければ一万円以内かと思います。

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回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2014-10-12 10:18:55
海外ではどちらかというと抜歯の選択が多いように思いますが、個人的には虫歯の処置が第一選択ですね。

神経まで虫歯が進行していれば、抜髄処置になると思います。
その後レジンで詰めるか、クラウンなどを被せるかと思います。

したがって、抜歯は最終手段です。

また、抜歯後は歯牙移植インプラントブリッジ義歯などになりますが、歯牙移植の成功率は80%程で、インプラントの成功率は95%です。
よって、インプラントよりも歯牙移植の方が難しいですね。

また、移植後は神経が循環が得られても、外傷歯の治癒過程のように治るとしても狭窄してしまうと考えられます。
もしも神経を大切にするのであれば、矯正で移動させる方が良い結果を生む可能性がたかいかと思います。

移植の場合は固定が大事だと考える先生とそうでない先生がおりますが、移植後おおよそ1月後に根の治療を行い、その後詰めるなり被せ物をすると思います。
したがって、2ヶ月ほどの期間は必要かと思います。

ただし、根未完成であると考えると移植後の根の治療は必要無いことが多いですね。
そうであれば移植後経過を診るだけで終わることも考えられますね。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: norikanさん
返信日時:2014-10-13 06:13:22
柴田先生、加藤先生、ご返答有難うございます。


移植した未根歯から、神経が伸びてくるとは、人間の体は神秘の塊ですね。

そして日本で、外科的な歯の移植治療が保険(何割負担でしょう?)でそんなに安いとは驚きです。
日本は、善し悪し医療天国ですね。
どこか悪ければ、どんなお医者さんでも安価ですぐに受診検査してもらえます。
実家の親は、アメリカの医療の不便さは、何度話しても信じてくれません。
うらやましい限りです。


やはり、治療時間、将来も考慮した全体的な費用、将来の再治療の可能性などを考えると、抜歯矯正が無難だと思うようになりました。

アメリカではほとんどの子供が歯科矯正していますし、そのうち邪魔になる親知らずもどうせ抜かなければならないことを考えると、自然の新しい歯が手に入るわけですから一番良い選択だと思います。


以前、こちらの歯チャンネルでカリオロジーの本に出会い(その時の先生方、ご無沙汰してます。)、しばらく歯や体の関係など、栄養や代謝関係などを文献やいろいろ本を読んだり、人間観察などなどして独学勉強したりしていました。

そんなことで得た知識に基づいて、とりあえず、今となっては気休めかも知れませんが、この娘には厳重な食事調整・制限、サプリメントによる必要なミネラルとビタミンの補給、運動制限、十分な睡眠、などさせています。
小さな穴とすべての溝は、強い殺菌作用があるはずのEugenol配合Zinc Oxideベースの市販のセメントで封じています。

そこで現在、24時間以上も鎮痛薬なしで、痛みは完全に消えてしまいました。
もしかしたら神経が死んじゃった!?と内心心配ですが...でもちょっと少し染みることもある時があるそうなので、たぶん未だ元気だと。

何度も念を押して娘に聞いていますが、もう全然痛くないそうです。

以外に、そのうち自然治癒なんてこともあることもあるかもしれませんが、自分の歯ならまだしも、あまり大事な娘を実験台にしてもて遊ぶわけにいきませんので、私としては、親知らずの登場を目前とした今、この使い果たされた歯は早めに見捨てるのが良い思っています。

昔どこかの博物館などで見たと思うのですが、原始、大昔時代、特に縄文時代の人の奥歯は神経が見えるほど若くしてかなり磨り減っていて、気のせいだったかも知れませんが、早い時期にもうダメな歯を抜いて親知らずを待つような使われ方をしているような感じがありました。
たぶん、ある程度自然に歯も移動していったのではないかと。(余談ですいません。)


今は、適切な抜歯と納得のいく歯科矯正師を探すための治療開始まで時間稼ぎをしたいと思います。
そこで先生方のご経験から、質問とアドバイスをお願いします。



質問1.念のため、このように、無痛症状の場合、経験からどんなケースが考えられますか?
その場合、少々放置していて(又はどれぐらいの期間)大丈夫でしょうか?


質問2.とりあえず、早めにこの歯を抜歯したら、その後ろの歯は親知らずに押されてある程度一緒に前へ移動してくるものでしょうか?
それとも、抜歯は歯科矯正医と連動したやり方が良いでしょうか。


ご返答よろしくお願いいたします。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2014-10-13 07:08:32
Q1 歯髄壊死に移行しているか、あるいは単に症状が収まっただけと思います。放置はいい結果を残さないと思います。

Q2 上の歯が降りてくる。
七番が斜めに傾斜するなど、不都合が発生する確率はかなり高いと思います。
自然のままで七番がそのまま何もしないで六番の位置に移動することは100%ないと思います。

移植か矯正とセットでないと抜歯はお勧めしませんね、個人的には。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: norikanさん
返信日時:2014-10-13 12:57:47
柴田先生、ご返答有難うございます。

そうですね、今の症状が無いうちに、まず何人かの歯科矯正医とカウンセリングして、早く治療のセッティングができるように頑張ります。
娘本人にも詳しくそれぞれの治療の違いと、将来の可能性を説明をしたところ、抜歯矯正を選択しました。


また、ご相談させて頂くと思うので、もうちょっとこちらの相談は〆ないで、このままにさせていただきます。


とりあえず、大変参考にさせて頂き,先生方、柴田先生は何度も、どうも有難うございました。

まだ何か、注意事項やご意見がありますようでしたら、何時でもよろしくお願いします。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2014-10-13 14:47:06
個人的にはまずは虫歯治療と思いますので、抜歯矯正が第一選択になったのは残念です。

それは、柴田先生が先程回答しているように、放置は良く無いですが症状が治まっているか歯髄壊死を起こしている可能性があり、前者であれば虫歯を取り除いて詰め物をする。

後者であれば、根の治療をする事で治療が可能性が高いような気がするからです。

参考までに。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: norikanさん
返信日時:2014-10-14 07:15:11
加藤先生、ご意見有難うございます。


もし日本なら、そう思うのですが、というか、もっと早く処置していました。

米国では、医療事情、保険制度、可能な選択など、日本とまったく違います。
ですから、限られた時間上、限られた治療選択、技術的なこと、成功率、治療時間、歯科医診療スケジュール有無、費用、その後の生活の質などなど考えていくと、一番無難なのが、抜歯矯正以外ないと思います。

たとえば米国で虫歯治療根幹治療した場合、(経験上などから)

虫歯治療失敗(技術が?)、クラウン(まず合わない、壊れる)ー>その後悪化,ー>、根幹治療(専門医ならたぶんOK)、でもクラウン(合わない、壊れる)、ー>悪化ー>抜歯、もし親知らずが健常なら、矯正移動。無くなっていればインプラント(合わない)ー>治療が常に永遠と続く。

このように時間もお金も無駄に費やす可能性も高いです。

米国では何でも治療費が高額でして、なるべく早いうちからリスクを少なくしておくということもとても重要なので。



タイトル [写真あり] 14歳、大きなカリエスがある奥歯のベストな治療方法(米国)
質問者 norikanさん
地域 海外
年齢 14歳
性別 女性
職業 主婦
カテゴリ 虫歯、知覚過敏の痛み
虫歯治療
その他(写真あり)
アメリカ(米国)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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