[写真あり] 歯列矯正の種類について

相談者: おごじょおごじょさん (55歳:女性)
投稿日時:2014-11-22 07:28:56
矯正について、質問させてください。

矯正について、全く無知だったので、素人なりにネットで知識を収集しようとしておりますが、

矯正のやり方については、一般的にはワイヤーブラケット抜歯が主流で、「床矯正」、「顎顔面矯正治療」、「顎顔面口腔育成」等は少数派のようだと感じています。

それについて、その理由(日本でワイヤーブラケットと抜歯が主流になり、それ以外のやり方を採用される先生が少ない理由)を知りたいのです。

また、「床矯正」、「顎顔面矯正治療」、「顎顔面口腔育成」について、素人は違いが分かりにくいのですが、それらの類似点、および異なる点など、わかりやすく、ここで教えていただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-11-22 15:39:20
治療法に関しては、主流と言うより適応症の問題だと思います。

現段階では、ブラケットとワイヤーで治す方法が最高のパフォーマンスを発揮する方法だと思います。

マウスピース矯正も増えては来ていますが、どうしても最後にワイヤーを使用したり、あるいはフィニッシュが少々甘いように感じますので、個人的にはオススメしていません。

矯正は主に学童期において、歯列の拡大を目的に行なう方法で、歯列自体を治すものではないです。おごじょおごじょさんの前の質問を拝見させていただきましたが、14歳という年齢は対象外であると思われます。

顎顔面矯正や顎顔面口腔育成は、顎変形症や唇顎口蓋裂などの先天疾患がある場合の治療ですので、これも適応外ではないかと思います。

先ずは、矯正専門医院での相談をオススメいたします。

いいご縁があるといいですね。

回答 回答2
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2014-11-22 16:14:12
・床矯正

「新・成人床矯正法 」なる本が出版されているくらいですから、対象が子供だけとは限りません。

合わせて下記も参照してください

参考⇒〔写真あり〕成人の床矯正のメリット・デメリットを教えてください

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-11-22 23:06:14
大原先生が書かれているとおり、治療方法(矯正装置の選択)は適応症の話になります。
診断と治療目標に合わせて矯正装置を選択します。

ブラケットとワイヤーがいちばん適応範囲が広いのでそれを選択することが多いですが、その他の装置を選択または併用する場合も多くあります。
治療の流れの中で床矯正装置を利用する矯正医も少なくないと思います。

床矯正装置に限らず、1種類の装置だけで矯正治療をする人は少数派だと思います。
足を縛って、手だけで泳いでいるようなものですから。

抜歯も同様です。
抜歯しなければ治らない場合、どちらでも良い場合、抜歯しない方が良い場合があり、その他の条件も加味しながら総合的に判断しています。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: おごじょおごじょさん
返信日時:2014-11-27 02:50:45
大原先生、松山先生、戸刈先生、ありがとうございました。

色々なやり方があることを知り、どのやり方が娘の症状に適しているのか?
14歳では2期治療から始めるやり方が多数派であるなら、そのやり方を選ぶ方が安心なのでは?など、選択の基準が定められずに不安でした。

でも、歯チャンネルの回答者の先生の中にも、床矯正を支持される先生もいらっしゃり、また、併用される先生も多いのだと知り、安心することができました。

今回お願いすることにした先生は、まだ精密検査の結果は出ていませんが、初回カウンセリングでは、顎顔面矯正(固定式のタイプ)で上あごを拡げてから下あごを前に出し、その後、下あごの傾いている歯を起こし、噛み合わせを調整。その段階で、必要があればワイヤーブラケットも使用する、との見解でした。

説明の仕方も丁寧でわかりやすく、信頼できる先生に出会えてよかったと思っています。

また、悩んだおかげでこのサイトを知り、いろいろな先生の誠実なご意見を伺うこともできました。

ありがとうございました。

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タイトル [写真あり] 歯列矯正の種類について
質問者 おごじょおごじょさん
地域 非公開
年齢 55歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
矯正関連
その他(写真あり)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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