保険外で二次カリエスになり難いインレー素材

相談者: 神戸会社員さん (50歳:男性)
投稿日時:2014-12-10 10:40:42
保険外インレーについて


・こんにちは、よろしくお願いします。

前回の質問の関連です。
昨年治療したばかりの同じ歯の同じ所から2次カリエスが発症し、再度インレーを作り直すことになりました。

歯科医院は、前回とは異なる所にかかることにしました。
歯は左上7番上奥歯です。



質問は2点です。

[インレーの材料の選択について]
見た目より2次時カリエスを発症しにくいインレーの素材としては何が最適ですか。
精度を考えると削り出しよりやはり鋳造でできるものですか。


[仮歯について]
保険外のインレーの場合、仮歯?(仮インレー?)をつくって事前にかみあわせ や 隙間がないこと などを確認してから 正規のインレーをつくることは、意味のあることでしょうか。
(神経は残っていますが、歯ぐきから上は歯の1/3〜1/2くらいは削られており 歯ぐきから上の天然歯の部分は少な目です。)



【私の口腔内環境】

●天然歯27本(27本すべて生活歯です。) 
●左下6番にインプラント1本 あります。
●親しらずは無しです。
歯周病なし、現在ぐらついている歯もありません。
定期健診歯垢歯石の除去の頻度:1年に3回程度
●過去から現在まで喫煙者ではありません。


2次カリエスに恐怖しています。
よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-12-10 10:54:18
そうですね…。

>見た目より2次時カリエスを発症しにくいインレーの素材としては何が最適ですか。

個人的には「高カラット金合金」を勧めると思います。


>精度を考えると削り出しよりやはり鋳造でできるものですか。

現時点ではそのように感じております。
(数年後にはCAD/CAMの精度も上がると思いますが)


保険外のインレーの場合、仮歯?(仮インレー?)をつくって事前にかみあわせ や 隙間がないこと などを確認してから 正規のインレーをつくることは、意味のあることでしょうか。

無いと思います。


2次カリエスに恐怖しています。

ブラッシングなどの「プラークコントロール」とともにTCH是正など「力のコントロール」にも気をつけられる事をお勧めいたします。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-12-10 12:16:27
インレーという作り方自体が2次カリエスは引き起こしやすい修復方法ですね。

隙間なく完成させて、しっかりとした接着(合着)を行い、継ぎ目の部分の"欠け"等のトラブルを長期的に起こさせないための配慮というのは、非常に難易度が高いです。


隙間なく、という点では高カラットの金合金は確かに使いやすい材料ですが、精密さや継ぎ目のトラブルの少なさを優先すれば軟らかすぎて、すり減るのが早すぎたりする場合もありますし、複雑な形態のインレーには強度不足で適さないこともあります。

2次カリエスの原因は当然ながらプラークですが、金属はプラークを付着させやすい材料という側面もあります。


鋳造という製法は各種材料がそれぞれに膨張と収縮を繰り返して、それを見越して製作する必要性があるのですが、削りだす作り方であれば理論上エラーを少しだけ少なくすることが可能です。

ですが鋳造にせよ、削り出しにせよ、それに合わせた歯の削り方が大変に重要ですので、どちらの方法で作るかよりも誰が作るか(削るか)の方が予後への影響は遥かに大きいと思いますよ。


そういう意味で、担当される先生の自信のある方、お勧めの方を選択するというのが患者さんにとっては将来のトラブルの確率を下げるための、現実的な手段なのではないかと思います。

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回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-12-10 13:58:28
ご相談ありがとうございます。


>[インレーの材料の選択について]

見た目より2次時カリエスを発症しにくいインレーの素材としては何が最適ですか。


現在のところ、白金加金というプラチナ・ゴールドです。



>精度を考えると削り出しよりやはり鋳造でできるものですか。


現在のところ、その通りです。
CAD/CAMの開発はドイツを先頭に各国で着々と進歩しており、将来は変わる可能性があります。



>[仮歯について]

保険外のインレーの場合、仮歯?(仮インレー?)をつくって事前にかみあわせ や 隙間がないこと などを確認してから 正規のインレーをつくることは、意味のあることでしょうか。


隙間の確認は意味がありませんが、噛み合わせについてはあり得ます。
7番は重要な噛み合わせを担っているからです。

もし診療室でカチカチ噛む時と、ふだんの食事で思い切り噛む位置と違いがある人の場合はそういった段取りが大事なこともあり得ます。
食事に使った上で、仮歯の噛み合わせを本物にコピーする方法です。

欧米では一般的なとても先進的な方法とも言えます。
そのための特殊な測定器械があり、それを使えばその段取りは必要が無いこともあります。

ただインレーやアンレーなど形が複雑なので、それをするととても大変ですから、しないことが多いはずです。



>(神経は残っていますが、歯ぐきから上は歯の1/3〜1/2くらいは削られており 歯ぐきから上の天然歯の部分は少な目です。)


その場合は、インレーよりもアンレーにピッタリ向いています。

アンレーとは、噛む面の部分が全部人工物で一体となり、クラウンの噛み合わせと同じです。

しかも、アンレーの根元は自然の歯が残っていて、歯と歯肉の境目は人工材料など足下に及ばない完璧な自然材料のエナメル質で保護され、一生残せることがふつうである自然の歯と全く同じです。

そういう複合的な、インレーとクラウンの良いとこ取りをした修復物です。

ただし、治療や技工が難しく、安易にクラウンをされているのが現状です。
しかしクラウンには自然のある仕組みを犯してしまうという、アンレーには無い致命的なリスクが一生つきまとい、それによるその歯や他の歯へのやり直しの頻度が高まります。



>昨年治療したばかりの同じ歯の同じ所から2次カリエスが発症し、再度インレーを作り直すことになりました。


このような短期間に再発するとはきわめて危険なことです。
それは治療と言えるのかと思うほどです。

そもそもインレーはとても難しい治療です。
その場合に、もし再度インレーにする場合は、初回にインレーにする場合よりも相当高度な治療となる覚悟が必要です。

これからの見通しを確かめて選択しましょう。

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回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2014-12-10 19:20:55
さがら先生に質問ですが、先生他数名の先生方がよくおっしゃる「白金加金」というのは何を指しているのでしょうか?

字のままとれば、白金を加えた金(合金)ということになるかと思いますが、漠然としすぎていませんか?
昔の記憶ですが、確かメーカーの方にもそう言った用語はないと言われた気がします。

金合金に白金やパラジウム等を少量加えることで硬さが増したのだと思いますが、それが0.5%なのか5%なのかでも物性は全然変わるでしょうし、当然ながら白金と金以外の混ぜ物の方が物性には影響が大きいはずです。


ここ読んだ方が、「【白金加金】にして欲しい」などと言って来院されれば現場は困るだけだと思いますので、特定のメーカーの特定の合金を指しているのでしたらせめてそれを明記して頂いた方が良いかと思います。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2014-12-10 19:22:31
>[インレーの材料の選択について]
>見た目より2次時カリエスを発症しにくいインレーの素材としては何が最適ですか。
>精度を考えると削り出しよりやはり鋳造でできるものですか。

インレーであると諸先生方がおっしゃるようにゴールドインレー(プラチナを含む)ではないかと思います。

また、インレー程の虫歯であれば、2次カリエスを防ぐには接着がしっかりしていると起きにくいと考えると、直接白いハイブリッドレジン等を盛るダイレクトボンディングがあります。

ただし、インレー治療と異なり、ダイレクトボンディングはなかなか行っている歯科医院は少ないかもしれませんね。

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回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2014-12-11 08:45:10
渡辺先生、
お問い合わせありがとうございます。


私には診療にポリシーがあり、当院の8人の歯科衛生士と受付職員にもいつもくり返し徹底させています。
従って金属にもこだわりを持っています。


>金合金に白金やパラジウム等を少量加えることで硬さが増したのだと思いますが、それが0.5%なのか5%なのかでも物性は全然変わるでしょうし、当然ながら白金と金以外の混ぜ物の方が物性には影響が大きいはずです。


そのとおりです。



>「白金加金」というのは何を指しているのでしょうか?


具体的には、ご高承の通りJIS、ADAなどの4種の規格に則り超硬質で、同様な製品でも製造会社により選別し、中でも高度な冶金工学を持ち、日本でいえば明治初頭より現在まで変わらず安定して同じ高品質製品を生産し続け、世界的にも信頼性の高い、私的には世界で一番良いと思っているゴールドです。

実際に母校の補綴科でも全体でも使っている事から学びました。


本来、健康な口腔には金属の固まりなど入れるべきではありません。
それでもやむを得ず金属を使わなければいけない時は、不純な金属や、治療するたびに違った金属などを使う事も避けたいと思っています。

治療の時にこう考えるのも将来への予防医療だと思っています。

そのなかで一部の会社は百数十年も同じ最高品質のゴールドを提供して頂けるために、私の40年くらいの臨床ではずっと通院して来て頂ける方達のお口の中は、古い金属をやり直すたびに全部同じ一つのゴールドに統一されて来ています。

発症後は元通りの健康には戻せず、健康という一つの基準が失われた後では、一番良い治療、一番良い材料こそが唯一、やっと長期間ぶれない治療基準となり得ると考えるからです。

これこそ私の目指す健康の目標の一つが、長期間、全ての人に平等に、軸がぶれる事なく達せられつつあると思っております。



>字のままとれば、白金を加えた金(合金)ということになるかと思いますが、漠然としすぎていませんか?


専門家同士の学会発表や議論ではそのとおりだと思います。

しかしご存知のように私の講演や依頼される雑誌投稿などの発表とは違い、私のここでの回答をお目通し頂ければ分かりますが、私は99%と言っていいでしょうが、あえて専門用語は決して使わずに、一般の人の言葉を使って回答しております。

専門語でないために、科学的には漠然としていても、一般の方が本当に理解して頂く事が重要だと思っているからです。
それがコミュニケーションだと思っています。

私は歯科界と今まで隔てられていた一般社会とをつなぐいわば通訳の仕事だと思っています。
英語の和訳でも同じでしょうが、直訳よりも意訳のほうが真実が伝わり易いと考えているからです。

ある学会の創立に招聘された理由の一つも私の考えに共鳴頂いたのだと思っています。


加藤先生が回答された「ゴールドインレー(プラチナを含む)ではないかと思います。」こういう言い方でも良いと思います。


>昔の記憶ですが、確かメーカーの方にもそう言った用語はないと言われた気がします。


大丈夫です。
40年前の昔もそして今でも、金属を扱う業界の方はこの一般用語を理解できますし使っています。


>ここ読んだ方が、「【白金加金】にして欲しい」などと言って来院されれば現場は困るだけだと思いますので、特定のメーカーの特定の合金を指しているのでしたらせめてそれを明記して頂いた方が良いかと思います。


歯科治療とは、物質で決まる事ではありません。
歯科医師のポリシー、知識、技術、経験が大きな要素で、材料はその次です。

しかもお一人ずつで状況も異なりますし、同一人物であっても人生のステージなどで大きな変動もありますから、総論に加えてお一人ずつに合わせたオーダーメイドの医療が効果的であり、材料よりもソフトウェアで決まると思っています。

医療結果を導くために一般の方が使う訴えや用語を専門的に翻訳する事も歯科医師の必要能力です。
またそれが医師の裁量権でもあります。

私はここでメーカーや製品を指定する事は相応しいとは思っておりません。

いろいろ考えはあろうと思います。
いつでも議論は構いません。
またお目にかかる時を楽しみにしております。
オフ会でもよろしく〜!

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回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2014-12-14 00:39:08
さがら先生、お返事ありがとうございます。
全然納得できないですけど・・

もちろん先生の臨床が素晴らしいこともポリシーが素晴らしいのも承知の上での話で、

歯科治療とは、物質で決まる事ではありません。
歯科医師のポリシー、知識、技術、経験が大きな要素で、材料はその次です。

もよくわかってますが、その前提で、先生が回答3で書かれた、

>現在のところ、白金加金というプラチナ・ゴールドです。

という回答、混乱を招くだけでは?
という質問です。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2014-12-14 00:54:00
こんばんは、

大変面白い質問ですね、個人的には横浜歯科臨床座談会で以前10年症例を検討する会でインレーを取り上げていました。

結論から言えば物性も大切だが設計のほうが重要な意味を持つというのが結論でした。

つまり歯というのは近遠心的に摩耗して近心傾斜を起こすことがわかっています、つまり咬合面の近心部分は少しづつ咬合接触が遠心側に移動していくということです。

そして遠心が一番最後に咬合力が加わってきてその部分にフィニッシュラインがあればエナメルチップを起こして二次カリエスとなり脱離してくるというのが結論です。

したがって将来咬合接触が起こってくる部分は金属で被覆しておかなくてはならないということです。

この研究結果は歯界展望にまとめて発表したので読まれた方もいたかもしれません、私の感想は事実は小説より奇なりです。

インレー修復のバイブルといっても過言ではないと思います。

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回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2014-12-14 11:53:20
渡辺先生、
ご返信ありがとうございます。

了解しました。
そこが完全に意見の分かれ目ですね。


まぁ私としては特に秘密でも何でもないので書いても構いませんが、そこまで指定されたほうが担当される歯科医師技工士さんもよけい困ると思っています。
今度お目にかかった時にでもゆっくりお話をお聞かせください。

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回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2014-12-14 22:25:05
さがら先生、繰り返しお返事ありがとうございます。

>そこまで指定されたほうが担当される歯科医師技工士さんもよけい困ると思っています。

も同感です。

一応伝わった様なので良かったです。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 神戸会社員さん
返信日時:2014-12-15 13:17:02
さがら先生への返答です。


繰り返しになりますが、私は昨年治療したばかりのインレーを外してみたらインレーの裏側に虫歯が広がっておりショックを受けています。
さがら先生が次のように指摘されている通りです。

>初回にインレーにする場合よりも相当高度な治療となる覚悟が必要です。

私がまさにその状態です。



歯科治療とは、物質で決まる事ではありません。
歯科医師のポリシー、知識、技術、経験が大きな要素で、材料はその次です。

も理解できます。
しかしながら 私がこれまで50年間かかった歯医者さんは、常套句として「保険外の・・・・・・・の材料が一番いいですよ。金額は・・・円でやりますよ。」とおっしゃる先生が大半でした。

「私のポリシー、知識、技術、経験が大きな要素で、材料はその次です。」と言われた歯科医さんはいませんでした。
これが現実ではないでしょうか。
そういう意味で患者サイドでは、材料の選択が何より重要な要素であると考えるのは仕方のないことだと思います。





>そこまで指定されたほうが担当される歯科医師も技工士さんもよけい困ると思っています。

理由は何でしょうか。
取引したことないメーカーだと医院側が面倒だからですか。
それは患者側の利益に立つ見地からでしょうか。
(偉そうなことをいってすいません。)

型番は 治療中の歯の状態 や 医師の考え方、得意な治療方法に依存すると思うので高カラットゴールド=柔らか  か プラチナの含有率が高い=高硬度 かなどは、医師の裁量の範囲というのはわかりますが メーカー選定は患者の意見が反映されてもいいのではないでしょうか。



>具体的には、ご高承の通りJIS、ADAなどの4種の規格に則り超硬質で同様な製品でも製造会社により選別し、中でも高度な冶金工学を持ち、日本でいえば明治初頭より現在まで変わらず安定して同じ
高品質製品を生産し続け、世界的にも信頼性の高い、私的には世界で一番良いと思っているゴールドです。

さがら先生へ、
さがら先生が絶賛されるメーカーであれば患者としては気になってしかたありません。
型番はともかく 秘密でないのであればメーカー名を教えて教えてもらえませんか。



これまで返答いただいた諸先生方ありがとうございました。
お礼はあらためて書かせていただきます。よろしくお願いします。
回答 回答11
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2014-12-17 09:10:38
石福 GC 松風 大信貿易 などで扱っています。

白金加金の白金含有量はおおむね5〜10%です。
これだけで物性は格段に向上しますから、それ程メーカーにこだわることはないと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 神戸会社員さん
返信日時:2014-12-22 23:14:26
さがら先生へ

>具体的には、ご高承の通りJIS、ADAなどの4種の規格に則り超硬質で同様な製品でも製造会社により選別し、中でも高度な冶金工学を持ち、日本でいえば明治初頭より現在まで変わらず安定して同じ高品質製品を生産し続け、世界的にも信頼性の高い、私的には世界で一番良いと思っているゴールドです。

については、問題が解決するどころか読んで残念な気持ちになりました。


松山先生へ

白金加金の白金含有量はおおむね5〜10%です。これだけで物性は格段に向上しますから、それ程メーカーにこだわることはないと思います。


松山先生の回答を信じたいと思います。
そうでないと患者としてはやってられません。


回答をいただいた諸先生方ありがとうございました。
また機会があればよろしくお願いします。
回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2014-12-23 13:41:04
もう一回さがら先生の回答が欲しかったですね。

私自身は金合金(白金加金含?む)がそこまで良いとは思っていない上にインレー修復という方法も毛嫌いしていますので、何社のどの製品がベスト、という様な知識は持ち合わせていません。

本当のベストというのは歯とまったく同じ様にすり減って、割れない程度に硬く、歯と完全に一体化する必要があると思うのですが、異なる物質で作る以上それは不可能なので、ケースごとに何を優先して何を諦めるか考えないといけません。

インレーの場合は特にややこしく、削られた形態や噛み合わせの当たり方、当たる位置や力の強さによってもベターな物性というのが異なるはずです。

ですので一概に「インレー」と言っても、細かく言えばこういうケースの場合はこの合金で、こういうケースの場合はこの合金、といった様な使い分けがされていて、クラウンの場合とも区別がされていなければ、それほど良いものがあるとは個人的には思えません。

山田先生が仰る様に、合金の種類にこだわるよりは削り方で弱点をカバーする方が効果ははるかに大きいでしょうね。



ちなみに

>>そこまで指定されたほうが担当される歯科医師技工士さんもよけい困ると思っています。
>理由は何でしょうか。

についてですが主に二つあって、ひとつは合金にも微妙に癖があるので、使い慣れていないものを使用するのには抵抗感が生まれます。

この場合プロの料理人に客が食材を持参してくる様な側面が強いので、普通は精神的な抵抗感が強く出ます。

もう一つは、必要な量だけぴったりと合金を仕入れるということが不可能なので、指定してきた患者さんに残る分の合金も買い取って貰わなくてはなりません。

当院でもキープボトルみたいな感じで技工所に保管してもらっていたこともありましたが・・結構割高にもなりますし、期待するほど良くなるかどうかも分からない様なことに、客観的に考えて普通にもったいないな・・と、自分なら思います。



普通は主治医の先生や技工士さんを信用しているのであれば、その先生や技工士さんが一番自信を持っている材料を使ってもらうというのが一番リスクの低い、ベターな方法だと思いますよ。

信用がいまいち出来ないという様なこともあるでしょうが、そこはこうやって第三者の意見を根掘り葉掘り調べるよりは、積極的に直接質問して、コミュニケーションを取っておかれた方が後々良いと思います。




タイトル 保険外で二次カリエスになり難いインレー素材
質問者 神戸会社員さん
地域 非公開
年齢 50歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯医者への不満・グチ
材料・機材関連
お勧めの詰め物・インレー
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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