諸事情で数ヶ月内に6〜7枚X線撮影、CTも予定。撮りすぎが心配
相談者:
小鞠さん (20歳:女性)
投稿日時:2015-01-22 18:51:47
レントゲンについて質問させていただきます。
普通の虫歯治療だけでなく、複雑な症状が発覚し、更にセカンドオピニオンも受けたため数か月以内に6・7枚レントゲンを撮っています(小さいものも含む)。
今後CTも撮ることになると思うのですが、ここから更に矯正を検討しているので、撮りすぎになるのではないかと心配しています。
(1)
レントゲンは大体年何枚くらいまで撮って良いものなのでしょうか?
また、セカンドオピニオン等を受ける際に、ひとつ目の医院でデータを貰って次に行くという手段があるものの、結局医院によって写りが違うので取り直しになるというのを見たのですが、レントゲンの上限ギリギリでも撮り直しになるものなのでしょうか?
(2)
少し撮りすぎだというのであれば、先生方が撮りすぎの患者に対して、どのように対処されるのかお聞きしたいです。
1・2について回答いただきたく思います。
宜しくお願いします。
普通の虫歯治療だけでなく、複雑な症状が発覚し、更にセカンドオピニオンも受けたため数か月以内に6・7枚レントゲンを撮っています(小さいものも含む)。
今後CTも撮ることになると思うのですが、ここから更に矯正を検討しているので、撮りすぎになるのではないかと心配しています。
(1)
レントゲンは大体年何枚くらいまで撮って良いものなのでしょうか?
また、セカンドオピニオン等を受ける際に、ひとつ目の医院でデータを貰って次に行くという手段があるものの、結局医院によって写りが違うので取り直しになるというのを見たのですが、レントゲンの上限ギリギリでも撮り直しになるものなのでしょうか?
(2)
少し撮りすぎだというのであれば、先生方が撮りすぎの患者に対して、どのように対処されるのかお聞きしたいです。
1・2について回答いただきたく思います。
宜しくお願いします。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2015-01-22 19:43:39
小鞠 さん、こんにちは。
>レントゲンは大体年何枚くらいまで撮って良いものなのでしょうか?
1年ではなく、1度に数千枚程度の撮影で、何らかの影響が出始めるといわれているようです。
セカンドオピニオンとして受診なさる方は、原則として元の歯科医院のレントゲンをご持参になる訳ですが、不鮮明など、必要があれば必要なだけの撮影をするということになるかと思います。
http://www.tokyo-da.org/images/pdf/1108.pdf
>レントゲンは大体年何枚くらいまで撮って良いものなのでしょうか?
1年ではなく、1度に数千枚程度の撮影で、何らかの影響が出始めるといわれているようです。
セカンドオピニオンとして受診なさる方は、原則として元の歯科医院のレントゲンをご持参になる訳ですが、不鮮明など、必要があれば必要なだけの撮影をするということになるかと思います。
http://www.tokyo-da.org/images/pdf/1108.pdf
相談者からの返信
相談者:
小鞠さん
返信日時:2015-01-24 22:09:03
回答有難うございます。
画像が大変わかり易く参考になりました。
あまり気にしなくて良いみたいですね。
一応先生に伝えるだけ伝えてみたいと思います。
画像が大変わかり易く参考になりました。
あまり気にしなくて良いみたいですね。
一応先生に伝えるだけ伝えてみたいと思います。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2015-01-25 10:58:55
>レントゲンの上限回数について
医療被曝に上限はありません。
医療における必要性(有益性)と被曝リスクとのバランスで決定されるからです。
つまり、利益のない被曝は受けるべきではありませんが「上限を設定してしまうと、本当に必要だと考えられる治療が行えなくなる可能性がある」という考え方に基づきます。
従って
>(1)レントゲンは大体年何枚くらいまで撮って良いものなのでしょうか?
特に規定はありません。
歯科で使われるデンタルレントゲンはほとんど無視できるレベル。
パノラマレントゲンやCBCTは必要に応じて、という感覚でよろしいかと思います。
常識的に考えれば、健康診断的なチェックであればパノラマで1〜2枚、CBCTでも1回くらいと考えますが、機種により被曝線量が異なりますので一概には言えません。
また、骨折などの重篤な病状や広範囲の治療、3次元的観察が欠かせないような処置の場合にはCBCTであっても複数回の撮影が必要となる場合もあります(治療のための有益な被曝)。
>(2)少し撮りすぎだというのであれば、先生方が撮りすぎの患者に対して、どのように対処されるのかお聞きしたいです。
無益な被曝をしないように心がけます。
例えば、CBCTを1回撮影したのであれば撮影部位を詳細に観察し、患者さんへの情報提供(説明)をしっかり行うなどです。
レントゲン撮影をすることで得られた情報をもとに患者さんが納得して治療に進める、あるいは無事であることを確認することで安心できるということが「有益な被曝」になります。
医療被曝に上限はありません。
医療における必要性(有益性)と被曝リスクとのバランスで決定されるからです。
つまり、利益のない被曝は受けるべきではありませんが「上限を設定してしまうと、本当に必要だと考えられる治療が行えなくなる可能性がある」という考え方に基づきます。
従って
>(1)レントゲンは大体年何枚くらいまで撮って良いものなのでしょうか?
特に規定はありません。
歯科で使われるデンタルレントゲンはほとんど無視できるレベル。
パノラマレントゲンやCBCTは必要に応じて、という感覚でよろしいかと思います。
常識的に考えれば、健康診断的なチェックであればパノラマで1〜2枚、CBCTでも1回くらいと考えますが、機種により被曝線量が異なりますので一概には言えません。
また、骨折などの重篤な病状や広範囲の治療、3次元的観察が欠かせないような処置の場合にはCBCTであっても複数回の撮影が必要となる場合もあります(治療のための有益な被曝)。
>(2)少し撮りすぎだというのであれば、先生方が撮りすぎの患者に対して、どのように対処されるのかお聞きしたいです。
無益な被曝をしないように心がけます。
例えば、CBCTを1回撮影したのであれば撮影部位を詳細に観察し、患者さんへの情報提供(説明)をしっかり行うなどです。
レントゲン撮影をすることで得られた情報をもとに患者さんが納得して治療に進める、あるいは無事であることを確認することで安心できるということが「有益な被曝」になります。
相談者からの返信
相談者:
小鞠さん
返信日時:2015-01-26 17:28:59
櫻井先生、回答有難うございます。
詳しく説明していただき嬉しく思います。
レントゲンは少ないに越したことはないと思うので、最近レントゲンを何枚か撮っていることは申告しておこうと思います。
あとは先生の判断にお任せすれば良いんですね。
お二方とも有難うございました。
詳しく説明していただき嬉しく思います。
レントゲンは少ないに越したことはないと思うので、最近レントゲンを何枚か撮っていることは申告しておこうと思います。
あとは先生の判断にお任せすれば良いんですね。
お二方とも有難うございました。
タイトル | 諸事情で数ヶ月内に6〜7枚X線撮影、CTも予定。撮りすぎが心配 |
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質問者 | 小鞠さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 20歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
レントゲン写真 CT |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。