歯周病治療後の前歯の被せ物、保険の連結冠に納得いかず

相談者: まとんさん (44歳:女性)
投稿日時:2015-03-19 18:36:51
こんにちは。

アドバイスをどうぞよろしくおねがいいたします。

長年、前歯左右1.2番にメタルボンドがはいっています。

その状態で、3年前に歯周病治療をし、以降は歯磨き指導の元、いい状態を保てています。

そして現在、前歯のクラウンの作り直しにとりかかっています。
これは、歯周病治療後に後退した歯肉により、隙間だらけになってしまったのと、あと、そもそもの歯並びが反っ歯になってきていたことにより、その分大きく隙間があいている箇所もある為、歯を守ることと、審美的な回復の2つを期待してのものです。
4本とも神経はありません。



ここへきて転院するべきか、と考えてしまう事情があります。
その問答は下記です。


@前歯なので、わたしはもう当たり前に、自費の歯でおねがいしました。
かなりしつこくお願いしたのですが、先生曰く、

「前歯の骨が薄く、もう歯が三分の一ぐらいしかうまっていない。
前にもでてきているし、これは、歯が脱落しようしよう、としている状態で、そもそも歯があまり保たない状態です。

やりかえても、2〜3年でダメになるのではないかとおもう。
いい歯をいれてももったいないから、保険の歯で一旦は作っておくのがいいですよ。
保険でもキレイにできあがります。」

といって却下。
(※ちなみにこの先生は、インプラントを得意とされていて、遠方からこられる患者さんもたくさんおられます。
わたしも奥歯にいれていただいています。
すばらしい出来栄えでなんの不自由もありませんが、このわたしの前歯にも、先々でインプラント、というお考えのようですわたしはなるだけしたくないですが。)


A連結で作成されるのはいやだ、と、これもかなりねばって(笑)
しつこくいいましたが、上記の理由により、

「すこしでも歯をもたすためにはやむおえない、わたしも連結でつくるのはいやですが。」

といわれた。


と、いうことで、結果、

@自費のクラウン
A単冠での治療

という、わたしの希望はいずれも却下されてしまい、現在、仮歯で、来週に保険の連結差し歯が入る予定です。


長くなりましたが質問は、

@歯をもたすために連結、というのが不明なこと
A自費はもったいないから、と頑なに断られたことが不明
B保険の歯でもキレイなのができる、というのも不明


です。
特に連結にされることですが、これはアリなことですか?
わたしはシロウトの無駄な心配におちいっているだけでしょうか。

どうしようか、と考えて考えて、考えてまっくてしまっています。

転院すべきかどうか、アドバイスよろしくおねがいいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-03-20 08:45:07
ご相談ありがとうございます。

>@歯をもたすために連結、というのが不明なこと
>特に連結にされることですが、これはアリなことですか?


歯周病が重症な場合はありえます。



>3年前に歯周病治療をし、以降は歯磨き指導の元、いい状態を保てています。


この意味が不明ですが、もし歯周病が治ったという意味なら、連結しなくてもすむことがあります。



前歯の骨が薄く、もう歯が三分の一ぐらいしかうまっていない。前にもでてきているし


歯周病が重症になると良くあることです。



>わたしも奥歯にいれていただいています。


奥歯にインプラントを入れる時には、ただ単純に歯が無いから入れたというのではなくて、健康を目標とした場合は、前歯を守るため反っ歯になった原因への対策もしますから、たとえ「三分の一ぐらいしか」なくても、たとえ「前にもでてきて」も連結しないように計画することは可能です。



>A自費はもったいないから、と頑なに断られたことが不明
>このわたしの前歯にも、先々でインプラント、というお考えのようです


本当にすぐにも抜けてしまう状態なのか、あるいは、もう方針を確定していて、歯を残すお気持ちはないのかもしれません。



>B保険の歯でもキレイなのができる、というのも不明


確かに白い歯は可能です。
キレイさは主観的な物であり、求める美しさの仕上がりは、お一人ずつで初めから違います。
ゴールについては、ご担当の先生が治療された保険のキレイな歯と、自由診療のキレイな歯と写真を見せて頂けると、イメージし易いかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まとんさん
返信日時:2015-03-20 12:30:21
さがら先生 ご回答くださりありがとうございます。

>>3年前に歯周病治療をし、以降は歯磨き指導の元、いい状態を保てています。

>この意味が不明ですが、もし歯周病が治ったという意味なら、連結しなくてもすむことがあります。


・・とのご指摘、実はこれには経緯がありまして、長くなりますごめんなさい、

わたしはこの、歯周病治療をしてその後ずっとメンテナンスをしてくださっていた医院から、いま現在の医院へ、インプラント治療をうけるために自ら転院しました。

そもそも、右奥歯ブリッジがだめになったことから再び歯医者さん(以前の医院)へ通院しはじめ、一旦は部分入れ歯になりました。

そしてその後、全体の歯周病治療を開始し、終了後は月1度のメンテナンスに、まじめに通っていました。


わたしはもともと、歯茎がはれたり、出血したりした覚えがなかったのですが、しかし前医院でも、

歯の吸収が水平に上がっている
前歯は根が三分の一しかのこっていない
歯が反っ歯になっている

旨の指摘をうけて、とにもかくにもと歯周病治療にとりかかったんです。


そして、治療をうけた前医院では、歯周病治療後に歯茎があがってしまったのもあり、審美的回復の段階になって、

前歯のクラウンの作成は自費のもので、単冠でできます


と、一応のステップはゆっくりですが踏んで、進んでいたとおもいます。


その際に、同時にわたしが、奥歯の部分入れ歯をインプラントにしたいともうしましたら、当院ではインプラントはできませんとのことでしたので、現在の医院へ、インプラントのために転院した、という経過です。



ですので、いまの先生はこの経緯をしらず、前歯に関しては、わたしの歯茎がさがってしまった反っ歯前歯からスタートしています。

過去に歯周病治療を受けて今にいたる事はつたえましたが、いまの先生は、現在の骨の薄さのみに注目されてるようです。


以上長くなりました、先生お読みいただきありがとうございます、教えてください、重度の歯周病とは、どの状態をさすのでしょうか?


@前医院で、歯周病治療は終了した、
以後、経過はかわらずにたもっているといわれましたが、完治したという意味ではないのでしょうか?


A歯茎の状態は、痛みや出血・膿もありません。
前歯も、グラグラとゆれている等もなし。

ただすでに骨が吸収されている状態で、これは治らないため、重度の歯周病にはかわりないのでしょうか?



B保険でつけて、どーしてもいやなら自費でつけなおしする

という作業にかかる負担ですが、わたしのこの骨の薄さ&神経がないコンディションでも、耐えうると思われますか?



・・考えていると疲れてしまい、笑、
ふたたび前歯のために転院も、それはなんだか股かけのようにもなるし、いまの先生のインプラント施術にはもう、感謝の嵐ですので、このまま、保険連結前歯でおまかせしてしまっていいか・・
と半ばなげやりになってしまったりしています。

一方で、いい歯のやり直しを希望に、がんばって歯周病治療したし、毎日 歯磨きもきにとめてしている中、ゲ 連結なんて・・とがっかりしてしまう自分もいますが。


以上 3点、教えてください、長くてごめんなさい、よろしくおねがいいたします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-03-21 09:54:58
ご返信ありがとうございます。

>@前医院で、歯周病治療は終了した、以後、経過はかわらずにたもっているといわれましたが、完治したという意味ではないのでしょうか?


「終了した」と、「完治した」とは言葉の意味が違います。
完治して終了したのか、できる治療は終っただけで完治してはいないということか、分かれます。
ご担当の先生に確認するしかありません。



>A歯茎の状態は、痛みや出血・膿もありません。
前歯も、グラグラとゆれている等もなし。
>わたしはもともと、歯茎がはれたり、出血したりした覚えがなかったのですが


これは自覚症状のお話ですね。
出血なども検査によって診断します。

僅かな出血でも危険ですが、決して目では見えません。
目で見て赤く血の色が分かる時は大量な出血です。

自己診断は危険です。
検査結果と根拠のある診断の説明を受けましょう。



>ただすでに骨が吸収されている状態で、これは治らないため、


治らない、のであれば完治してはいません。



>重度の歯周病にはかわりないのでしょうか?


ご担当の先生のご診断が、

>そもそも歯があまり保たない状態です。

というのであれば重症の可能性があります。



>B保険でつけて、どーしてもいやなら自費でつけなおしするという作業にかかる負担ですが、
>わたしのこの骨の薄さ&神経がないコンディションでも、耐えうると思われますか?


差し歯の付け直しの負担は、主に歯への負担であり骨の薄さにはあまり影響ありません。
神経がないコンディションは不利に働きます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まとんさん
返信日時:2015-03-25 13:38:55
先生、お答えいただきありがとうございます。

歯周病治療をうけなければならないようになってから、反省も込みで、自身の歯への認識はかわり、やせてしまった骨は、もどらないと理解しています。

その状況下で、その後のメンテナンスで現状維持していく所存でやってきて、これからもできうるかぎりそのつもりでおる中、このたび連結、しかも保険で!となったので、これはわたしには日々の掃除が手に負えない、逆に寿命を縮めるなともおもっています。
(現在の仮歯の時点ですでに、そうゆう感覚があります。)


質問させて頂く課程で、

歯科医院では、自費の単冠でやり直しできると言われ、現歯科医院では、長くもたないから保険で連結でと言われた

という状態が、そもそものわたしの迷いの原因であるとおもいました。


まだインプラントがこれほど普及していない少し前なら、選択技がないゆえ、この場合だったら本人が希望するならほぼあたりまえに、自費の単冠で一旦はやり直し、という流れだったのだろうと思います。

日々、技術が新しくなる中、患者としても迷ってしまいます..笑


一旦は保険連結で入れますが、さきでどうしてもわたしのこの考えがかわらなければ、担当医になにを言われようとも(笑)自費でやり直そうと決めました。

さがら先生、おこたえくださりありがとうございました。



タイトル 歯周病治療後の前歯の被せ物、保険の連結冠に納得いかず
質問者 まとんさん
地域 非公開
年齢 44歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 保険のクラウン(前歯:レジン)
歯周病(歯槽膿漏)治療
クラウン・被せ物の連結(連結冠)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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